宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

安倍首相の靖国神社参拝はキャロライン・ケネディー大使の顔に泥を塗った 株価先行き不透明化

2013年12月27日 09時41分52秒 | 深刻な問題

 まさか、まさかの突然の参拝だった。中国や韓国は当然怒り、非難する。それより何より、日米同盟を強化し、日本の経済発展を支えようとしたアメリカの人々、とりわけオバマ大統領にショックを与えた。

 オバマ大統領が最高の使者として送り出したキャロライン・ケネディーはこの件に関して立場を失った。ひどい話。顔に泥を塗られた印象は忘れられないものとなったであろう。キャロライン・ケネディーには大変申し訳ない事をしました。

 アメリカの日系人も日本とアメリカの関係を改善しようと精力的に努力していたが、善意の活動者たちを落胆に追いやった。中国や韓国の対日強硬ロビー活動は勢いづく。

 安倍首相としては、中国や韓国の首脳会談が実現しないなら靖国参拝するよとの情報を流していたらしい、が、しかし、もし安倍チームが論理的な判断(どの様な結果が予想されるか)をするのであれば、靖国参拝は無かった。

 論理的な判断が無いのであれば、当然戦略は無い訳で、アベノミクスには戦略性が乏しいのではないかとの疑念を生じさせる結果となった。中国に対抗するのであれば、経済成長させ、軍事力を強化するしかない。

 靖国参拝の結果、何がどうなるのか?既に円は安値に移行中。株価は2万円は固いと見ていたが、先行き不透明になってきた。日銀と政府が強力に、実質買い支えていただろうが、アメリカの協力無しにはアベノミクスは成功しない。どこかでの大暴落も懸念される。

 中国と韓国との関係は少しづつ雪解けの気配も見せ、中国は溝を狭めてきた感も有ったが、一挙に溝は拡大し深くなった。恐らく、安倍首相は今後、中国と韓国の首脳とは会えないだろう。外交的に行き詰まる。

 アメリカは日本が東アジアで主導的な立場をとることを望んでいる。ところがこの始末では、日本はますます孤立を深める。アメリカにとって日本を助けるほうが良いかどうか疑問が湧き始める。

 世界から見て、日本のやり方は子供の喧嘩に見えるだろう。何しろ、中国の強引とも見える防空識別圏の設置よりも、慰安婦問題を解決できない日本の方がひどいと見られている。内々の都合(仲間内では拍手喝采)で判断すべきではない。

 率直なところ、何で首相の時にわざわざ靖国に行くのか、馬鹿じゃなかろうか。国民の不利益は莫大。首相を辞めたら100回でも1000回でも行けばよい。慰安婦問題の橋下氏と言い、この国のリーダーはおかしいね。


中国と戦い尖閣を守るのか?あるいは尖閣も沖縄も中国に差し上げるのか?

2013年12月03日 13時42分38秒 | 深刻な問題

 習近平がアメリカに乗り込み伝えた「中国の夢」にオバマ大統領が理解しを示した。また大統領がシリア攻撃を決意しながら議会に判断を委ね中止した事から、中国軍部はアメリカが戦いを避けると見て、尖閣諸島に防空識別圏を設定したきらいはある。

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 現実にアメリカ政府は、民間航空3社(ユナイテッド、アメリカン、デルタ)が中国に飛行計画を提出するのを容認し、日本との足並みの差が際立っている。

 日高義樹氏は11月末発刊の著書「アメリカはいつまで日本を守るか」でオバマ大統領が中国との衝突を恐れていると指摘。アメリカの国家戦略は「非民主的で反資本主義的な体制と戦う」のであるがオバマ大統領の八方美人的な対応が誤解を与えているのではないか。

 アメリカの尖閣に対する戦略では、「中国が尖閣諸島の占拠で軍事行動した場合、10日間で片づけ安定な状況を作り出すが中国本土は攻撃しない」ので、その後は日本と中国のいずれかが尖閣を支配するかが不明確と日高氏は述べている。

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 アメリカ政府は、中国の軍事増強や領土拡大の動きに対し、「日本が周辺諸国をまとめて対抗すると期待していた」にも拘らず、特に民主党政権で中国寄りの姿勢が顕著だったので、「アメリカに日本を守らせ、中国と接近する二股姿勢」に嫌気がしてきたようだ。

 日高氏はハドソン研究所が長く、キッシンジャー博士をはじめアメリカの保守系のリーダーとも付き合いが多いので、多分にアメリカ保守系のメッセイジ伝達の役割を果たしていると思う。

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 自衛隊にとって大変な状況になってきているが、日本の航空機に中国がスクランブルをかけてきたら、当然自衛隊戦闘機がスクランブルをかけ、一歩も引かず追い返すしかない。

