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ヒョンスは途中で引き返しました。
あまりにも無謀で、あまりにも無駄な行動だと思ったのかもしれません。
でも、それが功を奏しました。
ジョンソンが、ヒョンスの家に駆けて来たのと、タイミングがばっちりだったから
車の中で泣いていると、誰かが窓を叩きました。ジョンソンでした。
愛に対する考え方が違うのに変わりはありません。でも、何者にも代えがたい相手だということは確かなんです。
その想いに正直になれました。
香港に行かないでほしいとヒョンスは言いました。
ジョンソンは、その願いを聞き入れました。
エリックシェフは、呆れながらも、ジョンソンらしいと納得したようです。
突然家を飛び出して、そのまま連絡がつかないヒョンスを、ギョンが心配していました。
翌朝になって、ジョンウに連絡。もしかしたら、会社で会議等があったのかもしれないと思ったのです。
ジョンウも心配になって、家にやって来ました。
そこに、ヒョンスが帰宅したのです。
一目見て、ジョンウはヒョンスの表情が明るくなってる事に気がついたようです。
まさか・・・と思いました。
ジョンウはすぐにジョンソンの店に行きました。
そこでジョンソンの姿を見て、全てを察したようです。本来ならば、香港に発ってる筈でしたからね。
流石にショックでした。
大きなチャンスを捨ててまで、ジョンソンはヒョンスを選んだのですから。
この時の、ジョンウの表情が本当に上手い
とにかく、ヒョンスとジョンソンは、以前よりもっとに。
ジョンウは、仕事に対する気持ちが変わって来ました。
以前のように、自分の事は二の次・・・という気持ちに疑念を抱くようになったみたいです。
ふと、ジュナに聞きました。
「何故ヒョンスが当然俺のモノだと考えたんだろう。」
「仕事のように愛してた。」
と、ジュナは言いました。
ジョンウは、機を待つスタイルだろ、ジョンソンは会った日に口説いたって。あの時、追いかけていたら今頃違っていたかも・・・と。
ジョンウは、初めてヒョンスと会った日の事を思い出しました。
惹かれたのは確かです。
でも、大人な包容力で包むように愛して来たのです。決して急がず・・・。
感情に正直になって行動に移していたら、違った結果になっていたかもしれないと感じたようです。
落ち込みました。
仕事をキャンセルして実家の別荘に閉じこもりました。
珍しく会社に姿を見せないジョンウを心配したヒョンスは、連絡を取り、呼び出しました。
ホンアから言われたのです。振られた人の痛みを分かっていない・・・と。
きちんと話をした方が良いと思ったのでしょうね。これまで、ジョンウの想いに対して誠実に答えていないと思ったのかもしれません。
「代表に嘘をつきました。」
ヒョンスは、そう話し始めました。
以前、好みじゃ無いと言いましたが、本当は好みです。もう一つ嘘をつきました。
ジョンソンさんと再会していなければ・・・。
でも、人生に‘もしも・・・’はない。
ジョンウは、一人で泣きました。初めてです、ジョンウの泣き顔は。
ジョンソン母の元から、ダニエルが出て行きました。
お金の無心が嫌だったと置き手紙をして。
ヒョンスに愚痴を聞いてもらって、少しは落ち着いたジョンソン母。
でも、ヒョンスへの愛情のために、ジョンソンが香港行きを断念したと聞くと、すぐにジョンソンを訪ねました。
このところ、ジョンソンの母への態度が軟化しています。
ジョンソン母が自分の生き方を正したいと、そして努力している事を知ったからかもしれません。
ヒョンスが、そんな母を受け入れ、大切にしてくれていることも大きな理由でしょうね。
ウォンジュンとスジョンは、良き同僚に戻りました。
ウォンジュンはホンアへの想いを捨てきることはできないとスジョンが気付いたのです。
自分の為に努力するウォンジュンを見たくないと思いました。本当は、努力などしなくても、自然に自分に近づいてほしいのですから。
ウォンジュンは、そんなスジョンの優しさが心に沁みました。
だからと言って、これまで冷たく接して来たホンアに、すぐに優しくなんてことは出来そうにありませんが・・・。ウォンジュンもホンアとの付き合いをどうすればよいのか、悩んでいます。
ジョンウは、自分の生き方を変えようと考えたようです。
いつも人の世話や問題の解決を優先して自分の事は後回しにしてきたことを変えようと。
ヒョンスを愛したのと同じくらい、ジョンソンの事も愛していると改めて思ったのでしょうね。