まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ボーイフレンド』10話まで

2020-02-29 10:47:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

午後休を取るのに、正直者のジニョクは上手く嘘がつけません。

でも、キム部長は察してくれ、快く退社させてくれました。

広報チームは皆察してましたね。

 

黙って無いのは、スヒョン母。すぐに電話を寄越しました。

でも、スヒョンは釜山に出張中だと嘘を言い、早々に電話を切りました。

ミョンシクは、口裏を合わせておくからと笑ってくれました。

 

ジニョクが案内したのは、高速道路の高架下にある“美術館”。

高架橋に絵が掛けてあるのです。

いわゆる、ちゃんとした建物の中の美術館ではありません。

ジニョクは一つ一つ絵の紹介をしました。がっかりしたと言いながらも、スヒョンは楽しそうでした。

 

「この絵が一番好きです。」

と、ジニョクが紹介したのは、抽象画。

“どこで何になり再び会えるのか”と言う題です。詩の一部だそうです。

その詩をジニョクが語り始めると、続きをスヒョンが口にしました。

スヒョンも以前からこの画家が好きで、そのつながりで詩も知ったんだとか。

キューバで出会い、会社で再会し、この絵も知っていたと言う事実。縁があるとジニョクは思いました。

でも、スヒョンはそこまで思えなかったようです。あまりにも現実を知りすぎているからでしょう。

 

ミョンシクは久しぶりにスヒョン父と会っていました。

唯一心を許せる相手なのかもしれませんね、スヒョン父にとっては。

娘の事を聞く父。やはり記事の事が気になっていました。

ミョンシクは事情を説明し、ジニョクは良い青年だと言いました。

ほっとしたようではありますが、やはり不安は消え去りませんでしたね。父親とすると、そういうものでしょう。

 

ミジンがまたデチャンの店にやって来ました。

前回、酔っ払っちゃって店に財布を忘れて行ってしまってたのです。

財布が洗濯バサミで挟まれているのを見て、高価な物なのに・・・と激怒。

またまた口げんか勃発です。

そこに、ジニョクとスヒョンがやって来ました。

二人一緒の姿を見て、ミジンは更に機嫌が悪くなりました。

 

でも、結局、3人でお酒を飲む事になりました。スヒョンは飲まなかったようですけどね。

スヒョンとミジンの関係は、ジニョクとデチャンの関係に似てます。愉快で気遣いの必要無い関係。

それを、たまたまやって来たヘインが目撃しちゃったよ。

自分のテリトリーにスヒョンが入ってきた、そんな気がしたかも。

黙って見てるしか無いとヘインは思ってるようですが・・・。切ないね。自分の想いを整理しなくてはいけない時が来たと感じたかも。

 

店にジニョクの弟ジンミョンが来ました。と言うか、アルバイトしてるから来るのは当たり前ですが。

一目でスヒョンの正体に気づいたジンミョン。

と言う事は、ラーメンを食べてた男性が兄だったと言う事にも、気がつくってことです。

結局、この日、ジニョクはデチャンとジンミョンに事情を話す羽目になったみたいですね。

 

ウソクは、ジニョクの事を調べさせていました。

極々普通の青年だと分かり、ある意味ショックだったのかも。

ウソクは、スヒョンが初恋だったのかもしれません。昔の写真をまだ携帯に入れてますから。

政略結婚目的のお見合いの席だったけど、彼にとってはその時一目ぼれしたようです。

 

あなたのお母さんを含めて、敵だらけよ・・・とミジンが言いました。

スヒョンは分かっています。だから、ジニョクを拒もうとしました。

でも、やっぱり戻ってしまうのです。

「こんな気持ちになるのが、もっと早ければ良かった。」

と、スヒョンは言いました。今更、この年で、離婚を経験した後で・・・と。

ジニョクを好きなんだと、ミジンにも分かりました。でも、最悪のタイミングだということも。

「自由な人生は私には許されない。我慢は得意よ。」

涙をためて言うスヒョン。ミジンは可哀相でなりませんでした。

 

ミジンを降ろして、自宅に戻ると、ロビーで母が待ってるのが見えました。釜山出張が嘘だとばれたのです。

全てが嫌になったスヒョン。

車を引き返しました。

泣きました。車の中で一人泣きました。

充ても無く車を走らせました。

ガス欠になってしまいました。

 

給油サービスを依頼し、また走らせました。

涙が止まりません。

 

行ったのは、ジニョクが教えてくれた高架下の美術館。

 

ジニョクにも、スヒョンの苦しみが消えたわけじゃないと分かっていました。

一人辛い立場に立たされているのも分かりました。

自分に何が出来るのかと思いました。

思わず自転車を走らせ高架下の美術館に向かいました。そしたら、スヒョンが立っていたのです。

あの絵の前に。

 