 レーダー照射してきた場合には、かわしつつ、応援を求め、いつでも攻撃できるよう準備が必要だ。大切なことは日本側から攻撃せず、中国がミサイルを発射してきたら、先に攻撃された確実な証拠を残した上で遠慮なく中国戦闘機を撃墜することだ。

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 もし、尖閣諸島を占拠されたら、米軍と自衛隊が連携して中国軍を撃退し、その後は自衛隊を尖閣諸島に常駐させて守るしかない。もし、ここで腰が引けたら、中国は必ず沖縄をとりに来る。これは100%間違いない。

 中国の軍事力は年々巨大になり、領土拡大の凶暴さも増す。中国が現状レベルの年率7.5%の経済成長を続けた場合、10年後の2023年には軍事力は現在の2倍以上になる。今でもあの強引さ。2023年にどうなりますか?

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 アメリカの尖閣を守る姿勢が消極的なら、オバマ大統領に「日本はやがて中国共産党の支配下に入ることになり、その時は日米同盟を破棄してアメリカと戦うことになりますが、よござんすか?」と聞けばよい。

 私は前にも提案したように、ミサイル迎撃ミサイルを含む高精度ミサイルを2,000発開発製造し、日本を攻撃する空母もミサイルも基地も全部根こそぎ破壊すればよいと考えている。

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 とりあえず、ミサイル2,000発で中国と北朝鮮の核の脅威を軽減できるし、自衛隊の流血を避け、相手側の破壊や損失も最小限度に抑えられる。

 ただ私が分からんのは、何故、トヨタや日産やパナソニックなど日本企業(22,790社?)が目先の利益のために、共産党に巨額の賄賂を渡し、中国に工場を作り、資本金を投入し、ノウハウを渡し、人材の育成までして、日本を攻撃する軍事費を提供するのかだ。

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 ODAで渡した金も含めて、中国は日本が提供した莫大な金でせっせと日本の主要都市を狙う核ミサイルを製造してきた。現在も照準が合わせてあるミサイルのスイッチを押せば日本は全滅しますよ。

 あんた知ってる?戦いになったら中国共産党はこう言うんだよ。「日本とは戦争状態になったので、本日から日本企業の設備や財産は全部没収する」


中国が尖閣諸島を防空識別圏に設定したことは宣戦布告の前触れ

2013年11月24日 19時12分07秒 | 深刻な問題

 日本が実質的に支配している尖閣諸島を、中国が自国の防空識別圏(ADIZ)に設定したことは、通常なら戦争になり得る事を重々承知で、日本は衝突を避けるだろうとの見方に立った強硬手段だ。アメリカの出方も見ている。

 北朝鮮の瀬戸際、ぎりぎり外交に似ている。やはり、北朝鮮の後ろに中国が厳然と存在し操っているという事か。

 ケリー国務長官は、「地域の緊張を高め、衝突のリスクを高める」と非難する声明を発表、ヘーゲル国防長官も、尖閣諸島について、日米安保条約第5条に基づき、米国に防衛義務があることを改めて強調し、中国をけん制した。

 中国にとっては想定内、次のステップでは、中国の飛行機を今回設定した防空識別圏に飛ばし、様子を見ながら尖閣諸島に近づける。自衛隊機がスクランブルするのを確かめる。そこで、中国の戦闘機を発進させるかどうか。

 いつか中国の戦闘機もスクランブルをかけてくる可能性は高い。両方の戦闘機が尖閣諸島付近でにらみ合う形となる。しかし、中国側も即座に威嚇射撃まではしてこない。ダメ元で、危険な嫌がらせを拡大する。

 中国の意図は、①日本が屈服して尖閣をめぐる領土問題を認める事、②両国の戦闘機がスクランブルをかけあう段階でアメリカがどう出てくくるかを探る事、③できれば日米の間にくさびを打ち込みたい・・であろう。

 日本が屈服しなくて、アメリカが軍事行動を始めた場合は元に戻せばよいだけ。

 中国のロシアンルーレットの原因はオバマ大統領の決然とした日本支持だろう。習近平が鳴り物入りでアメリカに乗り込んだ際、日本の悪口を並べ立てたが、オバマ大統領は発言を遮り、日本は同盟国で仲間だと伝えている。

 安倍首相の中国包囲外交はそもそもアメリカとの共同歩調。アメリカの円安容認もアベノミクス支持の表れ。また、このたびアメリカの象徴ともいえるキャロライン・ケネディーが大使として着任した事も、中国や韓国はピリピリする。

 これらの事を十分意識した上で、中国は危険な賭けに出つつあるのだ。ただ、中国がスクランブルまでやった場合は、流石のアメリカも基本的な方向を変えざるを得なくなる。アメリカへの挑発でもある。

