マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

近づかないで

2016年08月07日 | 散歩写真




Don't get closer!

「うわー」、そこへ行った時、ほぼ例外なく皆さんが発した歓声です。

その場所は、長岡市にある新潟県立近代美術館展示室の一角です。
そこには、池に咲く睡蓮と、水面へ庭の木々が写し込まれた風景が描かた絵が展示されていました。
絵を描いた主は巨匠モネです。

今日は、新潟県立近代美術館で開催されているモネ展へ行ってきました。
絵画に凄い思いれがあるわけではありませんが、教科書に絵が載っているような巨匠ですし、多分マルモッタン美術館のモネ・コレクションを新潟で見ることのできる最後のチャンスだと思ったからです。
同じようなことを考える人が多いようで、駐車場は満杯で、展示室は人が連なっていました。

皆さんが歓声を上げた絵は、「睡蓮」という作品名付けられている絵です。
モネが描いた「睡蓮」は有名ですが、彼が描いた睡蓮をモチーフにした絵はは200点以上あるそうです。
今回の展示でも、単純に「睡蓮」と命名された作品は5点ありました。
その中で、みなさんが歓声を上げた「睡蓮」は、1903年に制作されたものです。
多分、Web検索すると撮影された絵を見ることができるとは思いますが、多分本物の色合いは写し取れていないと思います、それだけ本物の色合いは感激しました。

写真展へ行って作品を見る時には、近づかないで離れて見ろと言われます。
絵画も同じです、今日はそれを思い知らされました。
絵を鑑賞する時には、顔を近づけて見てしまうのですが、これはNGです。
最初、1916年から19年に描かれた、何点かの「睡蓮」と命名された作品を見た時、余り感激しませんでした。
それらは、大きはカンヴァスに絵かがれていたのですが、距離を取って見直したら、急に立体感を感じて、素晴らしい色合いに感じたのには、びっくりしました。
どうも、パソコンのディスプレイで、拡大写真を見ることに慣れてしまっていて駄目です。
大きな作品は、それなりの間合いを取って見る必要があります。

鑑賞していて、一つ気になったのは、作品を照らしている照明が暗いことです。
多分、作品へのダメージを考えて、敢えて暗めにしてあるのだと思います。
例の歓声を上げた「睡蓮」だけは、明るめの照明を使っていましたが、同じ照明を外の作品でも適用すれば、もっと感激したと思います。

展示は、一旦外へ出ると再入場できません、それで二回りほど見てしまいました。
終わったら、お昼時だったので、美術館内にあるレストランでランチを食べました。
お店の名前が「広告塔」という、不思議な名前のお店でした。
和風パスタを食べましたが、美味しかったです、写真に写っているのがそれです。

今回、モネ点を鑑賞すると彼の作品が描かれたプラスチック製のシオリをもらうことができます。
さらに、レストランで食事をすると、やはりシオリをもらう事ができます。
シオリは全部で4種類あるのですが、私はレストランでもらえる分は、例の「睡蓮」にしました。
入場券の写真の下に連続して写っているのが、今日もらった2枚のシオリです。


しかし、今日の暑さは酷いものでした。
美術館の駐車場から、美術館へ5分位歩きましたが、それだけでめまいがしました。
腕が、強い日差しで、チリチリと痛みを感じた程です。

さて、今日はムーブで初めて高速道路を走行しました、新潟から中之島見附ICを往復するコースです。
大体、90Kmの前後の速度を維持しましたが、先代のミニバンと比較しても、全く問題は感じませんでした。
時速90Kmで、タコメーターが示している回転数は2,500rpm当たりです。
エンジンの音は静かですが、道路の走行音の方がうるさく感じました。
また、道路の凸凹を結構拾います、これは車体が小さいので仕方ありません。
それでも、ムーヴは車体の剛性とサスペションで、問題のないレベルまで吸収したと思います。
高速道路の燃費ですが、車の燃費計が22.5Km/Lから動きませんでした。
燃費計は、一度もリセットをしていないので、今までの通算となります。
帰宅して給油したら、満タン法で20Km/L以上でした。
今日は暑い日だったので、車のエアコンはフル稼働状態でした、したがってエンジンには負担のかかるエアコンを含めての走行ですから、こんなものだと思います。
















コメント
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