直近のイベントの招待という企画が、衛星劇場さんから発表されました。
『HAN SEUNG YEON CHRISTOMAS FANMEETING IN OSAKA』の夜公演です
日時:12月1日(金) 18:00開場 19:00開演
招待数:1組2名
応募締切:11月29日(水)15:00
明日です
※LINEで友達登録をされた方のみです。登録された方にのみ、キーワードがお知らせされます。
イベント詳細、応募方法等は、こちらから。
お急ぎください。
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『HAN SEUNG YEON CHRISTOMAS FANMEETING IN OSAKA』の夜公演です
日時:12月1日(金) 18:00開場 19:00開演
招待数:1組2名
応募締切:11月29日(水)15:00
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いやぁ・・・やっぱりこういう結末にしかならないのねぇ。
スジに説得された形で、銃を向けたイチーム長だったのですが、やっぱりいくら娘の為だからと言ってスジを・・・人を殺すなんてこと出来ないんですよ。
でも、それをスジが無理やり撃たせようとして、揉みあいになっちゃって・・・。
結果、引き金が引かれてしまったってわけ。
シワンはスジが死んだかと期待しました。
でも、幸い、傷は浅かったようです。
それを知った時、シワンは一旦止めていた爆弾の起動スイッチを入れたのです。
シワン母は、息子が何かをしようとしていることに気が付いていました。
なのに、すぐには動けなかったのです。
でも、シワンの部屋で、絵を見たんです。あれはユナを突き落とした時の絵ですよね。
これ以上黙っている事は出来ないと思いました。恐怖に襲われたって感じです。
すぐさま、警察に通報しました。
セウォンが閉じ込められている場所・・・知ってたっけ?見逃したのかな?
ま、とにかく、シワン母の通報で、爆弾処理班も含めた警察が急行。
ところが、セウォンの姿はありません。
シワンは、別のビルにセウォンを呼び出していたのです。こういうところが抜かりないよね。
結果的に、ギョンスが気づいてセウォンは危機一髪のところで救いだしたのです。
それを知らないスジ、イチーム長、ドハンは、シワンに翻弄されていました。
自分が死ねばよいかと言うと、遺書を書けとシワン。ユン検事長の一件の供述は全てねつ造だと書いて死ねと言ったのです。
ドハンは時間を稼ごうとしていました。
だけど、それに気付かれた時、今度はスジが廃屋から飛び降りようとしたのです。自分が標的なんだから・・・と。
でも、その瞬間、ドハンがスジの手を掴んだーっ
必死に引き上げた時、シワンが現れました。
手には1秒前で止めた起動スイッチ。
銃を構えたイチーム長に、スジを撃てと言いました。
撃てませんよね。
その瞬間、シワンは起動させたのです。
ドハンのイヤホンに爆発音が入りました。
言わんこっちゃない・・・とシワンは笑いました
でもね、次の瞬間、セウォンが無事だと言う知らせがボミから入ったのです。
勿論、ギョンスも。
それを知ったシワンは、スジを巻き添えにして飛び降りようと駆け出しました。
気付いたドハンはスジを突き飛ばし、シワンと共に、転落
即死ではなかったけど、結局、翌朝を待たず、息を引き取ってしまいました。
シワンがどうなったかは分かりません。
シワンとのやり取りは、全て録画されていました。
でも、スジはそれを削除しました。
警察の手に渡ったら、イチーム長も罰せられてしまいます。
イチーム長は、スジに謝りました。スジも許しました。と言うより、決してイチーム長を恨んでなんか無かったのですから。
1年が経ちました。
スジとギョンス、ボミは、相変わらず裏の稼業をやっています。
キム検事とも上手く付き合っているようです。
でもね、ユン検事長が居なくなったからと言って、世の悪が全て消えてしまったわけではありません。
何やら、また大きな権力を持った者が、スジたちの動きを監視しているようです。
完璧なハッピーエンドじゃなかったけど、こういう終わり方しか出来なかったと思える締めでしたね。
時間が前後したり、展開が早いので、一瞬戸惑うこともありましたが、充分理解しやすい展開でした。
キム・ヨングァンssiとイ・シヨンさんの熱演は素晴らしかったと思います。
