Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

室生湖の奥、山に還って行く集落

2021-04-19 | 奈良県北部
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奈良県宇陀市榛原荷坂の山の中へ行ってきました。


山の中に何があるのか?
限界集落と言うか?、廃村と言うか? 山の中に見捨てられた家や杉林になった宅地跡と想われる土地などが寂し気な雰囲気を醸し出している。



国道165号線から ~ 369号線へ入り ~ 子供の森公園を左に見ながら山の中へ入って行く




新緑の中、室生ダム湖に架かる赤い下戸橋






こんな荷坂川を右手に見ながら山の中へ入って行く



路面は湿って落ち葉模様、車のタイヤの跡の2本分だけの舗装面が見えている、滑って転ばないように慎重に走る

こんな山の中に集落があるのだろうか? と思うような場所だ


ほどなく建物が見えてくる


見捨てられて幾星霜



ここの宅地の石垣は緑の苔模様





正真正銘のクラシックカー?、スズキのアルトらしい



その奥には立派な大きな家が





大きな母屋の右にも左にも建物が見えるが、草木に覆われ、山にのみ込まれるような感じである






こちらは比較的キレイな建物、お寺かな? だれも住んでる形跡はない



囲いがあり敷地に入れないので横へ廻ってみる



近くにはお墓、手入れはされているようだが、囲いのブロックは緑の苔模様




周りは杉林だが、石積みの宅地跡のようだ




墳墓にしては広すぎるような土地にこんな石碑も




この家は住人がおられるようだ




この家は 「 明治・大正・昭和初期の古民家を大切にする会 」 の登録古民家で 明治18( 1883)年の築とのこと

ちょうど家の人がおられたので建物の中を見せてもらえた
母屋の周りにも数棟の建物があり大邸宅である、柱も極太のケヤキを使った相当立派な家である


この集落には、20軒ほどの家があったが、現在ここに住んでるのは 2軒だけとのこと。
この家の方も、住まいは別にあって、時々家の補修や林業の為に来る、と言っておられました。



ここから林道を通って室生寺・仏隆寺へ行ける、と聞いたので、林道を進んだら峠の下りで1Kmほど地道で路面は相当悪くてバイクは転倒しそう、ビビリながらヨタヨタと走る



舗装路になって安心して ~ 少し走ると見覚えのある 唐戸峠へ 到着


下って行けば仏隆寺である



木々に隠れて見えないが、右に仏隆寺がある





真ん中に仏隆寺の千年桜



寺の前では美しいピンクの花が咲き誇っていた





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