出生の秘密 韓国ドラマOST (SBS) (韓国盤) | |
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Danal |
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ソク、やっぱりアルツハイマーでした。診断を受け、治療もしてもらってるようですが、これを知ってるのはギテだけ。母にも秘密にしています。世間に知られたら、会社が危うくなると踏んでのことでしょうね。
体調は戻りましたが、時折自分が何歳なのか分からなくなるようで。ずっと幼いころに戻ってしまう事もあるようです。
イヒョンは、ソクの言葉から、彼が父グクに対して強烈な劣等感とか嫉妬を抱いていたことを知りました。
イヒョンはチョン支社長に連絡を取ろうとしましたが、休暇中ということで連絡が取れず。グクのことを聞きたかったようです。
そのチョン支社長は、グクのところに来ていました。
グクが家に戻る決心をしたと聞き、やって来たようです。
そして、もうひとつ、ギョンドゥに協力してもらいたい事についての相談もあったようです。
グクは、イヒョンから会社の株を貰うよう、ギョンドゥに言いました。
でも、ギョンドゥは激怒。へドゥムを売る事になってしまうからです。
グクは、説明しました。
その株が、我々、イヒョン、そして、へドゥムを守る力になるだろうから・・・と。その詳細な意味を理解できてはいないギョンドゥですが、“イヒョンやへドゥムを守る力”と聞いて、指示に従う決心をしました。
かと言って、娘を売ると言う罪悪感が消えるわけでもなく、苦しみました。
父の調査が全く進展しないので、イヒョンは苛立っています。
でも、ソニョンとスチャンとの過去は思い出したようです。
スチャンが、愛しているけど貧乏な自分を捨てお金持ちのソニョンに乗り換えたことを・・・。
その頃、イヒョンは、父グクが行方不明になったと知った頃らしく、それに追い打ちをかけるようにスチャンから捨てられたわけです。唯一頼れると信じていたスチャンに・・・です。
だから、イヒョンはあの崖の上に立ったと言う事のようですね。
そうすればいい?・・・とスチャンに聞かれたイヒョンは、何事も無かったかのように、振る舞ってほしいと言いました。ソニョンには、まだ記憶を取り戻せてないと言う風に振る舞うから・・・と。
そして、スチャンには、自分を捨てたと言う苦しみを、自分はギョンドゥを捨てたと言う苦しみを抱いて、一生生きて行くべきだ・・・とね。
スチャン、その言葉に従うと言いました。
で、ソニョンが論文を盗用したってことは、どーなの?思い出してないのかな?
まぁ、今さら、どうでもよい事でしょうけどね。
イヒョンは、昔父の部下だった人物に何度も会いに行きました。
仕事で投資する会社の調査をしている時、気になる事が浮かび上がって来たんですね。
倒産したと言うその会社に、父グクが勤めていて、何やら成果をあげそうだったのに、実験動物が全滅すると言う事が起り、その後なんかうやむやになったようで。
その一件に元部下が関わってそうな雰囲気がしたんですよ。グクに嫌われていたってこともあってグクの成功を望まなかったと考えられるからです。
で、とうとう突き止めました。ってか、しつこく付きまとい、新聞社に実験動物全滅の事を投稿し提起することも出来る・・・と半ば脅したんです。
そしたら、なんど、彼はギテからの指示でやった・・・と白状したんです。
ギテの部下と言う立場じゃ無く、自分に被害が及ばないと言われて、恨みや妬みでやったことみたいですね。
イヒョンは、すぐにギテのところに行き、問い詰めました。
でも、証拠は?…と言われ、どうしようもありませんでした。
グクの失踪にもかかわっているのでは?・・・と聞きましたが、それもしらばっくれるギテ。
「誓約書もある。」
と言いました。
研究に失敗したグクは、持ち分以外の会社の株を要求し、イヒョンとの縁を切り、全ての権利を放棄すると言う内容の誓約書を書いたと言うのです。
自分が父グクを決して嫌ってはいなかったという記憶があるイヒョン。
なのに、その父は自分をお金と引き換えに捨てた・・・。
ショックを受けました。
この誓約書を、ソクの部屋で見つけたイヒョンが、ソクと言い争いになり、そのまま家出した・・・とギテは言いました。
家出の理由が、これだったようです。
ギョンドゥは、ソウルに戻ったので、またギジュンの会社で働く事に。
ギジュンからイヒョンへの届けモノを言いつかったギョンドゥは、会社の駐車場でイヒョンを待ちました。
そこに、ふらっとイヒョンが来たのです。
ギテから誓約書の話を聞かされた直後で、ショックを受けていたんです。
思わず、ギョンドゥにすがって泣きだしてしまいました。
ギョンドゥは、訳も分からず、驚き戸惑って優しくイヒョンの肩を抱きました。
この事もあって、イヒョンを守りたいという気持ちはいっそう強くなったんでしょうね。グクの計画に従う決心がついたようです。
次にイヒョンを呼び出した時、ギョンドゥは、苦しげな表情で、株を要求しました。
娘をやったんだ、当たり前だろう・・・と。心にもない言葉です。
一瞬、イヒョンは意外だという表情をしました。
ギョンドゥは、お金に興味の無い人物で、こういった取引みたいな事を考えもつかない人だと思っていたからです。
「いいわ。」
冷たくイヒョンは言いました。これで、少し償いが出来るのかもと思ったみたいですね。