「 なんぴあんかんのんじ 」 の紅葉を見に行ってきました。
場所は 大阪府富田林市甘南備
甘南備( かんなび )にたたずむこの寺院は、楠木正成( くすのき まさしげ )夫人が、夫と子の戦死後に出家し、菩提を弔った所といわれています。 夫人の没後、この庵( いおり )を観音寺( かんのんじ )と改め、楠木家の菩提寺とされました。
境内に植えられた紅葉は市内随一の見どころです。 ・・・・ 富田林市観光協会のHPより
山門
イチョウの足元は黄色の絨毯
観音堂
観音堂の前には、ちょっと寂し気色のモミジ
水面に浮かぶ鮮やかな落ち葉、底には沈んでしまった落ち葉が見える
花の命も短いけれど、落ち葉の命も短いようです
下から見上げれば、赤と黄色の間に白い壁
イチョウの木は高さ27m
山門前には、「 楠母子の像 」 があり、その説明文の中に歌が一首
“ 世の憂きも 辛さも忍ぶ 思いこそ 心の道の誠なりけり ”
楠木正成公が討死にした後、子の正行が後を追おうとした時に、正成夫人が諭し励まして自死を止めさせた時に詠んだ歌とのこと。
鮮やかな華やかな紅葉に飾られた楠妣庵観音寺だったが、ちょっとしんみりした気持ちになりました。
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