なんて効果的なBGMなんだろう。
これじゃぁ、堪えていた想いが堪え切れずに溢れ出してしまう。
後悔してはいけない。後悔なんてしたら自分が何処までも深く沈んでいく事がわかっている。
それでも、後悔せざるを得ない。
あの時、あの飲み込んだ一言を発していれば。
あの時、後回しにしたあの事を、先にしていれば・・・。
あの時、物分りの良い振りをしなければ・・・。
あの涙を堪えた眼を見たら、昔に戻ってぎゅぅっとぎゅぅっと抱きしめたくなった。
大丈夫だ。大丈夫だ。
私はここに居る。
決して気づかれてはいけない。私がこうして後悔の念に苛まれている事を。
私は何時だって前だけを向いて歩いて来た事になっているのだから。
揺らぎの無い想いを持って歩いて来た事になっているのだから。
今まで、それに寄りかかって来てくれたのだから・・・。
だったら、そのまま揺るぎの無い私で居ようじゃないか。
揺るぎの無い私だと、思わせておこうじゃないか。
きっとそれが、私の今の後悔に報いる在り方だろうから。
先日の記事で、
”何故ドンゴン氏じゃなくて、ドングン氏”
と書きましたので、その根拠の一つをしておきます。
なかなか素敵でしょ?
でもまぁ、ドングン氏の純粋な性格の魅力というものは、見た目の良さに勝利する・・・という事が、ドラマを観てるうちに伝わってきます。
しょうがないね、ドンゴン氏。
ところで、「ランラン18歳」以外、ドンゴン氏はこういう風な役が多いですよね。
主役に愛する人を取られてしまう・・・という。
「サンドゥ学校へ行こう」然り、「パリの恋人」然り・・・。
「ガラスの華」も、結ばれるのか・・・と思わせておいて、最後にはああいう結末だったし・・・ねっ。
次回作に期待しましょう。