レビュー一覧は、こちらから。
警察には、偶然通りかかっただけだとムンホが証言。
ヨンシンは、ジョンフの血まみれの姿が目に焼き付いてしまってました。
ジョンフを信じているけど、流石にあの姿は誤解しても仕方が無い状況でしたからね。
ジョンフも、動揺していました。ヨンシンに誤解されたと感じていました。
テープも手に入れられず、犯人に仕立てられそうな予感もしますよね。ただ、一つ、パク元刑事は、言葉を言い残したのです。
「3 9 1」
何の番号か、分かりません。
ムンホは、ヨンシンを送って行きました。
ボンスの次はこの男?・・・とチスは誤解しました。
「実の母を見つけたの。」
ヨンシンは言いました。思いがけない言葉に、チスもチョルミンも言葉が出ません。
生きているけど、病気なので、だから私が娘だとは打ち明けられない・・・と説明。
ムンホも、事情を説明しました。
「お父さんにどう切り出せばいいか分からなくて・・・。」
と、ヨンシン。
チスは両手を大きく広げてヨンシンを抱きしめました。包み込みました。
ムンホは満足そうでした。この父に育てられたから、ヨンシンがこんなにいい子に育ったんだ・・・と感じたでしょうね。
ジョンフもヨンシンも、今度の事で話しがしたいのです。
でも、相手から聞いてくれれば、ちゃんと答えるけど、自分の口から・・・という勇気が出ないでいました。
オ秘書は嫌疑不十分で釈放されました。
パク刑事は、黙秘を続けているそうです。
ユン班長は、行き詰まってます。で、ムンホにヒーラーを紹介してほしいと言って来ました。
パク元刑事殺人事件の容疑者として、既にジョンフが上がっているらしいのです。たくさんの目撃者が出たんだとか。警察が求める前に、目撃証言が次々出てきて、もう似顔絵まで作成されてますよ。
ジョンフに罪をかぶせる魂胆です。ユン班長も、それを察してます。
ヨンシンは、ミョンヒに会いに行きました。
ミョンヒと握手を交わした途端、涙がこぼれました。
その様子を、ミョンヒは好ましげに見ていました。
「私って泣き虫なんです。」
と、ヨンシンが言うと、私もよ・・・とミョンヒ。こんな言葉さえ、ヨンシンには嬉しかったでしょうね。
ミョンヒは、昔の5人が写ってる写真を示して説明しました。元夫オ・ギルハン・・・と指差しました。92年に亡くなった・・・と。
「その話をもう少しお聞きしても?苦しくなるでしょうか?」
と、ヨンシン。
ミョンヒは、その話を誰かにしたかったのです、ずっと。やっと聞いてくれたと思ったのでしょう。ポケットから呼び出しの無線をヨンシンに渡しました。
発作が起ったら、これで隣の部屋にいる看護師を呼んで・・・と言って。
この話を放送してもいい・・・とミョンヒは言いました。でも危険かも・・・と。
「まだ私たちを殺した人が生きてる。」
つまり、オ・ギルハン、ソ・ジュンソクを殺し、ミョンヒを殺そうとした人物、その上娘のジアンも死んでいると思ってますからね、ミョンヒは。
この言葉で、ジョンフ父が自分の父を殺したというのは、嘘だとヨンシンは知りました。
92年のあの日。
家にジアンといたミョンヒの元に、ムンシクから電話が入りました。逃げろと。
で、逃げる途中、ジアンを隠し、自分一人で囮になって逃げたんだとか。後で必ず迎えに行くからと言って。
でも、事故に遭ってしまい、身体が動かなくなったミョンヒは、ジアンを迎えに行く事が出来なくなり、そのまま今に至ってるわけです。
ここまで来て、ミョンヒは発作を起こしてしまいました。
その様子を見て、ヨンシンはショックを受けました。
その日は、ジアンの誕生日でした。たくさん、手作りのお菓子が用意されていました。
ヨンシンは、その中から、1枚クッキーを取り、丁寧にナプキンに包んで持って帰りました。
この様子は、オ秘書が御大に報告していました。
ヨンシンが全てを知ってるようだ、ムンシクを守るためには、ミョンヒとヨンシンをどうすれば?・・・と。
その時、傍にジョンフが。
携帯を奪って、御大に話しかけました。
「はじめまして、御大。あなたがオ氏やキム・ムンシク氏に悪事を働かせてる人ですよね?」
流石の御大も驚きました。で、すぐに電話を切り、電話機を始末させました。
帰り道に、ジョンフが待っていました。
「私を捨てたわけじゃなかった。」
と、ヨンシンは言いました。
「聞いてもいい?ジョンフや、人を殺した事は?」
「ない。」
これで十分でした。やっと以前の二人に戻れました。
御大は、ムンシクに釘をさすのを忘れませんでした。
ムンホの勝手な行動を指摘し、ひそかに始末する事も出来ると匂わせたのです。
でも、ムンシクは、自分が言い聞かせると言いました。
ムンシクって、厳しいし、情け容赦ないところもあるんだけど、ムンホとミョンヒの事は本当に大切に思ってるんですね。
ミョンヒが自分を盗聴してるのを知っても、そう言う事をしたミョンヒを哀れに思ったりしてますからね。
オ秘書は、それを信じられないと言った表情で見ていました。
陳述の録音されたテープをムンシクたちもジョンフも捜しています。
一歩早く気づいたのはジョンフ。「391」というダイイングメッセージがありますからね。
納骨堂の番号だったのです。
それは、父ソ・ジュンソクの納骨場所でした。
尾行されているのを承知で、ジョンフとヨンシンは納骨堂に行き、テープを取りだしました。
そして、ジョンフがわざと捕まるように仕向けて、ヨンシンだけは逃がしました。
「御大に会わせてください。そしたらテープとLAの動画も渡すと・・・。」
弱々しげに頼みました。
「あ、それと、ヒーラーが御大の味方になりたがってるって伝えて。」
この時、「サムデー」では、第3回の放送が急に決まってました。
新しい情報が入って、それは早急に伝えるべき内容だからだ・・・とムンホ。
題して『キム・ムンシクを操る背後の人物の正体を暴く』。
放送は、パク元刑事の死を取り挙げました。そして、92年先日殺されたヨンジェの友人ソ・ジュンソクも取り調べ中に亡くなっている・・・と続けました。
ここで、ジョンフがパク元刑事とかわした会話の音声が流れました。
聞いた陳述と受け取った陳述書の内容が違ってた・・・というあれです。
そして、ムンホは手元にあった22年前のジュンソクの陳述を録音したテープを見せたのです。当然内容は既に聞いていました。
この放送を急いだ理由がそこですね。邪魔される前に・・・と。
「このテープには、彼らの悪事についての話が入っていたのです。彼らとは誰でしょう。」
ここまで言って、ムンホは間を空けました。
ジョンフの“来た”という呟きと共に、ジョンフがかけてるメガネで映した映像が放送に流れました。
「サムデーの記者が某所を訪れています。御大と呼ばれている人に会うために。」
ムンホがそう言った瞬間、ジョンフのメガネのカメラでは“御大”が部屋に入って来た姿を捉えてました。
次の瞬間、警護の者が、必死に隠したけど、既に写ってしまった後でした。
この作戦のタイミングが、物凄くばっちりで、ドキドキしましたよ。してやったり・・・って感じ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます