![]() |
マラソン [DVD] |
クリエーター情報なし | |
アミューズソフトエンタテインメント |
久々に、「マラソン」の放送を発見しました
明日12月19日(月) 23:00~ BS11
スンウくんの見事なまでの演技を又も堪能出来ます
![]() |
マラソン [DVD] |
クリエーター情報なし | |
アミューズソフトエンタテインメント |
久々に、「マラソン」の放送を発見しました
明日12月19日(月) 23:00~ BS11
スンウくんの見事なまでの演技を又も堪能出来ます
現在、NHKで放送されている「坂の上の雲」。
3年かかってやっと今年完結するそうですね。
我が家でも、もれなく視聴してまして。アルフィーのご希望でDVDにダビングして保存しております。
私としては、原作本も読んでませんでしたし、一番苦手な時代が舞台とあって、去年まではイマイチ身を入れずに視聴してたんですよ、正直なところ。
ま、せいぜい、海軍の軍服ってカッコ良い・・・な~んていう不謹慎な感想のみでしてね。
でも、第3部となった今年の放送は、集中して視聴してるんです。
先週の所謂‘203高地戦’なんぞ、今回はあまりの悲惨さに胸が詰まるような感覚を覚えました。
映画等でも、何度か見た事はあったんですけどね。
リアルな演出だったってこともあるんでしょうか。
映像的にも、光がリアルなんで、悲惨さとか苦しみとかが一層強く感じられたように思います。
単に数字だけで死者の数を見ても、ピンとこなかったんだけど、あんなにばたばたと簡単に人が死んでいくと言うのは・・・。
人形でもなく、ロボットでも無く、血の通った人生を持つ人たちが、あんなにあっさりと人生を断ち切られてしまうなんて。
それも、尋常な数じゃない。
その一人一人に生きて来た歴史があって、その歴史は数多くの人たちとのかかわりがあって、その人の死がそれらの関わりを持つ人たちにも大きな変化をもたらしてしまう・・・。
上官だろうと下士だろうと、命の重さに優劣は無く、一つ一つが大切な命なんだから。
いかんだろ・・・。
それは、いかんだろ。
歴史とか、国の事情がどうあれ、やっぱり殺し殺されるのは止めないと。
心の中で、思わずそう呟いてしまった私です。
そういう思いを持って史劇を見てると、やっぱ、苦しくなりますね、戦闘場面は・・・。
![]() |
百済の王 クンチョゴワン(近肖古王) DVD-BOX? |
クリエーター情報なし | |
ポニーキャニオン |
前回の記事は、こちらから。
ピリュは全線の城の到着後、すぐチン・ゴドが捕われてる牢に行きました。そして、彼らをこんな目に合わせた事を激怒するんです。
太子のヨチャンたちは、ピリュへの目通りも許されず、呼び寄せたのはヨグだけでした。それにヨチャンたちは動揺します。
靺鞨族の首領プガンテは、高句麗の手先となってピリュの命を狙ったとして捕われて来ました。ピリュは、彼の首をはねろと言いますが、それを止めたのはヨグでした。
彼は、今回のコモリ城を落とした功で報償を貰えるなら、このプガンテを部下として貰いたいと申し出たのです。この一件で、プガンテ達靺鞨族は、ヨグの味方となりましたね。
ヨファが高句麗王サユに申し出たのは、ヨチャンを城外で殺してほしいと言う事でした。その代わりに父ヨジュンが国王に就いたらかねてから懸案の国境地帯の境を下げるだろう・・・と。
でも、サユはそれだけでは不服・・・と、ヨファを妃としてもらいたいと言い出しました。
ヨファは、一瞬驚きましたが、冷静に‘自分一人の意志では決められない事’・・・と即答を避けました。
その頃、ヨグは、ピリュにヨファと遼西に行くと話してました。もち、許して貰えるはずがありません。
ピリュが行ったのは、都に行け…と言う事。祖父のフッカン公は
「行くにしても、母に会ってからにしなさい。」
…と言うのですが、ピリュはそれだけの考えじゃなさそう。
ヨチャンは、高句麗&ヨジュン達の思惑通り、コモリ城を出て、コ・チス将軍を追ったのです。
これを高句麗は待っていたのです。城攻めに比べて平原での戦いの方が、高句麗には勝ち目があったからで。その辺を読めないのが、ヨチャンの王としての能力が無いってところです。次男のヨフィが止めても言う事を聞かずに城を出てしまいました。
ヨグへのライバル心での勇み足でしたね。
あっけなく、ヨチャンは高句麗軍に捕まってしまいましたよ。
高句麗は、ヨチャンと、以前捕らえたチン・ジョンとへ・ニョンの命と引き換えにコモリ城をはじめとした、この戦いで百済が取った城を引き渡せと言って来ました。
