下衆の勘ぐり

昨日は、東京マラソンが開催されました。
参加のキップを入手するのに、大変らしいです。
私の知り合いも、参加したくて、一族郎党の名前を動員して申し込んでいたのを見ました。

スタートの時、違和感を感じました、それはスタートの号砲を都知事ではなくて、違う人がやっていたことです。
何故かなと思ったんですが、今朝とあるラジオ番組を聴いて、事情が分かりました。
何でも、東京マラソンの開催者は、今年から新たに設立された財団法人になったのだそうです。

でも、主催者をわざわざ財団法人化するのも、解せません。
それも、そのラジオ番組で、一つの答えを教えてくれました。
東京都が作った財団法人ですから、理事長とか理事は、当然のことながら、天下りポストになるのではと言っていました。
東京マラソンに、そんな利権があるのかと思っちゃうのですが、とんでもな方程式がなりたつそうです。
フルマラソン参加者は35,500人ですが、差加料は一人1万円、とりあえずこのかけ算分は収入があります。
その他に、テレビの放映料、スポンサー料が加算されますから、飯の種はありそうですね。
まあ、あまり下衆の勘ぐりで、裏の裏を読みすぎるのは良くないのですけどね。

ちなみに、ニューヨークシティマラソンは、主催者が株式会社化されているんだそうです。
これは、いかにもアメリカらしい話ですが、シッカリと利益を出しているそうです。