特に、ヨングァンssiの、その時々のシーンごとに変わる表情は、本当に上手いと思いました。
勧善懲悪的な結末じゃなかったので、イマイチすっきりはしませんが。
レビュー一覧は、こちらから。
いや~っなかなかムカつきますなぁ
この作品の悪の主人公は、ユン検事長なんぞじゃなく、彼の息子シワンだったって気がしますねぇ。
シワンの事を、信じられないと思ったセウォンなんですが、やっぱり純粋な子なんですよ。苛められて友達が一人もいなかった彼女に、初めて近づいて声をかけてくれた人ですからね、シワンは。
それが自分を利用する目的で、自分を心から友達だと思ってくれたわけじゃなかったと分かった今でも、心配してしまうのですよ。
閉じ込められたと分かった時、心から後悔しましたが、もう遅かったのです。
ドアを蹴り、大声で助けを求めましたが、屋上には誰も来ません。携帯もつながりません。
おまけに、彼女のかばんは、シワンによってゴミ箱に捨てられてしまいましたよ。
元々誰も気に留めない存在だったわけですからね、セウォンは。居なくなっても、誰も心配しないのです。
それでも必死に外に出ようと努力しました。
部屋の中を調べたセウォンは、オルゴールが置かれているのに気が付きました。
で、開いてみると、何かのスイッチが入ったのです。
なんと・・・部屋の隅には爆弾が起動スイッチが入ったってこと
シワンは、母親と共に警察に出頭しました。
取調室に向かう時、スジとすれ違いました。
スジはその時のシワンの表情が気になりました。ほくそ笑むといった風だったからね。
事情聴取を始めたイチーム長たち。
でも、相変わらず一切罪を認めません。
父ユン検事長が逮捕された今、後ろ盾は居なくなってしまったというのに、シワンは堂々としていました。
彼は、これまで父の威光をかさにきて・・・という態度でしたが、心の奥底では父のやり方を物足りなく思って来たようです。自分なら、もっと上手くやれるのに・・・とね。
そんな時、イチーム長の電話が。
絵画教室からでした。セウォンが休んでいると言う連絡でした。
学校に問い合わせて、終礼の時にはいたが・・・という返答はもらいましたが、携帯の位置追跡をしても、ダメでした。
その時になって、不安になって来たイチーム長。
ふと見ると、監視カメラでシワンがこちらを見ていました。全て知っていると言う目つきです。
その時、メールが。
セウォンの姿と、脅迫文です。
スジを指定した場所に連れてこなければ、セウォンが死ぬぞ・・・という。
その瞬間、イチーム長の頭の中は、娘の命を助ける事だけでいっぱいになりました。
誰かに漏らしたら、セウォンを殺すと言うメールも届き、ドハンにも同僚にも明かせません。
その頃、シワンが学校の監視カメラ等を一部切ってるということがギョンスたちによって判明していました。
こういう行動になる時は、必ず何かを企んでいると確信したギョンスたち。
すぐにドハンに連絡し、イチーム長にも確認してきたのですが・・・。
ギョンスは、シワンの通信履歴を調べ、イチーム長に送信予約していたメールを発見。
内容も確認しました。
シワンの計画を知ったのです。
その頃、イチーム長は護送すると言ってスジを連れ出していました。
心の中では葛藤があるイチーム長。
スジの命か、娘の命か・・・ですから。
この時、スジは何かを予感していました。イチーム長の様子が変だとすぐに気付いたのです。そして、シワンの表情もありましたから。
母とキム検事に連絡を入れました。最後だと思ったのかもしれません。
シワンは事情聴取が終わり、帰ろうとしていました。その時、駐車場で車に乗り込むイチーム長とスジの姿を目にしました。
思わずほくそ笑むシワン。計画通りですから。
その時、ドハンがシワンを呼びとめました。
そして言ったのです。
お前が何をしたか知ってる。お前はいつも弱い人間ばかりを狙う。ユナにしてもセウォンにしても・・・とね。
お前は直接スジを捕まえる事をしない。臆病で卑怯だからだ・・・と。
侮辱することでシワンを激昂させ、イチーム長の行き先を吐かせようと思ったのかもしれません。
シワンも、一瞬、その誘いに乗ったかに見せましたが、実は冷静でした。
「俺は知りたいんだ。イチーム長が娘を救うのか、スジを救うのか。急げ。もう20分しかないぞ。」
笑いながら言うシワンをドハンは睨みつけました。
が、どうする事も出来ませんでした。
