僕は彼女に絶対服従 ~カッとナム・ジョンギ~ DVD-BOX1 | |
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ダジョンとシファンの姿に一瞬怯んだジョンギ。でも、今はそんな事にかまってる時じゃありません。
ダジョンと共にデパートの倉庫に駆け付けました。
皆で一生懸命探したのに、見つかりません。
そんな時、ボンギがノー天気な電話をかけてきました。お金がほしいというのです。
猫の手も借りたいジョンギは、お金を払うからと言ってボンギも呼びました。
そしたら、ボンギ、バシッとしたスーツ姿で現れましてね、お偉いさんのフリをして倉庫の係員を厳しく問い詰めました。
やっぱり人って見かけに騙され易いのね。係員はボンギのその姿にすっかり騙され、あれこれと指示し、あっという間に見つけ出しましたよ。
ボンギ、思わぬ才能があるようです
ジョンギも、よくやったって感じです。
ところがですよ。
化粧品は重い家電の下に置かれてて・・・。箱が潰れてしまってるんです。
これじゃぁ、売り物になりません。中身の商品には何の問題も無いけど、やはり見かけがね・・・。
皆が使える物だけでも売ってしまおうと言いましたが、ダジョンは全部工場に返品するよう命令。そして、売り場には『完売』の札をだしました。
休みを返上して、家庭の事情も顧みずに駆け付けた社員、特にハン課長は、ダジョンに食ってかかりました。
この1カ月残業続きで息子との時間が全く持てず、義母からも嫌味を言われて来てて。やっと今日休みがとれたので、お弁当を作って息子と出かけようとした矢先のこの招集です。
なのに、結局販売を中止するなんて、だったら呼び出すなよ・・・とね。
この抗議にも、ダジョンは一切怯みませんでした。
ハン課長だけが休日を返上したんじゃない・・・とね。自分だけが被害者面しないでくれと。
あいやぁ・・・分かるけど、やっぱり厳しいダジョンの言葉ですよね。ハン課長も何も言えなくなってしまいました。
そして、小さな会社だからこそ、イメージが大事になってくるんだから、潰れた箱で売るなんて事はダメだときっぱり言いました。
ダジョンの家ではシファンが料理を作って待っていました。
彼はダジョンとやり直したいと思っているのです。でも、ダジョンにその気は全く無さそうです。
ダジョンが『完売』と出したのが、SNSで有名になって、一気に客が押し寄せました。
これを機に一気に認知度を上げて売り上げを伸ばそうと張りきる社員たち。
あんまり浮かれるなと言うハン課長。売れるのは嬉しいけど、ダジョンのやり方が当たったというのがちょいと癪に障るハン課長なんです。
ダジョンはハン課長の意見に賛同しました。
珍しいことです。
ジョンギは、ダジョンなりの謝罪だとハン課長に言いました。
次の手はTVショッピングだと決まり、ジョンギがTVショッピングの会社と交渉する事になりました。
賄賂だのを使わず、正々堂々と交渉しろとダジョンは言いました。
でもこれが口で言うほど簡単じゃなくてね。自社製品を売り込もうとする会社は山ほどあるわけです。
その担当者がいつも押しかけているので、その競争に勝つ事は至難の業。どーにかして商品を目立たせなくてはいけないので、ジョンギは毎日必死でTVショッピングの会社に営業に行きました。
でも、なかなか色よい返事は来なくてね。
その頑張りは、ダジョンも他の社員たちも充分分かっていましたが、どうしようもありません。
そしたらまたボンギが上手いアシストを。
ボンギはアルバイトにTVショッピングのモデルをしてましてね。
出かけた先で、兄ジョンギの会社の商品を見つけたのです。
で、それを担当者に売り込んだわけです。強引に・・・じゃなく、さりげなくね。
商品自体は、かなり良いモノだとダジョンも認めています。担当者もすぐにそれを感じたようで、TVショッピングで扱いたいとの返事が来ましたよ。
ボンギ、グッジョブです
ジョンギにこの功績を分かって貰えてないのが気のどくですが。
放送初日。社長やダジョン、ボンギ、社員たちは揃ってスタジオに入りました。
そこで知ったのです。
ダジョンの部屋に入り浸ってる‘自称夫’だと言う人物がこの会社の社長だということを。
社員たちもシファンがダジョンと親しいのを、先日目撃しています。
だから、すぐに、また噂が再燃しましたよ。
