路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【新型肺炎】:香港でもクルーズ船足止め 日本人2人も下りられず

2020-02-05 23:44:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:香港でもクルーズ船足止め 日本人2人も下りられず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:香港でもクルーズ船足止め 日本人2人も下りられず

 【香港共同】香港の衛生当局は、5日に帰港したクルーズ船の乗組員約30人が体調不良を訴えたとして、乗客・乗組員約3600人について検疫が終わるまで下船を許可しない措置を取った。香港の日本総領事館によると、日本人2人以上が含まれている。1月に乗船した乗客3人が肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに感染していたことも判明したため。

 香港メディアによると、クルーズ船は1月19日から24日の日程で、中国広東省広州市、香港、ベトナムなどを巡った。24日に乗客約4千人が広州市で下船し、このうち中国人3人の感染が2月3日に判明した。

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・中国本土の新型コロナウイルスによる肺炎感染拡大】  2020年02月05日  23:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:クルーズ船感染、拡大様相 10人陽性、濃厚接触者も

2020-02-05 22:28:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:クルーズ船感染、拡大様相 10人陽性、濃厚接触者も

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:クルーズ船感染、拡大様相 10人陽性、濃厚接触者も

 乗客乗員約3700人が乗ったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスによる集団感染があり、感染者が10人に上ることが5日明らかになった。うち3人は日本国籍で、50~60代の男女。感染症法に基づき入院措置を取った。

 真水の精製やバラスト水の管理など必要な作業をするため、太平洋上へ向かうクルーズ船=5日午後(共同通信社ヘリから)

 真水の精製やバラスト水の管理など必要な作業をするため、太平洋上へ向かうクルーズ船=5日午後(共同通信社ヘリから)

 重症者はいない。既に感染が確認された香港人男性(80)と長時間近くで過ごした濃厚接触者が36人いることも判明。感染は拡大様相で、検疫を続ける厚生労働省は拡大防止に全力で臨む。

 新型肺炎の集団感染が確認されたのは国内初。千葉県と京都府でも1人ずつ確認され、感染者は35人、うち日本人は13人となった。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・中国での新型コロナウイルスによる肺炎拡大】  2020年02月05日  22:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:京都市の20代男性の感染確認 中国人観光客を接客

2020-02-05 22:10:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:京都市の20代男性の感染確認 中国人観光客を接客

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:京都市の20代男性の感染確認 中国人観光客を接客

 京都市は5日、市内に住む20代の中国人男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。勤務先で中国から1日300人程度訪れる観光客の接客をしていたという。

 京都市などによると、男性は1月24日に体調が悪くなり、25日には37・5度の熱が出た。31日には肺炎と診断され、2月4日にウイルス検査で感染が確認された。男性は既に熱が下がり、せきも収まっているという。

 友人が看病していたが、発熱や肺炎の症状は現れていない。同市は濃厚接触者として、健康状態の観察を続ける。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  22:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【英国】:コロナ「ワクチン」開発か、夏にも人に投与試験

2020-02-05 21:12:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【英国】:コロナ「ワクチン」開発か、夏にも人に投与試験

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【英国】:コロナ「ワクチン」開発か、夏にも人に投与試験

 英スカイニューズ・テレビ電子版は5日、肺炎を引き起こしている新型コロナウイルスのワクチンとして期待される薬を、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが開発、動物での試験を来週にも始めると報じた。

 十分な研究費が確保できれば、人に投与する臨床試験を今夏に行うとしている。

 新型肺炎には有効な予防ワクチンがない。感染者が最も多い中国のほか、米国などでワクチン開発が進められている。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  21:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:クルーズ船乗客、配給の食事に嘆き「給食のようだ」

2020-02-05 20:13:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:クルーズ船乗客、配給の食事に嘆き「給食のようだ」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:クルーズ船乗客、配給の食事に嘆き「給食のようだ」

 香港男性(80)の新型肺炎コロナウイルス感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で5日、新たに乗船者10人から陽性反応が出た。厚生労働省は、乗客と乗員約3700人は2週間、横浜港に停泊する船内で待機させる方針を示した。乗客は客室待機の指示に加え、食事もビュッフェ形式から各部屋への配給制になるなど不自由な生活を強いられている。船では待機する期間が14日以上と説明されており、不透明な先行きに不安の声が出ている。

5日正午すぎに横浜・大黒ふ頭沖から外海に出るクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(撮影・村上幸将)5日正午すぎに横浜・大黒ふ頭沖から外海に出るクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(撮影・村上幸将)

横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(撮影・村上幸将)横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(撮影・村上幸将)

   ◇   ◇   ◇

 3日午後11時から4日にかけて行われた検疫の結果、乗船者の中から陽性反応が出たことを受け、船では午前6時半過ぎにアナウンスが流れた。厚労省の指示を受けて、全乗客に客室待機を求めるものだった。同8時20分には陽性反応が出た10人が病院に緊急搬送された報告があり、同11時56分には「検疫には向こう14日以上かかるという通達がきております。(中略)早くとも14日後」と伝えられた。

 乗客は無料になったWi-Fiを使い、SNSで船内の状況を発信した。30代男性はツイッターで「個人的にはもう感染したつもり(中略)やれることをやるだけです。怖い悲しいなどの感情は関係ありませぬ」と報告。また「昨日から隣の部屋で男の人が結構、せきをしてますが。大丈夫なのか」と不安も吐露した。

 食事は5日朝から配給制となり、マスクを着けた乗務員が各部屋に配った。朝食はハムとチーズを挟んだクロワッサンと菓子パンに果物とヨーグルト、昼食はハムレタスサンドイッチ、パスタと肉の炒め、ポテトチップスにプリンが出た。従来のビュッフェ形式からの落差が大きく、一部の乗客は「この食事で14日間はつらい」とツイート。「給食のようだ」と嘆く人もいた。

 船側は環境の改善に必死だ。持病を持つ乗客から薬がなくなるとの相談を多数受けたとして午後6時50分、医薬品の追加の依頼書を配布し、無料で手配の調整をするとアナウンス。海外の乗客が情報収集できるようオーストラリア、米国、インド、中国の放送局もテレビで視聴可能にした。

 最初に感染した香港人男性の近くで長時間、過ごした濃厚接触者が、乗客に36人いることが厚労省への取材で分かった。うち2人は新たに感染が確認された10人に含まれており、感染拡大の可能性は否定できない。海上で封鎖された船内の中、いつ帰宅できるか見通しが立っていない。

 ◆ダイヤモンド・プリンセス 

 米国の船会社が保有する英国籍の船。三菱重工長崎造船所で日本造船史上最大の客船として建造。04年に就航。全長290メートル、全幅37・5メートル、総トン数11万5875トン。乗客定員2706人。主要ダイニング5つ、プール4つ、劇場、カジノ、チャペルを備える。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  20:13:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:チャーター機第4便あす派遣 200人程度帰国へ

2020-02-05 13:54:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:チャーター機第4便あす派遣 200人程度帰国へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:チャーター機第4便あす派遣 200人程度帰国へ

 茂木敏充外相は5日、新型コロナウイルスの肺炎が発生した中国湖北省武漢市から邦人を帰国させるチャーター機第4便を6日に派遣する方向で調整していると国会内で記者団に明らかにした。搭乗者数については「恐らく200人程度と思っている」と述べた。外務省幹部は6日夜に羽田空港を出発し、7日午前に同空港へ戻る日程を想定しているとした。

 茂木氏は、第4便で中国籍の配偶者らの搭乗も認めるよう中国側に働き掛けていると説明。「認めてもらうべく調整が進んでいる」と語った。

 日本政府はこれまで、派遣が今週半ば以降になるとの見通しを示していた。

 1月31日に運航された第3便には、中国側検査により経過観察が必要とされた邦人7人が搭乗できなかった。茂木氏は、記者団への発言に先立つ衆院予算委員会で「これらの方々も含めて帰国希望者が全員帰国できるよう、引き続き中国政府や関係省庁と緊密に連携する」と説明した。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  13:54:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナウイルス】:感染者出たクルーズ船が横浜沖から外海へ出る

2020-02-05 12:50:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナウイルス】:感染者出たクルーズ船が横浜沖から外海へ出る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナウイルス】:感染者出たクルーズ船が横浜沖から外海へ出る

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客だった香港人の男性(80)が、下船後の香港で新型コロナウイルスの感染が確認された問題で、5日正午すぎ、同船が停泊していた横浜市の大黒ふ頭沖から外海に出た。

5日正午すぎに横浜・大黒ふ頭沖から外海に出るクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(撮影・村上幸将)

 5日正午すぎに横浜・大黒ふ頭沖から外海に出るクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(撮影・村上幸将)

 乗船している30代の男性が、午前11時56分に船内で流されたアナウンス動画をツイッターで公開。アナウンスには、船は日本の検疫下にあり、乗客には最低14日間、滞在しなければならないことと、船内で使用する水の精製と汚水処理のため船は1度、外海に出て、その後、乗客の食料や生活用品を積むため、再び横浜に接近する旨の通達がなされた。

 男性は午前6時半過ぎにも、ツイッターを更新。操舵(そうだ)室から「日本検疫より、全てのお客様には客室で待機していただくよう指示がございました。ただ今の時間、既に船内公共エリアでお過ごしいただいているお客さまには、客室にお戻りいただくようお願いします」とアナウンスがあった0動画付きで報告した。

 厚生労働省は3日夜から4日にかけて、横浜市の大黒ふ頭沖に停泊した同船内で乗客乗員約3700人に検疫を行った。その結果、約10人の乗客に新型コロナウイルスの感染が確認された。【村上幸将】

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  12:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【国民民主党】:小沢一郎氏、「うそつき」「人間として…」の首相発言に

2020-02-05 12:45:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【国民民主党】:小沢一郎氏、「うそつき」「人間として…」の首相発言に「問題は総理自身の人間性」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【国民民主党】:小沢一郎氏、「うそつき」「人間として…」の首相発言に「問題は総理自身の人間性」

