まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『番人(原題)』4話まで

2017-11-01 22:05:30 | 韓国ドラマのエトセトラ

                              

レビュー一覧は、こちらから。

この作品で印象的なのが、キム・ヨングァンssi演じるドハンが上司に対して見せる丁寧なお辞儀。

背の高い彼が90度身体を折り曲げて最敬礼するシーンが時々あります。相手からは彼の表情が見えないくらいに深いお辞儀なんです。低姿勢に見せかけているけど、実はわずかに顔を挙げて、相手の表情を上目遣いに凝視しています。

この時の目が鋭い。態度とは正反対の思いを抱いている証拠とも言えます。

キム・ヨングァンssiの瞬間瞬間で変わる表情と演技が、素晴らしいです。

 

一旦は車から突き落とされたスジですが、一味の車をバイクで追跡を継続。

ボミたちが通報したこともあって、一斉に警察が出動しました。

でも、彼らが追うのはキム・ウソンではなく、スジなんです。勿論、ユン検事長の指示です。

 

ボミとギョンスは、スジに逃げろと言いました。

でも、スジは、ウソンの娘をそのままにする事は出来ませんでした。

ボミは、このままではスジは捕まり、自分たちも危ないと警告しました。だけど、スジは譲りませんでした。

自分たちも大切な人を失った経験があるんだから、分かるでしょ?・・・と。

この言葉にボミもギョンスも何も言えませんでした。結局、二人は協力したのです。

そして、スジは無事娘を救い出す事が出来ました。

 

ウソンは自分の娘を拉致し、それをネタに元妻をおびき出そうとしたのです。復縁を求めたのではなく、殺そうとしたようですね。

自分の殺人を検事に証言したことを恨んでいるようですが・・・。

何か、無茶な動機ですわ。

ま、とにかく、娘のところに急ぐ元夫婦という図式を作り、途中で事故に遭って元妻は死に、自分は助かるという計画だったのです。

ギョンスたちの協力で警察を振り切り、ウソンの車を止める事にも成功。

ウソンを捕まえたのですが、そこにドハンやキム検事、イチーム長や警察ご一行が到着。スジはウソンと共に取り囲まれてしまいました。

 

この時、ウソンに銃を突きつけているスジに、警官たちは銃口を向けました。

ドハンは、スジに例のごとく喧嘩を吹っ掛けるような気持ちを逆なでするような事ばかり言いました。

でもね、そうやって少しずつスジに近づき、一方で警官の銃口からスジの身体を隠すような位置を取ったのです。大きいですからね、ヨングァンssi。

スジは、ウソンをドハンに向かって突き飛ばし、転んだ隙に、逃走。

 

又もスジを逃してしまったことで、オ検事の立場は悪くなりました。

必死に取り繕おうとユン検事長に頭を下げますが、もう見切りをつけられてる感じですね、オ検事は。

 

キム検事は、1年前にウソンの釈放を命じたのがユン検事長だとイチーム長から聞かされました。

息子の罪を隠避する代わりに釈放したのは、すぐに察しがつきました。

でも、今度はウソンも釈放される事は無いだろうと思いました。ウソンの姉が証言すると申し出たからです。

 

ところが、逮捕された筈のウソンが逃走したのです。

これまたユン検事長の指示でした。

オ検事以外の命令系統があるってことです。

 

スジたちはウソンの母親の動きをチェックしました。必ず息子に会いに行くだろうと踏んだのです。

当たりでした。

アジトに踏み込んだスジは、ウソンと格闘の末、取り押さえる事が出来るかと思ったのですが。ウソンの母親が銃を構えてたーっ

スジが格闘中に落としちゃってたんですよ。

母親は息子ウソンを庇いました。元妻と娘を殺そうとしていたと聞いて、一瞬怯みましたが、それでも銃は降ろしませんでした。

そのうち、ウソンも気が付いて、襲いかかろうとしたのですが、ギョンスのお陰で難を逃れる事が出来ました。

 

