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風の絵師 DVD-BOX II エイベックス・マーケティング このアイテムの詳細を見る |
予約録画大失敗が判明し、オマケニ再放送まで見逃してしまった私は、本日、即、レンタルに走りましたよ
最初は、おそらくあるはずのアンコール放送を待とうかとも思いましたが、いやいや、レンタルしてよかったです
見逃した16話、17話は、すっごい大事な回でしたよ~っ
ホンドの手を潰されそうになった時、ユンボクは、たまらず女装のまんま飛び出してしまいます。
その時に、女だとばれちゃうのかと思ったんですが、その場では”女装までして・・・”と思われたに留まりました。よかった、よかった
しかし、せっかく集めた肖像画5枚、全てを取られてしまうのです。
一方、女装したまんまのユンボクの姿に、ホンドはかなりどぎまぎしてしまいます。オマケニ、ユンボクが
「もし、私が女人だったら、どーします?」
と言うものだから、ホンドは思わずそっと抱き寄せてしまうのですねぇ
このシーン、かなり切なかったです。どきどき・・・と言うより、女性としても男性としても生きられなかったユンボクの悲しみが伝わってくるようで、泣けましたわ
ところで、肖像画の原本は取り上げられてしまったのですが、それらから写し取った顔のパーツはちゃんと記録してあったので、サド前世子の顔の輪郭を残して、ほぼ完成する事が出来たのです。
それを正祖に見せると、正祖はそこに父親の顔を見、涙に暮れます。
ホンドは、亡き友から預かった一枚の絵を正祖に示します。しかしそれは肖像画でありながら、何故か顔が書かれていないんですね。
その謎を探るべく、ホンドとユンボクは奔走します。
そして、異常に分厚い紙をヒントに、それが何枚も重ねてある事を突き止め、それを剥いで、一人の人物の顔を浮かび上がらせるのです。
その顔をみた瞬間、ユンボクは、失っていた10年前の記憶が甦ります。
ユンボクは、両親が殺されるところを目撃したんですね。でも、余りのショックでそのときの記憶がおぼろげにしか残っていなかったのです。
その肖像画の顔は、ユンボクを慕うチョンヒャンを身請けした大行首の護衛の女性だったんです。
記憶が戻った時、ユンボクは失神してしまいます。それを介抱したホンドは、医者からユンボクが女性だと告げられるのです。
そして、ホンドは、いろいろな断片を繋ぎ合わせ、ユンボクが、亡き友の忘れ形見の娘ユンだと気づくのです。
ユンボクは、両親と共に暮らした家を訪れ、全ての記憶を取り戻します。
ホンドも、そこへ駆けつけ、ユンボクを抱きしめるのです。
いやぁ~、ここでも泣かされましたわ
チョンヒャンにも、ユンボクは、自分が女である事を告げます。
これが、またまた切ない・・・
チョンヒャンはユンボクを男だと思っていたんですから、想いを寄せるのも仕方がありません。でも、ユンボクも、チョンヒャンを大切に思っていたんですねぇ。
ここんところが、ユンボクの女性であるのに男性として育てられた複雑な精神状態なんですね。ユンボクは、男性のように、チョンヒャンを想っていたようです。
両親を殺したのが、大行首の部下だとわかった事から、それらの事件の首謀者の一人として大行首がいる事が判明します。
その時から、ホンドとユンボクは彼に対して挑発するような行動に出ます。
しかし、そこは一筋縄じゃいかない大行首。ユンボクが女性である事を突き止め、尚且つ、ホンドとユンボクの絵の師弟対決を図るのです。
敗者は、画家としての道を閉ざされちゃうようです。
ホンドは、その前日、ユンボクに言います。
「師を乗り越えてこそ、良い弟子と言える。だから、必ず自分に勝て。」
・・・と。
この作品、ホンドとユンボクの台詞の掛け合いが、結構くすっと笑えるんですが、一方で、とっても切ないシーンも満載なんです。
何度も書きますが、ムン・グニョンさんの表情、良いです
あと2話です。