Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

川上村・白屋の住居跡へ

2022-10-08 | 奈良県 川上村
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奈良県吉野郡川上村の旧白屋集落へ行ってきました。

ここは、大滝ダム建設に伴い、2003年に試験貯水が行われた際、想定外の地滑りで全戸移転を余儀なくされ、現在は山の斜面に宅地の石垣が残るのみ。





大滝ダム、国道169号線からの眺め




以降3枚、ダム堰堤近くの高台より


手前の木は赤く秋色を見せている




水位はかなり下がってるが美しい眺めです










以降 住居跡の石垣のみが残る旧白屋地区にて



以降3枚 吉野川対岸の景色です


ススキの向こうに川上小・中学校、手前に吉野川




少しの間 小雨が降って小・中学校は雨霧に抱かれる




撮る位置を少し移動して









集落内を少し歩きました
いつ頃からここに集落が出来たのか解からないが、このような山の斜面に石垣を築いて宅地にするのには大変な苦労があったと思います

ダム建設により住む人の居ない石垣の宅地跡だけが残るのみ・・・寂しい眺めです




宅地の最上部付近
この奥に数軒分の宅地跡があるが、その奥は完全な山




現地の説明文です





以降は宅地の上部より、撮る位置が違うだけで同じような写真ですが















吉野川対岸の山中にに丹生川上神社が見えていた



私の大好きな川上村 旧白屋地区、やや寂寥感が漂うが素晴らしい眺めを味わったひと時でした。



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秋雨に煙る二上山を歩く

2022-10-07 | 二上山
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10月の雨がシトシトと降る

二上山はそんな秋雨に煙る、山の緑は濡れて存在感を増す、
登山道入り口で降りて来る人 一人に出逢っただけ、今日の二上山は貸し切りである。





小雨に濡れながら立っておられるお地蔵様




今日は、祐泉寺前から岩屋へのコースです



いきなり壊れそうな感じの木道
左は渓流で、落ちても2m弱の高さだが、やっぱり落ちるのは嫌だ、慎重に歩く




洗い越しのような所を過ぎて









水場が現れる



水場にはかなり古そうな案内板、
<祐泉寺をへて当麻寺> と書いてある、幾星霜を経て両端は朽ちてなくなっている



水場の流れを横切って上って行く








誰が造ったのか、トタンのような金属板に歌が書いてある

   山吹の 立ちよそひなる山清水
        汲みにゆかめど 道の知らなく

  高市皇子が十市皇子の死を悼んで詠んだ歌のようです、哀しい歌です




小雨はシトシト降って杉林の山には霧がかかる、いい雰囲気だ









こんな登山道をユックリユックリ上って行く





3m程度の小滝、 滝の上には小雨に靄った杉林がより一層雰囲気を盛り上げている





さらに 小岩がゴロゴロの階段を昇って行く









また 水場が現れた
左には モトベンチだったような木が横たわってる





さらに上って行くと、登山道は杉林から緑の植物に覆われて来る









雨霧も濃くなってきたが、写真写りはイマイチの感じになって来たので、この辺りで引き返す



2時間半余の山歩き、雨の二上山は少々歩き辛いけれど、小雨に煙る雰囲気はなかなか良い感じで納得のひと時でした。



コメント (2)
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まもなく紅葉の季節

2022-10-06 | その他
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連日の30度超えの日々も過ぎ去って、秋の気配もひたひたと感じる頃になり ~ まもなく紅葉の季節がやってくる。


今日は朝から車の車検で半日がつぶれてしまった、午後から出かけるとしても近くしか行けない。

出かけるのを諦めて、昔の写真を見ていたら、行きたい所がたくさん出てくる、ここ数年行ってない景色が出て来た、木梶三滝の白滝あたりだろうか?









五年前に行った時の写真です、三重県松阪市飯高町木梶の 木梶三滝周遊コース の白滝への途中だろう?
岩だらけの渓谷が美しく染まる、そして巨岩の間から流れ落ちる滝 素晴らしい景色でした、も一度行ってみたい景色です!






木梶川の紅葉と関係はないが 昨夜の おっ月さん です




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九度山町・帰り路の風景・おっ月さん

2022-10-05 | 奈良県北部
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昨日の続きです



◇ 九度山町にて


南海電鉄九度山駅そばより
向こうに見える赤白鉄塔の向こうに高野山町石道展望台があるようだ、山の向こうで見えないけれど

町石道展望台は私のお気に入りになって、もう5回ほど行きました。




上古沢集落の高所より、真ん中辺りに高野山へ向かう国道370号線が見える




上古沢集落にて、
民家の庭先に干してある柿、吊るし柿にするのだろうか?





◇ 帰り路 御所市鴨神の山麓線より
 

色づいた田んぼが まだ残っていた
ちょっと解かり辛いが、左端の方に畝傍山が見えている



写真の真ん中あたりに畝傍山が見えている
大和三山(畝傍山・耳成山・香久山)の一つで麓に橿原神宮と神武天皇陵がある




◇ 帰り路 御所市高天あたりより


後方中ほど遠くに 奈良県/三重県の県境にある高見山がうっすらと見えている
直線距離で 35キロm 程度でしょうか?



大きく撮れば判りやすい




ススキが微風に靡く




◇ 自宅より


昨夜の月



ススキと月と言えば 秋ですね~ 

   こころの水面に さざ波が立つて ♪
    あ~ 秋ですね ♪
   鏡を見つめて 小さな声で ♪
      ひとりでつぶやく秋の詩 ♪

        ・・・ こんな歌が浮かんできます



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九度山町・南海高野線の秘境の駅へ

2022-10-04 | 和歌山県
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和歌山県伊都郡九度山町へ


大阪市内から ~ 和歌山県伊都郡高野町の極楽橋駅までを結ぶ南海電気鉄道の南海高野線

高野山に近づくにつれて秘境のような駅がある、今日はその内の3駅、九度山町内の高野下駅・下古沢駅・上古沢駅 を廻ってきました。




◇ 高野下駅 
  ここは 秘境と言うほどではないが、北峯農道のビューポイントから眺めたら、かなり山の中である


駅舎の下を一般道が通ってる




高所のビューポイントから見れば、かなり下に駅が見える、
撮り方が悪いせいか高さの感じがイマイチ出ていない




もう少し大きく撮れば 線路とホームもよく解かる




国道370号線に戻って ~ 少し走り ~ 狭い道に入って下古沢駅へ



◇ 下古沢駅
  ここは集落から離れた山の中腹にある


駅前から見下ろせば山の中に集落が



高野山・極楽橋行の電車が止まってた、特急だろう



極楽橋へ向かう電車を見送る





またまた 国道370号線に戻って ~ 少し走り ~ 狭い上り坂の道に入って上古沢駅へ向かう










国道から離れて狭い道を ~ 高度を上げてゆくと、いかにも年代物の案内板が




国道と川の対岸の山斜面に集落が見える




花の名前は全く知らないけれど、きれいな花がたくさん咲き誇っている




ここから先はかなりの坂道だ、スーパーカブで入って行けるかもしれないが 少々怖い
バイクを停めて歩く




坂道の手すりについてる案内板、カメラは水平で撮ってるのでかなりの坂道だ



一気に上れない、途中で一休みして ~ やっと駅前へ到着




◇ 上古沢駅 ここはかなり高所にあり、下界の眺めも特に良い


ちょうど良いタイミングで 「 天空 」 がやって来た




駅前の案内板
この古びた感じが何とも言えない雰囲気を醸し出している
新しい案内もキッチリ整備されているが・・・




駅前より、国道対面の山裾に集落が見える




上古沢駅前から国道へ下り、対面の集落へ向かう


向こうの山裾、と言うよりかなり上部に走る南海高野線が見える
左最上部に上古沢駅が見えている


もっとアチコチを廻りたいが、今日はここまでにしておこう






今日も コレで 113Km の走行 & 秘境駅探訪のひと時でした。




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清浄大橋から山上ヶ岳を目指して

2022-10-02 | 奈良県南部
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今日も山歩き日和だ

