弔いの方法には、宗教によって、家庭によって、様々なやり方があります。
同じ宗教でも、宗派や地域によって行事も様々。
その都度、お寺さんに教わりながらこなしています。
で、今日はその一つ『お涅槃』。
お釈迦様が亡くなられた旧暦2月15日を、“涅槃会”と言って法要を営むそうですが、それに合わせて、ご先祖様を供養するというのが、この『お涅槃』なんだとか。
亡くなって3年の間、毎年この時期に行われます。
我が家の場合、いくつかのお寺が持ち回りで開いていまして、今年はこちらの西蓮寺
義姉たち夫婦も揃って参加してくれまして、総勢6人で行ってきました。
お天気が良くて、助かりました。
のどかな田園風景の中の小さなお寺さんでした。
どこからか、鶯の声も聞こえていましたね。
供養料を入れた包みを、お寺の中に万国旗のようにつるし、奥では住職さんたちが勢ぞろいして読経していました。
この時、1円玉を投げるなんていう習慣がある地域もありまして。
前もって聞いて準備しておかなくては、大変だとか。
我が家はそういう習慣ではない宗派なので、案外あっさりしたものでした。
今年で3年が過ぎました。
一区切りがついた気がします。