路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【今年の漢字】:「令」 京都・清水寺で発表

2019-12-12 14:35:30 | 【学術・哲学・文化・文芸・芸術・芸能・小説・暮らしに根差した民芸】

【今年の漢字】:「令」 京都・清水寺で発表

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【今年の漢字】:「令」 京都・清水寺で発表 

 2019年の世相を1字で表す「今年の漢字」が令和の「令」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表した。

  • 2019年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「令」に決まり、京都・清水寺で森清範貫主が力強く揮毫した=12日午後
   2019年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「令」に決まり、京都・清水寺で森清範貫主が力強く揮毫した=12日午後

 森清範貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙に特大の筆で揮毫した。「今年の漢字」は25回目。昨年は、自然災害の多発などから「災」が選ばれた。

 「清水の舞台」で知られる国宝の本堂が改修中のため、今年も奥の院で行われた。 

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 社会 【話題】  2019年12月12日  14:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【ヤマダ電機】:大塚家具を子会社化 40億円出資、社長は続投

2019-12-12 13:58:30 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【ヤマダ電機】:大塚家具を子会社化 40億円出資、社長は続投

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ヤマダ電機】:大塚家具を子会社化 40億円出資、社長は続投 

 ヤマダ電機が経営再建中の大塚家具を子会社化することが12日、分かった。大塚家具の第三者割当増資を引き受け、50%超を出資する。出資額は40億円超となる見込み。大塚家具は売り上げ低迷による業績不振が続いており、店舗閉鎖などを進めたが資金繰りが改善せず身売りに追い込まれた。

  • 大塚家具の大塚久美子社長、ヤマダ電機のロゴマーク
     大塚家具の大塚久美子社長、ヤマダ電機のロゴマーク

 両社は2月に業務提携で合意し、大塚家具はヤマダの店舗に商品供給や社員の派遣を行っていた。大塚久美子社長は続投する見通しだ。 

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 経済 【企業・産業】  2019年12月12日  13:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【コストコ】:石狩湾新港に道内2号店を出店検討

2019-12-12 13:52:30 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【コストコ】:石狩湾新港に道内2号店を出店検討

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【コストコ】:石狩湾新港に道内2号店を出店検討 

【石狩湾新港】米国の大手会員制卸売りの日本法人「コストコホールセールジャパン」(神奈川)が、石狩湾新港の工業団地に道内2店目となる店舗の新設を検討していることが12日、分かった。すでに石狩市や工業団地を分譲する石狩開発(石狩市)と接触しており、用地契約に向けた協議を進めている。

  • 道内2店目となるコストコの出店候補地=石狩市新港南2
             道内2店目となるコストコの出店候補地=石狩市新港南2

 関係者によると、出店候補地は石狩市新港南2。現在、約16ヘクタールを造成しており、うち8ヘクタールが建設用地として見込まれる。

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 経済 【企業・産業】  2019年12月12日  13:52:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【地震】:豊富で震度5弱、幌延は震度4 けが人なし 宗谷管内、観測史上初

2019-12-12 11:30:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【地震】:豊富で震度5弱、幌延は震度4 けが人なし 宗谷管内、観測史上初

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【地震】:豊富で震度5弱、幌延は震度4 けが人なし 宗谷管内、観測史上初 

 12日午前1時9分ごろ、宗谷管内北部で地震があり、同管内の豊富町で震度5弱、幌延町で震度4を観測した。札幌管区気象台によると、震源地は宗谷地方北部で震源の深さは約7キロ、地震の規模はマグニチュード(M)4・2と推定される。道災害対策連絡本部などによると、けが人などは確認されていないが、豊富町内で水道管が破損する被害が出ている。

豊富で震度5弱、幌延は震度4 けが人なし 宗谷管内で初観測

 気象台によると、道内で震度5弱以上の地震は今年2月21日、胆振管内厚真町で震度6弱などを観測して以来。宗谷管内では、稚内地方気象台が1938年(昭和13年)に震度の観測を開始して以降初めて。幌延町の日本原子力研究開発機構・幌延深地層研究センターによると、地震発生後の設備点検で破損などは見つからなかったという。

 地震の影響で、豊富町の公営住宅の1室で給湯器につなぐ水道管が破損し、漏水が発生。宗谷管内の自動車専用道路の幌富バイパス(幌延―豊富サロベツ間)、豊富バイパス(豊富サロベツ―豊富北間)が安全点検のため一時通行止めとなった。

 札幌管区気象台は今後1週間程度、同規模の地震が起こる可能性があるとして、落石や崖崩れ、屋根からの落雪や雪崩への注意を呼び掛けている。

 このほかの道内の震度2以上の地点は次の通り。

 ▽震度3 天塩 ▽震度2 稚内、猿払、利尻富士 

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 社会 【防災・災害・地震】  2019年12月12日  11:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【地震】:強い縦揺れ、住民「こんな地震初めて」 豊富で震度5弱