そして、今度こそ、ウソンを警察に逮捕させる事ができたのです。

 

逃げられないように、手を打ちました。

ギョンスが一斉にウソンの言葉をマスコミに流したのです。

“俺が捕まった時、出前の器の下にメモがあった。自首を取り下げれば、事件はもみ消すと書いてあった。バックには検察の偉い方がいる”

スジと格闘してる時、言った台詞でした。

 

オ検事は、ユン検事長に会いに行きました。

何とかしてミスを許してもらおうと思っての事だったのですが、ドハンが入れ知恵しましたよ。

「最後の切り札を出して下さい。今はそれで急場をしのぐしかありません。部長も剣を握っていることを思い知らせてやるんです。」

オ検事は、俄然強気になったようですが・・・。

きっとそれはオ検事の首を絞める事になるんでしょうね。

90度のお辞儀をしたドハンの目がそう語っていました。

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『番人(原題)』3話まで

2017-11-01 15:02:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

                              

レビュー一覧は、こちらから。

 

気が付いたら、スジはギョンスの部屋で寝ていました。怪我の手当てもされていました。

さほど重傷じゃ無かったようです。

ボミは、別のところに住んでいます。ギョンスも、まだ顔を知らないのです。ボミは、街中の監視カメラの映像を自由に操って監視できる能力を持っています。ギョンスはハッカー。

事情を説明する前に、ギョンスは現在のシワンの状態を見せました。

警察が被害者として警護している様子を。

つまり、スジが銃を突きつけたため、被害者として、犯人スジから守っていると言うことなのです。

世論は、皆、スジを批判的に見ていました。

子育てもろくにしなかった母親、なのに罪悪感から罪の無い高校生に銃を突きつけた、イカレタ人・・・云々。

誰も死んだユナのことを考えてはいないのです。シワンに疑いを持たないのです。

どうすれば罰せられるのか、スジは悶々とするばかり。

ギョンスが言いました。自分たちの手で捕まえる事が出来る・・・と。

ボスはあらゆる情報を持っていて、ボミとギョンスを助けてくれた人だと言いました。指示に従う代わりに、復讐を手伝ってくれる・・・と。

 

グァンウはドハンの異母兄で、神父です。

やっぱりドハンが“ボス”なんですね。2人が同志と言うわけじゃなさそうです。ただ、今は協力しているだけのようですね、グァンウは。

ドハンは、スジが、愛する人を殺されて、犯人が目の前にいるのに何もできない悔しさを知ってる人間だからこそ、仲間に引き入れると言いました。

 

スジは、シワンを捕まえるにはこれしかないと、仲間に入る事を決断したのです。

 

そして1年が経ちました。

 

ユン検事長は、次期検事総長に内定したと報じられ、ますます権力が大きくなっています。

スジは、指名手配されていました。

彼らは、闇の仕事・・・殺人を除く仕事を請け負っていました。

表には出せない秘密の調査なんぞですね。

スジは、ボスから何の連絡も来ない事で少々苛立っていました。ユン検事長の力は増大していると言うのに。いつまで手をこまねいているのか・・・ってところです。

 

キム検事は地方の検察に左遷されていました。

それでも、信念を曲げることはありませんでした。

スジの母がやってる食堂に度々足を運んでいるようです。

ある時、マスコミにスジの居場所を知っているのではと問い詰められている現場に行き合わせました。

スジ母は、彼を頼りにしているようです。

スジ母の店には、イチーム長も顔を見せています。やっぱり気になりますよね。

 

ある日、キム検事の元に、ハン・ドンウォンという人物から手紙が届きました。

キム・ウソンが自首した事件で、濡れ衣を着せられ、服役している人物です。

自分は無実だと訴えて来たのです。

1年前、自首して来たと言うのに、上からの指示で釈放せざるを得なかったとイチーム長は言いました。

その事件を調べ始めたキム検事。

そしたらすぐにユン検事長からの指示が出ましたよ。どーにかするように・・・と。

で、オ検事からドハンに、いつもの流れで指示が下ったのです。

 

スジたちにもボスからの指令が下りました。

キム・ウソンの写真と共に、“いるべき場所に送れ”という指示が。

キム・ウソンは、自首したものの、釈放された後は、妻子とも別れ、ゴルフ関係の仕事をしながら、新しい恋人も作ってのうのうと暮らしていました。

不審な動きがみられました。

誰かを拉致して保険金を受け取ろうとしているのかな?

