Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

持統天皇が越えたという “ 古道 芋峠 ” へ

2021-09-13 | 奈良県南部
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昨日、9月12日 
 大淀町から吉野町へ向かう、相変わらず小雨は降る



その昔、持統天皇は 藤原宮から ~ 明日香村を通り ~ 芋峠を越えて吉野の宮滝へ31回も行ったと言われている。


明日香村から芋峠までは何回か歩いたが、吉野町側の古道は歩いてなかったので、本日その一端を歩いてきました。

秋雨はシトシトと降る、古道沿いの渓流には 苔むした大小の岩、流れは岩に当たり白い小滝を造る、小雨に煙る古道は杉林や雑木林に覆われ、千数百年の昔を偲ばれる。






吉野町千股の県道15号線沿いに観音堂
由緒等何も書いてないが歴史的価値は何かあるのだろう、供えてるお花は新しいものだ




すぐ先には芋峠の入口がある



県道15号線沿いの道標


持統天皇は、明日香から芋峠を越えてこの地を通り ~ 吉野の宮滝へ通ったのだろう




芋峠入口近くには 2体のお地蔵様がいらっしゃる
 小ぶりの石仏様だが、ここにも新しい花が供えられている






芋峠道入口にて
 美しい滝が 古道の入口を飾る





古道沿いには美しい渓流が流れる、
 小雨に濡れる景色がより一層美しさを引き立てる









途中にも芋峠の案内板




古道沿いには青々としたシダ







古道は小雨に煙って雰囲気は上々




渓流の反対側、山側はこんな木々の繁る崖



相変わらず小雨は降る、古道入口から 1Km程歩いただろう、 芋峠頂上までは まだ2Kmほどあるはず、引き返す




帰りも美しい渓流を見ながらゆっくり歩く





車に戻って帰路につく






奈良県道255号との合流点です



持統天皇御一行も、明日香から芋峠を越えてここまで来れば、あとは吉野町役場辺りまで南下し ~ 宮滝まで吉野川沿いを行くだけである、険しい道は無い。



小雨降る中、持統天皇の昔を偲んだ古道歩きのひと時でした。




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