僕は彼女に絶対服従 ~カッとナム・ジョンギ~ DVD-BOX2 | |
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黄金化学は、資金力にモノを言わせ、ラブリーコスメの新商品の成分からCM、使われてるキャッチコピーまでパクリ、ラブリーコスメの方が自分たちの商品を真似してる・・・なんて風評を広めたのです。
ラブリーコスメのHPに、一定間隔でそんな言いがかりのような嘘のコメントを投稿させるなどと言う姑息な手も使いました。
その所為で、ラブリーコスメはネット等で徹底的に叩かれ、その所為で、せっかく完売続きだったTVショッピングでも売り上げががた落ち。
デパートの期間限定の売り場も、期間満了しないうちに撤退をさせられることになってしまったのです。
追い打ちをかけるように、黄金化学のキム常務は、自分たちの商品がホンモノだなんて記事まで出しちゃったよ
この一連の悪質な出来事は、全て黄金化学の仕業だというのは、皆が分かっていました。
でも、どうしようもありません。
ジョンギは、諦めて下請けに戻ろうとダジョンに言いました。
でも、ダジョンは諦めません。間違いを正す方法を考えろとジョンギに言いました。
キム常務に直接談判してくる・・・と出て行こうとしました。でもね、その時既に社長がキム常務のところに行っていたのです。
社長は、いつものように、キム常務に精一杯のおべんちゃらを言って事を収めて貰おうと思っていました。
でもね、あまりにも酷いキム常務の言い方に、もう我慢が出来なくなったのです。
ダジョンが乗り込んだ時、もう、社長がキム常務に怒鳴っていました。負けてません。と言うより、キム常務がたじたじとなってました。いつものダジョンのような態度でした。
「以上です。」
ダジョンはこれだけ言って、キム常務の前を辞しました。
こうなったら、もう後には引けません。
社員一丸となってこの苦境を打破するしかありません。
しかし、TVショッピングでは、ラブリーコスメの商品を扱わない事を決定されてしまいましてね。
ますます苦しくなってきたのです。
これには、シファンの母が関係していました。シファン母の一声で、扱い中止が決定したのですから。
その上、シファン母はラブリーコスメに乗り込んできて、ダジョンに一発ビンタをするなり、口汚く罵って散々ダジョンを侮辱して出て行きましたよ。
実は前夜、ダジョンがシファンと一緒にホテルに入った事を、シファン母は雇った者から報告されていたのです。
ボンギとミリもそれを目撃していて、また枕営業をしたんだと噂していたところでした。
でもね、それはシファンからの事業提携を提案されていただけで。決して噂の様な事は無かったのですけどね。
社長やダジョン、ジョンギ等の主だった社員が集まり、今後の相談をしました。
ますます売り上げは落ち込んでいて、会社自体の存続が危ぶまれる状況にまで陥っていたのです。
ジョンギはまだ諦めるのは早いと言いましたが、ダジョン以外の皆は、諦めかけていました。
下請けの何が悪い、元に戻るだけじゃないか・・・とハン課長。
「うちのブランドに泥を塗った敵に頭は下げない。」
と、ダジョン。
それを聞いてハン課長がキレました。
「TVショッピングの社長が元夫ですって?私なら何度でも頭を下げて利用するわ。私たちは無力なの。プライドがそんなに大事?」
自分には子供がいるし、他の社員たちも皆それぞれの事情を抱えていて、会社がつぶれたら明日から途方に暮れてしまう。
誰だって頭を下げるのは嫌に決まってる。
「でも、生きて行くために仕方ないの。」
誰も何も言えませんでした。ダジョンでさえ、この時は反論しませんでした。
皆、悩んでいました。
自分はどうするべきか、今、何をすべきなのか・・・と。
ジョンギも考えていました。
プライドを守るべきか、生活のために屈服するか・・・。
ジョンギはいつも最悪の事態に備えていました。そして今、最悪の事態とは、失ってはいけないモノを犠牲にする事だ・・・と思ったのです。
ミりやパク代理も、大変だったけど充実して楽しかった製品開発を思い出していました。
そしてハン課長も、ダジョンを散々責めた自分を反省していました。元夫に頭を下げるなんて簡単じゃないし、あんな元姑までいるんだし・・・と。ダジョンも大変な状況を抱えているのは自分たちと同じなんだと思ったのです。
チ・ユンホは、ダジョンに黄金化学に戻ってほしいと言いました。
ラブリーコスメに、ダジョンの居場所は無い・・・と。分かりあえないだろうから・・・とね。
翌朝、ハン課長は、ダジョンにシナモンを差し出しました。
ダジョンがコーヒーラテにシナモンをたっぷり入れるのが好きだと知ってるからです。
歩み寄り・・・ですね。ダジョンもちゃんとそれに気づいています。そういうところが、リーダーとしてのダジョンの大きいところでしょうか。
ジョンギは、自分なりの行動を起こしました。
黄金化学の会社前で、一人デモを始めたのです。
「ハーブセラムの元祖はラブリーコスメだ!黄金化学は謝罪せよ!!!」
誰に止められても、止めません。
そのうち、これがSNSに投稿され、ダジョンや社員たちの知るところとなりました。
ダジョンはすぐにやめるよう言いました。無駄だと。
でも、ジョンギはやめません。
皆、いつも小心者だと思っていたジョンギが、こんな大胆な事をするなんて・・・と驚き、感動しました。
結局、夜遅くなって、社長が食事をさせ、一人デモは終わりました。
社長とジョンギ、お互いの事を本当に信頼し合えた瞬間だったかもしれません。だからと言って、会社の行く末が真っ暗だと言う事に変わりは無いんですけどね。
ダジョンが動きました。
ダジョンもまた、ジョンギに触発されていたのです。自分にできる事をします・・・と言ったジョンギに。
ボンギが、また他の人じゃ思いつかないような奇抜で馬鹿げたアイデアを出しました。
自作のCMを作ろう・・・とミりとパク代理に声をかけたのです。
ボンギも兄の手助けをしたいと言う思いはいつも持っているのです。見かけによらず・・・。
これが、案外受けがよくてね。ダジョンが、あの笑わないダジョンが大受けしてましたよ。
で、HPやSNS等に流すよう指示。
自分はキム常務と対決する覚悟を決めたのです。
実は、ダジョンはユンホから、キム常務の不倫現場の写真を貰っていました。
でも、そこまでしたくないと、保留にしていたのですが、こうなったら、それを使おうと思ったのです。
キム常務は送られて来た写真を見て、大慌て。
結局、ダジョンの条件を飲むしかありませんでした。
また、TVショッピングの会社に行き、社長室に乗り込み、シファンに一発ビンタ
シファン母の目の前で。
二度と連絡しないで・・・とタンカを切って出て行きました。
シファンは母がダジョンのところに行った事を知りませんでした。又も母がダジョンとの仲を邪魔したと、怒りました。
ユンホには、黄金化学に戻る気は無いときっぱりと言いました。
これで二人の元夫との仲は、完全に切れましたね。
黄金化学側は、正式に、謝罪文をマスコミに流しました。
ラブリーコスメ側の名誉は挽回できたのですが、会社の経営が楽になったかと言うと、まだまだで。
相変わらず駆けずり回る毎日だけど、社員の意識は完全に変わりました。
仕事に真のやりがいを見いだし始めたのです。
ところが又問題が。
これはジョンギの家庭のことですが。
マンションで水漏れが起っちゃって。それが深夜の事とて、びしょぬれの状態で他に行く事も出来ず、向いのダジョンの部屋に一晩の宿を借りようとするんですが・・・。
ダジョン、不快な表情です。
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