 国民民主党小沢一郎衆院議員が5日、公式ツイッターを更新。安倍晋三首相が4日の衆院予算委員会で、立憲民主党黒岩宇洋議員に対して発した「人間としてどうなのか」「うそつき」といった言葉について「問われているのは安倍総理の人間性」と説いた。

 ※写真:小沢一郎氏

 【写真】小沢氏と手を取り…入水自殺した元小沢ガールズ美人議員

 黒岩氏が、「桜を見る会」の前日の地元後援者に向けた夕食会を巡って「買収」「利益供与」と追及した際、首相の後席から秘書官が何事かを耳元でささやいた行為に対して「おい、そこ、うるさい!安倍首相にしか答えられないことに、急に出てくる」ととがめたところ、安倍首相は「怒鳴るというのは、人間としてどうなのか」と応酬。また、安倍首相は、夕食会で高級すしが出されたとの誤った情報を黒岩氏が流したとして国会の場で「うそつき」と断じた。

 そのやりとりを踏まえ、小沢氏は「人間としてどうなのか。いま問われているのは、他ならぬ安倍総理御自身の『人間性』であるということを、たとえ認めたくなくとも、総理は、まず冷静に理解すべきである」と苦言を呈した。

 また、同氏は4日夜に更新したツイートで「うそつきが何を言うのか。一体どれだけうそをつけば気が済むのか。自分のうその連鎖で、この間、どれだけの人が苦しみ、人生を壊されたと思っているのか。本当に自覚・反省はないのか。財務省職員は命まで絶っている。もはやこのうそつき総理につける薬はない」と断罪した。

 元稿:デイリースポーツ新聞社 主要ニュース 社会 【話題】 2020年02月05日  12:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【新型肺炎】:中国死者490人感染者2万4000人超

2020-02-05 11:30:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:中国死者490人感染者2万4000人超

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:中国死者490人感染者2万4000人超

 中国国家衛生健康委員会は5日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる中国本土の死者が計490人になったと発表した。4日に65人増えた。感染者は3887人増え、計2万4324人となった。

 重症者は4日に約430人増え、計約3200人。新たな死者65人はいずれも湖北省で確認された。湖北省の発表によると、最初に肺炎が発生した武漢市の感染者数は計約8000人、死者は362人に達した。

 春節(旧正月)の休暇が3日に明けたが、企業の多くは当局の要求に従い自宅勤務や待機状態が続く。中国政府は週明け以降に通常の状態へ戻していく方針だが、人の移動が再び増加した際に感染拡大を抑え込めるかどうかは見通せない。

 習近平共産党総書記(国家主席)らが参加した3日の党の会議は「世論指導工作」の重要性を強調。政府系メディアは最近、退院した人数が死者数を超えたことなどを報道し始めた。

 中国本土以外ではこれまでに、フィリピンと香港で計2人の死亡が確認されている。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  11:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:クルーズ船乗客落胆 缶詰め状態に「帰宅できない」

2020-02-05 11:10:20 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:クルーズ船乗客落胆 缶詰め状態に「帰宅できない」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:クルーズ船乗客落胆 缶詰め状態に「帰宅できない」

 「当分はうちに帰れないだろう」-。横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者10人から新型コロナウイルスの陽性反応が出たとの発表を受け、乗客からは5日朝、落胆の声が漏れた。乗客らは客室にとどまるよう船内放送で指示され、缶詰め状態になった。

横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(共同)横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(共同)

 妻と共に乗船した群馬県の男性(63)によると、4日までは船内を自由に移動でき、食事もレストランで取れた。5日朝の船内放送で、今後はルームサービスに切り替えると通知された。

 客室にメニューがあり、男性は電話で朝食を注文しようとしたが、「折り返し電話します」と自動音声で応答するだけ。その後、注文なしに配るとの船内放送があった。「まるで給食。乗客は2500人もいるので、注文が殺到したのだろう」と話す。

 5日は客室から出ず、外の様子は分からない。「船を下りられるのは10日とか2週間後になるだろう」と覚悟している。「外国の人はもっと大変だと思う」。客室にはトイレとシャワーがあり「部屋から出なくても、食料さえ供給されれば生活できる」。衛星テレビ放送は見られるという。

 船内放送では、乗船者に陽性反応が出て船外に搬送したと説明。沖合に移動して排水後、接岸して食料を積み込むことも伝えられたという。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  11:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:感染確認されたクルーズ船内乗客は自由に行き来

2020-02-05 10:57:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:感染確認されたクルーズ船内乗客は自由に行き来

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:感染確認されたクルーズ船内乗客は自由に行き来

 新たに10人の新型コロナウイルスの感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の中では、乗客乗員約3700人が足止めされる一方、船内を自由に行き来できる状態で、マスク着用率も低かった。

横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(共同)横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(共同)

 香港メディアによると、横浜から香港まで乗船し、下船後に感染が確認された香港人男性(80)は、滞在した1月20~25日に船内のサウナに入ったり、レストランで食事を取ったりしていた。

