宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

夏祭り「黒石よされ」の写真・受賞撤回問題はそれ以前に葛西りまさんの自殺を止められなかったことが深刻

2016年10月23日 10時19分31秒 | 深刻な問題
 13歳の少女がいじめを苦に自殺 写真が痛々しい。本当に辛い。若い子供が何故自ら命を絶たなければならないのか?人口が減り日本が失われてゆくのを実感せざるを得ない。

 子供をお持ちの全国の両親に伝えたい。家族の誰もが、自分の子供がいじめられているのを全く気が付かないなんてことはない。僕の場合は、典型的な仕事人間で神経が仕事に向いていたからいじめに気付くのが遅れた。家内から、長女が学校に行かないと言っていると伝えられた。

 この事は以前も書いたから省略するが、いじめに気付いたら、即行動に移す。生きるという事は、程度の大小は有れ戦いなのだ。子供の生死をかけた戦いを始めなければならない。まず学校に行く、状況(誰が、何が原因で、どのようにいじめているのか)を調べる。

 多分、担任の教師はきれいごとを言う。実は教師がいじめに直接・間接的に関わっているか、あるいは、いじめを黙認していると見るべき。子供は先生を見て判断している。僕は自治会役員会で若い人達と接触する機会が有った時、今の日本社会は大人たちが全員いじめ体質であることを知った。

 恐ろしい事に、若い人たちが集まると、何が正しいかなどどうでも良くて、いかに自分が全体の大きな流れの中にいるかを重要視する(自分の安全の確認)。そのため、しばしばいじめる側に回る。悪い事も全部含めて現状を肯定する。正義感なんてのは見当たらない。

 埒が明かないなら校長のところ、更には教育委員会に行く。もっとも教育委員会は、本当の鬼が固まって固い固い大岩になったようなもので、全く動かんけどね。校長は相談に乗るのではないか。警察に行き被害届を出し、弁護士と相談し、更にはマスコミにも訴える。何でもやる。

 いじめている子供の名前が分かったら、これも即座にいじめの自宅まで出向く。両親に状況を説明し、今後の対策について話し合う。遠慮する事ではない、子供の命がかかっている。解決が難しいと見たら、大声で怒鳴る、机をたたく。殴り合っても良い。怪我や世間体と、子供の命とどっちが大切か。 

 テレビに出てきたお父さんは実に優しそうな良い人に見えたが、テレビに出てきて泣き言は言わん事。関西のアントニオ猪木のように、「おんどれ、いじめた奴は殺したるぞ ファイヤー」などと叫べばよい。後から何を言っても遅いが。

福島原発の凍土壁は東電壁? 東電壁は穴だらけで放射能液の漏洩が止まらない

2016年09月30日 11時03分14秒 | 深刻な問題
 東日本大震災で、同じBWR型の原子炉を持つ東北電力の女川発電所では何事も無く、東電の福島原発がメルトダウンという、世界を揺るがす大トラブルになった。東京が死の灰で住めなくなるという瀬戸際にいた。技術国日本の信用は失墜した。

 その原因は東電のあまりにもお粗末な対応だった。一つは社内で10mを超える津波のリスクが持ち上がった時に、あり得ない事として防波堤を検討すら実施しなかった。次に、福島原発での電源喪失対策が出来ていなかった事である。

 常識では考えられないが、それでいて、責任者や責任のとりかたは全く明確になっておらず、8.3兆円の廃炉費用負担は国民に負わせるという案が持ち上がっている。本来は歴打の社長が責任を負うものとして、解任とか、それに見合った給料返済とかがなされなけらばならない。

 凍土壁(東電壁)の採用に関しては、大きな疑問が残る。同じような雑すぎる判断が有ったとみられる。放射能水は絶対に海へ流してはならない。だから、対策としては漏洩遮断が条件になる。

 次に、工事業者に発注する場合、ここでも当然、放射能水の漏洩遮断が仕様の第一条件になる。受注業者はこれを満たす方法を提案しなければならない。従って、発注する計画側と受注する工事側の2つのサイドで、放射能水の漏洩遮断が重要な課題になる。

 然し、計画段階でも工事実施段階でもこれらの判断が無かったか、あまりにも甘かったと判断される。発注側、受注側、いずれかが少しでもしっかりしていれば、今回のような失敗にはなっていない。

 受注側は新しい技術を試したかったし、発注側も安直にそれに乗った感じ。漏洩は絶対許されず、しかも世界が注目しているとの認識は無かった。

 東電の決定プロセス(国家の問題でもあるが)には大穴が開いていた事を象徴するように、凍土壁(東電壁)は遮断できなかった壁から、放射能水が漏れ出してしまったのだ。


嘘つき能無し官僚の原点は山本五十六 潔く切腹したら原爆投下には至らず100万人は死なずに済んだのではないか

2016年09月26日 21時53分30秒 | 深刻な問題
 未来の日本を考える時、今に至る多くの要素を先の大戦で見る事が出来、貴重な情報に富んでいるのだから、より多くの事実を把握しておく必要が有る。歴史学者は頑張らなくてはならない。

 重要な歴史は順番に、現代史、近代史だ。江戸時代より前は現代と相関性が薄く、研究しても良いがあまり役に立たない。

 山本五十六の本は2冊読んだ。江田島の海軍兵学校(まず普通の成績では入学すらできん)を次席で卒業したというからかなりの秀才だったのだろう。4番までは大将になった(学校の成績で将来の地位が決まるのからしてインチキ人事)。

 山本五十六の名誉のために、人望が有り部下から慕われた点、米英との関係維持を主張し日独伊の同盟に強く反対した点、飛行機による攻撃力を見出し空母構成による新たな攻撃方式を創造、真珠湾で実証した点は評価されなければならないだろう。

 しかしながら、山本が最も非難されるべきは、ミッドウェイ敗戦を完全に封印し、大勝利を収めたように報告したがために、攻勢を強めるという日本軍全体を無理な誤った方向に導いた事だ。複数の部下の間には自決案も有ったが、南雲中将をはじめ罰することなく失敗した体制を維持させた。

 僕は日本軍がロシアや中国という共産体制の南下を防いだ点などで、日本の戦争が全部間違っていたとは思わない。ロシアの植民地となり、共産国になっていた可能性も有る。後に、マッカーサーは朝鮮でロシアや中国の南下を防ぐのに大変な犠牲を強いられ、38度線でくい止めるがやっとだった。

一休み!

東電のメルトダウン隠蔽 安全を捨て、理念を捨て、上司好みの完ぺきな演技を求められる現実

2016年06月17日 17時16分06秒 | 深刻な問題
 東電ではメルトダウンの公表が遅れに関し、第三者検証委員会が今月16日、当時の清水正孝社長が発表する役員にメルトダウンという単語を使わないよう指示した事が明らかにした。僕が以前から指摘してきた隠蔽体質が証明された形だ。




 官邸からの指示が有ったというがどうかな。柏崎刈羽原発が地震で停止した時のニュースリリース(全データー喪失)もかなり疑わしいものだった。当時、事務屋が作文したなと思った。また、メルトダウンを判断する社内マニュアルの存在に気付かなかっただとか、こんな空々しい嘘は無い。

 防波堤高さ設定の責任者だった故吉田所長に対して、厳しく書いたが、トップの意向を受けて悪役を演じたのかなと、思うところもある。いつか何かを暴露したいと考えていたようだ。だから暗殺説(原子力推進者、東電トップにとってタイムリーな死)を否定できない。

 電力会社本店は意味無く豪華過ぎる御殿を一等地に建て、本店課長以上は実質的な仕事をしないから、無駄を象徴するビル。管理職は毎日訳の分からん「あなた好み(トップや上司)の演技」、「仕事しているフリ、紳士らしくみせる演技」がなされる。

 まともに仕事したら①ミスを生じ(減点主義だから致命傷:成果評価なんて経験の無い事が出来るわけがない)、②トップや上司に良い返事と笑顔ができない、③男のジェラシーで集中砲火を浴びる(引き摺り落とす手はいくらでもある)・・・出世は出来ない。



 それにつけても、東北電力の女川原発(更に強い地震を受け、BWR型の原子炉を持つ)で何事もなく、停止できたことは、東北電力の取り組み姿勢、日頃からの努力に対して、賞賛すべきものが有る。

 個人的な話になるが、電力での新入社員教育では「24時間、常に電力社員らしく振る舞え」と言われ驚いた。それでも卒業するまでは、大方守ってきたつもりだった。しかし、トップに上り詰めた連中は表向き紳士乍ら、中身はチンピラ・やくざの類が多かった。特に事務系がひどい。