 世界経済に激震が走ることを承知の上で、投資環境を変更し中国の経済成長が急速に落ちることを助長させ、結果としての中国のバブル崩壊を容認するかもしれない。

 中国としてはアメリカ国債の大量売りで対抗策する。その時は、日本をはじめ、アメリカ国債を買い支えなければならない。また、何らかの戦闘行為が有ってもおかしくはない。すぐそこにある深刻な危機だ。


何でエスパー伊藤が2年間も金を脅し取られていたのか

2013年11月14日 18時37分49秒 | 深刻な問題

 そもそもエスパー伊藤なんて名前は知らなかったが、各番組で取り上げている。近所の一般人に2年間・合計600万円も脅し取られるなど、大人のこととは思えない。信じ難い。一つは関東以北の人がやくざ的な脅しに弱いところが有りそうだ。

 前にも書いたが、山手線の電車の中で、二人組がサラリーマンに「がん付けただろう」と絡んだ。車内がシーンとなる。折角、酒で気持ち良くなっているのに耳障りなので、「何言とるんや」と2人に言うと、周りの数人が突然「そうだ」、「そうだ」と発言し始めて、二人はしゅんとなった。

 関東ではやくざに出会う機会が少ない。その代り右翼や中途半端なチンピラ・一般人の割合が多いかな。やくざも西日本と比べると大人と子供ぐらいの差がある。厄介なのは中途半端なチンピラ・一般人だろう。

 今回の芸能人も恐れおののき、毅然とした態度を取れなかったので、付け込まれてきた。そういう弱腰が、一般人を犯罪者に誘導してしまう。

 とは言っても、全国の企業は殆どやくざや右翼に金を払っている。中小企業で相場が3万円。ある会社は、2年に1回取りに来るので払うと領収証をくれるらしい。私は、電話がくると最後まで聞かず、忙しいと言って切る。大抵これで終わるが、怒って何度も掛けてくるのがいるので、何度でも切る。

 数か月前にしつこいのがいたので、電話に出るなとみんなに言い、来なくなったところで、パナソニックを呼び、非通知の電話をかからなくした。パナソニックの業務用電話はオプションで自動録音がついており、これも役立つ。

 私の知っている会社では全て右翼などに金を払っている。私は電話を切れと言うが、怖くて切れないらしい。全国では巨額の金が闇の世界に流れている。

 安佐南警察署には何度か状況を話して、全国で莫大な金が右翼ややくざに渡っているので対策すべきと申し入れているが、被害届が出ないので動けないなどと言う。

 それでは警察は被害届を受け取るかといえば、傷害事件やセクハラ以外は受け取らない場合が多い。(暴力団が絡んだ場合は受け取るかな)。今でもやくざと警察が裏で繋がっているのかと思ってしまう。

 今日も変な客からクレーム電話が来てすごまれ、社員は弱ってしまった。結局私のところへ電話を回したので、「うちは一流の卸からしか買わない」と言ったところ、声が大きすぎたのか、えらく大人しくなって一件落着。

 エスパー伊藤は近くの交番に行って被害届を出せばよかった。もっとも、警視庁(全国最悪)は前述のごとく民事不介入で動かない事 岩のごとしだが、最近は以前より多少フットワークが良くなっている。もし動かなかったら、諦めず抗議すべきだ。

 私なんか、何度警察(数か所)に怒鳴り込んで、署内に聞こえるように大声で抗議した事か。そうやっても、動かない時は本当に動かない。民事不介入は警察の重要な盾、楽をできる魔法の言葉。警察内に知り合いがいるとコロッと変わるけどね。

 やくざ・右翼の企業からの取り立てに関しては放置できないので、政府に対策を要望する事にした。このブログを機会に、既に要望書は出した。

 

 


福島原発と日本を救った故吉田所長の陰

2013年10月18日 18時44分48秒 | 深刻な問題

 電力会社のOBで構成する仲間が集った。酒が進むと自然に福島原発などが話題になる。吉田所長は本店からの指示を無視して原子炉冷却に海水を注入し、結果的には大爆発やそれに伴う高濃度放射能の拡散を防いだ。事が原子力で、命令に逆らうことはあり得ない事だが、これで、東日本壊滅を防ぎ、日本を救った。

 吉田所長は英雄だが、一方で、原子力設備管理部長だったころ、明治三陸地震を想定した津波のシミュレーションでは15.7mという計算が出たにも関わらず、あり得ない事だと、防波堤増強を見送っている。ここが電力会社の複雑なところで、従来の5.7mの設定は先輩(取締役以上になっている可能性大)が決めたことで、電力社員としてこれを覆すことはサラリーマンの将来を捨てることになる。

 つまり、吉田所長が原子力設備管理部長として正義感を発揮し、15.7mの津波も起こり得るとし、会社側に対策を求め、防波堤強化、電源保護対策、各種安全システムなどがなされていれば、メルトダウンにはならなかったし、放射能汚染にも至らなかった。が、しかし、昇進の道も閉ざされただろう。

