マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

光凝固術

2016年08月30日 | 散歩写真





How to do the surgery.

迷走台風が上陸しました、幸いなことに私の住んでいる地域はそれなりの雨が降って、少し風が吹いただけで済みました。
上陸した東北地方は大変なようです、お見舞いを申し上げます。


昨日受けた手術のメモです。
受けた手術は「(網膜)光凝固術」という名称でした。

流れは以下のとおりです。

1.手術はレーザー装置の前に座って受けるので、最初に姿勢の調整を行います。
具体的には、レーザー装置に顎を載せる台があるので、頭全体がしっかりと固定できるように、自分が座る椅子の位置を充分に調整しました。
10分から15分位同じ姿勢を保つので、ここは手を抜かないでわがままを言った方が良いと思います。
なお手術中は、看護師さんが後ろ頭は強く押し付けていました。

2.点眼の麻酔を行います。
この目薬、結構しみました。

3.手術用のコンタクトレンズを装着します。
もちろん装着は先生が行います。
このレンズを装着すると、明るさのみを感ずるだけです。

4.先生が、必要な場所にレーザー光線を当てて手術を行います。
回数は覚えていませんが、結構な回数のようには思えました。
レーザー光線が網膜に当たると、目の前に黄色のフラッシュが当たったようになります。
当然、痛みはあります。
事前に看護師さんから、レーザー光線が当たると、じわっとした痛みがあると説明を受けました。
実際には、目の後ろというか、頭の中というか、その辺りに強い痛みを感じました。
ただし、痛くない場合もあるし、酷い痛みの場合もありました。
余りにも酷い痛みを感じた時は、先生に申告しろと言われました。

5.手術時間は、私の場合15分弱でした。
手術が終わった直後は、視界全体が濃い目の紅色に見えていました。

6.手術が終わって、移動して直ぐに眼底検査を受けました。
撮影した患部の写真を見ると、レーザー光線を網膜に当てた跡が点々となっていました。
ちなみに、眼底検査を受ける場合もコンタクトレンズを装着しました。
なお、眼底検査を受ける際、瞳孔を開くための目薬を点眼されました。
瞳孔が充分に開くために30分ほどの時間が必要でした。
私は、手術前の検査でも眼底検査をしたので、その時に瞳孔を開く目薬を点眼されました。
この目薬を点眼して瞳孔が開くと、焦点が全く合わなくなります。
しかも、効き目が長くて、手術が午前中に終わった後、夕方過ぎまで焦点が元に戻りませんでした。

余談ですが、レーザー装置の前で、先生が来るのを待っている間、レーザー装置を眺めていたら、何とツアイス製でした。
筐体にカール・ツァイスの文字が印刷されていましたから。
カメラのレンズでは伝説的なカール・ツァイス社ですが、医療器具も作っていたんですね。
しかし、カール・ツァイスのレンズを使ったことさえないのに、手術でお世話になるとは変な感じを受けました。

写真は、手術前に看護師さんが説明した資料から抜粋したものです。






コメント
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