2019-12-12 11:27:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【地震】:強い縦揺れ、住民「こんな地震初めて」 豊富で震度5弱

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【地震】:強い縦揺れ、住民「こんな地震初めて」 豊富で震度5弱 

 宗谷地方北部を震源とした12日未明の強い地震では、けが人や家屋倒壊などの大きな被害の情報はないものの、住民らは不安な夜明けを迎えた。1938年の観測開始以降、宗谷管内で初めて震度5弱を記録した同管内豊富町の住民は経験したことのない強い揺れに顔をこわばらせた。

 「グラグラという揺れで目が覚めた。36年住んでいるがこんな地震は初めて」

 豊富町で商店を営む辻礼子さん(63)は、12日午前1時9分ごろに発生した地震を振り返る。揺れは数十秒続き、化粧品などの一部の商品が棚から落ちた。自宅は無事だったが「揺れがもっと長く、ストーブがついていたら火事の恐れもあった」と声を震わせた。

  • 震度5弱を観測した地震を受け、情報収集に追われる豊富町職員=12日午前9時30分(宮永春希撮影)
  震度5弱を観測した地震を受け、情報収集に追われる豊富町職員=12日午前9時30分(宮永春希撮影)

 豊富町役場には地震直後から職員約20人が集まり、情報収集に追われた。公営住宅で漏水があった以外は、道路や病院、老人ホーム、町営の天然ガスプラント施設に被害はなかった。午前8時半からは防災無線と広報車で余震への注意を呼び掛けたほか、被害点検のため、町内を巡回した。

 豊富温泉地区もかつてない揺れが襲った。「ニュー温泉閣ホテル」の従業員佐藤磨美さん(35)は「ドーンという音で目が覚め、ドドドドっと縦揺れが襲ってきた。怖くて布団にしがみついた」と振り返る。幸い館内の被害は、冷蔵庫の中の飲み物が倒れたくらい。「お客さまにけががなくて本当によかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 会社の忘年会で同僚と同ホテルに滞在していた稚内市の水産加工会社従業員の菊池美緒さん(53)は「窓の外で屋根の氷や雪が落ちたような音が響き、その直後、下から縦に突き上げるような揺れが襲ってきた」と語る。恐怖心からしばらく部屋には戻れず、出入り口を確認して外に出るなどしたという。

 今回の地震の規模はマグニチュード(M)4・2と比較的小規模だが、震源の深さが7キロと浅かったため、最大震度5弱の強い揺れとなった。震源地の西約8キロには、海岸沿いに南北に伸びるサロベツ断層帯がある。今回の地震と断層帯の関連は不明だが、過去には活断層による地震発生を誘発した例もあり、札幌管区気象台は今後の地震に注意を呼び掛けている。(福田講平、土門寛治)

 元稿:北海道新聞社 主要ニュース 社会 【防災・災害・地震】  2019年12月12日  11:27:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【阪神・淡路大震災】:防災学ぶ21歳、母犠牲の32歳取材「悲しい思いする人、

2019-12-12 09:22:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【阪神・淡路大震災】:防災学ぶ21歳、母犠牲の32歳取材「悲しい思いする人、減らしたい」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【阪神・淡路大震災】:防災学ぶ21歳、母犠牲の32歳取材「悲しい思いする人、減らしたい」 

 阪神・淡路大震災から25年近い歳月が流れ、震災を知らない世代への体験や記憶の継承が課題となっている。防災を専門的に学ぶ兵庫県立舞子高校環境防災科の卒業生で大学4年生の寺尾莉子さん(21)=神戸市垂水区=は、同科の1期生で母の長尾裕美子さん=当時(43)=を亡くした早川美幸さん(32)=同市中央区=へのインタビューを行い、記事として執筆した。「教訓を受け継ぎ、悲しい思いをする人を少しでも減らしたい」。防災を学んだ者として、先輩から渡されたバトンを、新たな世代に引き継いでいく。(太中麻美)

阪神・淡路大震災で母を亡くし、現在は子育てに励む早川美幸さん(右端)に取材する高校の後輩の寺尾莉子さん(左端)=神戸市中央区
 阪神・淡路大震災で母を亡くし、現在は子育てに励む早川美幸さん(右端)に取材する高校の後輩の寺尾莉子さん(左端)=神戸市中央区

 早川さんは神戸市長田区で被災し、自宅が全壊。近くの西市民病院に入院していた母の裕美子さんは、崩壊した病棟で亡くなった。震災を機に2002年に設立された同科の1期生として学び、寺尾さんの11年先輩にあたる。

 寺尾さんは中学生の時に東日本大震災が発生し、防災や減災に関心を抱いて同科に進学。1期生を指導した先生から「早川さんたちの話を伝説のように聞いていた」という。進学先の神戸学院大学でも引き続き防災を学び、神戸新聞で学生コーナーに記事を執筆する学生編集会議に参加。熊本地震の被災地を訪問した経験などを記事にしてきた。

