路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳】:立民代表選、寂しい投票率 党員10万人の5割にも達せず/12.02

2021-12-11 07:33:00 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳】:立民代表選、寂しい投票率 党員10万人の5割にも達せず/12.02

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:立民代表選、寂しい投票率 党員10万人の5割にも達せず/12.02 

 ★立憲民主党は泉健太執行部が早くも動き出して幹事長・西村智奈美の起用が固まった。どういう形にせよ挙党体制は党再生に不可欠だろう。ホームページには代表選挙管理委員会委員長・難波奨二の名で「21年11月立憲民主党代表選挙の結果に関する公告」が掲載され、獲得ポイント合計(郵便投票=含ネット投票=および会場直接投票)逢坂誠二候補148ポイント、小川淳也候補133ポイント、泉健太候補189ポイント、西村智奈美候補102ポイントと1度目の投票結果が記されている。その後泉、逢坂の決選投票で泉が選出されたのはご承知の通り。

 ★メディアが盛り上がりに欠けたというが、そんな声は勝手に言わせておけばいい。泉は選挙戦を勝ち抜いて堂々の代表となったが、党としては残念な結果もある。今回の代表選挙はフルスペック、つまり党員やサポーターにも投票権があった。党もそこを売り物にして「党の『代表』を決める代表選挙に参加することができます」と党員拡大に使っていた。この党員・サポーターの総数は10万267人。この代表選挙のネット投票総数1万3805(うち無効票250)票、郵便投票総数3万2943(うち無効票309)票。この数字はホームページには掲載されていないが党員10万人の代表選挙投票率は実に5割にも達していない。

 ★ちなみに自民党の総裁選の党員投票率は7割近いことを考えても、立憲民主党代表選は党員にも関心を持たれなかったのか、党員自体が実態の数字と違うのかということになる。党の体質が連合依存なのか、党員を大切にしていないのかもしれない。1日、泉は代表代行・逢坂誠二、幹事長・西村智奈美、政調会長・小川淳也、国対委員長・馬淵澄夫、選対委員長・大西健介執行部の布陣を発表したが、衆院選挙総括とともに寂しい投票率についても分析をしてもらいたい。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2021年12月02日  08:06:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:「前理事長と永久に決別」 家宅捜索から3カ月でようやく会見 背任舞台の出資会社は清算検討

2021-12-11 06:46:50 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:「前理事長と永久に決別」 家宅捜索から3カ月でようやく会見 背任舞台の出資会社は清算検討

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:「前理事長と永久に決別」 家宅捜索から3カ月でようやく会見 背任舞台の出資会社は清算検討

 日本大学は10日、前理事長の田中英寿容疑者(75)が脱税容疑で逮捕されたことなどを受け、東京都千代田区の日大本部で記者会見を開いた。理事長を兼ねる加藤直人学長は「田中前理事長と永久に決別し、影響力を排除する」と宣言。外部有識者を中心とする「日本大学再生会議」を設置し、理事の選任方法などを見直す考えを明らかにした。 

前理事長の田中英寿容疑者が逮捕されたことなどを受け、記者会見する(左から)日大の加藤直人学長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=10日、東京都千代田区で

前理事長の田中英寿容疑者が逮捕されたことなどを受け、記者会見する(左から)日大の加藤直人学長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=10日、東京都千代田区で

 日大が会見するのは、元理事の井ノ口忠男被告(64)らによる背任事件で、9月に日大本部などが東京地検特捜部の家宅捜索を受けて以降初めて。冒頭、加藤学長は「理事長や理事が逮捕されるのは前代未聞。心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
 
 3カ月余り経過するまで会見開催が遅れた理由については「家宅捜索から逮捕、起訴など立て続けに事案が起こり、調査など綿密な対応を求められ本日に至った」と弁明した。
 
 加藤学長は「今後一切、田中前理事長が日大の業務に携わることを許さない」と強調。田中容疑者への役員報酬や賞与、退職慰労金を一切支給しないと述べた。井ノ口被告に対しては損害賠償請求を検討しているとした。
 