周囲を探って、被害者はウソンの姉だと考えたスジたちは、ウソンの仲間の動きを追いました。

でもね、ターゲットはなんとウソンの娘だったのです。

実の娘を拉致するのか・・・とスジは激怒。

 

バイクで後を追ったスジは、車の中で泣く娘とユナとがかぶって見えました。

窓ガラスをたたき割って、車を止めようとしましたが、結局、逃げられてしまいました。

 

この騒動が、監視カメラに撮られてしまっていましてね。

指名手配中のスジが写っていたことで、警察は大騒ぎになったのです。

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『番人(原題)』2話まで

2017-11-01 09:45:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

                            

レビュー一覧は、こちらから。

この作品の放送終了後、主演のイ・シヨンさんは結婚と妊娠を公表しました。

激しいアクションがあったこの作品なんですが、共演者にも一切打ち明けていなかったそうです。キム・ヨングァンssiも、驚いた一人です。

凄いです、役者魂が。

1話でかなり激しいアクションシーンがあったので、まさかこの時は違うよね・・・と思ってしまいました。

 

オ検事が担当した12年前の事件の真犯人キム・ウソンを自首させたのはチャン・ドハンでした。

そして、それをマスコミにそれとなく漏らしたのも、ドハンでした。その所為で、マスコミからオ検事はマイクを突きつけられたわけです。

そうしておいて、オ検事に協力し、またその上のユン検事長にも恩を売ろうとしています。

ちゃらちゃらした出世しか頭にない、俗人と見せかけてるドハン。

彼はどうもユン検事長に恨みがあるようですね。

 

監視カメラの映像を元に、高校生たちに情報提供を呼び掛けていたスジは、とうとう容疑者を発見。

なんと、ユン検事長の息子シワンでした。

シワン母は、必死になって息子を庇いました。

当然、表だって派手に動きはしませんが、ユン検事長も何とかして不起訴に持ち込もうと考えているのは確かです。

 

シワンは、以前、福祉センターで開催された幼児を対象とした行事に参加していましてね。ユナとは顔見知りなんです。スジの事も知っていました。

そこに何か動機がありそうです。

 

ドハンはオ検事を上手く誘導し、ユン検事長に交渉させました。

シワンのことを上手く収めるから、キム・ウソンを釈放する方向で対処してほしい・・・とね。

ユン検事長は、表情が乏しい人です。だから、何を考えているのか、イマイチ読めません。

口では検事は清廉潔白でなければならない・・・なんて事を言いますが、自分の利益になる事なら、権力をフルに使いそうですね。それも、表沙汰にならないように上手く。一番悪な人物の可能性大です。

 

現場となった屋上に行ったスジは、そこでユナが描いた絵を見つけました。それは、破られていました。でもわずかに“パパ”と言う文字が見えました。

それで思い出しました。

スジはユナの父を死んだと話してきました。本当は生きていて、どうも彼女は捨てられたようです。

だから、ユナは天国にいる父親に見せたいと、高所恐怖症にもかかわらず屋上に来たんだと分かったのです。以前、一緒に付いて来てくれとスジに頼んだ事がありました。子供の日に、一緒に行こうというのが、約束だったのです。

泣き崩れるスジでした。

キム検事は、その絵が破られている事に注目。

シワンが破ったに違いありません。と言う事は、何かそれに原因があるのでは?・・・とね。

福祉センターで会った時、シワンの目つきが気になっていたスジ。睨んでいたのです。何かあると確信しました。

 

