白い巨塔 DVD-BOX2(韓国TVドラマ) ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
HDDの中に溜め込んでましてね、この作品。
昨日、一気に視聴し、やっと観終えました
以前の記事は、こちらから。
途中、視聴が止まっていたのは、あまりの権力闘争に、ちょいと嫌気がさしてたからです。
でも、一旦観始めると、これが、ホント目が離せない
でもね・・・、ラスト、あんなに泣かされるとは思いませんでしたよ。
思わず、田宮二郎氏の作品視聴者であるアルフィーに
「映画のラストは、どーだったの」
と、聞きましたよ。
生憎、記憶に残ってるのは
”すっごく面白かった”
と言う事と
”新しく科長になった田宮氏を中心に歩く教授回診のシーン”
のみらしく・・・
何の参考にもなりませんでした
間違っている事だとわかっていても、科長の意向、病院の意向に沿うような証言をしたり、証拠を捏造したりする医局員たち。
恐らく、最初は、自分自身、そして自分の将来を守るべく、不本意ながらも、そんな行動をとったのでしょう。
でも、その根底には、意識している以上に、キム・ミョンミン科長への信頼や憧れがあったのだと思います。
ミョンミン氏が病になった時、それらが明らかになります。
彼らが、単なる上司と部下だけの関係、利害関係だけのつながりだったなら、あのような行動は取らないと思うのです。
このあたりから、涙腺、じんじん・・・でした。
観終えて思ったのは、ストーリー構成、脚本がしっかりしていると、こんなに惹き付けられる作品になるんだ・・・という事。
そして、無駄な役、無駄な台詞が無く、役者の演技が確かな作品だと言う事。
決して、派手な配役じゃありませんよね。
でも、どなたも演技が上手くて、それぞれの役を生き生きと演じてて。
今、一番思い出されるのは、ミョンミン氏の手術が、成すすべが無く終わってしまった時の、彼の義父の表情。
あの、呆然とした、悲嘆にくれる表情、そして、力なく椅子に座り込むシーン。
次の瞬間、
「何故終わるんだ。何とかしてくれ。」
と副院長にすがるまでの無言でくしゃくしゃになった表情のシーン・・・ですね。
「不良家族」から、ミョンミン氏続きだったのですが、彼も、この両作品で全く別の姿を見せてくれてますよね。
ホント・・・、見応えのある作品でした