 複数の乗客によると、サウナやレストランは男性の感染が判明した後も通常通り営業し、大半の乗客乗員がマスクをしていなかった。

 朝食はバイキング方式で、大勢の人が集まる状況だった。乗客はジムで汗を流したり船内を歩いたりして時間をつぶし、交流会も開かれていたという。(共同) 

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  10:57:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【新型肺炎】:クルーズ船10人陽性反応 客らに待機要請

2020-02-05 10:56:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:クルーズ船10人陽性反応 客らに待機要請

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:クルーズ船10人陽性反応 客らに待機要請

 厚生労働省は5日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員約3700人を検疫した結果、乗船者10人から新型コロナウイルスの陽性反応を確認したと発表した。重症者はおらず、うち3人は日本国籍。感染症法に基づき入院措置を取り、海上保安庁の巡視艇で神奈川県内の医療機関に搬送する。残りの乗客乗員は、今後14日間は船内で待機してもらい、検疫を続行する。

横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(共同)横浜・大黒ふ頭沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(共同)

 加藤勝信厚生労働相は同日、記者会見し「乗客乗員の健康の状態には十分配慮し、感染拡大防止に向けて万全の態勢を取りたい」と述べた。

 厚労省によると、これまでに乗客乗員約3700人の健康チェックと検体の採取は終了。検体を採取したのは有症者や濃厚接触者計273人で、結果判明は31人にとどまっている。船には日本や香港、台湾を含む56の国と地域の人が乗船している。

 厚労省は感染すると重症化する恐れのある高齢者や持病のある人も追加でウイルス検査をする。

 1月20~25日に横浜から香港まで乗船した香港人男性(80)が下船後に感染が確認されたため、厚労省が2月3日夜に横浜港に戻ったクルーズ船で検疫を実施していた。

 神奈川県は危機管理対策会議を開催。横浜市によると、感染者で入院が必要と判断された人が出た場合は、感染症の指定医療機関である横浜市立市民病院(同市保土ケ谷区)などが受け入れることを想定している。船も消毒する見込み。

 厚労省は船内で感染者と濃厚接触した人に関して調査を進め、発熱などの症状がみられなくてもウイルス検査を実施。感染者との接触がなく、健康チェックで問題がなかったり、検査で陰性となったりした人は帰宅してもらうことにしていた。

 運営会社「カーニバル・ジャパン」によると、3700人のうち約1000人が乗組員。クルーズ船は、1月20日に横浜を出発後、22日に鹿児島に寄港し、25日に香港に到着。その後、ベトナムや台湾を巡って2月1日に那覇に寄り、横浜へ戻った。横浜港では、大黒ふ頭沖で停泊していた。

 厚労省は那覇-横浜を航行中に香港人男性の感染が確認されたため、那覇での検疫を取り消す異例の措置を取った。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎】 2020年02月05日  10:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳】:政府専用機で行くべきではなかったか/01.31

2020-02-05 08:54:10 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【政界地獄耳】:政府専用機で行くべきではなかったか/01.31

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:政府専用機で行くべきではなかったか/01.31 

 ★日本政府が中国に派遣したチャーター機で、武漢から帰国する際に、片道分の正規のエコノミー料金税別で1人8万円の利用料を政府請求するとの報道国民からの失望が広がる。「桜を見る会」の私物化や新人の参院議員候補者に1億5000万円をポンと払い、違法性はないと胸を張るのに比べて、邦人保護請求書はなじまないのではないかとの国民だ。29日には参院予算委員会でも同様の質問に外相・茂木敏充は「搭乗者本人の航空費などはこれまでも本人に負担してもらった。今回も同様の措置を取る形にした」と説明した。

 ★自民党幹事長・二階俊博も「突然の災難だ。本人だけに負担させるのではなく国を挙げて対応するのは当然だ」と政府冷たさ批判。また、帰国邦人の経過観察のため宿泊施設での滞在を希望する人を受け入れた「勝浦ホテル三日月」にも「敬意を表したい」と述べたが、政府は万全の対応をしているとは言い難い。

 ★1985年のイランイラク戦争。テヘランに取り残された邦人は、各国は民間機が自国民の救出にあたる中、孤立していた。政府は民間機のチャーターをするものの飛ぶタイミングを計っていた。するとトルコ政府が2機を邦人脱出用に確保してくれ事なきを得たことがある。当時の外相・安倍晋太郎は「日本外交を褒めてもらいたい」とした。その後、安保法制、自衛隊法改正で当事国の了解を得て邦人救出に自衛隊機が行くことは可能になったが、武漢に飛ぶ際にも政府専用機で行くべきではなかったか。さまざまな禍根が残る脱出劇だった。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年01月31日  09:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型肺炎】:中国を露骨に擁護するWHOトップのバランス感覚 

2020-02-05 08:10:50 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:中国を露骨に擁護するWHOトップのバランス感覚 ■中国との『特殊な関係』が影響か