 背任事件の舞台となった日大の出資会社「日本大学事業部」は、清算を視野に今後のあり方を検討する。事件の原因や再発防止策を含む最終報告書を、来年2月にもまとめる方針を示した。
 
 有識者らによる再生会議について加藤学長は「マーケティングや法律に詳しい方など、さまざまな立場の意見を改革に反映させる」と説明した。
 
 日大では、付属病院の建て替えなどで大学の資金計4億2000万円を流出させ、大学に損害を与えたとして、井ノ口被告が背任罪で特捜部に逮捕、起訴された。
 
 田中容疑者は、2018年と20年分の所得税約5300万円を脱税したとして、先月29日に所得税法違反容疑で逮捕されている。

◆「理事会そのものが形骸化」不正を防げず

 大学の100%子会社の事業部を通じ、巨額の大学資金が流出した背任事件の主因について、加藤学長はアメフト問題で理事を引責辞任した井ノ口被告が、事業部取締役として復帰し「絶大な権限を持った」ことを挙げた。
 
 理事会を構成する30人もの理事の責任にも質問が相次いだ。加藤学長は「理事会そのものが形骸化し、報告会のような形になっていた。大きな問題点だった」と振り返った。
 
 田中容疑者がリベートを受け取る舞台の1つだったとされる妻経営の「ちゃんこ屋詣で」について、自身も経験があるかと問われると、加藤学長らは「新年会などで年に数回行っていた」などと明かした。ただ、田中容疑者と業者とのリベートのやりとりについては「事実関係を申し上げるのは捜査の関係上不適切」と回答を避けた。(三宅千智、奥村圭吾)
 

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  22:42:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:2時間超、加藤学長は釈明に終始 権力集中の改善策示されず

2021-12-11 06:46:40 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:2時間超、加藤学長は釈明に終始 権力集中の改善策示されず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:2時間超、加藤学長は釈明に終始 権力集中の改善策示されず

 日本大学本部で10日夜に行われた記者会見は、予定された2時間を大幅に超えた。報道陣からの質問は、前理事長の田中英寿容疑者(75)が権力を握り続けたメカニズムに集中。「新たな日本大学をつくりあげていく決意」「今のままではだめ」。加藤直人学長(70)は釈明に追われ、具体的な改善策が示されることはなかった。

 質問のため、発言を求める記者の手が挙がる日大の記者会見=10日夜、東京都千代田区

 質問のため、発言を求める記者の手が挙がる日大の記者会見=10日夜、東京都千代田区

 会見は、シンポジウムや会議で使用される本部2階の大講堂で午後6時ごろから始まった。大勢の報道陣が集まり、加藤学長らが冒頭、頭を下げて謝罪すると、一斉にフラッシュを浴びた。
 
 報道陣からは、田中容疑者が築いた体制を変えることができるのかと繰り返し質問が飛んだ。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  21:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:記者会見「遅きに失した」 関係者に不満渦巻く

2021-12-11 06:46:30 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:記者会見「遅きに失した」 関係者に不満渦巻く

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:記者会見「遅きに失した」 関係者に不満渦巻く

 理事長の座に長年君臨した田中英寿容疑者(75)が逮捕され、事件後初めて公の場で説明した日本大学。強制捜査から約3カ月たっての記者会見を、大学関係者は「遅きに失した」と声をそろえ、「不誠実な内容」と不満を漏らした。

 記者会見で、うつむきながら髪をかき上げる日大の加藤直人学長=10日夜、東京都千代田区

 記者会見で、うつむきながら髪をかき上げる日大の加藤直人学長=10日夜、東京都千代田区

 加藤直人学長は会見で田中容疑者と「永久に決別する」と強調したが、日大は再生できるのか。

 「もっと早く決別すべきだった」。テレビ中継で会見を見た日大の元幹部はこう話し、独裁を許した理由を分析し、再発防止につなげるよう求めた。
 
 「クリーンで実行力のある人たちに運営してもらい、健全な大学に生まれ変わってほしい」(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  21:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:前理事長と「永久に決別」 背任舞台の関連会社清算

