徳洲会の使途不明金は73億円だったので、自民党国会議員への献金などが浮上してくるとの観測だったが、何故か トップバッターが猪瀬都知事になったようだ。スケープゴートになる可能性も有る。
都知事は警視庁を支配下に置き、警察情報は早いはずながら国会議員を含む自民党には歯が立たず、森本首相や自民党都議の大物(内田茂候補)を敵に回したことなどが影響したか。
リーク情報によると、徳田 毅議員は、「猪瀬氏が『1億5,000万円必要だが、1億円を先に欲しい。余ったら返す』と言っている」と徳田虎雄前理事長と相談し、前理事長は、まずは5,000万円渡し、足がつかないように指示したとか。
猪瀬都知事は「一切ありません。こちらから、そういう今みたいな金額を要求した事実は百パーセントありません」と否定しているものの、そう言わざるを得なかったと見るべき。検察から徳田 毅議員の発言が発表され、猪瀬都知事の100%否定を覆された場合はかなり厳しい状況になる。
東京地検特捜部が徳洲会グループ関係先の家宅捜索後の9月下旬、猪瀬氏の秘書が東京都内で前理事長の妻に5,000万円を返却したとは言うものの、昨年12月の都知事選に使ったのであれば、都議選収支報告の虚偽記載となり、個人的に借りるには額が大きすぎ、賄賂の疑いがある。
猪瀬氏が副都知事時代、昨年5月に徳洲会グループ傘下の特定医療法人「沖縄徳洲会」が老人保健施設「武蔵野徳洲苑」(西東京市)を開設し、東京都から工事額全額の7億4970万円の補助を受けている。
猪瀬氏も馬鹿ではないのだから、証拠が残るような貯金通帳に入れず、仰るように妻の貸金庫に保管していたのかもしれない。もし、徳洲会関係者の家宅捜索が無かったら闇から闇だったと思われる。
推測だが、猪瀬氏が金を要求した先は徳洲会だけではなかったと思われる。莫大な金が妻の貸金庫に保管されている事であろう。彼の都知事の座も危うくなったが、都民は不幸だし、東京オリンピックも傷がつき今後の準備にも影響しそう。
事は重大で、それも有ってか猪瀬氏の発言は揺れ動いてきた。どう考えても、猪瀬氏はダーティーで限りなくクロに近い。
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