 入社して2~3年目、当時の某火力発電所の運転勤務が健康を著しく害すると考え、アンケートをとった。シフトの変更希望が当直別に90%~100%だったため、発電課長に変更を求めたような人間だったから、管理職からは総スカン、電力社員としては適さなかった。

 隣の電力会社に出向くなど調査(責任者は快く応じてくれた)、費用は全部自分持ち、協力は得難いし組合は動かない。そこで、一人で課長の所へ行った。その時の課長の怒鳴り声はフロアー全体に響き渡り、しばし静寂が有った。




 もし、シフトを変更していたら、若い社員が二人も亡くならずに済んだ。一人は今でも忘れない、明るく爽やかだった長身のH君で、会社に出すレポートの書き方をアドバイスした記憶が生々しい。

 これも以前書いたが、原子力建設のための水理実験設備建設では、担当者として「安全性第一」のモットーを掲げ、人の安全性を損なうと判断した方式は断固拒否した。当然、上司とは衝突する事になった。

 もし、君が電力に入社し、出世したかったら悉く僕の反対をやれば良い。理想とか正義は最初に捨てるべきだ。実力は邪魔になる。有ってももいいが、表には絶対出さない。
建設中!!

 

熊本市の知人が「水が手に入らない」とファイスブックで嘆いていた

2016年04月17日 21時50分40秒 | 深刻な問題
 熊本在住の知人などの連絡がとれてやれやれと思っていたところ、更に大きな地震が発生し、後のやつが本震だという。震度4クラスが1日中発生、震度4と言えば僕が阪神大震災の時に経験した最大の縦揺れだから、たまったものではない。阪神大震災は未明だったが飛び起きた。

 松山の知人からも、毎日地震だと嘆きが届いた。最大4ぐらいらしい。九州と松山は断層で繋がっているんだね。このつながりは長野まで到達しており、実は長野も昔から地震が多い。

  熊本の人は広島同様、まさか大地震が来るとは考えてもみなかっただろう。だから、準備ができていない。もろくも平和な日常が崩れた。今や日本中、地震が起きない地域は無いのだ。伊方発電所は休止していて助かった。熊本、大分では通常の生活を取り戻すのに、数か月はかかるのではないか。
 
 最初の本震がマグニチュード6.5で昨日1時26分のが7.3この指数が2違うと1000倍エネルギーが異なるとすると、後の本震が前の本震の約16倍のエネルギーを持つことになるようだ(0.2の差で約2倍)。熊本城の瓦が飛び、強固な石垣が破壊されるわけだ。

 僕の地震仮説だが、今後地球上で大地震はますます増加する。地域を選ばない。従来のメカニズムに加えて、地球の表層が経年と共に弾力性&粘性を失い、様々な割れが生じ易くなっているのだと思う。地質劣化地震とでも呼ぶか、今後増加するであろう新しいタイプの地震だ。

 層内部は薄い層に分離し始め多層の積層のような状態をなり、また帯状の層の長手方向も分断しやすくなる。経年的な現象で、地層内の結合力が弱くなる。500年経過したガラスが結晶化して割れるようなものだ。従って、対象になっていない地域でも地震の可能性が出てくる。

 バッティングセンターの帰りの石内(広島市佐伯区)のマックスバリューで長い間かかって車に商品を載せているご婦人がいて、見ると大半が水だった。熊本在住、大阪からの帰りでかつて五日市に住んでいたから、知っているマックスバリューに寄ったという。

 水が手に入らないとはただ事ではない。今の熊本の悲惨な状況を物語っている。僕らが考える以上に事態は悪化している。水が無いために、ご両親のところに帰った女性もおられた。水を購入して送るべきか考えていたが、宅配が届けられるかどうかが分からない。

 安倍首相は米軍の支援を断ったというが、現地は食料も十分ではなく、今この時の飢えや不便さを何とかしたい。断る理由は何もないのではないか。米軍は様々なノウハウと、情報収集力を持っており、是非、支援をお願いしたいところ。

 それにつけても、地震の予想がまるで当たらないことおびただしい。大学などはもう、10年以上前から、地震にかこつけては予算を獲得し、莫大な研究費が使われている。地震と関連づければ予算が出たのだ。

 そろそろ、研究の有り方を考え直す時ではないか。僕は、日本全国で20か所ぐらい、断層などが危険な場所を中心に、直径20cm☓深さ20kmぐらいのボーリング穴をあけ、センサーを埋め込んで、観測するなどを試みても良いと思う。

