

今日も青空が続きました。これで3日目ですから、新潟の冬としては「異常天候」と言えます。まあ、ありがたい異常天候ですが。
気温もグーンと上がって、日中は16-7度まで上がったようです。コートを着て、外を歩いていると、汗ばむくらいの気温でした。小春どころか、初夏の感じさえしました。
でも、明日からは下り坂で、週末は崩れそうです。
朝は、放射冷却なのか、かなり冷え込みました。朝、通勤路途中の草むらを見たら、ほんのり霜が降りていました。
今日見た公園の楓は、真っ赤に紅葉して、気持ち悪いくらいの華麗さを見せていました。
昨日、ラジオで聞いた百葉箱の話は、元々は常用漢字が追加される話が出だしでした。
気象業界では、今までは「嵐」と言う文字が常用漢字に入っていなくて、今度追加されるので大手を振って使えると喜んでいました。
私が学校で漢字を習っていた時代は「常用漢字」と言ういい方ではなくて、「当用漢字」と言ういい方でした。
先日読んだ本(日本語の教室 大野晋著 岩波新書800 質問12の部分)に、当用漢字が決まったてん末を詳しく書かれていました。
当時、いっそのこと漢字など止めて、「ひらがな」か「ローマ字」だけにしてしまえという意見もあったようです。
また、英語を公用語にしてしまえという人もいたようです。
英語と言えば、ユニクロと楽天が、会社内の公用語を「英語」に統一すると発表しました。
公用語を英語へ統一すると言うことは、会話はもちろん読み書きを含めて、全てを英語で処理することになります。
メリットは、世界中の優秀な人材を会社へ呼びこむことができます。日本は、就職氷河期の真っ最中ですが、今度は日本人だけでなくて外国の人とも就職戦線を戦わなくてはなりません。これは、日本の人に取っては大変なことです。
と言いつつ、私はある意味高みの見物を決め込んでいます。
多分、私の年齢からして、万一会社が英語を公用語にすると言っても、その頃には退職しているだろうと、踏んでいるからです。
自慢じゃありませんが、6年間英語を習ったけど、未だに「しゃべられない」「よめない」「かけない」ですからね。
でも、待てよと思いました。
会社が英語を公用語にして行けば、生活の中に英語が入ってくる可能性は大きいです。
仕事を引退した後も、今は人生が長いですから、普段の生活で英語が使えないと、支障が出てくるのは困ります。
しかも、年を取ってから英語をおぼえろと言われても、難しいですからね。
そうなると「デジタル・デバイド」ならぬ「ランゲージ・デバイド」になってしまうかも知れません。
だったら、当用漢字を決めるときに、いっそのこと公用語を英語にしてくれていたらなと思っちゃいました。
ラジオで聞いたネタから、とんでもない飛躍をした戯言につながってしまいました。