シワン母は、息子を庇おうとしましたが、反対にシワンに怒鳴りつけられ、黙りこむしかありませんでした。
ここまでなっているのに、まだ息子を庇うの?セウォンの命が危ないっていうのに。何もしない母親に腹が立ちます
ギョンスはセウォンが学校にいるのではと、探しに行ったのですが見つかりません。
屋上のあの部屋の前でドアを叩いたのに、セウォンが中で倒れちゃってて、大声が出せないのです。
気付かないまま、行ってしまいそう。
イチーム長は、スジに手錠の鍵を渡しました。
また、スジが逃亡を図ったから、射殺したという体を装うつもりだったのでしょうか。
シワンに指示されたのは、ある廃屋。
シワンから連絡が入りました。TV電話の状態にして、イチーム長がスジを射殺する瞬間を目撃しようと企んだのです。
イチーム長は、スジに銃を向けました。
スジも覚悟したようです。
でもね、出来なかったのです、イチーム長には。
代わりに自分が死ぬから、スジと娘を助けてくれとシワンに泣いて頼んだのです。
スジは、シワンを喜ばせるだけだ・・・とイチーム長に言いました。
自分なら、どんな事をしても娘を助ける・・・と言いました。
「屋上から落ちる時、ユナは私に助けを求めた筈。ユナはどれほど怖かったか。それを思うと、傍にいなかった自分に腹が立つ。自分がチーム長なら、私を殺します。だから、私の事は心配せず、彼に従ってください。母親に助けを求めている娘のことだけを考えて。」
イチーム長は、その言葉で銃をもう一度スジに向けました。
ドハンが必死に駆け昇って来た時、銃声が
スジが撃たれたーっ
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ドハンは、ボミの事件、ギョンスの事件、そしてユナの事件において、ユン検事長から捜査への不当な介入を指示されたことを証言しました。
ところが、ここでオ弁護士が登場し、ドハンの供述は全て嘘だと証言したのです。
なんと・・・。一気に反対の立場に立ちましたよ。
スジ殺害をナム刑事に命じた件も含めて、全て確たる証拠が無い事を突いたユン検事長。
ドハンは、形勢不利です。
ドハンはユナ事件について語りはじめました。
実名を出しての証言に、ユン検事長は、気分を害した表情を見せますが、これについても一切の証拠が無く、ドハンの妄言だと主張。
でもね、ここでドハンはとうとう口にしたのです。
自分が目撃者で、防ぐ事ができたのに、それをしなかった・・・と。
会議場は騒然としました。
現役検事が殺人事件を未然に防げたにもかかわらず、それをしなかったと証言したのですから、当たり前です。
議長は、事の詳細を調査するため、一旦休会としました。
聴聞会をTV中継で見ていたスジたちも、ショックを受けました。ドハンがスジに話していなかった事実というのが、これだったと分かりました。
スジは、ドハンに直接話を聞きに行きました。ドハンは教会にいました。
真実だ・・・とドハンは答えました。
今更話した訳は?・・・とスジ。
「許しは得られないし、もはや弁解は出来ないから。」
自分が楽になりたいだけでしょ・・・とスジ。
「許さない。ユナが生き返ったとしても許さない。」
スジはそう言って背中を向けました。
教会から出た時、グァンウと会いました。
「あなたも同罪よ。」
と、スジは言い、行こうとしました。それを呼びとめたグァンウは、携帯とメモを渡しました。
それは、ナム刑事の携帯とパスワードのメモで、キム検事から渡されたばかりだったのです。
キム検事、父の机の中の携帯を発見していたのです。
そして父を説得しました。
スジは混乱し、悩み苦しみました。
ユナが殺されたと分かった時、スジはシワンを殺そうと学校に乗り込みました。
その時スジは、シワンを捕まえるためなら何でもできる心境でした。だから、ドハンが父の無実を証明する事が出来るなら、何でもできただろうと推察できました。その気持ちが理解できたのです。
「ユナを見殺しにしたんだと思うと、殺してやりたい気分だけど、彼の気持ちが分かるから余計に辛い。」
そう、スジはボミに言いました。
翌日、聴聞会が再開されました。
ドハンはシワンの犯罪を目撃した事を再度証言。
そして、ユナを見殺しにした理由を、ユン検事長に近づくためだったと言いました。それは全て父の無実を証明し、ユン検事長の数々の不正を公表するには、内部告発という手段しかなかったからだ・・・と言ったのです。
でも、これらも全てユン検事長は予想していましてね、反論の証拠をそろえていたのです。