 超音波や電流で地質を解析するといっても限度が有る。深く穴を掘れば実際の地質が分かるし、センサーも埋められる。深い地層の動きも把握できる。地震予想は当たらないなんて常識を破って、現実的な予想手法を考えるべきだ。

 最後に、マンションを買うなら、持ち家を建てるなら、耐震ではなく、免振ですよ。免振!!揺れない免振がベスト。

オレオレ詐欺は日本から老人がいなくなるまでなくならない 国民性研究テーマ

2016年02月19日 10時52分38秒 | 深刻な問題
 戦後の復興期は「日本人は優秀だ」という議論が多かった。戦地から帰還した兵士たちは、それはそれはがむしゃらに頑張った。当時の官僚も国のため、天下国家を語りひたすらに成長を支えた。帰還兵の子供である僕らは野原の石ころのように、転げまわり、もまれ、泥にまみれて育った。

 日本がおかしくなってきたのは2回の大きな段差を経た落ち込みによる。一つは、かつての兵士たちがリタイアした時、次に僕ら野原の石ころ世代が前線を去り始めた時だろう。両方とも強いパワーを持ったジェネレーションだった。

 兵士達は果敢に戦い、辛うじて生き残った人々で、度胸が座っていたから自分の範疇については自ら判断し行動できた。兵士達がいなくなると、物事の判断が曖昧になり、日本の組織の背骨が失われ急速にクラゲ状態になってきた。

 石ころ世代は元兵士の世代にぶん殴られながら育ったような連中だから、多分に元兵士の影響を受けて、日本のあらゆるところで耐えて頑張った。集団就職だとか、決して恵まれてはいない境遇でも雑草のように耐えて働いた。日本の先進国入りの原動力となったのが石ころ世代だろう。

 ただ、日本全体でみると、歴史的な経緯から、より基本的な面での課題解決はいずれの世代も欠けていた。日本経済は戦後の焼け野原の何もないところから奇跡の復興を遂げた。確かにスケールアップはしたが構造的な変革を経て成長したわけではなかった。

 唯一の変革は戦後のゼロからのスタートで、人も組織も変わり、新しい欧米の技術や文化が導入され、戦前とは全く比較にならない変貌を遂げたが、日本人の歴史的DNAは残っていた。新しい環境や条件にDNAが反映された形だ。

 日本が抱える深刻な課題として、長きにわたって、自殺数が高止まりし、オレオレ詐欺に至っては増加傾向にある。何で解決できないのか?日本人が原因などについて気付いていないわけではないし、対策が検討され努力もされている。然し乍ら、根本的な解決策が打たれない。自ら目の前の課題を解決しないのだ。

 1995年、僕は畑の中にできた新しい工場で新規事業を立ち上げるべく、必至に努力を重ね、もがき続けてきた。一方、当時の国際状況から、日本が戦略も無くただ経済対策として税金をばらまき続け、借金を重ねて沈没してゆくことは明確に予測できた。然し乍ら僕は何もできなかった。

 当時、中国は華僑を中心に様々な情報を集め分析し、アメリカを上回る世界一の大国を目指して着々と準備を進めていた。中国とインドがやがて経済規模で日本を追い抜くことは予想されていたが、中国が日本を追い抜く予想時期は年々早まり、あっさり予想より早く追い抜いて行った。

 中国が猛烈に経済を成長させているころ、日本の政治家は「日本は世界2位の経済大国」と飽きもせず毎日繰り返して述べていた。いつまで言い続けるのかと思ったら、抜かれる直前までやっていたね。「日本は世界2位の経済大国」の発言は「私は日本発展のために何も努力しないよ」の意味だ。

 日本の組織では、与えられた現状を肯定し、上から言われたことを言われたように実施するのが処世術で自分をガードする手段である。従って、課題には目を瞑り続けて、きれいごとを言い続けなければならない。その結果、課題は山積、根本的な解決はなされず発展力を失ってゆくのだ。

電力会社で昇進を左右する決定的な出来事 バカバカしいとは言えない

2015年11月16日 10時06分16秒 | 深刻な問題
 一般の人には笑われそうな下らない事だが、電力会社内では極めて重要な事だったのが改めて理解されるのである。

