宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

従来の進化仮説はもっとも重要なところに矛盾がある 何故世界中の天才研究者達が疑問を持たないのか理解できない

2021年09月11日 09時51分51秒 | 生命
 生物が進化するには現状に比べてより良いケース、条件を残さなかればならない。まず、より良いケースや条件がどのように作られるかだが、新ダーウィン説では、遺伝子のコピーミスで生じる。さて、順番に、この遺伝子から取り上げてみよう。

 実は、遺伝子はタンパク質を作るアミノ酸の構成が記録されているものの、皆さんが期待している生物の設計図ではない。ポリメラーゼで、遺伝子のコピーミスを生じたら、異なるタンパク質が出来るだけのことである。

 従って、遺伝子という言葉は、既に死語だ。強いて言うなら、タンパク質構成記録チップだ。生体設計図は僕が電気学会で仮説として発表したように、ジャンクDNAに有った。後に、それがエピジェネティクスであることが分かった。

 遺伝子と言わず、ゲノムと言い換えれば、分からんことは無い。仮に、ゲノムがランダムに変化したとして、より良い生体が生まれるのだろうか?

 簡単な実験として、ゲノムを言葉に変え、君の最も好きな詩を一字づつランダムに変化させ、より好みに合う詩に変化してゆくか試して欲しい。君が生きている間 努力しても無理かな。

 実は、新ダーウィン説の言う、自然選択は、この言葉自体が矛盾している。一体、自然に何かを選択する機能が有るか?分かった。分かった。反論は世界から山ほど聞こえてくる。しかし、僕は科学の話をしている。強いて言うなら自然現象だろうね。

 従来説の進化メカニズムは、計算機で実施するランダムシミュレーションそのものだ。従って、簡単に答えが出せる。シミュレーションは莫大な予算、労力、時間をかけて実施されているが、成功したものは無い。やらなくても結果は見える。僕はソフト開発者でもある。

 そこで、僕が2002年に考え、翌年電気学会に発表した(稚拙な文章だったが)、評価システムが進化の駆動力であるとの結論になる。生命体内(もしくは進化する物質中)に評価システムが等価的に存在しているのだ。

 この本仮設が正しかったから、これまで修正を余儀なくされることなく、様々な小仮説を生んでこれたと思っている。もっとも、一部の小仮説は修正せざるを得なくなった。

 来年はいよいよ、この評価システムの存在について発表する事になる。ただ、僕は研究設備も予算も無いから、知り得た情報から組み立てるしかなく、道のりは長い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする