うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わたしの花生けですが、・・

2014年05月19日 15時27分07秒 | 生け花・切り葉のギボウシ
ここでは、わたしが室内で生けた情景をアップする。本格的にあったかい春が来ると、わが家の玄関周りでは色んな草花、花木が咲き誇る。だが、そういう意匠、レイアウトはわが奥方ではなく野暮ったい親父のわたしだ。男のくせに、である。これらはポットや植木鉢によるセッテングだが、当人はナチュラルガーデンをイメージしている。
 わたしは年齢的に遅く、好きな造園の道に入ったばかりの頃に、造園会社を退けてから一週間に二回、夕方に勤め先に近い華道の塾に通う。自腹で費用負担は当然のことだった。デザインとかの美的センスには少し自信がありそうと思いそれに磨きをかけたいということで選んだのだ。周りは妙齢の女性ばかりで気恥ずかしさを押し殺していたが、それでもかれこれ二年間はつづいたものである。
 池坊では、真・添・体 とか、出生をかんがえて生ける 構図としての不等辺三角形 とか教わった。わたしがちょうど結婚直後の、30歳のころだ。
 わたしは、業務先の事務所でも割合と平気に、また家庭でもごく普通に花を生ける。その場合、花材は花屋で購入するのではなく自前で自然界からの調達が基本だ。家の庭先か、野原、道端から切り取ってくる。盛花や立華とかの形式にこだわったり、剣山やオアシスを使うほどでもない。
            
            
 白い八重のつるバラ2輪、皐月つつじを挿した花瓶は中古のフリーマーケットでの購入品。花瓶敷きは屋久杉だったか。そして、シックにおさまっているが、この飾っている場所はトイレである。
            
 またまた、わが猫イヴがアングルに入りたくて邪魔をする。こうして見ると、結構、むくむくと毛むくじゃらである。
            
 ひろがる線的な濃い緑の葉の中央上に淡い菫色の花のインク草(ムラサキツユクサ)、それに白いつるばら、また大紫つつじに皐月つつじが見え隠れしている。花瓶代わりは誕生日祝いの日本酒の二号瓶。はい、ここはキッチンになる。
              
コメント
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