 何度も書いたように、故後藤田正晴氏(官房長官、副総理など)の後援会長の息子だったと自ら公言した藤〇不正直は営業部・取締役になっていた。社内放送で藤〇不正直の父親が亡くなり地元で実施される葬儀が伝えられた。

 3万円だったか包んだ。大変な金額だ。平日で隣の県ではあるしわざわざ行くのかどうかと思っていた。ところが、管理職以上は仕事を早々に切り上げ、全員行ったんだね。職場にはパーテーション(課長以上はお互い見えないようになっていた)が有ったから気付かなかった。

 マイクロバスに分乗し長々ゆられて全員隣の県まで行ったか。営業部の幹事役が課長以上には連絡したと思うが、僕の所には何の連絡も情報も無かった。いつものように懸命に残業していて、静かな日だなと思った事を覚えている。

 地元出身ではないので分からなかったが、例えば喪主が葬式の受付で誰が来たかを見ている。葬儀に参加したか否かがその後の業務評価に決定的に影響する事実を掴んだ。暗黙のルールだろうね、そんなことは知らんよ。

 僕は会社のために正しい事を言い、正しい事をし、会社に多大な貢献した。問題だったのは藤〇不正直が僕に手を引くよう伝え関係者全員がその方向になったのに僕が手を引かなかった事と、彼の父親が後藤田正晴の後援会長だった事だった。

 電力会社に協力してくれていた企業を救済できたことでメリットは計り知れなかった。その事が逆に恨みを増したのだろう。藤〇不正直は、潰すターゲットの名前を数名裏ルートで流していた。間違いなく僕はその筆頭だ。本当に潰れた気の毒な人もいた。

 表面的な影響もすぐさま現れた。僕の父が亡くなった時、出席すべき会社幹部・上司が出席しないし、香典も来ない。55歳で辞めた時も(早期優遇退職)、渡された奉加帳に営業部関係で本来記載すべき管理職者の氏名が無い。

 長年の付き合いが有っても、退職の挨拶にも来るなともとれる。びっくりするしかなかった。僕の方は上司をはじめ、きちんと金も出してきた。藤〇不正直の息がかかっていなかった奉加帳記載者に挨拶して会社を去った。

 しかし、何が辛かったかと言って、いくら頑張っても毎年昇進できず(営業部に帰る時 昇進を言われながら、藤〇不正直の反対で中止。それ以来一度も昇進は無かった)、若い人の中には追い抜いて行くのもいた事だ。当時は相当きつかった。

 僕はいつも夏目漱石の坊ちゃんを羨ましく思った。彼は1年で東京に帰った。僕は最後の親孝行と思い、故郷でもない地方の電力に就職。坊ちゃん以上に出鱈目なドタバタ田舎芝居を見せられた。辞めたかったが、辞めるに辞められなかった。

 父(都会より、地方の自然に興味を持ったようだ)の命が1年もたないと母から告げられ、1年ぐらい働き、辞めて政治家にでもなるかと思った。何と80歳近くまで生きた。何が良くて悪いかは分からない。

 藤〇不正直の業務能力は低く疑問だったが(それ以上に粉飾報告など問題が多かった)、常務になり、□電エンジニアリングの社長になった。藤〇不正直の命令を守り父の葬式に出ず、退職時に記帳しなかった特別管理職の中から副社長をはじめ多くの取締役がでた。現在の会長の万葉(百葉?)も藤〇不正直のグルだった。

 電力会社トップは原発をメルトダウンさせようが、放射能を撒き散らそうが何とも思っていないよ。電力会社は必要だが、腐ったインチキいかさま電力組織は直ちに廃棄し、入れ替えるべきだろう。

追伸。名誉棄損裁判はいつでも受けて立つよ。僕は本当の事しか書かんからね。文句が有るならやくざなんか使わず自分で来い。やくざでも素手で来るならいつでも相手してやる。

いかさま体質温存の電力会社が安全性を担保されていない原子力を起動させる

2015年10月15日 12時04分02秒 | 深刻な問題
 初めに断っておきますが、電力社員の99%は日々真面目に働いておられる人々。頭が下がるよ。多くは営業所、発電所などに勤務している。ただし、これらの方々は昇進のチャンスは極めて少なく、給料も限定されている。

 問題は本店と呼ぶ立派過ぎる御殿に住む妖怪どもで、何度も書いたが、自民党衆議院議員の推薦を受けた場合(一人が一人を推薦)、常務以上になっていた(電力によって多少の差は有る)。大人しくしていれば良いものを強力なバックを背景に暗躍するのが出て来る。