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:中国を露骨に擁護するWHOトップのバランス感覚 ■中国との『特殊な関係』が影響か 

 ◆緊急事態にはあたらない」と判断を見送っていたが…

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)は1月30日夜(日本時間31日未明)に緊急の委員会を開き、テドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

写真=時事通信フォト
表敬に訪れた世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長(左)と握手する安倍晋三首相=2017年12月14日、東京都港区の東京プリンスホテル
 テドロス事務局長は記者会見で、「感染が中国以外にほかの国でも拡大する恐れがあると判断して宣言を出した」と語り、次の5点を強調した。
(1)貿易や人の移動の制限は勧告しない
(2)医療体制が不十分な国々を支援する
(3)ワクチンや治療法、診断方法の開発を促進する
(4)風評や誤った情報の拡散に対策を採る
(5)患者感染者の病理データを共有する
 WHOは1月22日と23日にも緊急の委員会を開いていたが、「緊急事態にはあたらない」と判断を見送っていた。緊急事態宣言は、2009年のブタ由来の新型インフルエンザ、2014年のポリオ、昨年7月のアフリカ中部でのエボラ出血熱のアウトブレイク(地域的感染拡大)などに対し、これまでに計5回出されている。
 ◆アメリカは渡航警戒レベルを最高の「禁止」に引き上げ
 新型コロナウイルスに対するWHOの緊急事態宣言を受け、中国との間で出入国を制限する動きが広がっている。
 アメリカは中国全土への渡航警戒レベルを最も高い「禁止」に引き上げた。さらに過去14日以内に中国に滞在した外国人の入国を2月2日から拒否している。事実上の中国人の出入国の拒否である。中国を敵視するドナルド・トランプ大統領らしいやり方である。
 シンガポールやオーストラリア、ニュージーランドも同様の入国拒否を始めている。韓国も中国全土への渡航の制限をスタートした。ロシアは中国国境の検問所を閉鎖して車や列車、歩行者の通行を禁じた。フィリピンも中国武漢からの入国を禁止した。
 日本は2月1日から過去2週間以内に中国湖北省に滞在歴のある外国人の入国を拒否している。特定地域を指定した入国制限は初めてで、これも中国人に対する入国拒否である。
 中国との間で出入国の制限を行っている国は、すでに60以上におよんでいる。異常な事態である。
◆自分たちさえ感染しなければそれでいい」が世界に蔓延
 もちろん、感染症対策の基本は「移動の禁止」と「患者感染者の隔離」だ。しかし新型コロナウイルスに対し、ここまでやる必要があるのだろうか。バランス感覚を失っていないか。本来なら、医療知識のある専門家や医療器具、医薬品などの医療資源を中国に送ることが、優先されるべきだと思う。
 いま世界各国は「自国第一主義」に大きく傾いている。トランプ大統領のアメリカがその象徴例だ。自分たちさえ感染しなければそれでいいという考え方が世界に蔓延(まんえん)しつつある。
 その結果として感染症対策で自国優先に陥る国が増えている。新型コロナウイルスの感染対策の背後に横たわる自国第一主義のいびつさを意識するべきではないだろうか。
 ◆中国の肩を持つ発言を繰り返すWHO事務局長
 いびつな動きは中国にもある。WHOは緊急事態の宣言を見送る一方で、テドロス事務局長がわざわざ中国を訪問して習近平(シー・チンピン)国家主席らと会見し、まるで中国の肩を持つような発言を繰り返している。
 テドロス氏はアフリカで最も中国に近いといわれるエチオピアの出身だ。エチオピアで保健大臣や外務大臣を歴任し、2期10年間務めた香港出身のマーガレット・チャン氏に代わって、2017年7月からアフリカ初の事務局長となった。任期は2022年7月までの5年間だ。
 前任者であるチャン氏は、鳥インフルエンザ(H5N1型)と新型インフルエンザ(H1N1型)の制圧で国際的に評価された人物である。
 ◆産経社説は「司令塔には不適格。更迭を」と事務局長を批判
 WHOのテドロス事務局長に対し、産経新聞が1本の大きな社説(主張、2月1日付)で「不十分な緊急宣言 WHO事務局長の更迭を 政府は独自判断をためらうな」との見出しを掲げ、厳しく批判している。
 「テドロス氏は中国から巨額インフラ投資を受けるエチオピアの元保健相・外相だ。感染当事国と向き合い『公衆衛生上の緊急事態』に対処する司令塔には不適格であり、更迭を求めたい」
 見出しも本文も、「更迭」という言葉を使っている。日本の新聞社が更迭を求めてもWHOをはじめとする国際社会はなかなか動かないだろう。産経社説はそれを知りながらあえて主張している。これだけ踏み込んだ書き方をすれば、返り血を浴び、国際世論の反発を招く恐れもある。捨て身の立派な主張である。
 産経社説は「封鎖された武漢から帰国した日本人や外国人からも、感染が確認されている。多くの関係国が、現地に残る自国民を至急帰国させるため、チャーター機派遣の交渉を中国政府と続けている」と書いた後、テドロス氏と中国の習近平国家主席とのやり取りをこう指摘する。
 「そうした中で習近平氏は28日、北京を訪問したテドロス氏に『WHOと国際社会の客観的で公正、冷静、理性的な評価を信じる』と語った。WHOの対応に慎重な判断を求めたものだ」
 「テドロス氏は『WHOは科学と事実に基づいて判断する』と応じ、『中国政府が揺るぎない政治的決意を示し、迅速で効果的な措置を取ったことに敬服する』と称賛した」
 出身国のエチオピアと中国には「特殊な関係」がある
 習氏の求めた慎重な判断とは、緊急事態宣言の見送りだ。そんな習氏と中国政府を褒めたたえるテドロス氏。この2人にはあきれる。世界各国の人々の健康を守るのがWHOの役目である。それが政治的な力学で動いてしまうのであればどうしようもない。
 さらに産経社説は書く。
 「テドロス氏の出身国エチオピアと中国には、『特殊な関係』がある。鉄道や電力供給などで中国からインフラ投資を受けるエチオピアは、巨大経済圏構想『一帯一路』のモデル国家とされる一方、膨大な債務にも苦しんでいる」
 「テドロス氏は2012~16年に外相を務めて中国との関係を深めた後、前任の香港出身のチャン氏の後を継いでWHO事務局長に就任した」
 「公衆衛生上の危機に厳格に対処する国際機関のトップとして最も重要な中立性は、当初から疑われていた」
 産経社説が指摘するように、WHOは中立でなければいけない。それにもかかわらず、WHOのトップは「自分さえよければいい」という考え方に傾いているようにみえる。
 ◆「WHOに信用がおけない」「日本政府は依拠すべきではない」
 これまで産経社説は「日本第一主義」を主張し、トランプ氏らの自国第一主義を肯定してきた。だからだろう。今回の社説も、最後はこう主張している。
 「WHOに信用がおけない以上、日本政府はこの判断に依拠すべきではない。政府はWHOの緊急事態宣言を受けて、『指定感染症』の政令施行を7日から1日に前倒しした。宣言を待たず、独自の判断で迅速に施行すべきだった」
 「WHOが渡航制限勧告を見合わせても、米国はすでに中国全土への渡航について最高ランクの『渡航中止』に引き上げている」
 「問われているのは、極めて緊急性が高い危機管理である」
 「政府には、これに長けた米国と緊密に連携して国民の保護と感染の抑え込みに当たることが求められている」
 ◆対策を強化すればするほど、誤った情報やデマが流れる
 確かに危機管理では先手先手で対策を採ることが重要だ。だが、新型コロナウイルスの流行は、本当に「極めて緊急性が高い」事態なのだろうか。エボラウイルスのように致死率の高いウイルスが襲来しているわけではない。冷静に判断するべきではないか。
 国家権力は強大だ。防疫対策の基本となる移動の禁止や隔離を命じることもできる。しかしそうした対策を強化すればするほど、差別が生まれ、誤った情報やデマが流れる。風評被害も多く発生する。それは明治から平成まで続いてきた旧伝染病予防法と同法に基づいた隔離重点のハンセン病(らい病)対策の失敗を振り返れば明らかだ。
 隔離や移動の制限の実施は、正確な情報に基づき、慎重に決めていく必要がある。安倍政権は強制入院の措置が取れる「指定感染症」の決定について、専門家会議を開かずに官邸主導で決めた。感染症の専門家からは批判の声もあがったが、「安倍1強」の前に一笑に付された。新型コロナウイルスよりも「安倍1強」のほうが恐ろしいと思うのは筆者だけだろうか。
 感染症対策ではバランス感覚を欠いてはならない。意思決定の際には、そのことを肝に銘じるべきだ。