それに対して、ピリュはあっさりと答えましたよ。
「殺せ。太子を殺せ。」
高句麗の使者は勿論、居合わせた重臣たちも、あまりに早い決断に驚きましたね。
この戦いで、4000もの兵を殺してしまったヨチャンの罪は大きい…と言う事なんですね。それに、そういう大きな犠牲を払って得た領地をむざむざ太子達の命と引き換えに渡してしまうなんてことは、民や臣下たちに申し訳が立たないってところでしょう。
しかし、この決定に真っ先に異議を唱えたのがヨチャンの母のへ妃。ヨグを警戒し、太子の地位はヨチャンでなくては・・・と、必死なんです。
でも、ピリュは、ヨグに言いました。
「お前以外にサユを止められる者はいない。太子では無理だ。」
またこれをへ妃とヨグの実母チン妃が聞いてしまいましてね。へ妃は、一層焦るわけです。
チン妃は、ピリュの愛情を一身に受けて来た女性のようで。それまでヨグが塩商人にされても、ピリュの傍を離れず、静かに暮らして来ました。
ピリュがヨグを次期太子に・・・と考えている事を知り、ヨグにも気持ちを確認しました。
「王になりたいのか?」
それに対して、ヨグは正直に答えました。
「王になりたいと思わない王子はいません。」
それでも、ヨグは、邪険に扱われてきたとはいえ、兄であるヨチャンの地位を追うような事はしたくないと思っているのです。だからこそ、ヨファと共に遼西に行こうと思っているのです。
それを聞いてチン妃は安心したみたいですね。権力は殺したり殺されたりするもので、どちらにしても傷つくから・・・と、息子を心配していたのです。勿論、国王の母大妃になってへ妃を見返したい気持ちはありましたけどね。
ピリュのあまりにも早い決断に衝撃を受けたのはヨチャンです。領土と自分の命とを引き換えには出来ないと覚悟してはいたものの、少しの熟慮も無く、あっさりと決断したピリュに対してショックを受けました。
多分、ピリュが自分の能力を見限ったと思ったんでしょうね。
でも、サユは、百済の内部をもっと混乱させようと、ヨチャンと二人の佐平を帰す事にしました。
ピリュは悩んだ挙句、コモリ城を高句麗に返すこととし、その手前のモロ城との間を国境とすると言いました。その代わりに3人を帰すように・・・と。
これには、臣下たちは不服のようでしたね。
高句麗側が申し出ていた条件はもうひとつあり、それは百済の王族の中からサユの第2王妃を…と言う事でした。
それを、ピリュはヨファにすると発表。
これに対して、ヨジュン達が反発。・・・あれ 元々それも計算の内だったんじゃなかったっけ
その意味で使いをヨファにさせたと思ってたんだけど。この態度は、ピリュに対してのパフォーマンスなの
しかし、王であるピリュの命令は動かしようがありませんでした。
ヨファは、父ヨジュンにヨグとの結婚を言いだしました。塩商人との結婚など…と言うヨジュンに、
「それでは、ヨグ様が王になれば許してくれますか?」
と聞きました。ヨジュンが王になるのは多くの犠牲が伴う、だから、ヨグが王になるとか、孫が王になるとかと言うのじゃダメなのかと問うたのです。
それにはヨジュンが激怒あくまでも、自分がピリュを倒して王になりたいってわけね
その話を聞いたヨグ。
出立の準備をしていたんですが、慌ててヨファに会いに行きました。しかし、ヨジュンは門を開けてはくれませんでした。
ヨファも、両親の反対を押し切ってまで、門を開ける事は出来ませんでしたね、その時は。
でも、ヨグに手紙を渡しました。
“20日に高句麗に立ちます。その前14日の月が昇る頃会いましょう。一緒に遼西に行きます”
駆け落ちですか・・・。
で、当日、待ってるヨファのところにヨグが現れたのですが・・・。
その直前にピリュと会っていたヨグ。ピリュが秘密の部屋で一人声を挙げて泣いていたのを目撃してましたよ。
その姿を見て、もしかしたら、気持ちが変わったのかも・・・
一方、高句麗から解放されたヨチャン。
でも、捕虜だったって事で、罪人を運ぶ車で引き渡されたのです。本来ならば、百済側でその縛め等を解いて太子としての体面を回復させて連れ帰るはずなんですが、その引き渡しの担当者がヨチャンに謀反の疑いで牢に入れられたチン・ゴドでしたからねぇ。
復讐の意味もあったのかもしれません。
「王様の命令が無いと、解く事は出来ません。」
・・・と、その哀れな姿のままで連れ帰ったのです。当然、民衆は、それを見てヨチャンへの信頼とかは無くなりますよね。
へ妃は、民衆の前では取りみだす事はありませんでしたが、この一件を決して忘れない・・・とチン・ゴドに呟きましたよ。
あ~あ、サユの思惑通り、百済内部で政権争いが激化しそうね。