 高校から学び続ける中で、防災や災害に無関心な周囲との温度差を感じていた。「実際に経験していなくても、若い世代が語り継ぐことの大切さを発信したい」と痛感し、大学卒業を前にこれまでの学びを記事にまとめようと決意。体験を聞き取る必要性を感じ、早川さんと同科の同級生だった同大学職員の前田緑さん(33)から紹介を受け、取材が実現した。

 「どこまで踏み込んでいのか」と緊張しながら質問を重ね、震災当日から、現在は男の子3人の母となった早川さんの歩みを聞き取った。震災が人生に与えた影響を尋ねると「あした生きているかは分からないと思っている。だから自分がいなくなっても、服の脱ぎ着をできるよう、子どもたちに教えている」との答えが返ってきた。

 実体験から生まれた言葉に圧倒された。「毎日が当たり前にあると思っていたけど、ちゃんと生きる大切さを教えられた」

 早川さんからは「被災した本人しか分からない、と突き放したらそこで終わり。語り継いでくれる若い人は必要」と、後輩へのエールが送られた。寺尾さんは「被災経験がないのに語り継いでいいのか、と迷うこともあったけど、取材を通じて吹っ切ることができた」と話した。

 寺尾さんの記事は、1月12日の神戸新聞朝刊教育面に掲載される予定。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内のニュース】  2019年12月12日  09:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【神戸新聞アンケート】:延命治療95%「望まない」 高年齢ほど割合多く

2019-12-12 09:09:30 | 【医療・診療報酬・病気・地域・オンライン診療・マイナ保険証・薬価・医療過誤】

【神戸新聞アンケート】:延命治療95%「望まない」 高年齢ほど割合多く

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸新聞アンケート】:延命治療95%「望まない」 高年齢ほど割合多く 

 死生観やみとりについて神戸新聞社が行ったアンケートで、病気やけがで命の危険が迫り回復が見込めない場合、人工呼吸器などによる延命治療を「望まない」とする人が95%に上った。世代別では65歳以上の割合が最も多く、回答した268人のうち260人を占めた。また、何歳まで生きたいかとの質問では、具体的な年齢を答えた人の半数が、平均寿命(男性81・25歳、女性87・32歳)に近い80歳代を挙げた。

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 アンケートは10~11月、高年(65歳以上)▽中年(40~64歳)▽若年(39歳以下)-の世代別に分けて、インターネットなどで実施。10~90代以上の739人が回答した。

 延命治療を「望まない」とした人の割合は、高年が97%、中年(回答者380人)が96%、若年(同91人)が86%-と年齢を重ねるほど高かった。男女別では男性(同278人)93%、女性(同461人)96%とあまり差はなかった。

 死が迫った状態での延命治療には心肺蘇生や気管に管を入れる気管挿管、人工呼吸器の装着などが挙げられる。これらの治療は生命を維持する一方、口からの食事や声を出すことが難しくなるとされる。

 妻を亡くした神戸市灘区の70代男性は「延命治療をあまりすべきではなかった。苦しかったと思う」と振り返り、自身は延命治療を望まないとした。同市西区の70代男性は「延命治療を見ていると人間の尊厳はどうなっているのだろうと考える」と記した。

 一方、延命治療を望むとした同市垂水区の40代主婦は、障害のある子どもが手術や経管栄養を何度か経験したといい、「今は『延命をしないで』と思っている人も、その時にならないとどうしたいかは分からないのでは」とつづった。

 延命治療を巡っては、総務省消防庁が昨年、全国の消防に心肺蘇生を望まない患者への対応を調査。全体の14%が医師からの指示など一定の条件下で、救急隊による心肺蘇生の不実施や中止を認めている。

 鳥取大医学部の安藤泰至(やすのり)准教授(死生学)は「延命治療という言葉そのものに、生活の質が低いまま命を延ばすという悪いイメージがある」と指摘。「医療者は延命治療が一概に悪いのではなく、患者の病状や年齢、環境によって善しあしがあることをしっかり伝える必要がある」と話す。

 また、何歳まで生きたいかとの問いには586人が具体的な年齢を記し、半数が80~89歳とした。平均は83・9歳で、男女別では男性85・6歳、女性82・8歳と男性の方が高かった。年代別では若年89・4歳▽高年86・7歳▽中年80・4歳-の順となり、若年世代が最も長生きを望んでいる。(田中宏樹)

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内のニュース】  2019年12月12日  09:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【安倍首相】:桜問題抱える、リーチら「桜」戦士と懇談

2019-12-12 07:00:00 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【安倍首相】:桜問題抱える、リーチら「桜」戦士と懇談