 後藤田正晴氏は元警察官僚でカミソリ後藤田と呼ばれ、CIAとの関係を公表し、官房長官を務めていたから、これほど強力なバックは存在しなかった。藤〇不正直は父親がこの後藤田正晴氏の後援会長だったと営業部課長会議で公言した下品な男だが、これには徹底的にやられた。

 後にさる有力者と甥の後藤田 正純衆院議員に二度お会いし、立ち話に居合わせた。実にさわやかな立派な人物だった。僕は女優の奥様の事を少しお聞きした。藤〇不正直の事が頭をよぎったが、勿論、そんなことに触れるわけがない。僕は人が良すぎるのか。

 生まれ故郷でもない地方の電力会社に就職したので、せめて、その地方の発展に貢献したかった。手掛けた電力利用技術開発で、シイタケ栽培や宗田節のカビ付け(環境制御など)が本格化したり、乾麺の自動製造が進んだ。A型以上営業所など電気利用が活性化し、成果はどんどん新聞発表、多少の地域貢献は出来た。

 関連会社に出向した際には新規事業を立ち上げ、電力利用の装置や生産ライン等を開発し、九州から北海道まで上場企業工場などに設置した。世界で初めてなんていう装置や生産ラインは山ほど開発し収めた。しかし、藤〇不正直には完璧に邪魔され、将来の道を絶たれた。

 藤〇不正直は粉飾データを各営業所に作らせて取締役会に上げたような人物で、僕の悪情報を流し、このような噂が出ること自体がお前が悪いのだとぬけぬけと言う。電力会社では噂や嘘が実際の評価になるから恐ろしい。

 嘘情報を流した証拠も有るよ。しかも、後に藤〇不正直はオープンプラネット開発で大々的にぶち上げ、数十億円を使った挙句に失敗したんだが、最高責任者乍ら責任はとらず、何と常務まで上がった。

 僕はエコライトで全国電力会社と共同開発し、予算は出張費ぐらい、見通しを得たが、子分の羊?八木?部長が報告書を受け取らず潰されてしまう。全国の電力会社、電力中央研究所、パナソニック、三菱電機、日本電池など多方面にご迷惑をおかけした。

 こういう出鱈目、いかさまが電力会社に温存され、改革されることは無い。社長になった連中は出世コースとして原子力本部長を務め、莫大な予算のPRを敢行、原子力の安全性を住民に刷り込んできた。こいつら頭がおかしいので、安全性を確かめる事も無く、ただの嘘つき作文屋。

 福島原発のメルトダウンはいかに原子力の安全管理が甘すぎたかを物語っているが、どれほど反省と改革や改善が有ったか。現状でも安全性を胸を張って言える状態ではない。福島原発は運が悪かったと思うようにしているだけである。僕は原子力の安全性が確認されれば反対はしない。

 電力会社の事務屋は官僚やマスコミを騙すのが重要な仕事の一つ。技術屋は事務屋が出世するための踏み台でしかない。完璧なイエスマンで従順な技術屋が稀におこぼれを貰うだけ。原子力規制委員会が何を判断しようが、今の電力会社の体質で、安全が担保できるはずが無い。

戦争責任者を国民が裁判にかけて裁かない限り永久に戦後は終わらない

2015年08月15日 20時20分27秒 | 深刻な問題
 戦後、連合軍が東京裁判を開き一方的に日本軍の指導者を裁き、A級戦犯などが処刑された。これは戦勝国のリンチであって、到底公正さが保証されたものではない。

 一方で、国民を消耗品として扱い、死んで来いと大量の戦死者を無駄に出し続けた責任者共が、腹も切れず、おめおめ処刑されるなど恥晒しの極み。何で、「申し訳ありません。多数の大切な命を散らしながら敗戦に至った責任は私に有ります」と国民と天皇に謝罪して一斉に腹を切らんのだ。

 東條英機に至っては、1941年1月8日、自らが戦陣訓の中で「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」と書いておきながら、怖くて切腹できず、裁判に臨み女々しくも自分には責任が無いと開き直ったのである。見苦しい。

 これらの出来事は一般国民にはおよそ預かり知らぬところであり、この不幸な戦後のスタートが日本に災いをもたらせている。例えば、福島原発では東京都が死の灰で汚染され日本が壊滅的打撃を受けたかもしれないにも拘らず、誰がいつ何をどうしたという責任が不問となったため、将来また別の多数のステージで同じ社会構造がもたらす災害が起こり得るのである。