2021-12-11 06:46:20 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:前理事長と「永久に決別」 背任舞台の関連会社清算

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:前理事長と「永久に決別」 背任舞台の関連会社清算

 日本大学は10日、所得税法違反容疑で前理事長田中英寿容疑者(75)が逮捕されたことなどを受け、東京都千代田区の本部で記者会見を開いた。理事長を兼務する加藤直人学長(70)は、田中容疑者と「永久に決別」し、退職慰労金を支給しない考えを示した。背任事件の舞台となった関連会社「日本大学事業部」は清算し、再発防止に向けて外部有識者を中心とする「再生会議」を立ち上げるとした。

 前理事長の田中英寿容疑者が逮捕されたことなどを受け、記者会見で謝罪する日大の加藤直人学長(中央)ら=10日夜、東京都千代田区

 前理事長の田中英寿容疑者が逮捕されたことなどを受け、記者会見で謝罪する日大の加藤直人学長(中央)ら=10日夜、東京都千代田区

 東京地検特捜部が背任事件で9月に強制捜査してから、日大が公の場で説明するのは初めて。加藤学長は、前理事長逮捕や背任事件は前代未聞で「学生や教員、保護者らに心よりおわび申し上げる」と謝罪した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  19:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:背任事件を謝罪 学長「前理事長と決別」 初の会見

2021-12-11 06:45:50 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:背任事件を謝罪 学長「前理事長と決別」 初の会見

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:背任事件を謝罪 学長「前理事長と決別」 初の会見

 日本大学は10日、所得税法違反(過少申告)容疑で東京地検特捜部に逮捕された前理事長の田中英寿容疑者(75)らの事件を受け、記者会見を開いた。

記者会見の冒頭、頭を下げて謝罪する(左から)熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人理事長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=東京都千代田区の日本大学会館で2021年12月10日午後6時4分、宮間俊樹撮影

 記者会見の冒頭、頭を下げて謝罪する(左から)熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人理事長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=東京都千代田区の日本大学会館で2021年12月10日午後6時4分、宮間俊樹撮影

 

記者会見する(奥左から)熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人学長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=東京都千代田区の日本大学会館で2021年12月10日午後、宮間俊樹撮影

 理事長を兼務する加藤直人学長は、田中前理事長らによる専横な支配体制があったことなどを謝罪し、「田中前理事長と永久に決別し、影響力を排除する」と宣言した。田中前理事長には役員報酬や退職慰労金などを支払わないことも明らかにした。

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月11日  02:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:前途多難な「田中体制」脱却 OB組織「校友会」改革も課題

2021-12-11 06:45:40 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:前途多難な「田中体制」脱却 OB組織「校友会」改革も課題

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:前途多難な「田中体制」脱却 OB組織「校友会」改革も課題 

 日本大学は10日、所得税法違反(過少申告)容疑で東京地検特捜部に逮捕された前理事長の田中英寿容疑者(75)らの事件を受け、記者会見を開いた。理事長を兼務する加藤直人学長は、田中前理事長らによる専横な支配体制があったことなどを謝罪し、「田中前理事長と永久に決別し、影響力を排除する」と宣言した。

 
記者会見の冒頭、頭を下げて謝罪する(左から)熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人理事長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=東京都千代田区の日本大学会館で2021年12月10日午後6時4分、宮間俊樹撮影

 記者会見の冒頭、頭を下げて謝罪する(左から)熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人理事長、渡辺武一郎副学長、長倉澄監事=東京都千代田区の日本大学会館で2021年12月10日午後6時4分、宮間俊樹撮影

 「先人が築いた伝統ある大学が汚されたことに憤りと恥ずかしさを感じる」。加藤学長は一連の事件を謝罪し、田中前理事長との「決別」を宣言した。ただ、長い年月をかけて築かれた「田中体制」からの脱却は前途多難だ。