僕たちは高架下でまた会いました・・・とジニョク。

絵のタイトルをなぞって聞きました。僕たちは何になって再会したことにしますか?・・・と。

我慢が得意なのに、ここに立ってた・・・とスヒョンは言いました。気持ちを見透かされたのねと。

本で読んだんですけど・・・とジニョク。

「異性への好感は、好きだという確信と疑念との闘いだと。確信と疑念が入り交じっていて疑念が薄まり確信だけが残ると、その時、恋が始まる。」

確信と疑念との闘いに任せてみませんか?・・・と。

「“僕たちはここで好感を持つ関係で再会した”ダメですか?」

と、ジニョクがスヒョンの目を見て言いました。

 

一瞬下を向いたスヒョンですが、心が決まったようです。

顔を上げてジニョクを見つめて言いました。

「いいわ。」


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『ボーイフレンド』9話まで

2020-02-29 09:24:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

一瞬躊躇したスヒョンですが、屈託の無い明るいジニョクの笑顔につられたように、笑顔になりました。

「私がおごるわ。」

そして、あっけにとられる社員たちを置いて、出て行ったのです。ミョンシク、ミジンと共に。

チェ理事は苦虫をかみつぶした表情になりました。

 

緊張は車に乗ってからも続いていました。

誰も口を開きません。

ミョンシクが笑顔で話し始めて、緊張がふっと緩んだ感じです。

スヒョンは、ミジンとミョンシクに車を降りるよう言いました。

ミジンは、“えと言う感じ。

 

ジニョクはこんな時にぴったりの場所があると、スヒョンを案内しました。

教会です。

でもね、そこはキューバでジニョクが話した“カメラをくれた父の友人の妻”の家だったんです。

何も聞かず、歓待してくれました。

美味しいお茶を出してくれました。そして、用事があるからと二人を残して出かけて行ったのです。

 

スヒョンは落ち着きました。そして、ジニョクの明日からを思うと心配になりました。

「僕は決心して名乗り出ました。“僕は代表にとって意味ある人間になる”と。」

と、ジニョクが言いました。やはり詩人です。

スヒョンの不安が消えたわけじゃありません。でも、一時の感情ではないと確信出来ました。

 

ヘインはやはりショックでした。

これまで彼女にとってジニョクは一番大切な人だったのです。

ジニョクは自分を友人と思っていると知っています。でも、いつか自分の気持ちが伝わり、自然と恋人関係になれると期待していたかもしれません。

それが、自分だけの妄想だと気付かされたのですからね。

 

ミジンは、ジニョクの先輩デチャンの店にいました。前回も、ジニョクに指定されて、この店に来ていました。二度目です。

その時から、デチャンとは全く気が合いません。

又も口げんかとなりましたが、ジニョクをデチャンに呼び出してもらいました。

正直、感動したわ、あなたの勇気に・・・とミジンは言いました。

でも自分は秘書だから、スヒョンの事を一番に考えるの・・・と。明日何が起るか心配だと。

「ここまでは感謝してるけど、今後は知らないフリをして関わらないで。」

ジニョクは笑顔で言いました。

「そう深刻に考えると状況を悪くするので、僕たちは気楽に過ごすことに。」

ミジンは、ジニョクの“僕たち”と言う言葉に驚きました。ミジンは呆れて、余計に頭が痛くなりました。

で、結局、お酒をしこたま飲んでしまったのです。二日酔いで出社する羽目になってしまいました。

 

そうは言っても、ジニョクだって不安でした、明日からが。

そして、酔ったミジンからスヒョンのこれまでの人生を聞き、哀れに思いました。自分とは全くかけ離れた世界で生きて来たんだと改めて分かりました。そこまでとは予想していませんでした。

 

この一件は、当然ウソクの母に報告されました。

呆れたウソク母。チェ理事に、上手く処理するよう命じました。

その電話をウソクが聞きました。

スヒョンに何かあったと知り、すぐに事情を探らせました。母の剣幕が気になりますからね。

 

翌日、スヒョンはそれまで以上の好奇の視線にさらされることになりました。

ジニョクは、経験したことの無い注目を浴びる事に緊張しました。好意的な視線ではないので、なおさらです。

ヘインはそんなジニョクを心配そうに見つめていましたが、何も言いませんでした。

 

午前中は何とか仕事をこなしましたが、ランチに社員食堂に行くと、全員と言ってよいくらいの視線が自分に集中するのを感じ、いたたまれなくなってしまいました。

で、一人外でランチをすることに。

その姿を見かけたスヒョン。ため息をついているのも見ました。

その心情は容易に想像が出来ました。

“ラジオにリクエストしてみたら?”とメールを送りました。

すると、ジニョクは昼からサボろうかと思うんだけど、勇気が出ないと返信してきました。

“代表と一緒なら、安全かも。美術館でもどうですか?”と、ジニョク。

迷いましたが、スヒョン、ジニョクのサボりに付き合う事にしました。


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