ドハンとグァンウが身分詐称で逮捕された時に反論するために準備したDNA鑑定書も、その証拠の一つとして挙げる周到さです。
つまり、ドハンが“父”だと言った人物は、実父じゃない・・・と主張したわけですよ。だから、ドハンの証言はどれひとつとして信用できないモノだとね。
ドハン、窮地に陥りました。
で、議長がそのまま聴聞会を終えようとした時、ドアが開いて、入って来た人物が。
イチーム長に付き添われたナム刑事です
生きていたのですよ、ナム刑事。
死んだと嘘のマスコミ発表して、匿っていたのです。全てドハンの頼みでした。
意識を取り戻したナム刑事ですが、いくらドハンが説得しても、聞き入れませんでした。
だけど、聴聞会の初日の映像を見て、考えが変わったようです。
ユン検事長は、自分が死んだからと言って、家族を守ってはくれない事が分かりました。全てを“死んだ”自分になすりつけたからです。
家族の為にも、罪を償って人間らしく生きてみようと。
ナム刑事は、ユン検事長から指示で行ってきた様々な悪事、不正を証言しました。ギョンスの母を殺した自分の罪までも・・・。
証拠がある・・・とナム刑事は言いました。録音ファイルのことです。
ところが、イチーム長の元に、携帯が紛失し、録音ファイルも削除されたと言う連絡が入ったのです。
ユン検事長の差し金です。
ほくそ笑むユン検事長。
ナム刑事とドハンは嘘つき呼ばわりされたまま、終わるかと思ったその時、会議場に響き渡ったのです。
録音ファイルの音声が。
スジが持っているナム刑事の携帯から、直接音声を流したのです。
ギョンスの腕の見せ所ですな。
一気に形勢逆転。
ユン検事長は、その場で逮捕されたのです。
でもねぇ・・・。全く懲りて無いと言うか。
自分の行為は、小さな個人の問題では無く、検察全体の問題あ或いは国家の問題なんだからという言い分を示し、ギョンス母やドハン父は偶然被害者になっただけで、しょうが無い事だと切り捨てたのです。
尋問するパク検事、呆れた様子です。
スジは、イチーム長に投降しました。
全て罪を認めると言いました。イチーム長の言う通りに・・・と。
ドハンは、そんなスジの罪を出来るだけ軽くしようと思ったのか、全て自分の指示だと主張しました。
スジの復讐心を煽り、自分の復讐の為に利用した・・・と。
ところで、セウォンは、母のイチーム長に話したい事がありました。
だけど、あまりにも忙しいので、なかなか打ち明ける事が出来なくて・・・。
結局、何も話せないまま、事件が起ってしまったのです。
聴聞会でシワンの実名が挙げられたことで、シワンは学校で級友たちから冷たい視線を浴びていました。
セウォンも、態度が一変しています。
ま、その理由に気づいているシワンが怖いんだけどね。
で、セウォンの同情を買おうと泣きの手を使おうとしましたが、今のセウォンはシワンが何を言っても信じることはできませんからね。効果はありませんでした。
でも、シワンが遺書のようなメールを送って来て、姿が消えたと知ったら、やっぱりじっとしてはいられなくなったのです。
ユナの後を追うと書いてあったので、セウォンは屋上に向かいました。
一生懸命シワンの姿を捜し、機械室のような部屋に入ったら、ドアを閉められてしまったのですよ。
鍵だけじゃなく、立ち入り禁止の札までつるしたシワン。
セウォンが死んじゃう~っ
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ちょいと出来過ぎの感はありますが、全てドハンの用意周到さゆえの手回しだと理解しましょう。
ドハンとグァンウが逮捕されました。身分詐称・・・入れ替わりですか。
取り調べが始まり、それと同時に、二人の家の家宅捜索も始まったのです。
まず、小学校時代の血液検査による血液型と、現在の血液型とが違う点を指摘されました。
ま、それは昔の記録に間違いがあったのでは?・・・とドハンが主張し、やり過ごしました。刑事たちは信じていませんが。
グァンウも、自分はイ・グァンウで、ドハンではないときっぱり証言。
警察は、ドハンと父親のDNA鑑定結果と、ドハンが車の中に置いていたもう一つの携帯の契約者と頻繁にかけてる3件の電話番号の主を調べ始めました。DNA鑑定は、ナム刑事が手続きしていたので、既に結果は出ていました。
警察に届いて無かっただけです。
そして、3件の連絡先は、スジやギョンス、ボミたち・・・ですよね?