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍首相】:桜問題抱える、リーチら「桜」戦士と懇談 

 安倍晋三首相は11日、首相官邸でラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将、堀江翔太、稲垣啓太、田村優、福岡堅樹という「桜戦士」5人の表敬訪問を受けた。

 ラグビーW杯を振り返り「ホスト国という重圧を見事にはねのけて、素晴らしい戦いをした」とたたえた。

多くのサポーターの前でパレードを行う稲垣(中央)ら日本代表の選手たち。手前はリーチ(撮影・狩俣裕三)

  多くのサポーターの前でパレードを行う稲垣(中央)ら日本代表の選手たち。手前はリーチ(撮影・狩俣裕三)

パレードを終え、関係者と握手を交わし、引き揚げるリーチ(撮影・狩俣裕三)

 パレードを終え、関係者と握手を交わし、引き揚げるリーチ(撮影・狩俣裕三)

 国会では「桜を見る会」の問題を抱える首相だが、桜の戦士たちとにこやかに懇談。「(W杯を日本に誘致した)森喜朗先生の判断を先見の明としたのは、みなさんも含めたオールジャパンの活躍だ。ワンチームの力で大きな壁を突破したのだと思う」と絶賛。「稲垣さん、ちょっと笑っていただけたら」と水を向ける場面もあったが、稲垣は首相の前でも動じなかった。

 面会後、リーチ主将は「3度目の官邸訪問だが、今回がいちばんリラックスして話せた」と振り返った。首相には、選手のサイン入りボールやTシャツなどを贈った。桜のジャージーは「前回(15年の訪問時に)渡したので、今回は渡さなかった」そうだ。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・ラグビーW杯・ラグビー日本代表】  2019年12月12日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【神戸市】:六アイ高飛び降り 市教委、別室指導問題視せず 

2019-12-12 06:55:50 | 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:

【神戸市】:六アイ高飛び降り 市教委、別室指導問題視せず 統治欠如また露呈

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸市】:六アイ高飛び降り 市教委、別室指導問題視せず 統治欠如また露呈 

 神戸市立六甲アイランド高校(同市東灘区)の男子生徒が校舎から飛び降りて一時重体になった問題で、調査委員会が11日に公表した報告書は、生徒に自殺を決意させた威圧的な別室指導について、市教育委員会が発覚当初は問題視していなかったことを指弾した。「学校に任せきりになっていた」と市教委。同市垂水区の女子中学生がいじめを苦に自殺した問題や、市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題でも問われた市教委のガバナンス(統治)欠如が、またも浮き彫りになった。 

調査委員会の報告を受け、会見で謝罪する後藤徹也教育次長(中央)ら=11日午後、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
 調査委員会の報告を受け、会見で謝罪する後藤徹也教育次長(中央)ら=11日午後、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
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 男子生徒に対し、2日間で計約16時間にわたった別室指導。会見で調査委の折出健二委員長(愛知教育大名誉教授)は「教員の指導は詰問調で一方的に生徒を追及するスタイルで行われ、一連の不適切な発言が(生徒の)高校で学ぶ希望を失わせた」とし、「(学校現場で)別室指導が常態化していることに対し、この事案は深い問い掛けをしている」と批判した。

 報告書は、教員が別室指導を行う際、市教委に報告していなかったことに加え、生徒の飛び降りが発覚した当初も「市教委(担当指導主事)としては、別室で行われた一連の指導方針には特段の問題はない、との認識だったことがうかがえる」と指摘。市教委は会見でこの点を問われ、当時の報道で長時間の別室指導が問題視されて初めて、問題だと認識したことを明かした。

 後藤徹也教育次長は「事実上、このような指導を容認してしまう結果になった点は大いに反省しなければならない」と謝罪。教員間暴行・暴言問題などに触れながら「今回の事案も(指導が)学校任せになって教育委員会としての責務が果たせていなかった」とし、生徒指導について高校だけでなく、小中学校や特別支援学校を対象としたものもなかったガイドラインを作成する考えを示した。

 折出委員長は「別室指導は校長会でも話題にならないなど、誰も疑問を持っていなかった」とし、「いま一度、立ち止まって考えないと第2、第3の問題が起こる」と警鐘を鳴らした。(長谷部崇、堀内達成)

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  23:24:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【神戸市】:「威圧的指導で自殺決意」別室で2日間計16時間 

2019-12-12 06:55:40 | 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:

【神戸市】:「威圧的指導で自殺決意」別室で2日間計16時間 高校生飛び降り

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸市】:「威圧的指導で自殺決意」別室で2日間計16時間 高校生飛び降り 

 神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で2017年12月、当時1年の男子生徒(18)が長時間の別室指導後に校舎から飛び降りて一時重体になった問題で、第三者による調査委員会(委員長=折出健二・愛知教育大名誉教授)は11日、教員の威圧的な別室指導が生徒に自殺を決意させたとする報告書を市教育委員会に提出した。市教委は「生徒指導の考え方や運用が学校任せになっていた」とし、ガイドライン作成のための有識者会議を早急に立ち上げる方針を明らかにした。