 午後6時、東京都千代田区の日大本部講堂。冒頭、加藤学長が「大学を代表して心よりおわび申し上げます」と頭を下げると、報道陣から一斉にカメラのフラッシュがたかれた。

 東京地検特捜部の捜査が表面化してから3カ月を経て、ようやく実施された記者会見。文部科学省からも説明責任を果たすよう促されていた。加藤学長は会見が遅れたことを謝罪した上で、一連の事件に至った経緯や対応を説明した。

 事件の原因については…、

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 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  20:59:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:加藤学長謝罪「田中前理事長と永久に決別」表明も反論できなかった理由は不明確

2021-12-11 06:45:30 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:加藤学長謝罪「田中前理事長と永久に決別」表明も反論できなかった理由は不明確

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:加藤学長謝罪「田中前理事長と永久に決別」表明も反論できなかった理由は不明確 

 日大は10日、所得税法違反容疑で前理事長の田中英寿容疑者(75)が逮捕されたことなどを受け、学長で理事長を兼務する加藤直人氏(70)が東京・千代田区の大学本部で記者会見を行い、田中容疑者の「永久決別」と「影響力排除」を表明した。元理事の井ノ口忠男被告(64=背任罪で起訴)の逮捕につながった今年9月の大学本部の家宅捜索から約3カ月が経過して初の会見となった。外部有識者らによる「再生会議」新設で体制見直しを強調したが、“日大のドン”に異論を唱えられなかったことへの明確な答えは示さなかった。

一連の騒動について謝罪する日大の、左から加藤直人理事長・学長、渡辺武一郎副学長・危機対策本部長、長倉澄監事(撮影・足立雅史)一連の騒動について謝罪する日大の、左から加藤直人理事長・学長、渡辺武一郎副学長・危機対策本部長、長倉澄監事(撮影・足立雅史)

一連の騒動に対し会見を行う日大の加藤直人理事長・学長(撮影・足立雅史)一連の騒動に対し会見を行う日大の加藤直人理事長・学長(撮影・足立雅史)

一連の騒動に対し会見を行う、左から熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人理事長・学長、渡辺武一郎副学長・危機対策本部長、長倉澄監事(撮影・足立雅史)一連の騒動に対し会見を行う、左から熊谷信太郎弁護士、日大の加藤直人理事長・学長、渡辺武一郎副学長・危機対策本部長、長倉澄監事(撮影・足立雅史)

    ◇    ◇    ◇

 加藤氏は「田中前理事長と永久に決別し、影響力を排除します」と強い言葉で誓った。役員報酬、賞与、退職金等を支給しないことも報告。月1回で開いていた決定機関の理事会だったが、田中体制下では「理事会そのものが報告会のような形になっていた」と議論の場ではなかったことも明かした。

 最大の問題として、理事会などの決議事項でのチェック機能欠如を挙げた。「田中氏の意見を優先させるような体制を築き上げてしまった。圧力をかけられたということはございませんが、大きいウエートを締めていた。私自身は怖かったことはありませんでしたけれども、他の理事はもしかしたら自主規制があったのかもしれない」。

 理事の選出方法も不透明で、新メンバーで初開催する理事会まで新任者が告知されない状況もあったという。アメフト事件で18年に理事を辞任した井ノ口被告の20年の理事復帰時もそうだったという。「膿を出しきるのは体制」と組織改革の必要性を強調。来年1月に学校経営や法律などの外部有識者らで構成する「再生会議」を新設することも公表。3月までに今後の日大のあり方を検討する。

 加藤氏は、冒頭で約10秒間頭を下げて謝罪した。「業務においてはビジネスパートナーだった」という田中容疑者に対し「日大130年の歴史の中で、理事長が逮捕される不祥事は初めて。伝統のある日大を汚されたことに対して恥ずかしく、憤り。なんてことしてくれたんだという言葉をかけたい」とした。今回の事件で理事全員が1日に辞表を出したが、自身は新理事長として「立て直すつもりで頑張る。今のままでは日本大学はダメ。社会から取り残されてしまう」と話した。