奈良県吉野郡天川村の清浄大橋から山上ケ岳を目指して歩こう!
私の体力脚力では、山頂まで行くのは至難のワザである、でも 行ける所まで歩こう



国道309号線で 黒滝道の駅 ~ 上り坂の道を走り ~ 長い新笠木トンネル ~ 長~~い新川合トンネルを抜けたら天川村

奈良県道21号大峯山公園線の終点が山上ヶ岳登山口で広い駐車場もある、清浄大橋は駐車場の奥である





駐車場にカブを停めて ~ 赤い清浄大橋を渡って登山道へ向かう



現地の案内図
左下の 現在地に清浄大橋がある
ビンク色のコースを歩いて ~ 右の赤いコース=大峯奥駈道を目指す、山上ケ岳はこの地図外の右下です




女人結界門、右の大きな石柱に ・・女人結界 と書いてある


この門を潜って~ 少しは石畳のキレイな路だが・・・



すぐにこんな路になってくる



良く手入れされた大きな杉林の中




小さな祠 何だろう?

この辺りから階段や足元の悪い坂道になってくる




こんな鉄板の橋や



木製の階段や足場の悪い道などが続く











数少ない案内板
 けど 一本道で迷うことはない








建物が見えて来た、何だろう?



一本松茶屋だった、
皇太子殿下も来られたのか! 記念の石碑が立ってる




一本松茶屋の内部、団体さんでも休憩できるほど広い


ここで出会った人に聞いたら、「 山上ケ岳はまだ先だ、ここで3分の1ほど来ただけだろう」 とのこと

私は、ここまで1時間20分かかって、足の膝が笑いそう、顔は泣きそうだが・・・

少し休憩して、もうちょっとだけ先へ行ってみよう







こんな路をもう少しガンバッて歩くが・・・  まだまだ先は長い

もう少し歩いてから、またまた休憩する、

もう 引き返そう、人間 無理は禁物 何事も諦めが肝心である!  転ばないように注意しながら慎重に下る




無事に清浄大橋へ戻れた






今日もコレで快走


カブで125Km 走って、3時間余の大峯山系の徘徊でした、あ あ ~ ~ 疲れた   



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今日は稲刈の用意

2022-10-01 | その他
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今日は農業

秋晴れの農作業日和です、稲刈りの用意をします。

テレビなどで稲刈りの風景なんか見てると、コンバイン(稲刈り機)に乗って運転してるだけのように見えます。


しかし、私の住んでる地域では、稲刈り前の仕事がある。

1 田んぼの周りに溝を掘って水捌けを良くしてるが、土で埋まってるので溝を浚えて水捌けを良くする

2 田んぼの4隅の稲を手作業で刈り取ってコンバインが方向転換しやすいようにする

3 刈り取った稲を8株程度まとめてワラで縛る

4 しばった稲の束をウマに架ける(はざかけと呼ばれてるようだ、私の地域では特に名前はない、木の棒を組んで稲の束を架けるものをウマと呼んでいる)





コンバインの出入口と4隅の稲を手作業で刈り取る
4隅は刈っておかないとコンバインは曲がれない、刈らないで曲がると実った稲を踏みつぶしてゆく





稲の束を縛るのは、昨年のワラ





ウマを組んで ~ 刈り取った稲の束をウマに架ける



稲刈り前に田んぼの水を抜いておかないと米の品質にかかわってくるのと、コンバインが柔らかい田んぼにめり込んで動けなくなるなどの支障がある、文明の機器も万全ではないのだ。



文章で書けば簡単な作業ですが、普段は何もしてないので “ 重労働 ” なのです、30分ほど働いたら、30分ほど休憩しないと倒れそうなのです。

いくら高性能の便利な機械ができても、価格は非常に高くなるし、手作業の部分は残って、さらに “ 重労働 ” と感じるでしょうね。







昨夜 南西の空に こんな月が出ていました




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