そして、監視カメラの映像に写っているのがシワンだと特定されました。

キム検事は、一刻も早く送検してくれれば、後は自分が・・・とスジに言いました。

ところがですよ。担当が勝手にドハンに変更されてしまったのです。

理由は見え見えですよね。

一応、表向きの理由は、キム検事がスジに対して個人的に好意抱いていると言う事が挙げられました。感情が入って公私混同してしまうから・・・なんてね。

 

出頭したシワンは、ユナと会って、屋上に連れて行ってくれと頼まれた事を話しました。

かなり細かい事情もユナから聞いてはいたようです。

でも、殺したことは否定しました。あくまでも、事故だと主張したのです。

ただ、神妙な顔つきを見せた後、うつむいた時、口元に笑みが浮かんでいたのを、スジは見逃さなかったのです。

その姿にスジは激高し、瀕死のユナが、シワンが犯人だと認めたと掴みかかろうとしました。勿論、止められましたが。

 

その時、スジの携帯に病院から連絡が入りました。

ユナが息を引き取ったと・・・。

ユナは、一瞬意識が戻りましたが、その後は昏睡状態が続いていたのです。

 

悲しみにくれるスジとスジ母。そしてキム検事。

彼らの後ろ姿をドハンも涙ぐんで見ていました。

でもね、次の瞬間、その涙をこらえながらもいつものお調子者の様な口調で、オ検事に事態が上手く回り始めたと、唯一の証人が消えたと報告したのです。

ドハンは、シワンを不起訴処分にしてしまいましたよ。

 

怒りに震えるスジは、ユナの遺影を持って検察庁に乗り込みました。

マスコミに囲まれるユン検事長と、それを庇って不起訴処分を公表するドハンに向かって、シワンが殺人者だと叫んだのです。

でも、撥ねつけられてしまいました。

ドハンに抗議したキム検事は、オ検事によって不正の言いがかりを付けられ、監察課が調査に入るようにされました。

ユン検事長は、オ検事の行動の裏にドハンがいることをちゃんと見とおしていました。

 

スジは、大きな権力の下では、刑事としての自分がいかに無力か、法は味方ではないと初めて思い知らされました。

絶望的な気持ちでした。

 

ユナという希望が失われた今、もう生きる気力もありませんでした。

ただただシワンに復讐したい、罰を与えたいと言う気持ちだけでした。

そして、拳銃を手に高校に乗り込み、シワンに銃口を突きつけたのです。

 

そう言う状況になっても、シワンは最初善人ぶっていました。

でも、これが冗談でも何でもないと、そのうちに分かりました。

「手ごわいな、騙されなかった。」

そう呟いたかと思うと、ペンでスジの手を傷つけ、逃げ出そうとしたのです。

その瞬間、スジが引き金を引きました。

 

こめかみに銃口を当て、首を絞めあげて窓からシワンを押し出したスジ。

この時になって初めてシワンは恐怖が湧きおこったようです。

だけど、警官や母親が駆け付けると、必死に助けを求めましたよ、芝居がかった弱々しさを見せながら。

 

スジは引き金を引けませんでした。

いくら悪人でも母親の前で殺すなんてこと、母親のスジには出来なかったのです。

 

助け出されたシワンは、立ち去る時、スジに向かってにやりと笑って見せました。勝ったね・・・という嫌みが感じられます。

そして、声を出さずに言ったのです。

“僕が殺した”

それを見たスジは、堪忍袋の緒が切れました。

押さえ付けられていた腕を払いのけ、警察官の銃を奪い、一発発砲したのです。

弾はシワンの頬をかすめただけでした。

 

ボミにボスから指令が届きました。

『彼女を救え。我々の仲間になる』

スジの写真が入っていました。

 

スジは、イチーム長と共に警察署に向かっていました。

逮捕されたんですよね、多分。

車が道路に巻かれた釘を踏み抜きました。

衝撃でコンとロールを失った車は、事故を引き起こしてしまいましたが・・・。

どーなった

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