宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

山中博士のiPSはノーベル賞を受賞で有名だがエピジェネティクスは知られていない

2023年02月07日 11時48分34秒 | 生命
 もしエピジェネティクスが無かったら、我々は生まれない。精子が卵子の殻を破り、受精し二つの核が融合して細胞分裂すると最初に心臓が作られ、次に肝臓が出来(お前は肝臓に慣れよと言われる)、次々目や皮膚などの器官が作られる(分化と呼ぶ)のだが、これらの情報はDNAに含まれている。

 君が教科書で習った遺伝子は、染色体の中の僅かDNAに1%(情報量として1.3MB:いずれも昨年の電気学会に発表)しかなく、君が誕生するには情報量が少なすぎるのだ。どこにあるかが問題で、僕はDNAの中の遺伝子1%を除いた残り(つまり99%:ジャンクDNAと呼ばれた)にあると2015年の電気学会論文の中に書いた。

 世界中の生物系科学者が支持する常識をひっくり返す内容で、度胸があると言われる僕も、間違っていたら恥をかくなと、ちょっとビビッて図表の説明に書いた。記載した事は残しておきたかった。

 それが、2019年正月、電気学会の原稿を制作中に広島県立図書館で借りた本(ジャンクDNA、ネッサー・キャリー、2016年)により、エピジェネティクスである事を知った。残念ながら、一部の科学者は知っていたのだった。従って、大仮説にはならなかった。

 現在も驚くのは、未だ世界中の生物系科学者が新ダーウィン説を信じている事だ。広島の丸善(八丁堀)に行くと、ジャンクDNAは入荷したまま売れず残っている。

 僕が進化の仮説は最初に発表したのは2003年で、今から考えると小学生が書いた作文みたいだったが、実はこの自由な空想が良かった。頭をがちがちに固定せず、自由に空想してきたせいで、今は画期的(自分だけが思う)な仮説を毎年発表できる。

 今年は名古屋大学で3月17日に発表する。昨年は、タンパク質が分子の電磁波を捉えて疑似的な分子間通信が出来、生命誕生に発展したどを発表した。またまた、冗談はやめてくださいよ?頭がおかしい変人のたわごとかどうかは何時か分かる。
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バイデン大統領はロシアが核ミサイルをウクライナに打ち込んだらNATO軍を率い通常兵器でロシア軍を壊滅させることで腹をくくったか

2023年01月31日 13時47分42秒 | 生命
 ポーランド他がドイツのレオパルド2戦車(世界一強力、扱い易いと言われている)をウクライナに提供する意思を示し、ドイツにその許可を求めたが、ドイツのマルティン・シュルツ 首相は回答を延期していた。これに関しNATO国からドイツに対する不満が続出し、会話の中で「シュルツ」が遅れるを表す動詞になるなど、かなりのプレッシャーになっていた。

 シュルツ首相は慎重で、アメリカの戦車提供を条件にし、バイデン大統領も核戦争になることを恐れ、即断できなかった。しかし、後退できない。もし、後退したら悪三国(ロシア、中国、北朝鮮)が核をバックにした脅しの暗黒世界が待っている。特に中国が情勢を見守っているから前進しかできないのだ。

 プーチンが核ミサイルを使うとは思えないが、もしかの場合は、核で応酬せず、通常兵器でロシア軍を壊滅させることで、バイデン大統領が腹をくくったとみられる。ロシア軍は弱小と思えたウクライナ軍に圧倒的優位性を示していない。NATOが団結すれば、結果は明らかだ。プーチンは裁判の上、死刑になる。

 もし、プーチンが狂って、ニューヨークに核ミサイルを打ち込んだら、ロシア軍がプーチンを差し出さない限り、核戦争になる。
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タンパク質どうしはお喋りできるし判断力もある

2023年01月18日 11時19分31秒 | 生命
 既に書いたように、タンパク質は分子の発生する電磁波をキャッチして、分子の形状や構造、状況を知る(見る)ことができる。これが、タンパク質どうしだと相互に相手の事が分かり、疑似的に相互通信ができる。つまり会話ができる。

