まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『愛の温度』8話まで

2018-10-01 15:18:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「代表に申し訳ないです。」

ヒョンスのその言葉。ジョンウとの間に一線を引きました。

その場の雰囲気に流されないヒョンスなのです。分かっているから、ジョンウも無理に感情を押しつけることはしませんでした。

本当に大人な対応です。

 

結局、ヒョンスは作品から手を引きました。

 

ヒョンスからの着信があった事に気がついたジョンソンは、すぐに連絡し、会いに行きました。

ジョンソンにとってその日は、嬉しい日でしたが、ヒョンスにとっては最悪の気分の日でした。タイミングが悪いとヒョンスは感じたみたいです。

自分とジョンソンには縁が無いと思ったのかもしれません。

自分は、5年の間で変わったと思っていました。今なら、ジョンソンを受け入れられると。でも、やっぱり人はそう簡単に変わらないものなんだと思ったのです。

そう言うと、ジョンソンは自分が変わったと言いました。

細かい事は話さなくても、想像がついたようです。ヒョンスは何かあって電話をかけて来たけど、打ち明けられる事じゃないということ。そして、ジョンソンは、まだ躊躇するヒョンスを、だからと言って諦めたりする気持ちは無いと言う事。

 

ヒョンスは事務所を引き払いました。

ホンアは自宅に戻りましたが、ギョンは行く当てがありません。

だから、一緒に済まないかと、ヒョンスは声をかけたのです。ギョン、喜んで同居を決めました。

ホンアは、ギョンにも一緒にヒョンスから離れないかと声をかけていました。でも、ギョンにその気はありません。彼女はヒョンスが好きなのです、尊敬しているのです。

 

作品の脚本家が変わったと言うニュースが流れました。

ヒョンスの両親は心配して駆け付けました。体調が悪いからというのが、降板の理由に挙げられていましたのでね。

でも、元気な娘を見て、ほっとしました。

妹は結婚して子供もいます。今でも口げんかは耐えませんが、以前より妹の方が少々柔らかくなったようです。

ただ、マスコミが書き立てる内容は、違っていると思っていました。姉ヒョンスの作品の方が良かったと心から思っていますから。

喧嘩の絶えない相手ではあるけど、本当のヒョンスを理解してくれる数少ない人としてやはり大切な存在でした。

ちょっと気になるのがヒョンス母の体調。

小学校教師を翌年定年退職する予定なんですが、更年期だとか何とか言いながら、薬を飲んでいるのが、ちょっと気にかかります。

 

ヒョンスは、両親と妹にジョンソンの料理を食べさせてあげたいと店に案内しました。

ところが、定休日。

その日と翌日は、久しぶりの定休日だったのです。

 

ジョンソンを訪ねたジョンウは、ヒョンスが結局作品から手を引いたことを告げました。

ジョンソンは心配になりました。

 

ホンアはパク作家から、ユ監督とつながりを持っていた方が良いとの助言を貰い、会いに行きました。

ホンアが大会社の社長令嬢だと知ったユ監督は、なんだか嬉しそうです。

そこに偶然ミン監督が。

ミン監督は、ヒョンスが下りた後の脚本の不出来に頭を痛めていました。だからと言って、ヒョンスに戻ってくれなんて、口が裂けても言えません。

そんな時、アシスタントだったホンアと会ったわけです。

元々の構成を知ってるホンアに、作品の脚本家チームに入って貰ったら、こんなラッキーなことはありません。

ミン監督のやり方を知ってるホンアは、最初は断りました。でも、この先の事を考えると、自分にも良い話かもしれないと思いなおしたようです。

結局、チームに入る事にしたみたいですね。

知らせを受けたジョンウは、顔をしかめました。ヒョンスにとって逆風となるのは分かり切ってますから。

 

