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ドヒョンが見つけた隠し部屋には、犯罪の証拠がたくさん残されていました。
でも、それらからは指紋一つ出なかったのです。ここもホ・ジェマンによって消毒されてしまっていました。
ただ、『N.S.H』というイニシャルの入ったバッグに入っていたカメラのシャッターから、一つだけ指紋が検出されました。メモリは抜き取られていました。
グムスクの息子ノ・ソンフのものでした。
ドヒョンはグムスクにすぐに知らせる気にはなれませんでした。
ノ検事の死が事故死ではなく、殺人だったと示すものですからね。疑ってはいても、ここまではっきりとした証拠は、やっぱりショックでしょうから。
ホ・ジェマンが燃やした車から、一つだけ手掛かりとなりそうな物が見つかりました。
何かの繊維のようです。
後にそれはキム・ソ二事件の遺留品と一致しました。
グムスクにチュノから連絡が入りました。
ノ検事のカメラが発見されたと告げるためでした。
グムスクは、そのカメラが息子の物だとすぐに察しました。大切にしていたもので、母親の自分も撮ってくれたものでした。
チョ・ギタクの家で見つかったと聞いて、グムスクは泣きました。
ドヒョンは、ホ・ジェマンの動きがあまりにもタイミング良すぎる事が気になっていました。
もしかしたら、何らかの方法でこちらの動きを掴んでいたのかもしれないと思いました。
盗聴器?・・・とチュノも察しました。
電話が怪しいとチュノ。
それならば、それを逆手に取ればよいとドヒョンは考えました。
で、敢えてチュノとの会話を聞かせました。罠を仕掛けたのです。
ホ・ジェマンの実妹チョ元看護師の自宅は、既に調べたが問題なかったと言ったのです。
それを聞いたホ・ジェマンはすぐさま妹の自宅に向かいました。
罠にかかりましたね。
ホ・ジェマンは海外に逃亡しようとしていましてね。
そのための資金と偽のパスポートを用意させようとファン秘書に連絡しました。
しかし、ファン秘書は待てと言うばかり。
お尻に火がついたホ・ジェマンは、脅しにかかりました。
待てないと。
ドヒョンとチュノが張り込んでいるチョ元看護師の家に、ホ・ジェマンが現れました。
宅配業者を装って部屋に入ったジェマンのすぐ後から、別の人物が部屋に向かうのを確認したドヒョン&チュノ。
黒幕に違いないと思いました。
ホ・ジェマンは現れたファン秘書を脅しました。
ノ検事の写した写真等の原本は別の所にあると言って。
それとは別に、ファン秘書が事故死と見せかけてノ検事を殺せと指示した音声ファイルも持っていました。何重にも保険をかけていたと言うわけです。
抜かりありませんわな、チョ・ギタク。
でもね、ファン秘書が突然、ホ・ジェマンを刺したのです。
致命傷ではありませんでした。
争う二人のところに、チュノが。
何かあったと察して乗り込んで来たのです。
ただ、鍵が開かず、もたついている間に、ファン秘書は逃走。
ホ・ジェマンは命拾いしました。
ジェニー・ソンは、武器のロビイストです。
武器の納入を巡って、チュ・ミョングンに働きかけています。
意識の戻ったホ・ジェマン。
目の前にいたのはチュノでした。
ホ・ジェマンは黙秘を続けました。チュノの質問に一切答えません。
そこに突然入って来たのは、チ弁護士。
10年前、ドヒョン父の事件で担当検事だった男でした。
チュノは、この流れが何を意味するのか、察しました。黒幕が遣わしたと。
「今後も黙秘を貫いてください。後は私にお任せを。」
と、チ弁護士はホ・ジェマンに言いました。
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