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アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX1 |
クリエーター情報なし | |
エスピーオー |
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スボンの行動は、とても冷静でそれでいて財閥令嬢らしいプライドに満ちたものです。
でも、一方でドハを心から想っているとミカは感じました。
スボンはドハの方が想いが深いと言う事にも気付いています。だから、まだミカが本気になる前に手を打っておきたかったのです。
スボンはそのまま裸足で出て行きました。
ドハはソンビンに会いに行きました。ま、カウンセリングと言う名の思いのはけ口ですな。
恋いの病だ・・・とソンビンは言いました。
ドハは、3カ月後には飽きてしまう感情だと思おうとしています。でも、ソンビンは言いました。
「お前の中に芽生えたその感情とどう向き合うべきか考えろ。」
一方、この間、ミカはオ・ソニョに会いに行っていました。ミカにとって、ソニョは、ドハにとってのソンビンなんでしょうね。
ドハを本当に必要としているとミカは言いました。愛情と言うより、命に関わる必要性でドハの傍に居ようとしているわけですからね。
でも、スボンに言われて気付いたのです。
スボンにとって大切な人を自分は利用しようとしていると。自分の行動で傷つく人がいることを、気付かされたのです。
必要だと言う事だけで利用するのは悪いことだわ・・・とソニョ。
でも考えてみて、利用しているだけなの?・・・と。
ミカはドハがいるソンビンの治療室に向かいました。
そしたら、彼女の前の男性の腕の寿命時計が、ちらついている事に気が付きました。長くなったり短くなったり・・・。
短いのはもう10分もありません。
その男性は、ソンビンの担当患者でした。自分が望む強い薬を出してくれない事を逆恨みして、ソンビンを殺して自分も死のうとしていたのです。
治療室にはドハもいました。
男性は、ソンビンにナイフを突き付けてはがいじめにしました。
ドハは発作が起きたように朦朧とし始めました。
ミカは、必死に男性をなだめようとしましたが、上手く行きません。
この時にも、男性の寿命時計は長くなったり短くなったりを繰り返しています。男性も迷っている証拠です。
パニックを起こした男性はミカに斬りつけようとナイフを振り上げました。
その時、ドハが割って入ったのです。ミカは無事でしたが、ドハは背中を切られてしまいました。
幸い、大事には至りませんでしたが・・・。
麻酔から醒めた時、ドハは真っ先にミカを探しました。
ミカが無事なのを確かめて、ほっとしたドハ。
ミカはドハに打ち明けました。自分には人の寿命が見える・・・と。そして、ドハといたら時間は減らない・・・とも。
生きるためにドハの傍にいようとしてるのに、自分の所為でドハが死にかけた事に、ミカはショックを受けていました。
勿論、ドハには言葉の意味が分かりません。そのままの意味だとしても、信じることはできません。
ただ、ミカが愛しかったのです。ただそれだけでした。
「傍に居る理由はどうでもいい。」
そう言って、ドハはkissしました。
ミカの寿命時計は長く延びていました。
ミカはドハの手を引いて病院内を歩きました。いろんな患者がいます。その人たちの寿命を次々に口にしました。
でも、ドハは信じられません。確かめようがありませんから。
一人の認知症の老人がいました。ミカはその老人の寿命が残り1日半だと言いました。
そして、ドハといたら寿命は縮まらないと言いました。これから先は分からないけど・・・と。
ドハを利用する理由がこんな事でも本当にいいんですか?・・・とミカは問いました。でも、ドハは何も言えませんでした。本当の事だとまだ思えないからです、寿命が見えるなんて。
ドハ父が病院にやって来ました。
息子の容体を聞こうともせず、スボンとの結婚のことを話す父。スボン失くしてドハの事業は成功しないと言います。
ドハはむっとしました。
で、スボンの力を借りずに自分一人で1年以内に成果を見せる・・・と言いましたよ。有能な者に会社を譲るんだろ?・・・と。
ドハはスボンに結婚を白紙に戻したいと言いました。好きな人ができた・・・と正直に言いました。
スボンがすんなりと納得する筈はありません。
ドハの気持ちはわかったけど、事業は続けるし、両家の親にも言わない・・・とスボン。
待つと言いました。どうせ一時的な感情でしょうから・・・と。いつまでも待つわ・・・と。
ミカに、自分ほどの価値があるとは思えないのです、スボンには。
スボンはこの後、ドハの行動を逐一監視することにしました。