レビュー一覧は、こちらから。
父ソ・ジュンソクの納骨堂からジョンフがとりだしたテープは、あらかじめテヨンが置いていたモノでした。
テヨンが先に本物のテープを取り出した後、置いてあったのです。ジョンフたちが来て小芝居するために。
ムンホは、それを聞きました。
ジュンソクは、容疑者でもなかったんです。事件を通報するために警察に行っただけなんです。
証拠写真も持って、友達が殺されたと通報しに行ったのです。
なのに、いつの間にか容疑者にされてしまっていたわけです。
ムンホからその話を聞き、ジョンフとヨンシンはほっとしたように笑みを浮かべました。
ムンホは、ここまでで充分だと思っていました。
でも、ジョンフとヨンシンは計画は最後までやり遂げる・・・と改めて決心しました。無念の死を迎えた父たちのためにも。
そして、ジョンフがサムデーの記者ボンスとして御大の元に行き、その顔を放送に乗せたというわけです。
ジョンフは御大の手下たちに抑え込まれました。
へらへらと御大に対していたジョンフ。正体を聞かれ、答えました。
「ハラボジが殺した人の中にソ・ジュンソクという人がいる。その息子ソ・ジョンフです。これから人を殺す時は被害者の子供の事も頭に入れておけ。今まで考えたことないだろ?」
危うし、ジョンフ・・・というところですが、これは生放送でしてね。屋敷の外にはヨンシンが警察を呼んでいました。
生放送の途中で映像が途切れた・・・という事が放送されてしまった以上、御大もここでジョンフを殺してしまう事は出来ませんでした。自分の首を絞めることになりますからね。
92年のあの日の出来事。それは、単に企業の裏金の受け渡し場面をスクープするためだけでした。
で、ギルハンとジュンソクが写真に収めていたところ、見つかってしまうんです。
ギルハンが囮になって逃げる間に、ジュンソクはカメラを持ってムンシク運転の車で逃走する予定になっていました。でも、ギルハン一人残して行く気にはなれなかったジュンソクが、引き返したんです。
そこで見ちゃったんですね、ギルハンが血まみれで横たわってるのを。
それを写真に収め、ジュンソクはムンシクに引きずられるように逃げてしまった・・・というのが真相でした。
彼らが取引していたのは、偽物の塗料でした。塗ると腐食が進むというモノ。そこまでジュンソクは調べていたんです。
それを陳述していたところ、何者かが入って来て、ジュンソクは拘束されてしまったようです。
テープも、そこで終わっていました。
実は、ムンシクが拷問に耐えかねて、嘘の陳述をしていたんですね。
ジュンソクがギルハンを殺した・・・と。
最初は怯えながら、しどろもどろで供述していたムンシクですが、次第に自分の言葉が真実だったと思いこんだように、すらすらと話をしていました。
裏金を運んだトラックを取材していたら、気づいた運転手が逃げた。大量の裏金が積まれているのを見て、ジュンソクとギルハンが口論になった。止める間もなく、ジュンソクがギルハンを殺した。理由はその裏金を横取りするか否か・・・の言い合いだと。
金に目がくらんで友達を殺すなんて・・・としたり顔で言うムンシク。
この時には、御大の息がかかっていたのです。
ヨンシンは、ミョンヒが焼いたクッキーを一枚持って帰っていました。
ナプキンに包んで大切に持ち帰ったんだけど、割れていました。でも、味に変わりは無く、チスと一緒に大事に味わって食べました。
チスは、ジョンフを連れて来いとヨンシンに言いました。恋人の親に挨拶をするという意味ですね
「よりによってあんな弱いヤツを・・・。」
と、チスは悔しそうに言います。ヨンシン、面白くて笑っちゃってました。
部屋に入ったら、そこにジョンフが。
いつの間にですよ。ヒーラーだから、お手のモノではありますが
「普通の人として暮らしたい。」
と、ジョンフは言っていました。