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 生徒はツイッター上で問題行動を起こしたなどとして同月、2日間で計約16時間の別室指導を受けた後、校舎の5階から飛び降りた。その後に転校し、後遺症で松葉づえを使っているほか、嗅覚も失われた。

 報告書では、教員が別室指導の際、生徒に弁明の機会を与えないまま「(退学には結び付かない)年次指導で終わらない」と繰り返し発言したと指摘。生徒が「退学になるかもしれないと受け止め、自死を決意するほどの精神状態に追い込まれた」と結論付けた。

 折出委員長は会見で「別室で(生徒がいじめをしたという)自認を迫るやり方が非常に威圧的かつ一方的に行われた」と指導内容を批判。再発防止策として、生徒の人権に十分配慮した指導体制、生徒や保護者が相談できる第三者機関の常設を検討するよう求めた。

 市教委の会見では、後藤徹也教育次長が「市教委事務局としての責務が果たせず、こうした指導を事実上容認したことを反省している」と述べた。市教委は事実を確認した上で、関係者の処分を検討する方針。指導に当たった3教員のうち2人は、定年を迎えるなどして既に退職している。

 調査委は市教委に置かれたが、独立性を維持するため権限を市長部局に委任していた。男子生徒は「(別室指導で)僕の中には退学の恐怖だけが残った」とコメントし、「学校や市教委には改善策を必ず実行し、同じような被害に遭う生徒が二度と出ないようにしてほしい」などと訴えた。(石沢菜々子)

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  23:24:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【神戸市】:六アイ高生飛び降り 調査委一問一答「生徒追い詰められて

2019-12-12 06:55:30 | 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:

【神戸市】:六アイ高生飛び降り 調査委一問一答「生徒追い詰められていった」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸市】:六アイ高生飛び降り 調査委一問一答「生徒追い詰められていった」 

 神戸市立六甲アイランド高校(同市東灘区)で2017年、当時1年の男子生徒が長時間の別室指導後に校舎から飛び降りて一時重体になった問題で、原因究明に当たった調査委員会が11日、市教育委員会に報告書を提出、折出健二委員長(愛知教育大名誉教授)らが会見した。主なやりとりは次の通り。

調査報告書の概要を説明する調査委員会の折出健二委員長(右端)=市役所(撮影・鈴木雅之)
 調査報告書の概要を説明する調査委員会の折出健二委員長(右端)=市役所(撮影・鈴木雅之)

 -生徒側は「(教員側から)退学を強要する言葉があった」と言い、教員側は「そのような事実はなかった」としている。調査委での認定は。

 「生徒は指導を受けた教員から『われわれ教師に対してどういうつもりなんや』『担任の先生を裏切ってもいいのか』などと言われ、追い詰められていった」

 「『退学』を巡る言葉を言ったか言わないか-の検証はそれほど意味がないと思う。問題は、別室で(加害者としての)自認を迫る方法が、非常に威圧的かつ一方的だったこと。指導によって当事者の生徒を不安にさせ、今後の展望を失わせるような心理状態にしたことが問題の本質だ」

 -指導を受ける生徒に教員が寄り添えていなかったのでは。

 「中学や高校の生徒指導では『最初に問題が発生したときに厳格な指導をしなければならない』という理論が全国共通となっている。今回の事案は威圧的、権力的な指導に疑問を投げ掛けるもので、個別の案件にとどめてはならない」

 -教訓は。

 「生徒はそれぞれに悩みを抱えた心理状態にある。そのことを理解し、話ができるような場づくりをした上で、問い掛けのある指導を重視しなければならない。(委員長の)個人的な意見だが、別室指導の常態化についていま一度立ち止まって考えなければ、第2、第3の事案は起こりうる」(まとめ・杉山雅崇) 

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  23:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【神戸市】:六アイ高生飛び降り 生徒「僕が先生にされたこと明らかに」

2019-12-12 06:55:20 | 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:

【神戸市】:六アイ高生飛び降り 生徒「僕が先生にされたこと明らかに」コメント全文

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸市】:六アイ高生飛び降り 生徒「僕が先生にされたこと明らかに」コメント全文 

 神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で2017年12月、当時1年の男子生徒(18)が長時間の別室指導後に校舎から飛び降りて一時重体になった問題で、調査委員会による報告書が市教育委員会に提出されたことを受け、生徒は11日、代理人弁護士を通じてコメントを公表した。全文は次の通り。

調査報告書を折出健二委員長(中央)から受け取る長田淳教育長(左)=11日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
 調査報告書を折出健二委員長(中央)から受け取る長田淳教育長(左)=11日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)

