レビュー一覧は、こちらから。
2話の最初の部分も視聴不能でしたゆえ、途中からのあらすじです。
ダンはちゃんと自分の罪を分かっていました。
人の生死に関わってはならないと。だから、罰は甘んじて受けようとしました。
先輩天使のフがダンに神の言葉を伝えました。その罪によって、消滅すると。
でもね、ダン消滅を逃れました。
人間キム・ダンとして特別任務に就くよう申し渡されたのです。
ダンが助けた動物と人間たちが感謝してるんだとか。
猶予は100日。任務は“愛を見つけてあげること”。
対象者は病院の502号室にいると。
ヨンソは亡くなったチョ秘書の角膜をもらって視力を取り戻しました。
自分を不安げに見つめるチョン執事、ヨンジャたちを見ました。
皆、喪服を着ていることに気づきました。
そして、チョ秘書の死、角膜提供者がチョ秘書だということも。
ふらふらと病室を抜け出したヨンソ。
ふらつく体で葬儀場に向かいました。
参列者が噂しているのを聞きました。ヨンソの父にこき使われた挙げ句、最後は角膜まで・・・と。事故は仕組まれたもので、もしかしたらヨンソが・・・と言うものです。
信じない、信じたくないと思っていたヨンソ。
遺影を見た瞬間、それが現実だと思い知らされました。
一輪の白い菊を持って、ヨンソは遺影の前に進みました。
生前、チョ秘書はヨンソに言っていました。
「一度でいいから見たいな、あの時みたいなキラキラした笑顔を。」
ヨンソは必死に笑顔を作りました。
決して心からの笑顔ではありません。チョ秘書に見せられなかった笑顔を必死に作ったのです。
でも、周囲の人たちには、それが分かる筈ありません。
悲痛な笑顔を、目が見えるようになった喜びの笑顔だと受け取りました。
ダンも・・・。
ダンは、ヨンソの姿を見かけ、後をついてきたのです。
その後になって、彼の任務の対象者がヨンソだと言うことを知りました。
ヨンソはタクシーで家に帰りました。
幼い頃のビデオを見ました。亡き両親、そして若い頃のチョ秘書が笑っていました。
“世界で一番大好きなおじさん”
幼いヨンソはそう言ってチョ秘書に抱きついていました。
チョ秘書は一生懸命自分を支え、元の場所に戻れるよう頑張ってくれていました。ヨンソはそれが分かっていたのに、逆らってばかりでした。
憎まれ口を叩くだけでした。
今度父親ぶったら首にする・・・それが最後の言葉になるなんて。
勝手に一人でいなくなるなんて!と、ヨンソは叫び、泣きました。
翌朝、チョン執事がヨンソを探してやって来ました。
チョン執事はいつもヨンソに愛情を持って厳しく接しています。
手術後間がないヨンソに、目薬を差そうとしたら、ヨンソが抵抗。それを見て、怒って言いました。
「これはチョ秘書の目ですよ!飢えたり寝込んだりしても構わない。チョ秘書にもらった目はダメ。」
「もう、甘やかしてくれる人はいません。チョ秘書は皆にとって特別な人でした。職員の家族まで気遣ってくれた。そんな人の目を無駄にしないでください!」
ヨンソは足が動かなくなりました。
身近な人を失ったせいで、その人と一緒にしていた行動ができなくなるという心因性の症状だと医師は言いました。
一日中一緒だったチョ秘書とは、食事も歩くのも全て一緒だったわけで・・・。ならば、自分ができることは何もなくなるのかとヨンソは思いました。目が見えるのに。
ダンは、対象者がヨンソだと知り、無理だと思いました。
角膜提供者の葬儀で笑顔を見せるような人間に愛を教えるなんて無理だと。
フに泣きつきました。
でもね、フは一切聞き流しました。そして、ダンの服装をスーツに変えて、消えて行きました。
スーツ姿には理由がありました。
ヨンソが秘書を探していたのです。
チ・ガンウが突然ファンタジアバレエ団にやって来ました。
ガンウはこれまでのやり方をことごとく否定。
今後は全く新しい解釈で新しいジゼルをすると。
そのバレリーナは、イ・ヨンソだと。
ガンウの発言は周囲の皆を戸惑わせました。
ヨンジャは、猛反発。
副団長のルナも、3年ものブランクがあるヨンソには無理だと言いました。
見えていなくても、主役にするつもりだった・・・と、ガンウ。
そして、二人に説得してくれと言いました。
勿論、二人にその気はありません。
それを知ると、ガンウは自分が説得すると言いました。
一歩も引かない態度です。
その頃、ダンはヨンソの秘書募集の面接に行っていました。
有望な人たちが、ことごとく却下されていました。
もう、応募者がいないと思った時、ダンが現れたのです。
最後に言いたいことは?と聞かれたダン。
「是非雇ってください。誠心誠意お嬢様をキラキラと輝かせます。」
ヨンソの目がダンを見ました。
“キラキラ”と言うのは、フが切り札的な言葉としてダンに教えてくれていました。
それは、チョ秘書がヨンソに言った言葉だったのです。
でもね、ヨンソは言いました。面接は終わったから、出ていってと。
いくらダンが頼んでもダメでした。
仕方なく出ていこうとしたダン。つい、呟いてしまいました。
「気落ちしてるなんて嘘だ。あの性格は簡単には変わらないな。」
天使だった時の癖が直っていません。人間ダンの呟きは人に聞こえてしまうことを、すっかり忘れていたのです。
もう、こうなったら自棄糞!って感じに、ダンは叫びました。
「まともに生きろ。キラキラした人生を!」
ダン、採用されました。
ダンの言葉に怒ったヨンソが思わず追いかけようとして歩き出したのです。
歩けなかったのに。
過酷な秘書生活が始まりました。
ダンは、ヨンソの一日は使用人のあら探しをしていじめるためにあるように思えたでしょうね。
誰も彼女を愛していません。
でも、任務を果たさなきゃいけません。埃になって消えてしまいますから。
ガンウはただの芸術監督じゃなさそうです。
ファンタジア文化財団についてあれこれ調べています。
そして、ヨンソの周辺情報を細かくつかんでいるようです。
ある日、ダンはヨンソの命令で庭の落ち葉の掃き掃除をしていました。
雨が降って来ちゃって、まったく捗りません。
愚痴ってると、突然、天使の羽が!
マズイじゃないですか!
ダンの意思に関係無く出てきちゃうの?!
その時、ヨンソから呼び出しが!
きゃぁーっ!ですよ、ダン。
こっそり自分の部屋に入ったのですが。
どーすりゃいいんだと混乱の極み。
その時、ヨンスの近づいてくる足音が。
ドアを開けられそうになったので、必死に堪えていたその時、ガラスの割れる音がしたのです。
寸前に、何者かの影がありましたよ。
何者?
ヨンスが行ってみると、窓が割れて、そこから雨風が吹き込んでいました。
そして、吊るされていたシャンデリアが揺れていたのです。
思わず、失明した事故のことが頭を過ったヨンス。
恐怖に襲われ座り込んでしまいました。
シャンデリアが落ちて来た!
見上げていたヨンス、同じ状況になるのか?と思ったその時、ダンが。
広げた羽でヨンスを覆って破片が降り注ぐのを庇いました。
ダンを見上げたヨンス。
羽、見られちゃった?
同じとき、ガンウがケーキを持ってヨンスの家にやって来ました。
幼い男の子が、海に落ちそうになるのを、女の子が助けているシーンがでました。
あれは、ダンとヨンス?
面白い!