 私はいつか広く呼びかけて、戦争指導者の責任を明確にしたいと考えている。子供の頃、何故戦争になったかを明確にしないとまた戦争が起きると考えていたが、その意味ではNHKが頑張って様々なフィルムを公開してくれている。NHKの勇気ある報道には敬意を表したい。

 はっきりしたのは、アメリカとの戦争を開始する前の日本軍の指導者どもの考えは非常に雑で楽観的だったという事。それが証拠に、開始前の想定は悉く狂い始め、途中から何が何だか分からない大混乱に陥っている。

 また、国連難民高等弁務官だった緒方貞子は軍部が乱脈を極めたと言った。中央と現場が汚職まみれで欲望の赴くまま無秩序に戦場が拡大されたと言っていた。そのために兵器も弾薬も無いながら、待ち構えているアメリカ軍に突っ込まされた兵士はたまったものではない。うかばれない。

 私は戦争が避けられない場合は有り得ると考える。そもそも、人類の歴史は戦いの歴史であり、記録は血塗られている。未来永劫に戦争が根絶するなんて事は無いだろう。例えば、日米同盟を破棄し、自衛隊を解散したら1日で中国に占領され植民地になる。そして戦時中の報復が始まる。

 重要なのは平和を追求する努力、人命尊重と正しい判断、そして反省と責任だ。是非いつの日か、先の大戦に関し、国民による公正で客観的な裁判を実施し、戦後を終わらせたい。そうでなければ日本の真の発展は望めないのである。

続く

今更、憲法議論など意味が無い 日本は中国という現実的な脅威に対抗しなければならない

2015年06月17日 16時57分54秒 | 深刻な問題
 憲法学者が自衛隊の海外派遣を憲法違反とするのは当然の事で、違憲でないとすればまともな憲法学者ではない。電力会社のオカマ(課長以上)みたいなもの。本来安倍首相は正面から憲法改正を目指しつつ、同時に憲法解釈の幅を広げる両面作戦をとれば混乱が無かったはず。

 安倍首相は、「みなさま、中国が尖閣諸島を強奪したら、中国に対して、よろしかったら沖縄や九州もどうぞと言うんですか?」「私は愛する日本の国土を何としても守りたい。しかし、憲法を改正したいが丁寧に説明し理解して頂くには時間がかかる。だから、当面は可能な範囲で解釈の幅を広げて現実的な驚異に対抗したい。どうかご理解を頂きたい」と主張すればよい。

 この主張だと野党とも十分戦えるね(安全か?憲法解釈か?)。国民も一定の理解を示す。大体、自衛隊の存在そのものが憲法違反であって(アンタッチャブル)、下手な議論を始めると収拾がつかなくなり、無理筋を強行すると悪しき歴史を残す事になる。

 アメリカも最近まで中国の意図が見抜けなかったなど、ちょっと信じがたいお人好しだね。そこにオバマの様な過度な中国経済依存の大統領が登場し、また世界のポリスを辞めるなどと世界に宣言したものだから、相当食い込まれてしまった。

 フィリピンの近海小島に強固な中国軍事基地が完成しつつある。ここに至っては、次期アメリカ大統領候補が、「私が大統領になったら1日で中国の南沙諸島基地を破壊する」などと脅さない限り、中国の猛進は止まるわけがない。

 特別に私が主張したいのは、アメリカとの関係である。数年前までは、アメリカ人にとって信頼できるのは中国であり日本ではなかった。極端に言えば、アメリカ人と中国人の共同の敵が日本だった。実は日米同盟とアメリカ人の意識はベクトルが反対だった。

 為替が円安になり、株価が何故上がっているか。多くの日本人はアベノミクスや日銀の頑張りと思っているし、それも事実だが、アメリカが支持し容認しているから実現できている。この事は絶対に忘れてはならない。

 中国の巨大化と、横暴さが実はアメリカをして日本に近づけることになり、安倍首相はうまく立ち回っている。野田首相では絶対にこうはならなかった。だから、私は安倍首相を支持する。

 自衛隊は後方支援を厳守するよう、また60歳を超えても志願できるように法整備したら良い。平均70歳を超える後方支援部隊が有っても良いのではないか。

続く