 本店だからとりわけ反逆行為は許されず、左遷などは当たり前の世界だ。厳しい表現だが、そこで、原子力発電所所長としての地位に繋がったともいえる。これらの点でOBの意見は一致した。事故時は大規模で深刻な災害、生命の危険性を肌で感じ、妥協できなかったかと推察する。

 原子力の安全性については電力社内で会話するこは事実上ご法度だ。疑問点について原子力部に質問すると、情報がまわりまわり、上司から注意されたりする。原子力部は稼ぎ頭でもあるから鼻息は荒いし、課長クラスでも取締役以上とは密接に繋がっている。

 私は原子力発電所の建設に関わる研究設備を担当した際、独断で安全性優先を宣言し、安全性に疑問が有る場合は上司の意見も通さなかった。電力会社で私の行為は例外に例外である。つくづく原子力部に行かなくて良かったと思う(希望すれば100%行けた)。

 吉田所長とは同時代を生きたが、彼は発電畑で、設備を熟知し、管理運用する守りのベクトル、私は開発・改革、あるいは営業など外向き、攻めの立場、全く方向が異なる。ただ、同じ技術屋として言わせて頂ければ、何故、発電所トップとして非常時の電源確保にこだわらなかったか、その点が怠っていたと指摘せざるを得ない。

 原子力発電所の所長は世間が思う以上に権限が大きい。毎日、発電機が運転できていたらそれで良しとはならない。非常発電機も、バッテリーも、送電線も全部ダメになる(全電源喪失)など、悪いけど、発電所の課長以上は何をしとったかと言いたい。はっきり言って、技術屋の恥だ。

 全国の原子力発電所の課長以上は、福島原発の教訓を忘れずに、徹底的に安全性、とりわけ非常時の電源確保には拘って拘って必要な設備・システムを実現すべきだ。電源が確保されていれば、福島の大事故は起きていなかった。

 吉田所長は有能優秀で真面目な人だったようだ。だからことさらに、自分が握りつぶした津波安全対策の判断については心を痛めたと思う。電力会社では事実がしばしば都合が悪く、それをロンダリングした技術屋が昇進してきた明確な過去の実績が有る。

 まじめに働き続け、正義感が有り、常に公正で正しい判断を実行する人間は、早い段階で外され、あるいは潰され、決して取締役上にはなれない。

 電力会社本店は建設費と言い、まわりとは格段に違う立派なビルだが、透かして見る事が出来れば(普通、絶対見えないが)、実は事実が隠ぺいされ、重要なところでいかさまがまかり通る悪魔の殿堂だ。福島原発事故でよくわかったでしょう。


三鷹のストーカー女子高生殺人は100%防げたはず 日本の病根

2013年10月14日 19時05分53秒 | 深刻な問題

 テレビで毎日、池永チャールストーマス容疑者が私立高校3年の鈴木沙彩さん(18)をストーカーした末、刺殺した事件を報道している。次々と新事実が明らかになってきたためでもある。若い女性(子供を産む可能性のある弱者)が殺害されるのは痛ましく、残念でならない。

 警察が沙彩さんに安全確認の電話した時、丁度、沙彩さんが部屋に戻ってきたらしい。クローゼットの中で身を潜めていた池永は会話を聞き、更に逆上して犯行に至ったという(池永はクローゼットの中で心が揺れ、友人にラインで、助けてくれなど通信していた)。

 まず、事件当日の朝、両親と共に相談に訪れた警視庁だが、警視庁は動かない警察として日本で最悪。警視庁は傷害や殺人が起きないと動かない。猪瀬知事は十分認識してくれ。

 10月3日に改正されたストーカー規制法では、被害者の居住地の警察署だけでなく、ストーカー行為があった場所の警察署からも警告が出せるようになった。にも関わらず、翌4日、最初に訪れた杉並署では、自宅近くの三鷹署に行くよう伝え、たらいまわししている。

 ここは、最初に受けた杉並署で事情を聴き、メール(裁判に耐える証拠になる)で殺すぞと脅かされているのであるから、例えば、殺人脅迫行為で池永の身柄を確保し事情聴取し、沙彩さんの安全確保を図るべきだった。

 三鷹署も、とんまな対応だ。何で、電話だけで済まそうとするのか。ストーカーから脅しを受け、身の危険を感じると警視庁に被害届を出さなければならないが、出したところで、実質的な助けにはならないという実例だ。

◆◆ストーカー対策でテレビアサヒの赤江 珠緒が「ストーカーは表面的な美しさに惹かれるので、知人が見かけをブスにしたら、消えてしまい解決した」と興味深い情報を提供していた。

 私が最も深刻だなと思うのは、父親の対応だ。私だったら、池永のところへ飛んで行くね。相手が若くて強いかどうかは問題ではない。娘が脅かされて危険を感じているのに直接何もできないでいるなど、耐えられない。