 よって、タンパク質が介することで、様々な分子通信が成り立つことになる。また、タンパク質は移動出来るし、分子を動かすこともでき、化学反応を起こさせる事もできる。

 更に更に、タンパク質は判断力を持つ。その程度は今後の確認が必要だが、例えばHSP(ヒートショックプロテイン)は誕生したばかりの新米タンパク質の状態を把握して、出来が悪いタンパク質を正常になおす。だから、HSPはシャペロン( 社交界に初めて出る若い女性に付き添う、介添えの女性 )タンパク質とも言われる。

 シャペロンタンパク質は、具体的には、新米タンパク質のフォールディング(折畳)状態が悪い時に、正常なフォールディングになおしてやり、正常な機能を発揮できるようにするんだ。このように、細胞内ではタンパク質の驚異的で不思議な世界が展開される。

 以上は、昨年、電気学会で発表した範疇で紹介した。今年3月は、昨年3月の発表内容をベースに更に前へ進める。
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日本進化学会はエピジェネティクスを受け入れていない これでは進化メカニズムが全く分からない

2023年01月16日 20時18分59秒 | 生命
 日本進化学会から頻繁にメールのお知らせが届く。そこで、「エピジェネティクス」で検索してみるが、全く引っかからない。以前、進化学会の発表の内容を調べた時もエピジェネティクスは無かった。つまりエピジェネティクスは対象になっていない。

 僕は、2015年の電気学会論文で「従来ジャンクと呼ばれた残り98.5%のncRNA(Non-Cording RNA)に動形質の情報、ノウハウ、ESCLなどが記憶され、重要な役割を果たしていると仮定」と記載している。2018年、実はこれがエピジェネティクスだったことが分かり、2019年にはエピジェネティクスの事を書いている。ジャンクRNAはジャンクDNAでもある。

 2015年当時、ジャンクDNAに動形質の情報やノウハウなどが記憶されていると書くことは大胆過ぎる仮説のように思えた。そこで遠慮しながら図表の説明の中に書いた。ネッサ・キャリーの著書ジャンクDNAは、まさしく僕の考えを肯定するものだった。ただし、僕が塩基暗号でノウハウなどを記憶しているのかと想定していたが、エピジェネティクスではDNAの修飾(メチル化やヒストン修飾)で記憶するという仕組みだった。

 元々、遺伝子と呼ばれるゲノムはタンパク質を構成するアミノ酸情報を示すものだった。僕の計算では、遺伝子がDNA全体に占める割合は1%に過ぎない。従って、遺伝子が変化したところで、進化には何の影響もない。

 日本進化学会は、いつかの時点で、エピジェネティクスを認め、受け入れて、従来の仮説(遺伝子のコピーミスと自然選択)を大幅に変更しなければならない。しかし、進化の実態との差があまりにも大きすぎ、自ら変更できないのだろうなと思う。

 

 
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全宇宙で最も深い謎 それは進化 長い間の停滞が有ったが 突破口を見つけ新たな世界に踏み込んだ

2023年01月13日 20時48分31秒 | 生命
 21世紀初頭に発表されたのはヒトゲノムだった。これで、生命の謎が解明され、全ての病気の原因が分かり、全能薬が開発されると予想されていた。ところがそうはならなかった。その認識されたゲノムやDNAだけを見ても、分からないことだらけというか殆ど何も分かっていない。

 何でヒストンが作られ、その周りを何故、DNAが2重巻にされているのか?何故人の染色体は23個で記憶装置はDNAなのか?ほかに無かったのか?何故、細胞は定期的に分裂し、細胞が集合体を作り、高等生命になったのか。高等動物の器官構成や形状は何を根拠に決められているのか。

 更に、進化は、殆どわかっていない生物の謎の、その原因やプロセスを解明するものである。数学的に言えば時間とかプロセスとかいう軸が一つ増えるものである。しかも、僕が提唱している物質進化は、物質から生命体への無限大進化を成し遂げた。ダーウィンも考えなかった無限大爆発だ。

 僕は今世紀初めから本格的に進化を考え始めた。当初は子供の発想で、説得力なる者は存在しなかった。そして20年経過した今、僕の積み上げた仮説は、子供の話では片づけられなくなった。一つはタンパク質を中心にした分子間通信である。この分子間通信がまた新たな仮説を作った。

 タンパク質が、ネットワークを作り、評価システムを形成し、優れた組織を選択してきた結果、40億年の目もくらむような進化が実現できたことを説明可能としたのだ。進化の最も翁謎を解く突破口を見つけ、最初の道を切り開いたのだ。
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眼のレンズは細胞で出来ているが核も無ければオルガネラも無い 進化を研究していて発見する多くの謎

