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今日の空模様も、雨が降ったり、曇ったりで、すっかり秋雨前線の影響下に入ってしまいました。
気温が低いのは助かりますが、湿気が多くて、気温の割には蒸し暑さを感じます。
先週末、雨の中を福島潟オニバス沼へ出かけました。
雨が水面に落ちて、広がる波紋を入れて、オニバスの花を撮影しようと目論みました。
でも、空振りでした。
オニバスの花だけでも充分に存在感があるんですが、水面に何かポイントがあると、更に引き立つと考えたのですが、自然相手だと思ったようにことが運んでくれません。
カメラのファインダーを覗いていると、水面は色々と変化します。
一番の要素は風でしょう、風が吹くと水面にサザナミがたって、色々な表情を見せてくれます。
でも、風が起こす波よりは、雨が起こす波紋のように、同心円状に広がる波の方が面白いと感じます。
同心円状の波は、雨だけではなくて、違う原因でも発生します。
オニバス沼で、水面を観察していると、時々同心円状に波紋が広がるのを見ることができます。
波紋を発生する主は「オタマジャクシ」です。
この時期にオタマジャクシと思うかも知れませんが、ウシガエルのオタマジャクシがオニバス沼にはたくさんいます。
このオタマジャクシ、定期的に水面に浮かんできては、口先を水面に出して、呼吸みたいな行動をとります。
何せ、大きなオタマジャクシなので、引き起こす波紋も結構大きいのです。
下の4枚は、オタマジャクシが引き起こした波紋を連写したものです。
波紋は、定期的に発生はするんですが、発生する位置だけはオタマジャクシ次第です。
ちょうど良いスペースへ発生して欲しいと願って待つのですが、これまた自然相手ですから、運次第ですね。
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