 今回の調査委員会の方々の調査で、僕が学校の先生にされたことを明らかにしていただきました。先生は、僕に「退学や」「こんなやつは六アイにいらん」と言ったのに、ずっとそのことを認めず、調査委員会の聴き取り調査でも認めてくれなかったようです。先生が、自分の発言を認めてくれなかったのは、本当に残念ですが、調査委員会の方々には、僕がうそをついていないことを分かっていただけて、大変うれしく思います。

 同時に、調査委員会の方々は丁寧に調査し、あの日に何が行われたのか、他の生徒のことも含めて明らかにしてくださったのに、学校や教育委員会の大人たちが、これまで「他の生徒のプライバシー」を理由にして、かたくなに何も教えてくれなかったことはおかしいのではないかと思いました。

 僕が、陰で、同級生の一人を、その生徒が嫌がるようなあだ名で呼んでいたことは事実で、それはいじめと評価されても仕方ないことだと思います。今思えば、軽い気持ちで、このような行為をしたことは、相手の生徒に大変申し訳なかったと思いますし、先生から指導をされるのは当然だと思います。

 それでも、あの日突然、別室に連れて行かれ、なぜ指導を受けるのかも分からず、「退学や」などと怒鳴られたせいで、僕の中には退学の恐怖だけが残りました。そして、次の日、校舎の窓から飛び降りるまで、僕の記憶はほとんどありません。

 何とか命は助かりましたが、今も足の裏の感覚がなく、以前のように走ったりスポーツをすることができません。このような体ですので、建築士になるという当時の夢も諦めなければなりませんでした。

 学校や教育委員会の先生方には、調査委員会の方々が考えてくれた改善策を必ず実行して、僕と同じような被害に遭う生徒が二度と出ないようにしてほしいと思います。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  20:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【神戸市】:六アイ高生飛び降り問題 調査委の報告書要旨

2019-12-12 06:55:10 | 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:

【神戸市】:六アイ高生飛び降り問題 調査委の報告書要旨

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸市】:六アイ高生飛び降り問題 調査委の報告書要旨 

 神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で2017年12月、当時1年の男子生徒(18)が長時間の別室指導後に校舎から飛び降りて一時重体になった問題で、原因究明に当たる調査委員会は11日、教員による一方的な別室指導が生徒に自殺を決意させたとする報告書を公表した。報告書の要旨は次の通り。

調査報告書を折出健二委員長(中央)から受け取る長田淳教育長(左)=11日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
調査報告書を折出健二委員長(中央)から受け取る長田淳教育長(左)=11日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)

 ■事実経過

 2017年当時、いずれも1年だったA、B、C、Dは同じクラスの生徒で仲もよかったが、Dの私的なトラブルの話を聞かされたことなどを契機に、9月半ば頃からA、B、CはDと距離をとるようになった。この頃からA、B、Cは3人の会話の中でDのことを動物に例える悪口のあだなで呼ぶようになり、そのような呼称で呼んでいることがいつのまにか周囲に漏れるようになった。

 また、AはDがツイッターで行った「男なら堂々と言え」「外道め」との書き込みが自分に向けられたものであると考えるようになり、12月、Aは他の同級生(E)の名前を使ったアカウントで「そうです。私が外道です」と、Dのツイッターの書き込みに対する仕返し、反論ともいえるような書き込みを行った。

 教員乙、丙によるクラスの生徒の聴き取りから、AがEの名前を使ったアカウントを作っていること、Cがこれをフォローしていることなどがわかり、12月20日、教員甲らは、クラスの生徒から提供されたスクリーンショットをもとに、アカウントを作成したのがEでないことを確認した上で、A、B、Cに別室指導を行うことを決めた。

 21日、A、B、Cに別室指導が行われたところ、B、Cに対するこの日の別室指導は短時間(1時間程度)で済んでいるが、Aに対する別室指導は朝8時頃から午後3時30分頃まで行われた。この間、Aは、甲から「退学になる」旨を示唆された旨を述べているが、甲はそのような発言をしたことを否定しているのであるが、後述するとおり、甲の述べるところを前提にしても、Aが「退学になるかもしれない」と受け止めざるを得ない発言が甲からなされたことは否定できない。

 1日目の指導後、帰宅したAは、遺書を書き、Cに対し「大丈夫。退学になったら死ぬ予定だから」「俺さ、結構怖いのよね、笑笑」「退学処分。てレッテルが貼られるの」などの言葉をラインで送った。

 22日、A、B、Cに対する別室指導が行われたところ、Aに対する別室指導は朝8時、登校してすぐにカウンセリングルームヘ移動して始まり、午後4時45分頃まで行われているが、午後5時頃、指導していた教員がカウンセリングルームを離れた間にAが校舎の5階の窓より転落した。なお、別室指導において、A、B、Cがこれまでの経緯を弁明する機会は、21日、22日ともに与えられていない。