 元稿:PRESSIDENT Online 主要ニュース ライフ 【医療・担当者:沙鴎 一歩フリージャーナリスト】 2020年02月04日 17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【新型肺炎】:新型コロナウイルスの「毒性の弱さ」を理解しているか

2020-02-05 08:10:40 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型肺炎】:新型コロナウイルスの「毒性の弱さ」を理解しているか ■中国のような感染拡大は起こらない

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型肺炎】:新型コロナウイルスの「毒性の弱さ」を理解しているか ■中国のような感染拡大は起こらない

 中国本土の感染拡大を見て、慌てる必要はない

 その正体が次第に分かってきた。いま問題となっている新型肺炎の病原体「ウーハンコロナウイルス」のことである。昨年12月中旬ごろから中国の武漢(ウーハン)市で感染者が次々と発生し、その後、同市を中心に中国本土の感染者は増え続け、1月31日現在、世界中の感染者は1万人を超えようとしている。2002年から03年に流行したSARS(サーズ)の感染者数(約8000人)を超え、死者数は200人を超えた。感染は20以上の国・地域に広がり、日本国内でも感染者が現れている。

写真=時事通信フォト
新型肺炎が流行する中国・武漢市から政府のチャーター機で帰国し、取材に応じる男性ら=2020年1月29日、東京・羽田空港
 ただ、この感染拡大に慌てる必要はない。日本や中国本土以外の国・地域での死者はゼロだ。医療設備や医療体制が十分整っていない中国だから、あれだけ感染が広がり、その結果、死者が増えているのである。
 事実、中国から届くSNSの映像を見ると、武漢の病院は重症度によって治療の順番を決めていく「トリアージ」さえできていない。「発熱しているのに診察してもらえない」と興奮して訴える医療関係者の姿もあった。病院の中がパニックとなり、機能不全に陥っている。
 WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長がスイス・ジュネーブの本部で1月30日、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
 WHOや日本の厚生労働省によると、ウーハンコロナウイルスは飛沫感染によって広がる。ウイルスを含んだ感染者のせきやくしゃみによる飛沫(しぶき)を浴びたり、テーブルやドアノブに付着した飛沫に接触したりすることで感染していく。
 ◆インフルエンザやSARSよりも「感染力」は弱いか
 欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、1人の感染者が何人に感染させるかという感染力は、暫定的に「1.4人~2.5人」と見積もられている。
 これは「2人~5人」だったSARSや、「1.4人~4人」というインフルエンザに比べれば弱い。空気感染(飛沫核感染)するはしか(麻疹)の「12人~18人」と比較すれば、その感染力の弱さが分かるだろう。つまり共に長時間生活するなどの濃厚接触がない限り、感染しないのである。
 症状は発熱、せき、息苦しさ、下痢だ。風邪やインフルエンザとよく似ている。肺炎を併発するケースが目立っているが、多くの感染者は軽症で、しかも無症状(不顕性感染)の感染者もいる。
 感染者のどのくらいが命を落とすかという致死率はいまのところ3%程度で、10%だったSARSの半分以下だ。
 有効な対策は手洗い、うがい、それに十分な睡眠と栄養で抵抗力を付けること。これも風邪やインフルエンザと同じだ。
 ◆日本で中国のような感染拡大は起こり得ない
 こうした事実を踏まえると、新型コロナウイルスを過度に恐れる必要はないことがわかる。特効薬やワクチンはないが、対症療法で十分に対応できる疾患である。
 はっきりいって、日本のほとんどのメディアは騒ぎすぎだ。まるでエボラウイルスのような致死率の高い病原体が空気感染するようになって人類を襲ってきたかのような騒動だ。ここは事実を正確に把握して、落ち着いて対処することが重要である。ひとことで言えば、医療の充実した日本で中国のような感染拡大は起こり得ない。
 ただし、次の2点には注意してほしい。
 1点目は「潜伏期間」について。新型コロナウイルスは感染してから発症するまで1日から14日あるとみられている。この潜伏期間中に他人に感染させる危険性がある。さらに感染しても発症しない不顕性感染者の存在も指摘されている。そうした場合、感染者には自覚症状がないため、元気に歩き回り、感染を広める危険性がある。
 2点目は「健康弱者」について。新型コロナウイルスの症状は、その多くが軽症だが、心臓病など基礎疾患のある人や高齢者といった健康弱者は、症状が重くなる危険性がある。身の回りにそうした健康弱者がいる場合は、特に注意が必要だ。
 ◆強制入院を実行できる法律の施行は2月1日に前倒し
 日本政府は1月28日の閣議で、問題の新型肺炎を「指定感染症」に指定する政令を決定した。
 指定感染症の対象は、国民の生命や健康に重大な影響を与える恐れがあるものだ。これまでにSARSのほか、鳥インフルエンザ(H5N1型、H7N9型)やMERSの4つが指定されている。指定感染症になると、次のことが可能になる。
・患者に入院を勧告し、従わなければ強制入院させることができる
・就業を制限できる
・患者の医療費を公費で負担する
 日本政府は、WHOが23日、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」の宣言を行わなかったため、指定を見送っていた。しかし中国政府が26日、感染力が強まっているとの見解を示したことから「感染の封じ込めには指定感染症の指定が必要だ」と判断したという。