2022年12月17日 09時26分42秒 | 生命
 眼に関しては、ダーウィンも自説の突然変異と自然選択では出来ない、例外ではないかと考えた。ダーウィンはビーグル号で世界を回り実に精力的に生物を観察し、美しく正確なスケッチが残っている。進化の謎を探求し続けた科学者として尊敬されるべきである。

 眼は全てが信じられない高度な機能な合体で、鮮明度、情報処理、材質選択、製造方法、維持方式を含めまだ人類が及ぶところではなく、研究し学ぶ点が多い。我々が喜ぶべきは既にその凄い目を手に入れているということだ。脳が処理すべき感覚情報の87%は眼から得ている。

 信じられないだろうが眼のレンズである水晶体は細胞で出来ている。そして驚くべきは、水晶体の細胞にはDNAを格納する核も、膨大な数の細胞器官も無く、細胞膜も含め非常に透明で均質な事だ。中身は細胞質だが、全体が透明でなければならないのは当然のこととして、僅かなひずみも許されない。

 水晶体は細胞の積層構造だ。細胞膜と細胞質とは材料が異なる為、その接合面で光の乱れや反射が有る筈だが、ここがどのように処理されているか、まだ報告を読んだことが無い。

 眼のメンテナンスもすごい。水晶体の中には血液も入れない。誰がどのようにメンテするのか、マジックだ。また、画質は常に調整されている。例えば、めがねをするとメガネレンズによるひずみが出来るので、ひずみを調整する機能(画像調整)がなされている。だから、眼鏡をはずすと、暫く視界が歪むのはそのせいだ。

 我々が歩いていると、本来見える景色は体の上下により上下に動くことになる。ところが、眼の動きや脳が調整するため、歩いていて視界が上下する事は無い。人類を遥かに超えた眼が遥かな昔からできていたことが分かるのだ。

 赤血球は細胞だが、赤血球にも核が無い。不要なものを捨てている。生体は進化の過程で、不要と判断されるものを除去している。一見、進化とは逆に思えるが、そのことにより、目的に適合する真の進化を遂げてきたのだ。

 眼や赤血球でも見られる進化のコアは、評価システムであり、判断力だ。評価システム(目的に適合するシステムの採用)無しの進化はあり得ない。
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生命の誕生は奇跡の奇跡 その謎を追いかけて20年近く 少しわかり始めた

2022年12月04日 13時18分58秒 | 生命
 教科書に載っている宇宙と生命に関する2大仮説、僕は1990年頃から疑問を持ち続け、追いかけてきた。しかし、2003年、電気学会に進化について発表した頃は、まるで雲の中だった。評価システムが進化する対象(進化体)の中に等価形成されたとの仮説を立てたが、証明する材料は何も持ち合わせていなかった。

 5年後の2回目の発表では、細胞の中にコンピューターが存在する図を描いた。幼稚そのものだが、実は今から見て、全く的外れではなかった。というか、かなり当たっていたというべきだろう。そのころ、ハードディスクに相当するのが遺伝子で、計算機はタンパク質かな?と思っていた。

 今時点で言えるのは、遺伝子とはタンパク質を構成するアミノ酸の暗号で、むしろ当時考えていた遺伝子はゲノムないしはDNAで、細胞内計算機は実はタンパク質だった。DNAは遺伝子のON,OFFや各種制御情報、およびセンシングした情報を記録させている。

 新ダーウィン説による進化は大間違いで、正しくはエピジェネティクスによらなければならない。新ダーウィン説は非常にシンプルで分かり易かったが、エピジェネティクスになると格段に難しくなる。ただ、エピジェネティクスでも物質からの進化は分からない。

 僕はこの物質進化を頭のなかでシミュレーションしている。今年度はタンパク質が分子の中で動く電子の電磁波をキャッチして、形状、大きさ、内部構造などをセンシングしている(つまり見ている)との仮説を発表した。これは凄い仮説だったと思う。

 このタンパク質センシング仮説により、タンパク質間のネットワークが評価システムを形成したとし、2003年に発表した評価システムの等価形成の仮説を援護したのだ。これからのMY進化説の発展可能性は無限大となった。と同時にシミュレーションは大事になった。

