Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

明日香から芋峠を越えて吉野へ

2021-03-15 | 奈良県北部
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今日も持統天皇が通ったとされる “ 芋峠道 ” へ


先日は、明日香村の栢森から芋峠道を歩いたが、本日は奈良県道15号桜井明日香吉野線をカブで走って、芋峠付近を散策 ~ 県道15号線を吉野町へ峠路を下って津風呂湖へ寄って帰ってきました。




奥明日香にて、明日香村栢森の県道沿いの案内板



栢森の集落、左に豪邸






県道と言っても、杉林の中で、路面はガタガタで水溜まりや落ち葉がいっぱい




ちょっと走ったら右手に滝が見えた



急斜面を降りて滝前から撮影、上々の雰囲気




小峠に到着
右が県道15号、芋峠道は県道の左を上がって行く
ここに役行者さんがおられます



芋峠道、先日歩いた道です



役行者さんをアップで大きく
右には 「 よしの山上 」  左には 「 ? みち 」 と刻まれている



県道15号はそんなに悪路ではないが、落ち葉道



芋峠へ到着
ここで県道と古道が交差している



バイクを停める



峠の道沿いには 石仏さんがブロック積みの中にいらっしゃる




芋峠の道路標識



高取城跡方面へ少し歩く




急坂をのぼって


途中で引き返す、また気分の良いときにもっと歩いてみよう




芋峠へ戻って、明日香方面へ歩く


古道入口の 左には 「 古道 芋峠 」 の案内板
右には 苔生した檜皮葺の屋根を持った板に犬飼孝の文章



古道 芋峠 犬飼孝 「万葉集の旅(上)より」

 電車が引けるまでは、飛鳥地方と吉野を結ぶ重要な交通路となっていたが、こんにちは 誰ひとり越えるものはなく、草ぼうぼうで道を見失いがちであり、廃道に帰している実情である。
 山道はもちろん、田舎の坦道さえ村から村へと歩く人影は、全国ともにほとんど見られなくなった。 旧道は寸断され、旧峠などたいがいが廃絶の姿である。
 古代から近代までつづいた あるくことによる距離の観念は、交通機関の発達によって みごと変革をとげているといってよい。 それだけに、万葉の歌の実相が あるくことによって より正しく還元されるところの多いことが峠の草など かきわけているときに、しみじみ感じられてくる。

     み吉野の 耳我の峰に 時なくぞ
     雪は降りける 間もなくぞ 雨は降りける
       その雪の 時なきごと
       その雨の 間がなきがごと
      隈もおちず 思いつつ来し その山道を
         万葉集巻1-25  ― 天武天皇 ―




こんな坂道を上って



真っすぐ行けば明日香村方面




右へ上って行けば、芋峠頂上・竜在峠





まっすぐ明日香方面へ歩く ~ 先日ここへ来る途中で引き返した地点まで歩いて ~ 芋峠の駐車地へ戻る


少し休憩して ~ 県道15号を下り 吉野町千股 ~ 津風呂湖へ寄って帰る




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