 東京地検特捜部が背任容疑で9月に強制捜査してから3カ月を経て、初めての説明となったことに関しても謝罪。「逮捕、再逮捕、起訴と…。捜査中はまったく動けずに綿密な調査が出来ず遅れてしまった」と説明。「決別」「排除」と強い表現で出直しへの意欲を示したものの「なぜ田中前理事長の権限に反論することが出来なかったのか」という質問には、明確な答えを示せないまま、約2時間半の会見を終えた。【鎌田直秀】

 ○…加藤氏は度重なる不祥事による、学生や入学志願者への影響を懸念した。現4年生の就職状況については「例年に増して好成績。安堵(あんど)している」としたが、入学志願者に関しては、慎重な対応を強調した。18年にアメリカンフットボール部の悪質反則問題時には「付属高校などは(進学希望者が)3割減った」だけに「入学者選抜はかなり考えていかないといけない」と危機感を募らせた。7万人超の日本一のマンモス大学だけに、経営面でも志願者激減となれば深刻な事態だ。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  20:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:加藤学長10秒頭下げ謝罪「恥ずかしく憤り」田中前理事長永久決別誓う

2021-12-11 06:45:20 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:加藤学長10秒頭下げ謝罪「恥ずかしく憤り」田中前理事長永久決別誓う

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:加藤学長10秒頭下げ謝罪「恥ずかしく憤り」田中前理事長永久決別誓う 

 日大(東京都千代田区)は10日、所得税法違反容疑で前理事長の田中英寿容疑者(75)が逮捕されたことなどを受け、理事長を兼務する加藤直人学長(70)らが同大で記者会見を行った。東京地検特捜部が背任事件で9月に強制捜査してから、日大が公の場で説明するのは初めて。

一連の騒動について謝罪する日大の、左から加藤直人理事長・学長、渡辺武一郎副学長・危機対策本部長、長倉澄監事(撮影・足立雅史)一連の騒動について謝罪する日大の、左から加藤直人理事長・学長、渡辺武一郎副学長・危機対策本部長、長倉澄監事(撮影・足立雅史)

 加藤氏は冒頭で、3つの事項を誓った。(1)田中前理事長との永久の決別、および役員報酬、賞与、退職金等を支給しない(2)日大事業部を精査のうえ清算(3)外部委員による日大の再生会議の設置

 加藤氏は「日大を代表するものとして心よりおわびいたします」と約10秒頭を下げて謝罪。「日大130年の歴史の中で、理事長が逮捕されたことは初めて。伝統のある日大を汚されたことに対して恥ずかしく、憤りを持っております」と述べた。

 日大は今月1日の臨時理事会で田中容疑者の理事長職辞任を了承し、3日の理事会で理事を解任。6日付で2つの背任事件の被害届を東京地検に提出した。

 特捜部は11月29日、日大の取引業者からのリベートなど2018年と20年分の所得計約1億2千万円を隠し、計約5300万円の所得税を免れた疑いで田中容疑者を逮捕。10、11月には医学部付属板橋病院の設計監理業務と医療機器などの納入に関し、日大に約4億2千万円の損害を与えたとする背任罪で元理事の井ノ口忠男被告(64)を逮捕、起訴した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月10日  18:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日大】:加藤学長、田中前理事長との決別を宣言…「日大再生会議」設置へ

2021-12-11 06:45:10 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大】:加藤学長、田中前理事長との決別を宣言…「日大再生会議」設置へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大】:加藤学長、田中前理事長との決別を宣言…「日大再生会議」設置へ 

 日本大学付属病院を巡る背任事件や田中英寿前理事長(75)が東京地検特捜部に所得税法違反容疑で逮捕されたことを受け、日大は10日、大学本部(東京)で、事件後初の記者会見を開いた。理事長を兼務する加藤直人学長は、田中容疑者と「永久に決別し、影響力を排除する」と宣言。田中容疑者らの暴走を許した理事会などの組織刷新に向けた検討を外部有識者会議に委ねる。

記者会見で頭を下げる加藤直人学長(中央)ら(10日午後6時4分、東京都千代田区で)=富永健太郎撮影
記者会見で頭を下げる加藤直人学長(中央)ら(10日午後6時4分、東京都千代田区で)=富永健太郎撮影