ジョンウは、ヒョンスの一件の後始末に奔走していました。

ユ監督に、自分の会社の契約作家を切るのなら、予算も減らす・・・と交渉していますが、やはり難航しています。

また一方で、ヒョンスの復帰を叶えたいとも思っていまして。

昔ヒョンスが書いた作品のドラマ化をジュナに相談しました。

大手TV局ではなく、ケーブルTV局ならば、もう少し自由にできるかもしれないと思っていました。ジュナも賛成です。

ジュナは、まだ助監督と言う立場ですが、ヒョンスのその作品で監督デビューをしたいと、ジョンウに言いました。

 

辞めると決心したヒョンスですが、完全に吹っ切れたわけではありませんでした。

で、ランニングをしながら、これまでの事を考えていました。主にジョンソンとの事ですが・・・。

そしたら、ジョンソンと会ったのです。

ブロック塀の隙間から咲いている一輪の小さな花があります。5年前、ジョンソンと初めて会った時に見つけたモノでした。

時期が来たら、ちゃんと花を咲かせ続けていて、ヒョンスの心の支えにもなっていたのです。

その花を、ジョンソンが嬉しそうに見つめていたのです。

 

悩み抜いてふっきれたら、もう振りかえらない・・・とヒョンス。

降板の事を知ったとジョンソンが言ったからです。

でも、それが強がりだということに、ジョンソンは気づいていました。

明日から旅行に行くとヒョンスが言いました。

誰と?・・・と不安げに聞くジョンソン。

苦労をかけたギョンにねぎらいの意味を込めて一緒に旅行する予定なのです。

 

話を聞いたジョンソンは、すぐにジョンウに連絡しました。

実は、翌日、ジョンウと会う事になっていたのです。

その約束が守れなくなった・・・とね。ジョンソン、こういうところ、きちんとしてるよね。

 

ヒョンスとギョンが出かけようとしている時、ジョンソンが車でやって来ました。アッシーくんです。

ギョンは、すっかり舞い上がりました。自分の事じゃないのに、本当に喜んでいます。

現地でも、気を利かせて二人にしてあげました。

 

その間、ギョンはジュナに会っていたのです。

実はジュナ、ヒョンスとジョンウの仲を取り持とうと計画していたのです。

二人の旅行を聞いたジュナは、5年も待ち続けているジョンウのために、一肌脱ごうと思ったわけです。

でもねぇ・・・。まさか、ジョンソンが一緒だとは思いもよらなかったでしょう。

 

ヒョンスは、ジョンソンと楽しい時間を過ごしました。

で、途中トイレに行った後、二人が行き違ってはぐれてしまったのです。

必死にジョンソンを探すヒョンス。そして、ジョンソンも必死にヒョンスを探していました。

やっと見つけた時、ヒョンスは両手を広げてジョンソンに抱きつきました。

この間、彼女が思っていたことは一つだけ。ジョンソンに会わなきゃ・・・ということ。5年前もそうでしたよね。でもタイミングが悪かった。

 

だけど、今回は、タイミングが合いました。

 

ごめんなさい、私が間違ってた。カッコつけてあなたの言葉に耳を傾けなかった。

考えるのはやめる。考え過ぎてあなたを逃したわ。離れてた5年間、充分考えた。

愛してる・・・。愛してるの。

 

分かってる・・・とジョンソン。

 

ジョンソンもしっかりとヒョンスを抱きしめました。

 

すっかり恋人同士になった二人。

ところが、その姿を、ジョンウが見ちゃったーっ

 

ジョンウの頭に、ヒョンスの言葉、ジョンソンの言葉が甦りました。

どうして気付かなかったんだろうと思ったかも。決して嘘を言ってたわけじゃないのに・・・。二人の雰囲気が普通の友人じゃないと感じていた筈なのにね。

冷静なジョンウが、今後どういう態度に出るのか、楽しみでもあり、怖くもあります。

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『愛の温度』7話まで

2018-10-01 10:25:58 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヒョンスは、ジョンソンから電話があった時、こんな最悪の状況なのに心が浮き立つのを覚えました。

服を整え、少しだけ化粧もしました。

ジョンソンが優しく接してくれたことで、つい、弱音を吐いてしまったヒョンス。

励ます意味で、料理を作ってくれたジョンソン。

それを食べようとした時、玄関の呼び鈴が鳴ったのです。ホンアでした。

 