 ■問題の分析および考察

 本校では、問題行動があると考えられる生徒に対し、年次主任、副主任(年次指導担当)が担当する年次指導(学年指導)、生徒指導部、特別指導委員会が担当する特別指導が行われているが、いずれの指導においても、指導の前に事実の確認を行うことが原則である。本事案においては、申立人に対し、21日と22日の2日間、別室指導の方法による年次指導が行われているのであるが、その別室指導では、申立人に対し、計16時間にわたってカウンセリングルームの1室に1人隔離し、自由に出入りすることができないように監視しながら、執拗に自認や反省を求め、反省文を書かせる等の指導が行われた。

 本事案の別室指導は、有形力の行使はないため、体罰には該当しないものの限界に近い事例と考えられるだけでなく、①対象となった生徒に、計12時限分の授業を受けさせていない点で、生徒の学習権(学校の教育施設を利用し授業等の教育課程を履修できる地位ないし権利)を奪い、個人の尊厳としての名誉を脅かしていること、②長時間にわたり一人だけ隔離され、他の生徒と連絡をとらせず、言わないと不利益があると圧力をかけながらの指導が行われている点で事実確認のための調査というより自認を強要するものとなっていることといった問題を抱えている。

 別室指導が必要だったとしても、個人の尊厳もしくは学習権保障の観点からすると、必要最小限とすべきであり、2日間計16時間の別室指導が必要だったとは考えにくい。指導目的を超えた一種のハラスメントと解釈する余地もあり、かかる別室指導が社会通念上妥当と言えるか疑問である。2017年10月、クラスの生徒からDが「Cら3名からいじめられている」との相談が、同年12月にはクラスの生徒から「からかい(いじめ)はエスカレートしている」との情報が教員に提供され、12月20日、教員はA、B、Cに指導を行うことを決めたが、被害生徒への配慮から被害生徒へのいじめがあることを特定せず、指導に際しては、加害者である生徒本一人の罪悪感を問いただし、自認して反省するだろうという方向づけが内々に決定したと考えられる。そのため、別室指導においては、申立人たちに言外に含ませたいじめ行為を認めさせるという指導になった可能性が高い。

 ・問題点

 生徒に問題行動があったと考えられる場合、学校、教員に当該生徒を指導する権限が認められることはいうまでもないが.本事案に直接かかわる年次指導(学年指導)が、懲戒処分や特別指導のように法令や内規に根拠を持つものでない以上、年次指導のもとで、生徒を退学、謹慎といった処分に付すことはできないし、そのような可能性のある旨を生徒に暗示することも不適切であるということになる。しかし、本事案においては、指導に当たった教員の弁解を前提にしても、別室指導において、「年次(=年次指導)で終わらない」との発言が繰り返しなされている事実を認めることができるところ、かかる発言自体、申立人には退学処分があり得ると思わせる不適切な発言であったということができる。したがって、本事案では、申立人が、指導担当の教員の発言によって、自分に対する指導が年次指導で終わらず、特別指導へと発展し、退学になるかもしれないと受け止めた事実を認定することができる。

 ・精神的状態

 結局、2日間にわたって孤立を強いられた別室指導を受け、さらに指導を受けた上で退学になると思い込んでいたAは、自死を決意するほどの精神状態に追い込まれ、22日の午後5時頃、教員が席をはずしたのを見て、衝動的に自死を決行しようとしたと推察される。学校は母親を呼んでいたが、母親に会えば自死ができなくなるという思いが自死の決行を後押ししたかもしれない。

 ■結論

 21日の夜に申立人が遺書を用意し、同様に別室指導を受けたCとのラインのやりとり(21日夜)で自死の可能性を書き込んだ状況を確認したことにより、委員会は、申立人がこの高校にはもうおれなくなるかもしれないと思うほどに、当日の別室指導で「年次で終わらない」等の一連の不適切な発言があったことが問題であると判断した。

 すなわち、教員が言外の意味を読みとること(いじめをしたことを素直に認めること)を強要し、なおかつ「本校には自分は必要ない」と申立人が思わされる言動を繰り返し発し、これらが申立人の希望を著しく失わせる要因になったことは否定できないと判断した。

 さらに、申立人は前述したとおり、21日の段階で、「退学が決まれば自殺を決行しよう」とまで考えるに至っていたところ、このような精神状態にあった申立人にとって、22日の指導は、弁解を一切許されず「担任にうそをついた(期待を裏切った)」と言われ、同人がこれまで積み上げてきた自己像が崩壊するような不安を感じたと推察できる。

 以上のことから、22日午後5時頃に発生した申立人の「飛び降り」は、同校で学べる可能性が閉ざされたと思わされたこと、頼りにしていた担任教員らの期待を裏切ったと決めつけられたことが主な要因となって、自死を決行したものと判断できる。