 加藤学長は会見の冒頭、「前代未聞の出来事。学生、生徒、先生方、保護者、校友、支援してくださる方々に心からおわびします」と謝罪した。また、5期13年、理事長の座にあった田中容疑者が「日大の業務に携わることを許さない」とした上で〈1〉田中容疑者と元理事の井ノ口忠男被告(64)への役員報酬と退職金の不支給〈2〉事件の舞台となった「日本大学事業部」の清算を視野に対応〈3〉外部有識者による「日本大学再生会議」を設置し、理事の選出方法の見直しなど組織改革を議論した上で、来年3月末までに結論を出す――ことなどを明らかにした。ただ、田中容疑者は、理事らを選出する同窓会組織「校友会」会長と理事長の諮問機関の評議員会メンバーのまま。加藤学長は、両組織で近く臨時会が開かれ、対応が検討される見通しを示した。

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 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月07日  22:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【日大・田中前理事長】:脱税容疑認める意向「妻が代わりに受け取った」/12.09

2021-12-11 06:43:30 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日大・田中前理事長】:脱税容疑認める意向「妻が代わりに受け取った」/12.09

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日大・田中前理事長】:脱税容疑認める意向「妻が代わりに受け取った」/12.09

 所得税法違反(過少申告)容疑で東京地検特捜部に逮捕された日本大学前理事長の田中英寿容疑者(75)が、脱税容疑を認める意向を示していることが、関係者への取材で判明した。田中前理事長はこれまで現金の受領そのものを否定してきたが、一転して妻が代わりに受け取ったという趣旨の説明をしているという。「妻が共謀に問われて起訴されることは耐えられない」とも話しているという。

 
田中英寿前理事長=日大のホームページから
田中英寿前理事長=日大のホームページから

 田中前理事長は2018年と20年分の確定申告書に日大の取引業者からのリベート収入など計約1億2000万円を記載せず、所得税計約5300万円を免れたとして逮捕された。関係者によると、特捜部は妻も共謀したとみている。田中前理事長は自身の税務申告を税理士と直接やり取りしたことはなく、妻が代行していたとされる。 

 ちゃんこ料理店が併設された田中英寿・日本大学前理事長の自宅の捜索を終え、段ボール箱を運び出す係官ら=2021年12月2日午後9時29分、松尾知典撮影

 妻は田中前理事長が11月29日に逮捕される前から、持病が重症化して入院している。特捜部は今月2日、妻が経営するちゃんこ料理店が併設された田中前理事長の自宅の他に、妻が入院する病室も捜索した。妻の体調面を考慮して、事情聴取の可否を慎重に検討している模様だ。

 夫妻が隠したとされる計約1億2000万円の内訳も判明した。背任罪で起訴された大阪市の医療法人「錦秀会」前理事長、籔本雅巳被告(61)から18年と20年に4回に分けて計7500万円▽日大工学部の災害復旧工事を受注した金沢市の建築会社から20年9月ごろに3000万円▽日大付属板橋病院の建て替え計画に関与した大阪府内の設計会社から20年2月に1000万円▽背任罪で起訴された日大元理事の井ノ口忠男被告(64)が複数の業者から集金した計300万円――とされる。

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学の田中英寿前理事長が所得税法違反容疑で逮捕された事件】  2021年12月09日  18:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER2021.10.08】:日大疑惑で揺れる永田町|逮捕された細田派の金主

2021-12-11 06:33:40 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【HUNTER2021.10.08】:日大疑惑で揺れる永田町|逮捕された細田派の金主

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.10.08】:日大疑惑で揺れる永田町|逮捕された細田派の金主 

 10月7日、東京地検特捜部は、日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の建て替え工事を巡って外部に2億2千万円が流出した事件で、日大理事の井ノ口忠男容疑者(64)と大阪市の医療法人錦秀会グループの前理事長、籔本雅巳容疑者(61)を背任容疑で逮捕した。