 私は、自分の事は多少我慢しても、家族となるとブレーキが効かないから相手を殺しかねない(世界の親は共通だと思うよ。日本が異常)。

 そもそも、アメリカに留学したのも池永との縁を切るためであったろうと、推察する。長い長いプロセスが有ったわけで、か弱い娘は深刻に悩んでいた。その悩みや痛みを十分理解し、父親としてやるべきことはやらなきゃ。自信が無いなら、知人や世間に訴えて、仲間を動員すべきだ。

 メールで脅すような人間は度胸が無いから、目を見ながら正面からありったけの声で強く警告すれば、解決すると思うが、できれば、渾身の力を込めて、みぞおちでもパンチを入れる。これを父親がやれば、効果てきめん。治らなきゃ治るまでやるまで。

 池永はテレビ画像で見る限り、長身だが全体に発信力が少なく喧嘩は弱そう。度胸は無く、精神的な虚弱体質。距離を置き、恐れ、腫れ者扱いするからモンスターを生んだと言える。

 もし、娘を助けるため戦って死ぬのであれが父親としてそれは本望。非力な父親でも相手と刺し違えれば良いのだ。色々な事件の中で、父親が父親の役割を果たせていないのは、深刻な問題、日本社会の病根だ。


昭和天皇が中止した靖国参拝に反して閣僚が参拝とはいかがなものか

2013年08月14日 16時59分47秒 | 深刻な問題

 先の大戦で、軍部は、沖縄をアメリカ軍に占領されてもなお、御前会議では戦争継続を主張した。軍部上層部は自ら腹を切る度胸も無いのに、責任を逃れるため一億層玉砕と称し、日本を壊滅させようとしていた。

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 結局、昭和天皇が「自分はどうなっても良いから」と命をかけて中止を決定したのである。昭和天皇は名目上であれ日本のトップだったから、責任を逃れようが無かった。この決定に反してクーデターの動きも有った。言わば、昭和天皇が日本を救ったのである。昭和天皇は本当に日本と日本人のことを心配していたんだね。

 自らの命と引き換えるつもりで日本を救った昭和天皇がA級戦犯の合祀の靖国親拝(参拝のことか)を中止したにも拘らず、大変失礼だが、一閣僚の判断で靖国参拝をするとはいかがなものか。

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 その後、今上天皇(きんじょうてんのう:現在の天皇)も靖国神社には親拝していないとされている。

 昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感をもっていたことが明確に記されている。その証拠とされる富田メモの記述のうち該当部分が次のもの。富田とは宮内庁長官であった富田朝彦の事である。

「私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、
筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが
松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と
松平は平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている
だから私 あれ以来参拝していない それが私の心だ」。

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  私には、人物や状況が分かっていないから、内容が理解しづらい。これに関して、日本経済新聞社が設置した、社外有識者を中心に構成する「富田メモ研究委員会」は、富田メモを調査の上、「他の史料や記録と照合しても事実関係が合致しており、不快感以外の解釈はあり得ない」と結論付けた。(ウィキペディアより)


日本の株式市場を日本に取り戻したい

2013年08月11日 18時07分22秒 | 深刻な問題

ジョン・ルース アメリカ合衆国大使殿 平成25年8月11日

 今年も広島の原爆慰霊式にご出席頂き、平和を望む被爆者や広島市民に対するアメリカの理解が進んだことと喜んでいます。

 さて、日本の株式市場における外国人プレイヤーは60~70%とされています。日本のプレイヤー、特に個人が撤退したのは、これまで散々煮え湯を飲まされてきたからであります。

ニューヨークダウは、今年に入っても何度か高値を更新しています。ところが日本では株価が1989年12月38,000円を超えた後、大きく売り込まれ、その後、このピークを更新できないばかりか、ピーク値は約22,000円、約18,000円、約14,000円と下がり続け、このたび、アベノミクスで16,000手前まで来ましたが、また暴落しようとしています。

 現時点で日米の株価が均衡するのが17,440円(PER)とされながらも、とてもこの水準には程遠いのが現状です。

 私の理解するところでは、アメリカのヘッジファンドが日本の株価が上昇すると空売りを仕掛け、8,000円を割るような水準まで売り込み、莫大な利益をアメリカにもたらしたのです。日本では自己破産したり自殺した人が相当数出たと想像しますが、この利益でアメリカは潤ってきたわけです。何度もこのような繰り返しで、日本人の投資家の間では株式市場に対する極度の不信感が深まり、市場から遠のいています。そのため、プレイヤーが殆ど外国人になっています。

 例えば、今年5月23日は株取引が過熱化している以外に下がる要因は無かったのに、16,000円のピークから1日で1,000円以上、その後3,000円を超える大暴落になりました。上昇ムードは一気に薄れ、売り優先となり日本の浮揚を図ったアベノミクスは先行き赤信号が点灯しています。原因は多くの専門家の意見でもアメリカのヘッジファンドが締めに合わせて大量に売ったためとなっています。

 もし、オバマ政権が景気浮揚を図っている時、日本の証券会社などがアメリカ株式を暴落されたら、日本の責任者が公聴会に呼ばれたり、逮捕されたり、あるいは暗殺されませんか?