ホンアは、まさか、ジョンソンがヒョンスの家にいるとは思ってもみませんでした。

怒った表情のホンアを見て、ヒョンスも気が付きました。ホンアとジョンソンの間に何かある・・・と。

でもね、ジョンソンは特に何も言いませんでした。友達とだけ・・・。

合意の上の友達?・・・とヒョンス。なるほど、こういう言い方があるのね・・・と私が感心した台詞の一つです、これ。

「恋人同士ならともかく、友達に合意が必要?」

と言うジョンソンの言葉を聞いて、ヒョンスは状況を掴んだようです。ホンアの片思いだと。

 

その時、ジョンウからヒョンスに電話が。

ジョンウは出演拒否している俳優を半ば脅した形にはなりましたが、なんとか説得成功した後でした。

で、ヒョンスの顔を見たかったのでしょう。家の前まで来ていたのです。

何してる?・・・と聞かれたヒョンスは、友達と遊んでると答えました。

ほっとしたジョンウ。そのまま帰って行きました。

直後に、ジョンソンがヒョンスの家から出て来たのですが、二人は正反対の方向に帰って行ったので、顔を合わすことはありませんでした。修羅場は先に延びました。

 

帰宅したジョンソンを、ホンアが待っていました。

自分の想いを分かっているくせに、何故ヒョンスのところに行ったのかと怒りをぶつけました。入選のお祝いを一緒にしたい唯一の人ですからね。

でも、ジョンソンは冷静でした。

「人生には優先順位がある。」

と、言いました。

君を誤解させたことは無い筈。君の感情に責任は取れない。君の感情は君が処理しろ。感情の暴力は振るうな。

あいやぁ~・・・。こんな事言われたら、ショックだよね。

でも、韓国ドラマで、しつこく付きまとう相手に言ってやればいいのに・・・と常日頃私が思ってる内容とあまりにも合致したので、すっきりした事は確かですけどね。

ホンアは、諦めるどころか、却って闘争心をかき立ててしまったようですよ。

 

翌日、ホンアはヒョンスの事務所を引き払いました。

もうアシスタントはできないから・・・と言って。

出て行く前に、ヒョンスはホンアと話をしました。

イラついている原因の一つはジョンソンさん?・・・とヒョンス。

プライドの高いホンアが、それを認める筈はありませんでした。でも、ヒョンスがジョンソンから一部始終を聞いていると誤解したホンアは、激怒して叫びました。

今まではあなたが全てにおいて勝ったけど、今後は違う・・・と。

 

TV出演して以来、ジョンソンはマスコミの取材を受けることも多くなり、イケメンシェフとして注目され始めました。

レストランの客も伸び始めました。

皆、俄然やる気が増して来ました。

 

そんな時、落ち込んでいるヒョンスを励まそうと、ギョンがジョンソンの店を予約してくれました。

ギョンは、ジョンソンとヒョンスの関係は全くしりませんでしたが、以前、ちょっとジョンソンの店の事を口にしたことがあったんだとか。ギョンは本当によくできたアシスタントです。

ヒョンスは心から喜びました。

ジョンソンも、テーブルに来て、挨拶しました。

二人の様子を見て、勘の良いギョンは想いを察したようです。一人で先に帰りました。

 

ヒョンスはホンアの事をジョンソンに話ました。

ホンアの気持ちを知っても、一切揺るがないジョンソンを羨ましいと言いました。

ジョンソンを取り合うような事態になるのが嫌だと言うヒョンスに、ジョンソンは言いました。

「だったら、僕を諦めろ。その程度の想いなら、今投げ出せ。」

僕は心をかき乱されたくない。今まで僕は素直に気持ちを伝えて来た。“人間は矛盾の塊”と言うヒョンスさん。現実に負けて僕を拒むヒョンスさん。僕はいったい何を信じてつきあえと?