ダジョンは枕営業してるとか、二股だとか・・・。TVショッピングの社員の中でもそんな噂が流れているようです。
なにせ、全く無名の会社の枠を他社と比べてかなり多く取るよう、指示が入ったようですから。そりゃぁ、特別扱いだと言われても不思議はありません。
商品は連日完売。
一気に認知度が上がりました。経営も軌道に乗ると皆大喜びでした。
しかし、一方で、今回の採用をジョンギのお手柄だと褒め称えていた社員たちも、裏にはそう言う事情があったのか・・・と急に醒めた気分になったのも確かでした。
ジョンギも、信じたくはないけど、ダジョンの部屋に入り浸ってるのを知ってるし、やっぱりそう言う事なのか・・・とがっくりしました。
でもね、自分を含めて社員の皆が、そんな本心、蔑んだ感情を押し隠して表面上はダジョンを褒めちぎってるんですね。
自分たちの成功の為に、ダジョンの犠牲を看過してるのです。
自分たちは卑怯だ・・・とジョンギは思いました。
悶々としていたジョンギは、いくら小心者でも、卑怯者にはなりたくないと決心しました。
ダジョンにその思いを訴えたのです。
TVショッピングに出るのはやめましょう・・・と言いました。
理由を聞かれ、自分が無能だから、元夫にダジョンから頼んだのでは?・・と言ったのです。
ダジョンには、ジョンギの言ってる意味がすぐに分かりました。どうもこれまでもそう言う事があったようです。
誤解される事が。
あれこれ説明するようなことはせず、ダジョンはTVショッピングの担当者に電話しました。
その会話から、商品を推薦したのはその担当者で、ダジョンではないと分かりました。つまり、ジョンギたちの噂は単なる噂でしか無く、事実は別にあったということです。
ジョンギは、謝るしかありませんでした。又も立場がありません。
翌日からジョンギはダジョンに必死に謝意を伝えるようあれこれと世話をしようとするのですが、そのすべてが空振りに終わってしまいました。
全く受け入れてもらえません。
で、ついついその愚痴をチ・ユンホに言っちゃって・・・。
そしたらその時、ユンホが最初の夫でシファンが2番目の夫だと言う事を聞かされましたよ。
あいやぁ・・・ですよ、ジョンギ。相談する相手を間違えたって感じ。
ジョンギの息子ウジュも、ダジョンを敬遠していました。
ハングルのドリルをくれ、勉強をしているかと聞かれたりするし、落書きを注意されたりしてね。やっぱり怖い相手なんです。
ある日、30点しか取れなかった書きとりのテストで良い点数を取れたので得意げに見せに行ったら、
「満点取らなきゃ。」
と、いつものように言われてしまいました。がっくりしたウジュだけど、次の言葉で気分は晴れました。
「だけど頑張ったわね。」
おまけに、初めて笑顔を見せてくれたのです。
ジョンギが、ダジョンに悪い事をしたから嫌われてる・・・とウジュに言うと、ウジュは言いました。
「謝らなきゃ。本気を見せないと。僕はそうしたよ。だから満点じゃなくても笑ってくれたよ。」
ウジュの言葉で、ジョンギはもう一度きちんと謝ろうと考えました。
あなたにとっては謝る事が日課ね・・・とダジョン。
「とにかく謝らなければ恥ずかしくていられません。」
と、ジョンギは言いました。
自分より有能なダジョンを妬んでくだらない作り話だと分かっていたのに惑わされてしまった・・・と。
「心の中で侮辱しながら、成功を喜ぶ部下を演じました。本当に済みませんでした。」
この言葉、ダジョンに伝わったようです。ジョンギの正直な本音ですから。
でもね、ダジョンが怒っていたのは、そんな噂を信じたからではなく、ジョンギが自分の作った商品を信じなかったことでした。
それはジョンギの胸を突きました。
ジョンギ自身、これまで、商品ではなく自分自身を信じられないでいたのですから。
そんな二人をチ・ユンホが見ていました。
もしかしたら、少し変わりかけたダジョンに気付いたのかもしれません。
彼がダジョンと別れた理由も、同じような事だったようです。そして、シファンの場合も・・・。
自分を許さなかったダジョンが、ジョンギは許したわけで・・・。複雑な表情です。
一方で、その時、ユンホはダジョンを苦しめる手を打っていたのです。
黄金化学が、又も卑怯な手を打って来たようですよ。
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