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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

優秀な日本や日本人が世界をリードするために足りない要素

2015年10月02日 09時43分05秒 | 軍事&中国
 日本人は優秀で、フェアーであり、先頭に立って世界をリードしてもおかしくない。その日本人が何故世界をリードできないのか不思議で、長い間テーマとして考えていた。つい最近、到達した結論は次のもの。

1.自ら考えて解決させないし考える力が足りない
 相手や変化する状況に合わせた解決力が求められる。
2.正々堂々と正面から取り組まない
 常に正面から戦い続ければ必ず理解され、押し上げてもらえる。
ズル手から入るようでは永久に認められない。
3.謙虚に反省しない
 間違いを認め反省をしないとつまでも同じ過ちを犯す。

1.日本人に論理性が無い事は明白だが、それは顕在化した現象に過ぎない。根本的な原因にたどり着くのに時間がかかった。日本人は自ら考えてブレイクスルーする習慣が無く、独自判断を出す自由を与えられていない。
 文化が海外からやってきた受け身の仕組みに加えて、江戸時代という徳川を支える強度の統制のDNAから上に逆らわず、現状を肯定し、全体の流れに従う習慣がついている。知識や慣例に頼る習慣が強い。
  問題が有っても改善しない。そのため、日本中で課題が未解決で残り、問題を抱えたまま経済成長と共にスケールアップしてきた。下手に問題を解決しようとすると、上から睨まれ、或いは仲間から排除されてきた。
 日本が海外からのコピーで成長できる時代は良かったが、トップに立ち、グローバル化と言う変化の渦に巻き込まれると、変化に対応できず、解決力を持たない弱さが目立つようになった。
自分で考えて、判断する力を持たないと、相手が分からず、自分が分からず、状況が把握できす、判断できず事実が分からない事は世界でトップに立ってリードする上で致命的欠陥になる。

2.先の大戦でパールハーバーでハワイを攻めた後、1時間後に宣戦布告した事は、特にアメリカとの関係で日本にとって大変不幸な歴史を刻んだことになった。
 アメリカが強い事は分かっていたから、先に宣戦布告すると勝ち目がないと判断したのだろう。 
 日本には古来から柔道や相撲など、正面から正々堂々と立ち向かう武士道が受け継がれている。ところが、一般社会では、最初からズル手や騙しを仕掛ける習慣が当たり前になっている。 損しても、出遅れても、常に正直に正面から戦う姿勢が有れば日本人は信用され、世界のリーダーになれる。

3.安倍首相は珍しく反省して方向修正できるリーダーだが、殆どの日本のリーダーは間違いを認めず反省しない。その典型は官僚であり、小さなミスは少ないながら、重大なミスを連発し続け、認めず反省しない。同じ過ちを永久に犯し続ける。
 先の大戦、日本軍がミッドウェイで負けた時点で、素直に反省し負けを認めていたら、その後の深刻な犠牲を生まずに済んだ。

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