雲は多かったものの、青空も見えて、この時期としては穏やかな空模様でした。
ただ、朝夕は風がすごく冷たかったです。
余り、縁起の良い話ではありません。
午前中外出したとき、ガードマンが道に出てきて、車の流れを止めました。何かあるのかなと見たら、葬儀の車列が出発するところでした。
悲しげに、車の警笛が長め鳴らして、葬儀の列は葬儀場から道路へ入って、火葬場へ向かって行きました。
葬儀の列をみて、寒くなったんだなと感じました。寒い季節になると、不思議に亡くなる方が多いですよね。これって、不思議に思いませんか。
サイエンストークと言うラジオ番組(題名:日本人は何人いたか)を聴いたとき、人が亡くなる季節について、驚かされる話を知りました。
冬に亡くなる人が多くなったのは、昭和に入ってからなんだそうです。
今の死因は、ほとんどが「肺炎」なので、必然的に冬が多くなってしまいます。
ただ、昔からそうかと言うと、明治時代は違いました。
明治時代(江戸の後期を含む)は、夏(8月、9月)にピークがあったそうです。当時の主な死因は、疫痢、赤痢、食中毒などの消化器系の病気が原因です。だから、夏なんですね。
ラジオでも言っていましたが、昭和30年代は明治の余韻が残っていました。夏休み前になると、手を洗え、素性のハッキリしない食べ物は食べない、川で泳ぐななどを注意されました。私も、そのように注意された覚えがあります。
それじゃもっと昔はどうかと言うと、米の端境期が答えでした。安定して食料が取れなかったので、餓死などが多かったわけです。
葬儀の列を見て、昔聴いたラジオの番組を思い出した話です。
上の写真は、久しぶりに朝撮影した画像です。
下のネコさんは、先週末撮影しました。このネコさん、中々面構えが良くて、ハンサムですね。