 来年度の発表は盛りだくさんだが、どう書くべきか、正月休みの課題である。
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NHKの超進化論(2)愛しき昆虫たち~最強の適応力~≪今月13日21時≫は大変刺激的だった

2022年11月15日 21時00分17秒 | 生命
 番組は堺 雅人の表情アップからスタートした。進化という固い話題を興味深く見てもらうため、明るく和やかな堺を主人公にし童話的・物語的な工夫がなされていた。僕は子供的な演出にやや抵抗が有るのだが、最新技術による特殊画像や分析結果には大変興味を持った。

 小さな羽の蜂の飛行では、複雑で力強い羽根の動きが有り興味深かった。僕も電気学会ではトンボの飛行を取り上げた事が有る。トンボはヤゴからの変態で誕生すると、全く学習なしにいきなり高速で飛び始め、高速飛行中にピタッと空中で止まってホバリングするのだ。従来の進化仮説では到底説明できない。

 蜂の羽使いでは物凄い筋肉の存在が推定できた。驚いたね。蜂のさなぎのX線写真では、発達初期から大きな塊が見える。驚異的な筋肉で特殊で速い動きを実現し、アクロバティックな飛行を可能にした。

 生物の種類200万種のうち、昆虫の種類は100万種と半分を占めるんだね。知らなかった。昆虫は4億年前に出現し、3億5千万年前に飛行能力を身に着け、地球を飛び回り空中を支配した。鳥が出現し飛び始める2億年前の事だった。

 この番組をヒントに、僕の進化仮説に新たな有力説が加わった。僕の脳プリズムが刺激を受け、別の画像を映し出しそれを追いかけ始めたのだ。来年3月の発表に加えたい。
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ノーベル賞受賞者をはじめ世界中の生物研究者が評価システムが進化を駆動している事を知らない 皆さん頭は良いがどこかボルトが抜けている

2022年11月12日 10時12分53秒 | 生命
 ダーウィンの進化説は大きな問題ではないが、新ダーウィン説となると論理的に欠陥がある。遺伝子に生物設計図は入っていないし、言い換えてDNAにしたところで、DNAが壊れ あるいはコピーミスして、それを自然が選択して進化にはならない。

 最近、変化が進化と言い換えがなされている。確かに、DNAが壊れたら変化が起きるが、それは破壊であって、自然は良い物を選ぶ機能を持っていないから、生命システムの維持にも発展にもならない。とても進化と呼べるものではない。

  DNAが小規模に壊れたらポリメラーゼが修復するが、それは自然がなす行為ではない。

 実は、生体システムは常に自己保存のため評価システムを機能させており、自己保存(もしくは自己維持)の評価システムが有りそのプロセスの中で進化が起きる。ポリメラーゼの働きも自己保存の一環なのであり、僕の仮説では新たな組織の追加に関し、評価システムが結果良しを選択している。

 DNAの変化が全く進化に繋がらなかったとは言えないが、それも評価システムが有っての話だ。

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遺伝子は実は遺伝子ではなかった。紛らわしすぎる名称と定義。

2022年11月08日 21時35分27秒 | 生命
 何度も言っているように、遺伝子はアミノ酸の構成を表しているに過ぎない。遺伝子なんぞというものだから、誇大広告みたいになって、生物の設計図でも入っているのかと過度な期待を持たせてきた。利己的な遺伝子なんて言う書籍も出版された。どこが利己的なんだろうか。

 僕の計算によると、DNAに含まれる遺伝子の割合は1%に過ぎず、だから僕は様々な情報やノウハウが残り99%のジャンクDNAに入っていると予想し、電気学会で発表した。当時、あまりにも飛び跳ねた話と思ったから、僕もちょっとビビッて大袈裟には書かなかった。

 残り99%のDNAに莫大な情報が収納されているとは思ったが、どのような形かは全く想像できなかった。メチル化とかヒストン修飾とか、ここらは理解できない。ただし、生物の本質に関して言えば、エピジェネティクスが最も科学的で正確だ。

 ただし、ただし、今僕はエピジェネティクスでもつかみ切れていない世界を進んでいる。まさしく、進み過ぎた仮説をさらに進めるべく、僕の脳の中で創造しているのだ。2003年に発表した「評価システムが進化の駆動力になっている」という基本仮説は今でも斬新すぎて誰も追いかけられない。当たり前の事なんだけどね。

 だから僕は独走している。今のうちに、沢山仮説を積み上げておきたい。
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