警察も、ドハンがスジと繋がっていると考えていますからね。番号がスジのモノではないかと思いますわな。
ドハンの表情に、緊張が走りました。
でもね、これらの事は、既に予想していたんです。
正体をユン検事長に知られてしまった時、こう言う事になるかもしれないと、あらかじめスジに話しておいたんです。
スジは、DNA鑑定の報告書を偽物とすり替えました。
そして、ギョンスには、監視カメラにハッキングして、自分の表情を見逃すなと指示してあったのです。
3件の連絡先に関しては、まだ手を打っていませんでした。
ギョンスが、技術を駆使して携帯の契約者の名前をドハンにし、連絡先の全てを飲食店に変えました。タッチの差でです。
ところが、ギョンスが最近家を契約に行った時、ボミも一緒に行ったため、ボミの指名手配写真を見た店主が、似ている・・・と証言しちゃったのです。
おまけにその時、ギョンスはアジトの住所を書いちゃうなんてミスを犯してました。
警察は、スジがボミをかくまってる可能性があると見ていたので、すぐさまアジトに警察がやって来ましたよ。
監視カメラの映像で、この動きを察知したボミとギョンス。
モニター等を隠し部屋に押し込み、ボミもその中に隠れました。
ギョンスは、ボミとのツーショット写真の顔をちょっとだけ変え、ボミに似てるけど別人・・・と証言。警察も一旦は納得して帰ろうとしました。
でもね、ふと気になって家の中を詳細に調べ始めたのです。
ボミが隠れている部屋が見つかりそうになった瞬間、ボミが警察無線にハッキングして、偽情報を流したため、刑事たちは撤収。
危機一髪でした
結局、ドハンとグァンウが入れ替わっている証拠は、一切発見できず、警察は二人を釈放するしかありませんでした。
一方、聴聞会では、チェ議員がユン検事長に質問していました。
まず、ボミの事件で、ユン検事長がオ弁護士に対して圧力をかけた件に関して問いました。
が、証言する筈のオ弁護士が出席しません。待てど暮らせど、現れませんし、チェ議員が電話をかけても出ません。
オ弁護士、結局、ナム刑事の二の舞になるというドハンの忠告を無視し、自分の目の前の利益を優先したのです。ユン検事長に、自分への捜査を中止してもらいましたよ。
チェ議員は、このままでは自分の立場がないと焦りました。
でもね、そこにドハンが登場したのです。
ずっと自分に匿名で情報を提供していたのがドハンだと、この時初めてチェ議員は知りました。
ユン検事長は、作戦が失敗した事を悟りました。
キム・ジェマン元判事は、ナム刑事の家族の代理として遺品を受け取りました。
その中には、携帯もありましたし、パスワードもありました。
で、中の音声ファイルを聞いたのです。ユン検事長とナム刑事の明白な悪事の証拠でした。
その瞬間、自分が悪事に加担してしまったと改めて感じたでしょう。
息子のキム検事は、父の様子が変なのを感じ取っていました。
ドハン父の事件の判決を下したのが父だとキム検事も知っていました。
だから、その事件の所為で、ナム刑事の弁護士とならざるを得なかったのではと察してもいました。
今からでも、その判決が誤審だったと公表してくれ・・・と父に頼みました。
が、キム元判事は、自分の判決に誤りは無かったと言い張るのです。
おそらく、キム元判事は、提出された証拠等の全てに綿密に目を通した挙句の判決で、それ自体に誤りは無かったのでしょう。ただ、提出された証拠自体が偽だったということです。
意図せずに、誤審判決を出してしまったということなのでは?
