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一緒に住もう・・・と言うヒョンスの言葉を聞いて、ジョンソンは優しくヒョンスを抱きしめました。
でも、賛成とも反対とも言いませんでした。
幸せにしてあげたい・・・とヒョンス。
ジョンソンは、その日泣いた理由ははっきりとは言いませんでした。現実に押しつぶされそうになったとだけ。
でも、ずっと母親から逃げていた事を打ち明けました。携帯を持っていなかったのも、それが理由だと。
なのに、捕まった・・・とジョンソン。それで、母親を捨てるのを諦めたと。
ヒョンスは、ジョンソン母を受け入れたと言いました。
そしたら、ジョンソンは呆れたように聞きました、息子の僕も受け入れたくないの何故?・・・と。
愛しているから・・・とヒョンス。
「愛のために人生を犠牲にするな。」
と、ジョンソンは言いました。ジョンソン母を受け入れたら、自分の人生は後回しになってしまうから・・・と。
ヒョンスは、それでもジョンソンを愛し続けたいと思っていました。
不安でした。
ジョンソンが、母親の事が理由でヒョンスと離れようとするのではないかと思ったのでしょうか。
ジョンソンが揺れていると感じていたのです。
ヒョンスは、ジョンソンに頼ってほしいと思っています。でも、ジョンソンは同居を断りました。
ジョンソンと会う前まで、ヒョンスは自分のすべきことを分析し、何が最優先すべきかを考えて行動して来ました。決して恋愛最優先じゃなかったのです。
割り切っても辛くないのが愛だと思っていました。
でも今は、それが間違っていたと感じていました。
ヒョンス母は、娘が変わったと思いました。
ホンアの脚本担当になったジュナですが、二人の意見は真っ向から対立していました。
脚本の内容だけでなく、ホンアの考え方、性格も、ジュナは理解できないし、理解したくも無いと言う感じです。
ジュナは、ジョンウや放送局のユPDに訴え、結局、ミン監督に変わる事が出来ました。ジュナは、ヒョンス担当に戻りました。
ほっとしています。
ホンアは、ミン監督と、脚本に手を加えるなと言う条項を入れた契約を結ぼうとしてますが・・・。ミン監督、納得するかしら?
ま、我儘で言いたい放題の二人は、似た者同士ですから、案外上手く行くかもしれません。
ジョンソンは、ジョンウに聞きました。母にいくら貸した?・・・と。
ジョンウは、貸した額を答えませんでした。
他から借りたよりはマシだと。
でも、ジョンソンにとっては、ジョンウに迷惑をかけたことが嫌なのです。大事な人だから・・・。
ここに至るまでの、ジョンウとの思い出がジョンソンの脳裏に甦りました。
お互いを信頼し合い、一つ一つ店を作り上げてきたわけで・・・。その思い出は、ジョンソンにとってもジョンウにとっても大切なモノでした。
なのに、それが、余計に今の彼らを苦しめているようです。
ジョンソンは、グッドスープのジョンウの持ち株を買い取りました。
ジョンウは、最後までジョンソンの決心を不安がり、今からでも撤回するなら受け入れると言いました。
でも、ジョンソンは母の借金も返すから、額を教えてくれと言い、揺らぐ気持ちを必死に堪えました。
ジョンウはいっそう孤独になりました。
ジョンソンとヒョンスだけが、彼の孤独を癒してくれる存在だったのに・・・ね。
そんな時、ヒョンス母から連絡がありました。
以前、ジョンウがプレゼントをくれたので、お返しに・・・と手作りのユズ茶を持って来たのです。
ジョンウ、本当に嬉しそうでした。お金では買えない手作りの心のこもった品だったからですね。
いつものとんがったジョンウではなく、心から尊敬できる目上の人を見る眼差しでしたね。本当にタイムリーなプレゼントでした。
ジョンウは、店のためにミシュランの星を取ると従業員に言いました。それを目標にすると。
勿論、皆、異論はありません。
店のチームワークは、変わらず良いです。
一旦店を辞めようとしていたスジョンも、残ることを決め、ウォンジュンと1カ月だけ付き合ってみようということになりましたし。
ジョンソンの心の揺れをヒョンスは感じとっていました。
だから、いくらジョンソンが優しくしてくれても、不安がるなと言ってくれても、不安な気持ちは消えませんでした。
二人の関係は、ますます
あなたの傍には、私がいるわ・・・とヒョンス。それだけはジョンソンに忘れないでいてほしいのです。
ある夜、ヒョンスが酔っ払ってジョンソンに会いに来ました。
ジョンソン母と一緒に飲んだ後だったのです。
このところ、ジョンソンは母親がヒョンスまで巻き込もうとしているのを、苛立っていました。
ヒョンスにも、母と関わってほしくないと何度か言っていました。
でも、ヒョンスとすると愛するジョンソンの母親で、自分を頼りにしてくれているのを突き放すことはできません。
二人の気持ちがすれ違いそうです。
僕の事が不安なの?・・・とジョンソンが聞きました。
一瞬躊躇した後、ヒョンスは認めました。
「そうよ。揺らが無い人が揺らいだら不安。諦めて消えてしまいそう。」
私はよく揺らぐから、揺らげば強くなると知ってる。そうやって鍛錬して自己を確立していくの・・・とヒョンス。
僕を信じてないんだな・・・とジョンソン。
「こんなに愛しているのに。自分だけ大事?」
ヒョンスは、涙をためて言いました。
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