 遡ると、ビル・クリントン大統領はCIAをアメリカの経済政策に組み込み、主なターゲットは日本でした。CIAは日本政府の中に隈なくネットワークを作り、三沢基地のエシュロンでは政府や企業などの電話、FAX、メールなどの情報を盗聴・閲覧し、上場企業などの悪情報もキャッチできていました。また、アメリカでは民間との間でも情報が共有されていたので、格付け機関、ヘッジファンドにも情報が流れていた可能性は大です。すると次のような図式が想定されます。

① エシュロンなどで日本企業の悪情報(材料)を掴む、

② 日本株が過熱したところを見計らってヘッジファンドが大量の空売りをする、

③ 格付け機関が悪材料に基づき格付けを下げる、

④ ヘッジファンドは徹底的に空売りして巨額の利益を上げ、アメリカに持ち帰る。

  そうでなくても、ヘッジファンドはアメリカの株を購入しアメリカ株を上昇させて自国の景気回復を図りながら、リスクヘッジとして日本株(日本株の方が下げ速度と幅が大きい)を売っています。日本の景気は下がります。

 中国が経済でアメリカを凌ぎ、軍事力でアメリカに挑戦しいつか屈服させることが予想されている中、日本とアメリカはより強力な軍事同盟構築が求められます。然るに、アメリカがアベノミクスを壊せば日本経済は破綻し、とてもアメリカとの協力は出来なくなります。

 日本の現状ではあまりにも経済が疲弊し、再びアメリカに経済で挑戦は出来ません。アメリカにとって日本は既に敵ではない。然るに現状では、日本の戦後は永久に続く気配です。日本を敵国から外して頂きたい。

 日本(少なくとも安倍首相や一国民である私など)はアメリカが永久に世界のポリスであることを願います。どうか、日本の株式市場が日本に戻るようご協力をお願いします。

 


福島原発の放射能水漏えいは日本力を問われている

2013年08月01日 10時18分55秒 | 深刻な問題

 テレビ朝日のモーニングバードを見ていて、福島原発の放射能漏えい水は大変な問題になっていると感じた。放射能漏えい水は止められない。太平洋に流し続けることになる。既に一東京電力の問題ではないし、東京電力の手におえない。日本人一人一人にかかるオールジャパンの問題だ。

 今こそ、安倍首相は日本中の専門家を招集し、フリーディスカッションし、日本の力を示す時だ。やらなければ、世界から見る日本の評価は下がり続ける。既に事なかれ主義、場当たり体質に疑問が投げかけられているのではないか。解決できれば世界中の賞賛を得るだろう。

 私なら具体的にどう対策するかを遅い朝食をとりながら考えた。最終的にこれしか無いだろうなと言うのが次のプラン。現在の方法、発表されている方法では漏えいは止められない。現状で推移すれば世界規模での深刻な問題になる。

◆◆◆海に屋根付き遮蔽ダムの建設

1.海水面上昇による地下水流れ込み停止:地下水が流れ込むのは海水のレベルが低いためだ。そこで、海上10m以上の遮蔽ダムを建設する。これによりダム内の水位を上げる。高さをどうするかは専門家の意見やシミュレーションにより決定する。遮蔽ダムは海岸線方向に対して広めにとる必要がある。

2.陸地側のかさ上げ:ダムの水位が上がり続けると陸地に水が逆流するので遮蔽ダムの高さに合わせてかさ上げする。巨大な屋根付きプールみたいなイメージ。

3.蒸発漏えいの防止:蒸発水に放射能が含まれるかどうかで対策が変わるが、蒸発水が放射能を運ぶ場合には厳重なふた(屋根)が必要。蒸発水が放射能を運ばない場合は光を透過する(蒸発促進)屋根にし、空気の通過が出来るようにする。

4.遮蔽ダムの減水:パイプで地上に海水を引き込み、ヒートポンプを利用して加熱し蒸発させる。地下水が予想より増えた場合でもバックアップとして機能する。

◆◆◆予算

 土木屋ではないので分からんけど、2000億円ぐらいは必要か。余っている東日本大震災復興予算を使う。日本全体が蒙る損害ダメージに比べれば安いし、成功すれば日本の信用が高まり、株価も上がり十分元が取れる。兎に角速やかに決断力をもってやることだ。