 生徒指導の面から見ると、本事案が学校教育に投げかけている点を見落とすことはできない。すなわち、対話なき一方的指導に対する問題提起が含まれていると考えられる。

 その意味で一高校での、一人の生徒の「転落事故」という個別の案件にとどめてはならず、「毅然とした指導」とゼロトレランス(非寛容)方式を過剰に結びつけて行われる威圧的・権力的指導に対しても疑問を投げかけるものである。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  15:11:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【神戸市】:六アイ高生飛び降り 調査委、別室指導との因果関係認める

2019-12-12 06:55:00 | 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:

【神戸市】:六アイ高生飛び降り 調査委、別室指導との因果関係認める

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神戸市】:六アイ高生飛び降り 調査委、別室指導との因果関係認める 

 神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で2017年12月、当時1年の男子生徒(18)が長時間の別室指導後に校舎から飛び降りて一時重体になった問題で、原因究明に当たる調査委員会は11日、教員による一方的な別室指導が生徒に自殺を決意させたとする報告書を公表した。会見で調査委の折出健二委員長(愛知教育大名誉教授)は、同校の生徒指導について「威圧的、権力的な指導が背景にあり、人権上問題がある別室指導も常態化していた」と指摘した。

調査報告書を折出健二委員長(中央)から受け取る長田淳教育長(左)=11日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
 調査報告書を折出健二委員長(中央)から受け取る長田淳教育長(左)=11日午前、神戸市役所(撮影・鈴木雅之)
市立六甲アイランド高校に登校する生徒ら=11日朝、神戸市東灘区向洋町中4
       市立六甲アイランド高校に登校する生徒ら=11日朝、神戸市東灘区向洋町中4
神戸新聞NEXT
                    神戸新聞NEXT

 生徒はツイッター上で問題行動を起こしたなどとして同月21、22日の2日間で計約16時間にわたり、聞き取りや説諭、反省文を書かせるなどの別室指導を受けた後に校舎5階から飛び降りた。その後に転校し、後遺症で松葉づえを使っているほか、嗅覚も失われた。

 生徒側は、別室指導の際に弁解の機会がないまま教員に「退学や」と言い渡されたなどと主張。報告書では「(退学には結び付かない)年次指導で終わらない」と教員が繰り返し発言したとし、生徒が「退学になるかもしれないと受け止め、自死を決意するほどの精神状態に追い込まれた」と結論付けた。

 さらに、長時間隔離して指導を行ったことについて「事実確認より、自分の行為を認めるよう強要している」「個人の尊厳を脅かし、指導目的を超えた一種のハラスメントと解釈できる」などと批判。「一方的な追及ではなく、事実関係を見詰めさせることこそ優れた指導力」と改善を求め、市教育委員会にも学校現場への助言を促した。また、別室指導に当たっては時間や日数を必要最小限にし、原則事前に管理職に承認を得るよう提言した。

 調査委は市教委に置かれたが、独立性を維持するため権限を市長部局に委任し、今年7月から学校関係者らへの聞き取りを進めてきた。

 折出委員長から報告書を受け取った長田淳教育長は「重体になった生徒とご家族に深くおわび申し上げる」と謝罪し、「生徒指導によって生徒が傷つくことのないよう、真摯に再発防止に取り組む」と述べた。(佐藤健介、井上 駿)

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  12:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2019年】:怒り感じたニュース 「東須磨小教員暴行」1位

2019-12-12 06:54:30 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・NHKの功罪・マスコミ・雑誌・著作権】

【2019年】:怒り感じたニュース 「東須磨小教員暴行」1位

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2019年】:怒り感じたニュース 「東須磨小教員暴行」1位 

 怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングの普及を行う「日本アンガーマネジメント協会」(東京)は10日、今年「怒りを感じたニュース・出来事」の第1位に、神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題が選ばれたと発表した。

教員間暴力が発覚した東須磨小学校=神戸市須磨区堀池町1
         教員間暴力が発覚した東須磨小学校=神戸市須磨区堀池町1

 全国の男女を対象にしたアンケートで上位だった回答から、同協会の公認講師266人が投票で選んだ。第2位は京都アニメーション放火殺人事件だった。

 同協会の「第5回アンガーマネジメント大賞」の一環。投票結果で、東須磨小の問題では、子どものいじめを防ぐ立場の教諭がいじめをしていたことに「許せない」「絶対にあってほしくない事件だった」などの声が多く寄せられたという。また、いじめを把握しながら市教育委員会に報告していなかった学校長らの対応にも批判が集まった。

 このほか、最も上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人「アンガーマネジメント大賞2019」に、人気グループ「嵐」の桜井翔さんを選出。グループの来年からの活動休止報告の際、「無責任との指摘もあるが?」との記者の質問に対し、不機嫌にならず誠実に対応した姿勢が評価された。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 【兵庫県内ニュース】  2019年12月11日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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