きっと、キム検事と同じように正義の人だと思うんですよね、本来。
ユン検事長は、ドハンと交渉しようとしました。
何の証拠も無いだろうし、証言したとしても、全てを自分が覆す事が出来る・・・と言いました。
だから、無駄な論争は止めよう・・・とね。
「君の父親を仮釈放させよう。その代わり、証言をせず、スジを差し出せ。」
その頃、セウォンがシワンに誘われて彼の自宅に行っていました。
監視カメラの映像で、それを知ったギョンスたちがスジに報告。
スジは、セウォンに忠告したものの、信じてもらえなかった経緯がありますし、シワンは監視されている事を承知したうえで、自分に見せつけるように行動していると分かっています。
絶対に何か起ると思いました。
で、家の前に行きましたが、中に入る事は不可能です。
スジは、イチーム長に連絡しました。
セウォンに電話してくれ・・・と。で、セウォンは母親であるイチーム長に嘘をついてシワンの親しくしていた事を告げたのです。
学校で母親が刑事だと言う事で苛めを受けていたことも、イチーム長は知りませんでした。
慌てて電話しましたが、セウォンは出ません。
セウォンは、シワンを信じていました。ユナを殺したなんていうのは、スジの誤解だと。
でもね、セウォンを不安げに見詰めているのは、もう一人いたのです。ほかならぬシワンの母親でした。
やはりシワンの母は、息子の本性を見抜いていたのです。怖がってもいました。
幼い頃から周囲の人を操り傷つけて来たんだそうで。そのたびに、ユン検事長と妻が庇ってきたのです。
セウォンがごくごく普通の女子高生ということで、ほっとしたのもつかの間。
セウォンが突然シワンの部屋から飛び出て来たかと思うと、そのまま家を出て行ってしまったのを見たのです。
何かがあった・・・と思いました。
セウォンは、シワンの部屋で彼が描いた絵を見てしまったのです。
覆いがかけられていた大きなサイズの絵です。
おそらくそれはユナを突き落とそうとした瞬間の絵だったのでしょう。スジが見た・・・。
その瞬間、セウォンはスジの言葉が正しかったと悟りました。で、家を飛び出したのです、恐怖に襲われて。
外にいたスジが、セウォンを抱きとめました。
「オバサンが正しい。シワンがユナを殺したの。」
震えながら泣きながらスジに言いました。
シワン母は、夫に電話しました。
息子が変だ・・・と。ユナを殺したのも、実はシワンで、シワンが怖い・・・と。
でも、ユン検事長は妻が神経質すぎると思い、あまり深刻に受け取りませんでした。それより目の前のドハンが問題ですからね、その時彼は。
ギョンスはボミに新しい携帯と化粧品をプレゼントしました。
この一件が片付いたら、堂々と外に出よう・・・と言いました。
昔と同じにはなれないけど、幸せにはなれるから・・・と。
ボミはしみじみ嬉しく思い、幸せでした。
だけど、それが彼女には心苦しかったのです。死んでしまった家族は、このような幸せをもう感じる事は出来ないのに、生き残った自分だけ幸せになって良いのだろうか・・・とね。
でも、スジが背中を押しました。
家族もそれを望んでいるに違いないと。
ドハンはユン検事長から出された交換条件に一瞬揺らいだのかもしれません。父を外に出してやれるから・・・。
でもね、スジの言葉が彼の心を引きもどしたようです。
聴聞会で、ドハンはスジに話していなかった事実を含めて、ユン検事長の悪事を証言したのです。
シワンがユナを殺したと証言したのです。自分が目撃者だと。
そして、ユン検事長が事件の隠ぺいを指示した・・・と。
「私はシワンがユナを屋上に連れて行くのを見ました。私は殺人を防ぐ事ができたのです。しかし、見殺しにしました。」