大学院時代の同じ研究室に麻雀とスキーが上手なK氏がいた。K氏が言うにはプロ同士の麻雀では必ずいかさまが有るので、そのいかさまを見抜かなければ負けてしまうという話。当然K氏はプロ級という事だろう(僕は麻雀はやらなかった)。
これをアメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の雀卓に当てはめてみると、アメリカ、中国はプロ中のプロ、ヨーロッパは平均レベル、日本だけがアマチュアという図式。勝敗でみると、アメリカと中国が大勝し、一人 日本だけがカモられている。
アメリカと中国はあの手この手で、裏表併せて日本から莫大にカモってきたのだが日本は気付かず、気付いた事も言わず、言えず、カモの役割を続ける。アメリカと日本は軍事同盟という強い絆で結ばれているはずだが、実際にはアメリカが中国大好き(日本嫌いの裏返し)、片思いの蜜月が先頃まで続いた。
しかし、中国は実力が付くにつけて潜在させていた気持ちが抑えられなくなり、衣の下から刃が覘きはじめてアメリカも慌て始めた。安倍政権になり日本がアメリカに接近し始めた事もあり、日本との関係は少しづつ改善しつつある。
ヨーロッパ連合は、早くからアメリカの意図を知っていたドイツが自らをガードする仲間づくりとして構築してきたもの。盟主でもあるが、絶対にヨーロッパ連合は崩せず、その維持のためには耐えて耐えて、譲歩し、出来る事は何でもやる。
勿論、ドイツがやりたかったのはヨーロッパの通貨統合で、これによりアメリカの為替操作などから逃れ、独立できる(植民地化も防ぎたかった)。この体制維持のための国家統合も実現しなくてはならない。歴史的にかつてなかった大スケール実験をおっぱじめ、今のところそのベクトルは失っていない。
ドイツと日本の違いは、ドイツがアメリカ同様にアングロサクソンの建設した国家であり、アメリカ社会中枢にもドイツ系が多い。ドイツ人とアメリカ白人とは見分けがつかない。アメリカに移住した日本人は先の大戦で排斥され隔離された。
中国の3000年の歴史は被支配下の歴史でもあった。長年支配され、その中で権力者の懐柔策や倒し方を身に覚え、蓄積してきた。楽観的でお人好しのアメリカを騙す事は簡単だった。オバマ大統領のような紳士が歴史的に重要な時期にトップを担っていた事はアメリカの不幸を増大させた。
共和党のトランプ候補が出てきたのは、虐げられてきたアメリカの大多数を占める下位市民の気持ちなのかもしれない。1%が富の99%を持つのではなく、0.1%が99%を持つとも言われる。アメリカが中国に敗退するのではないかとの閉塞感も有る。
オバマ大統領はまともで、真面目に国際情勢に取り組んできた。実績も上がっている。ところが、それまで有ったアメリカのいかさまの部分が消滅し、中国に相当押し込まれた。
ドイツに比べると日本は?マクロ的にはアメリカのなすがままと言える。ソフトで確実な網をかけられ、独立国家のようにも見える植民地。僕は、アメリカが世界のポリスであって欲しい(アメリカへの支持表明)と前のアメリカ大使から手紙を送ったものの、植民地となった歴史環境を劇的には改善できるとは思えない。
しかし、まずは事実を究明する事が第一歩。今後日本とアメリカは共に協力しながら、課題を解決して行き、中国などのごり押しや脅威に立ち向かっていかなければならない。言うべきは遠慮せず言う、そういう間柄が求められているのに、日本は遠慮しすぎて殆ど言っていない。
追記:僕は10歳の頃から日本の発展を願っており、そのために可能な事は全部やりたい。発展を阻害するものは全て悪だと考え(意図的にやる場合は犯罪行為)、一つづつ解決したい。これを書いておかないと単なる批判者、クレーマーになりかねない。
中小企業の社長は社員の給料を稼ぐため、日本の水没を防ぐ資金獲得のため(トラブルも有って思うに任せない)、日曜日も働いているんだよ。今、PCが順調に処理しているのを見ながら、記載している。資金が無いと積極攻勢に出れない。
これをアメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の雀卓に当てはめてみると、アメリカ、中国はプロ中のプロ、ヨーロッパは平均レベル、日本だけがアマチュアという図式。勝敗でみると、アメリカと中国が大勝し、一人 日本だけがカモられている。
アメリカと中国はあの手この手で、裏表併せて日本から莫大にカモってきたのだが日本は気付かず、気付いた事も言わず、言えず、カモの役割を続ける。アメリカと日本は軍事同盟という強い絆で結ばれているはずだが、実際にはアメリカが中国大好き(日本嫌いの裏返し)、片思いの蜜月が先頃まで続いた。
しかし、中国は実力が付くにつけて潜在させていた気持ちが抑えられなくなり、衣の下から刃が覘きはじめてアメリカも慌て始めた。安倍政権になり日本がアメリカに接近し始めた事もあり、日本との関係は少しづつ改善しつつある。
ヨーロッパ連合は、早くからアメリカの意図を知っていたドイツが自らをガードする仲間づくりとして構築してきたもの。盟主でもあるが、絶対にヨーロッパ連合は崩せず、その維持のためには耐えて耐えて、譲歩し、出来る事は何でもやる。
勿論、ドイツがやりたかったのはヨーロッパの通貨統合で、これによりアメリカの為替操作などから逃れ、独立できる(植民地化も防ぎたかった)。この体制維持のための国家統合も実現しなくてはならない。歴史的にかつてなかった大スケール実験をおっぱじめ、今のところそのベクトルは失っていない。
ドイツと日本の違いは、ドイツがアメリカ同様にアングロサクソンの建設した国家であり、アメリカ社会中枢にもドイツ系が多い。ドイツ人とアメリカ白人とは見分けがつかない。アメリカに移住した日本人は先の大戦で排斥され隔離された。
中国の3000年の歴史は被支配下の歴史でもあった。長年支配され、その中で権力者の懐柔策や倒し方を身に覚え、蓄積してきた。楽観的でお人好しのアメリカを騙す事は簡単だった。オバマ大統領のような紳士が歴史的に重要な時期にトップを担っていた事はアメリカの不幸を増大させた。
共和党のトランプ候補が出てきたのは、虐げられてきたアメリカの大多数を占める下位市民の気持ちなのかもしれない。1%が富の99%を持つのではなく、0.1%が99%を持つとも言われる。アメリカが中国に敗退するのではないかとの閉塞感も有る。
オバマ大統領はまともで、真面目に国際情勢に取り組んできた。実績も上がっている。ところが、それまで有ったアメリカのいかさまの部分が消滅し、中国に相当押し込まれた。
ドイツに比べると日本は?マクロ的にはアメリカのなすがままと言える。ソフトで確実な網をかけられ、独立国家のようにも見える植民地。僕は、アメリカが世界のポリスであって欲しい(アメリカへの支持表明)と前のアメリカ大使から手紙を送ったものの、植民地となった歴史環境を劇的には改善できるとは思えない。
しかし、まずは事実を究明する事が第一歩。今後日本とアメリカは共に協力しながら、課題を解決して行き、中国などのごり押しや脅威に立ち向かっていかなければならない。言うべきは遠慮せず言う、そういう間柄が求められているのに、日本は遠慮しすぎて殆ど言っていない。
追記:僕は10歳の頃から日本の発展を願っており、そのために可能な事は全部やりたい。発展を阻害するものは全て悪だと考え(意図的にやる場合は犯罪行為)、一つづつ解決したい。これを書いておかないと単なる批判者、クレーマーになりかねない。
中小企業の社長は社員の給料を稼ぐため、日本の水没を防ぐ資金獲得のため(トラブルも有って思うに任せない)、日曜日も働いているんだよ。今、PCが順調に処理しているのを見ながら、記載している。資金が無いと積極攻勢に出れない。
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