「怖い。一度拒んだ女は、また拒むかも。」

ジョンソンの真摯な想いを受けたヒョンスは、謝りました。自分本位だった・・・と。

ジョンソンの手に自分の手を重ね、言いました。ちゃんと考える・・・と。

ヒョンスは本当に慎重です。感情に流されない女性なんですね。

 

ホンアはジョンウを訪ね、ジョンウの会社と契約したいと言いました。

ヒョンスより高額な報酬を要求するホンアに、呆れたようにジョンウは言いました。それはできない・・・と。

ドラマは放送されて初めて評価がつくもので、ヒョンスは入選後の作品でも高い評価を得たが、ホンアはまだ放送もされていない・・・とね。

 

ジョンウはホンアと会ったことをヒョンスに話ました。

ヒョンスはホンアを褒めました。

あまりにも対照的な二人の態度に、ジョンウはいっそうヒョンスへの想いを強くしたように見えます。

「私は気分屋で軽率でしょ?」

と、ヒョンスが聞きました。ある人に言われた・・・と。

「そいつの勘違いだ。お前は慎重すぎる。特に愛に関しては。心のままに動け。実体のない感情を抱き何時まで一人でいる?会えない男は忘れろ。過去に捕われて現在を見てない。お前の現在は俺だ。」

 

ウォンジュンはホンアがジョンソンの事を好きだということも、ジョンソンがこっぴどくホンアを振った事も知っています。

でも、決して踏み込まず、いつもホンアの傍で見守っています。

想いを隠す事もしなければ、押しつける事もせず、本当に理想的な足長おじさんです。ホンアが呼べばいつでも駆け付け、愚痴を聞いてあげ、励ましてあげます。

ジョンソンに振られちゃえば良いのにと思う気持ちがある事も隠しません。

ジョンソンとウォンジュンの関係も、とても心地よいモノです。

 

ヒョンスの作品である筈のドラマは、彼女の脚本からは完全にかけ離れたものになりつつありました。

別の脚本家が執筆したストーリーで作られ、それをヒョンスの名前で放送しているのですが・・・。

ユ監督は耐えろと言いました。

ヒョンスの名で世に出れば、それが経歴となって、次の仕事がしやすくなるんだから・・・と。

 

ヒョンスは苦しみました。

企業を辞めれば、すぐに脚本家になれると思ったことも、入選したら自由に作品が書けて、仕事ができると思ったことも、全て幻想でしかありませんでした。一つ壁を乗り越えたら、そこにはまた新しい壁があって、その壁はどんどん大きく、ヒョンスの力じゃ超えられないほどになっていくわけで・・・。

周囲の人は皆、耐えろと言うし・・・。

自分の心を宥め、納得させる事が出来ずに苦しみました。

 

ジョンウはヒョンスに再プロポーズしようと決めました。

苦しんでいる今、ヒョンスを守りたいと思ったのでしょう。

その場を、ジョンソンのレストランで・・・と考え、ジョンソンに協力を求めました。

勿論、ジョンソンはOKです。

 

ヒョンスは悩んだ挙句に結論を出しました。

作品から抜けるということを。

ユ監督に報告に行きました。

引き留められました。でも、決心を変える気にはなれませんでした。

 

ジョンソンに会いたいと思いました。

で、電話したのですが、丁度その時、ジョンソンは店の仲間とレクリエーション中。

 

ユ監督から連絡を受けたジョンウが、ヒョンスを呼び出しました。

耐えようとしました・・・とヒョンスは言いました。皆がそう言うから・・・と。

でも、無理でした。あれは私の作品じゃありません。耐える理由がありません。

「これ以上耐えたら、私が望む姿に戻るのは難しそうです。私が何か大罪でも?」

堪えていた涙がこぼれました。

それを拭ってあげたジョンウ。

ヒョンスはこういう女性的な態度をとることを日ごろ嫌っていました。

ジョンウの手を振り払おうとした時、ジョンウがその手を掴みました。

 

この作品の好きな理由が一つ分かりました。

主人公たちがとても理性的だからです。

自分が成れない姿だからです。そして、理想とする姿でもあるからです。

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