 日本政府は指定感染症とするだけでなく、「検疫感染症」にも指定する。指定されると、空港や港で入国者に感染が疑われた場合、国が検査や診察を受けるよう指示できるようになる。入国者が指示に従わなければ、罰則の対象となる。新型コロナウイルスを「指定感染症」や「検疫感染症」とする法律の施行は2月7日となる予定だったが、これは2月1日に前倒しになった。
日本国内で初めて「症状のない感染者」が確認された
 さらに政府は、全日空のチャーター機を武漢に派遣することを決め、28日夜に第1便を飛ばした。武漢市のある湖北省全体では1月27日時点で、日本人560人の滞在が確認されており、その大半が帰国を希望している。
 第1便では29日に206人が帰国したが、3人からウイルスが検出された。
 厚生労働省によると、今回ウイルスが検出されたのは、発熱やのどの痛みの症状で入院した50歳代の男性と、症状はなく、政府が手配した千葉県勝浦市のホテルに滞在した40歳代の男性と50歳代の女性の計3人だ。不顕性感染者とみられる症状のない感染者が確認されたのは、日本国内で初めてだ。
 各紙の社説はどう書いているか。
 「中国・武漢で発生した新型肺炎の広がりが止まらない。中国国内の患者は約6千人にのぼり、死者は100人を超えた」
 「日本でも、現地への渡航歴がない男性の感染が確認された。人から人への国内で初の二次感染だ。潜伏期間中にも伝播する可能性が指摘されており、事実ならばさらなる拡大が見込まれる。長い戦いになる覚悟をもって、着実に備えを固めたい」
 こう書き出すのは1月30日付の朝日新聞の社説だ。見出しも「新型肺炎拡大 長期化に備える覚悟を」である。
 ◆読者の不安を煽るような筆運びの朝日社説
 朝日社説は患者と死者数の多さを示し、二次感染と潜伏期間中の感染を指摘する。読者の不安を煽(あお)るような筆運びである。しかも「長い戦いになる」とまで書く。
「思い起こすべきは過去の教訓だ。09年に発生した新型インフルエンザでは、発生国への渡航歴に注目して水際で警戒を続けた。
ところが実際は、現地に行っていない高校生から発症者が見つかり流行へとつながった」
 人から人へと伝播する新型インフルエンザは水際では防ぎ切れない。09年の新型インフルエンザは、アメリカとメキシコの国境辺りからアウトブレイク(地域感染)を起こし、数カ月で世界中に広まるパンデミック(地球規模の感染)を引き起こした。果たして今回の新型コロナウイルスはそこまで感染力が強いのだろうか。疑問である。
 ◆感染症対策に欠かせないのは、バランス感覚
 朝日社説は書く。
 「強い毒性をもつという想定も違って、症状の軽い患者を中心に急速に拡大。指定医療機関では収容しきれなくなる恐れが生じて、混乱も起きた」
 この書き方も疑問が残る。あの新型インフルエンザウイルスは、確かに病原性(毒性)の弱いタイプだった。一方、今回の新型コロナウイルスは、感染力も毒性も弱い。よって朝日社説が指摘する医療機関の混乱は起きないだろう。
 一方で、朝日社説のこの部分は同感だ。
 「未知の感染症への対応は、ときに相反する要請の間で難しい判断を迫られる。ひとつは、常に最新の知見に基づき、被害を過小に見積もらないこと。もうひとつは、行動の自由を制限する措置は最小限とし、人権を不当に抑え込まないことだ」
 要は感染症対策に欠かせないのは、バランス感覚なのである。
 長距離バスのような「濃厚接触」がなければ感染しない
 毎日新聞の社説(1月30日付)は「新型肺炎の国内対策 不安に応える情報発信を」との見出しを付けてこう指摘する。
 「中国を発端とする新型肺炎に日本人が日本国内で感染したケースが明らかになった。武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手で、バスの中で客から感染したと考えられる」
 「密閉された空間で長時間感染者と過ごせば感染のリスクがあることは予想されていた。家族内の感染と同様であり、その点では想定内のできごとである」
 このバス運転手の感染は、武漢に行ったことのない日本人が日本国内で発症した最初の事例として取り上げられている。だが、これも毎日社説が指摘するように想定された範囲でのことだ。驚くことではない。長距離走行のバスのように、長時間、共に過ごせば感染する。厚労省が注意している濃厚接触の分かりやすい例である。言い換えれば、そこまでの接触がなければ感染しないのだ。
 ◆世界中の専門家が一丸となって新型ウイルスに立ち向かっている
 毎日社説は訴える。
 「政府は対応の判断を自治体任せにせず、根拠のある基準を示してほしい。それが、人々の不安や感染者への差別を抑えることにつながる」
 「ただ、その場合にむずかしいのは、今回の新型コロナウイルスの性質がまだよくわからないことだ。軽症者や、無症状の感染者、潜伏期間にある感染者からどの程度感染するのかもはっきりしない」
 「無症状や軽症の人からもかなりの確率で感染するとすれば、武漢とのつながりがわからない感染者が今後、国内でも出てくるだろう。その場合には新たなステップの対応が必要で、今から備えを進めておくことが重要だ」
 ウイルスの分析は各国の研究者の協力で進み、詳しい性質がわかるようになっている。培養に成功したというニュースもある。ウイルスの有無を短時間で確認できる検査キットや、症状を軽くするワクチンの開発も始まっている。特にワクチンは新型インフルエンザ対策で培った細胞培養の技術などを駆使すれば、量産のめども立つはずだ。
 いま世界中の感染症の専門家が一丸となって、新型コロナウイルスに立ち向かっている。その姿は感動的だ。国際政治の世界でも、こうした協力態勢があれば、さまざまな問題が解決できるだろう。無用の駆け引きやプロパガンダが人類の足を引っ張っているのではないかと思う。

 元稿:PRESSIDENT Online 主要ニュース ライフ 【医療・担当者:沙鴎 一歩フリージャーナリスト】 2020年01月31日 17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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