東京電力が犯した大罪と電力会社の懲りない体質

2013年07月31日 12時17分02秒 | 深刻な問題

◆◆東電福島原発の放射能汚染水漏えいの発表が遅れた件(3日前の金曜日には分かっていたが、選挙後の月曜日に発表)について記者が選挙のためかと聞き、広瀬社長が間髪を入れず「違います」と答えた。これを信用する人は少ないだろう。

 東京電力には社外取締役を半分以上を送り込んだのに何ということか。すっかり虜まれたのか。東京電力がこれまで犯した大罪は①津波の設定が甘すぎた上に見直しの機会を見送った、②全電源喪失をさせてしまった、③原子炉をメルトダウンさせ、④放射能拡散等で多くの人を被爆させてしまい・・・安全神話(自らが作成し、国民を信用させた)を壊し日本の信用を著しく失墜させた事である。

 今回の発表遅れは過去の体質をそのまま引きずっている。あれだけの事故を起こして改革がなされていない。私は、安全性が確認されれば原子力の再起動に賛成だが、とてもとても安全性が確認されるには程遠い。福島原発が収束しないで再起動は無い。

 東京電力は明言しないが地震の想定も甘かった可能性は高い。2007年7月16日の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力は恐らく想定値を超えている。あの時は、データ喪失(電力の設備ではあり得ない)でうやむやになった。

 津波の設定は相当お粗末であるが、電力社内で有力者が設定した条件を変更するのが大変な事は分かる。しかし、事、安全に関わる事なので妥協の余地はない。全電源喪失は技術者としての恥である。原子力発電所であることを考えると、どのような状況になっても絶対に電源を確保する5重6重の安全措置が必要だった。

 特に発電所の課長以上は日頃から相当の時間の余裕が有る。様々な状況を想定して、チェックやシミュレーションするのは当然の事であり、これらの基本的な業務を怠っていたと言わざるを得ない。安全対策はルーチン業務ではないし安全に絶対は無い。安全に対する意識があまりにも低すぎる。

 法律は無いものの、メルトダウンに関わる設備や技術の責任者は、終身刑に相当するような罪を犯している。事実関係や責任を明確にしておかない限り、同じような事故は必ず起こる。

◆◆何度も書くが、電力会社の発電所、営業所、研究所は総じてまじめで、規律が守られている。問題は本店という城に住む一部のインテリやくざと言うか化け物だ。

 電力会社の中枢で全部がデタラメとは言わない。しかし、自民党国会議員が人事に最も大きな影響力を及ぼす組織で、特別管理職になったら仕事しない。自浄機能を持たず、事実の究明がなされず、嘘がまかり通るので、何が有ってもおかしくはない。

 肩で風切る事務屋は巧妙な嘘つき。一般社会の事は知らないし、能力の高い人間は電力会社には来ない。出来るのはメーカーや業者を呼びつけて威張ることぐらいかな。巨額な資金が有るからね。私が電力会社を早期退職したのは「こんないかさま会社には1秒もいたくない」と思ったからだ。

 私事だが、最後の職となった大学出向時、電力会社でも成果評価制度を導入し、やっと自分の出番と思い頑張って実績を上げたが、上司の支店長から「君は電力に貢献していないからB(平均)」と言われた。理屈に合わない話。対立していたバックだけ大物(父親が元官房長官の後藤田正春の後援会長)から指令が来ていたことは明らかだった。

 そもそも電力会社は成果評価で昇進する組織ではない。自ら経験の無い事を評価できないから、政治力学(頼まれたり)とか好き嫌いとかで決めて、鉛筆をなめなめ成果評価点をつける。特に実績のない人物が社長になり、石橋を叩いて叩いて壊してしまったような人物が副社長になったり。

 子会社で機械製造の新規事業を立ち上げて本店に戻ると、出向時は毎週のように社長への説明に伺ったが、本店営業部(課長職)では部長(バックだけ大物)に会うのに次長の許可が必要と言われる。

 権限なし(何をするにも次長の許可を要す)、予算無し、部下無しの状況に置かれた。監獄のような状況から、エコライト(深夜電力を蓄電し昼間の照明に使う)を発想し、殆どの電力の協力を得て、開発を推進した。

 本来電力会社本店の課長はメーカーの部長以上の権限が有る。ある日、常務だったかな、呼ばれて監獄状況を説明したら「そんな馬鹿な話があるわけない」で一蹴され、聞いてももらえなかった。私の苦しみはどうしてくれるの。

 電池に想定していたリチウムイオン2次電池はコストや安全性の課題が有った。それをバックだけ大物に報告すると「そうじゃろう、そうじゃろう」と喜んでいた。解決のため、日本電池(当時)が開発中だった顆粒クラッド鉛電池に切り替え、経済性などで見通しが出てくると担当部長が報告書を受け取らない。