それなら・・・とヨンシンは指導。隙あらば、抱きしめようとするジョンフを、まぁまぁ・・・と押さえて言いました。
恋人の家には玄関から入る。正式に交際したいならまず恋人の父親に会って許しを得る。恋人の誕生日にはプレゼントをする。
「今日が誕生日よ。」
突然の話に、プレゼントなんて持って無いジョンフは困りました。で、差し出したのが、自分が付けてたペンダント。
「新品じゃないと・・・。」
というヨンシン。
「これには位置追跡機能が付いてるんだ。本当に危険な時だけ使えば良い。」
じゃぁ、抱きしめても・・・と、ハグしようとするジョンフに膝蹴りするヨンシン
「分かった。普通の恋愛のように順序を守っていくから、待ってて。」
と、ジョンフ。こう言ったら、出直してくると思うよね。でも、ジョンフはそんな日を改めて・・・なんて考えはありませんでした。
思ったが吉日・・・ですか。
その足で、窓から出ると、下のカフェの玄関から入って来たのです。
チスの前に・・・。
勇んで入って行ったものの、チスの表情に怖気づき、又今度・・・と踵を返そうとしたところに、チョルミンが来ちゃった。
結局、二人にチスの事務所に引きずり込まれちゃったよ
この時のやり取りが、ホントに笑えた~っ
ムンホの御大に関する放送後、御大に会った事があるというコメントが多数寄せられました。
その中で信頼性の高い人にインタビューをして、御大の悪事の証拠を掴もうという事になりました。
ジョンフは“パク・ボンス”としてサムデーに復帰しました。普通の人として生きるためです。
会社では居眠りばかりしてますよ。それに、お給料が安過ぎるというのにも、がっくり。ヒーラーのバイトをしようかとミンジャに持ちかけたりしてます。一応、引退したことになってるんですけどね。
で、その次のヒーラーとして、テヨンを育ててる最中なんですが、まだまだ未熟でね。ミンジャは頭を抱えてます。
ヨンシンは、その後もミョンヒと時々会っています。インタビューをするためですが、ミョンヒも勿論ヨンシンも楽しそうです。
しかし、既に御大側、ムンシクを含めた敵の反撃は始まっていたんです、人知れずに。
ムンホのマンションには、ひそかにオ秘書が侵入していました。この時盗まれたのは、ムンホが大切に持っていた20年前の海賊放送の録音テープでした。そして、“ヒーラー”という自己制作の冊子も。
これらは、ムンシクのTVインタビューで使われてしまいました。カン・ミンジェがインタビューする番組なんですが、予定されていたのとは違う内容を直前にムンシクに提案され、急遽内容を変える事になってしまいました。
実は、それに合わせて、ムンホたちサムデーも反論の意味の番組を放送する予定にしていました。
慌てて放送を見たら、何と自分のテープが持ちだされて都合よく使われているじゃありませんか。
ムンシクは、20年前、海賊放送に自分も加わっていた・・・と明かしたのです。
このところ、ムンホが兄ムンシクに対立する立場の放送を立て続けにしている事で、兄弟の不仲が取りざたされていまして。それを打ち消す・・・いえ、寛容に受け入れる自分の姿勢を表明するためだったのです。
「弟が間違った報道をしても、大目に見てやるべきかと。それこそが私の守ってきた言論の自由なので。」
サムデーの放送は中止せざるを得なくなりました。
ムンホは愕然とし、怒り、悔しがりました。してやられたわけですから。
ミョンヒは、泣きながらヨンシンに謝り続けました。ヨンシンが、何が?・・・と聞いても、謝るだけでした。
そして、もっと強硬手段がとられてしまいました。
ムンホが拉致され、それをジョンフが追った隙に、ヨンシンの前には、オ秘書が
あの、オ秘書の、お姉ぇのような微笑みがムカつく~っ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます