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スジが懺悔室のドアを開けたら、既にドハンの姿はありませんでした。
良かったねぇ、ばれなくて。
でもね、ドハンの素性がばれるのも時間の問題かも。
スジは、グァンウがボスと必ずつながっていると確信していました。
だから、グァンウと言葉を交わした時、抜け目なく、彼の携帯をハッキングしていたのです。
イ・ジャンスは、又も女性を襲おうとしていました。
でもね、危機一髪。スジがそれを防ぎました。
女性を家まで送って行ったのは、スジでした。
その間、女性はずっと眠らされていて、何が起ったのか、全く知りませんでした。でもね、タクシーを降りる時、女性の運転手に代わっていたのを、不思議に思ったようです。
そして、その女性が指名手配されているスジだと言う事にも気付きました。
イ・ジャンスは今回の犯行でも、被害者からネックレスを奪おうとしていました。
以前の事件でも、見つかっていない証拠品として、被害者のネックレスがあるとか。それをイ・ジャンスから買った人がいるなら、それが証拠となる・・・とスジは言いました。
そしてそのネックレスが発見され、結局、イ・ジョンスは再逮捕されたのです。
この一件が、大きくニュースで取り上げられ、同時に、今回の犯行を防いだのが、スジだと被害者になりかけた女性が証言したため、スジの主張に再び脚光が当たる事になったのです。
それはすなわち、スジの娘の転落死事件です。
世間の見方も、少し変わったようです。
と言う事は、無実だと訴えたシワンの言葉に疑念が持たれ始めたと言う事でもあります。
でもねぇ、感情を隠すのが得意なシワンは、友人たちにも鷹揚なところを見せたし、母親にも変わらぬ“良い息子”を見せ続けています。
イチーム長の娘セウォンは、スジのことを信用してはいるけど、シワンのことも犯人とは思えないようです。すっかり表の顔に騙されているわけですが・・・。
野党のチェ・へソン議員は、スジの主張が正しいのかどうか、検事長に直接問いに検察庁に赴きました。
正しいのなら、ユン検事長の責任は重大で、この先検事総長への道は閉ざされることになるとマスコミに主張。
でもまぁ、これは本当にスジを信じてと言うより、世論にアピールすることで、自分を売り込もうって意図が見え見えです。
ユン検事長も、お好きなように・・・という態度です。会おうとしません。
スジがハッキングしたグァンウの携帯。
そこから、グァンウの通話相手の携帯が判明。
ただ、それを察したドハンが、辿り着かれる前に、グァンウに携帯の処分を指示し、自分の携帯も捨てました。
でもね、最後の通話場所が分かったのです。
中央検察庁でした。
やっぱりボスは検事か?・・・とスジたちは思いました。
スジは、ボスは何らかの目的があって、ボミやギョンス、そしてスジを利用しただけだと言いました。
自分たちは騙されているのか?・・・とボミとギョンスは不安になりました。
「そんなわけない。復讐する日を待ち望んで今までボスに協力して来たのよ。」
と、ボミ。
「俺は人を捜してる。俺を待ってるから、必ず捜さなきゃ。」
と、ギョンス。
そんな時、ボスからの指示がボミに届きました。
“この中から犯人を捜せ”
ボミの事件でした。
ボミは、両親と姉の3人を無残に殺され、彼女一人生き残った経験をしていました。
一人は米兵でした。ボミが顔を見ていましたから。
でも、その米兵は、出国禁止措置が取られるのが遅れて、海外に逃げられてしまいました。
そして、もう一人は、いまだに正体すら分かっていない状況だったのです。
罠かもしれない・・・とスジは言いました。ギョンスも、ボスが自分たちが正体を探ってる事に気づいてるから・・・と躊躇しました。
でも、ボミはやると、罠だとしても、やると言いました。
自分の事件ですからね。
それを知ったスジとギョンスは、協力する決意をしました。
その事件を調べて分かりました。当時、担当した地方の検察庁に、ユン検事長がいたのです。
スジは、気付きました。
ボスのターゲットは、ユン検事長だ・・・と。
これまでの事件の全てに、ユン検事長が関わった可能性が高いと分かったからです。
ところで、検事を辞めたオ元検事は、弁護士事務所を開いていました。
それも、何だか高級そうな事務所ですよ。
どうも、ユン検事長のお陰のようですが・・・。
でもね、ドハンは、まだユン検事長とオ弁護士の仲を裂こうとしています。それぞれが相手に疑いを抱くような事を言ってます。
ボスが指定して来た3人の容疑者のうち、一人は、ボミの叔父でした。
叔父は、未成年のボミの後見人ということで、店を勝手に処分し、今は優雅な生活をしていました。
厨房長のヤン・デチョルも、その後店を構えていました。被疑者の米兵と親しかったようです。
そしてもう一人は、出前の配達員をしていたカン・ジング。カン・ジングは事件後行方が分からなくなっています。
ギョンスは、ボミ叔父の監視を始めました。
ところがある夜、ボミ叔父の部屋に男が忍び込み、殺してしまったのです。カン・ジングでした。
ボミ叔父の携帯に仕込んだ監視カメラの映像で、その一部始終を、ボミは見てしまいました。
すぐさま、スジに連絡。
スジは、監視中のギョンスに連絡。
ギョンスがボミ叔父のマンションに向かいました。
犯人と顔を合わせちゃったーっ