 既にバックだけ大物は取締役、部も事務方と技術方の二つになり技術の部長が就任していた。突然、「この2階の窓から飛び降りろとまでは言わないが」などと言う。関係者に相談したがバックだけ大物は余程恐ろしかったらしく当たらず触らずだった。そこでプロジェクトは解散(全電力会社、電力中央研究所、パナソニック、三菱電機には大変ご迷惑をおかけした)

 開き直る手は有ったが、修羅場になるし、昇進したかったのでおとなしくしていた。今から思うと暴れても良かった。返す返すも残念だった。

 もし、エコライトが実用化されていたら、福島原発事故の省エネ時に多少でもお役に立てていた。実証試験は2件成功していた。昼間ピーク時の照明負荷は12%ぐらいあるから、僅かなピークシフトでも役に立つ。

《参考電力設備は1年間の最大電力のために準備しており、最大電力は7月とか8月の14時ごろに出る。エコライトで1%ピークシフトできると、東京電力の最大電力を5600万kWとすると56万kW分が助かり、これは火力発電所1基分に相当する。一般家庭が3kWとすると大雑把な考えで19万世帯が節電しなくて済む計算》

 一方で、バックだけ大物は多額の予算(数十億円)を使ってインターネットシステムを開発していたが、東電が採用しなかったので大失敗したもののうやむやになった。しかし、バックだけ大物を含めて責任者二人が常務まで昇進した。(エコライトで使った予算は数十億に比べれば誤差範)

《想い出したが、バックだけ大物は営業部課長時代に全営業所に産業需要の数字を水増し粉飾するよう指示し、取締役会などに粉飾データを提出した人物。つまり、自然増の産業需要を、さも自分達の実績のように水増しさせていた。全社員に配布された対話マニュアルには粉飾データが記載されていた。能力は疑問だったがそういう才能は有ったね。

 粉飾データの事は後に上へ報告したがおとがめなしだった。やはり元官房長官後藤田正春をバックにしていた威力か?夜は会議費や交際費(電気代)で飲みまくった。体格が良かったし、底なしに飲んだんじゃないか。何しろ、課の全員を引き連れて毎晩毎晩飲み屋でどんちゃん騒ぎ。私はそういうのが嫌いなの一人残って残業していた。

 営業部は会議費や交際費を特別に持っていたから、営業した名目で、出来るだけ税金のかからない会議費にする。これも粉飾で利用》

 官僚の世界同様、トップを騙して予算取りすれば結果に関係なく昇進する典型的な例。大失敗組は大昇進、成功組はプロジェクト解散で評価ゼロになった。因みにバックだけ大物の指示で私のたたき役に回った連中は全員異例の昇進となったね。

 何故、バックだけ大物と対立するようになったか。電力会社に協力していた企業の倒産を防いだから。ある日、関係会社の社長が営業部に協力企業への支援を止めたいと報告に来た。5000万円までの欠損は関係会社社長の判断で決済できるから、支援を切りたいとの趣旨だった。支援を切れば100%倒産だった。

 私は呼ばれていなかったが「待ってください」と言ったら何を待てと言うんかと怒鳴られた。協力企業は農産物を中心に除湿で乾燥する装置を開発しており、その普及で電力需要も伸びていた。協力を得て二人の社員が社長表彰を受けていた。私は研究費を確保し、共同研究契約を結び積極的な展開をスタートさせた矢先だった。

 夜、懇親会の席で、バックだけ大物がくると「お前は手を引け」と大声で怒鳴ったが「手を引きません」と返答した。それからが大変で可能性のあるところへは全て頼みに行くなど走り回った。結局、共同研究していたカツオのカビ付けが成功し、ヒットしたので業績が急回復し助かった(簡単に書いたが倒産しかかった企業を復活させるのは不可能に近い).

 本来は喜ぶべきところだが、成功が逆にバックだけ大物には気に入らなかった。その後、営業部では四面楚歌、針の筵となった。既に書いているので具体的には触れないが、私が普通の人間なら3回倒れて、1回死んでいただろう。同窓が3人亡くなり(先輩が2人、後輩が1人)、2人が深刻なダメージを受けたのを見てきた。やくざ集団の中では優秀で真面目な人間は弱い。

 私もチャンスは何度も有った。例えば二人の副社長から良い申し出が有った。後に副社長となった先輩は仲が良かったので、多少の事は実現してくれただろう。しかし、私は実力を評価して欲しかった。人間関係で評価されるのは嫌だったので良い話も断ってしまった。何が良いかはわからない。

 トータルで7500kWぐらいの需要を作ったか。開発実績は数えきれない(現在も大手企業で採用されている設備も多数有れば、地域の産業起こしになった装置も有る)。電力の協力会社倒産を救い、関連会社の新規事業を手掛けた。大学では共同研究(企業から研究費を貰う)の記録を作った。ただし、常に過大なストレスを抱え、精神状態が悪かったので、家族、とりわけ子供には大変申し訳なかったと思う。