◇  ◇  ◇

 日大は2019年12月、病院の設計業者を選定する業務を、同大が全額出資し井ノ口容疑者が役員を務める「日本大学事業部」(東京都世田谷区)に委託。日大事業部は昨年4月に、形だけのプロポーザルを行い、東京都内のS社に24億4千万円で設計監理業務を発注していた。

 
写真・図版
 日大理事の井ノ口忠男容疑者(右)と医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳容疑者(左)

 井ノ口容疑者は同年8月、S社に対し日大側から支払われた約7億円の契約金額のうち2億2千万円を、藪本容疑者が出資した都内港区のペーパー会社に流すよう指示。その後、ペーパー会社から井ノ口容疑者の知人が経営するコンサル会社に6,600万円が送金され、このうち2,500万円が井ノ口容疑者に渡っていた。

写真・図版

 
 ある捜査関係者の話。

 「日大のカネを、病院建設の設計を名目にしていったんS社に支払った。この際、キックバックの資金を確保するために、正規の金額より上積みされた額をS社に支出させている。これが背任にあたる。井ノ口と親しく、医療法人の経営に詳しい籔本が計画に深く関与した可能性が高く、利得を得た疑いもある。日大は我が国最大規模の学校法人で、多額の税金が投入されており看過できない事件だ」

 この事件は、衆院選を直前に控えた政界にも波及しそうである。これまで報じてきた通り、安倍晋三元首相と籔本容疑者が非常に親しい間柄なのだ。

 安倍氏が首相在任中の「首相動静」を朝日新聞の記事から検索してみると2017年から2020年にかけて、少なくとも9回、会っていることがわかる。

 会っている日付は、ゴールデンウイークや年末の休暇の時期。一緒にゴルフをプレーし、食事をともにしていた。その模様はマスコミでも大きく報じられている。

 また、籔本容疑者の錦秀会グループから安倍元首相の出身派閥である細田派の政治団体「清話政策研究所」に、多額の政治献金が寄付されていたことも分かっている。

 籔本容疑者の知人が振り返る。

 「籔本さんからは、何度も安倍さんの話を聞かされました。『東京でちょっと総理に会ってきたよ』と嬉しそうに語っていましたね。安倍さんが大阪に来た時、籔本容疑者がなじみの料理屋に連れてきたのにはびっくりしました。まるで旧知の友人のように会話していましたね。ただ、籔本さんの父親が脱税容疑で逮捕されるなど、いろいろグレーな噂があったのは事実。日本のトップが付き合っていていいのか、という声もありました」

 地検特捜部は先月9日に1回、そして昨日にも日大のトップである田中英寿理事長の自宅に家宅捜索が入っている。特捜部の最終的な狙いは田中氏であることは明白。ある日大関係者は、次のように話す。

 「日大には30人以上の理事がいます。田中理事長の独裁的な体制で設計費を水増しして、業者からカネをもらうなんてことが井ノ口だけの裁量でできるわけがない。当然、田中理事長の指示や承諾があったとみんな思っています」

 籔本容疑者逮捕の一報を聞いた自民党の大臣経験者は、岸田文雄首相の右腕となった甘利明幹事長のUR疑惑が再燃していることを指摘した上で、こう嘆いた。

 「これでまた政治とカネの問題で騒がれるのではないか。錦秀会の籔本氏は、最大派閥細田派の最大の金主ともいわれる存在。世話になっている議員も数多くいます。衆院選を前に、また政治とカネの問題でやっかいなことになった。森友学園の籠池といい加計学園の加計といい、どうして安倍さんの周辺にはうさんくさいヤツばかり集まるのか」

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・行政 【政治ニュース】  2021年10月08日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER2021.10.07】:【日大疑惑】「アベ友」逮捕の衝撃

2021-12-11 06:33:30 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【HUNTER2021.10.07】:【日大疑惑】「アベ友」逮捕の衝撃

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.10.07】:【日大疑惑】「アベ友」逮捕の衝撃 

 東京地検特捜部は7日、日本大学附属病院の建て替え工事を巡って、2億2千万円にのぼる大学の資金を流出させたとする背任の疑いで、日大の理事で関連会社「日本大学事業部」(世田谷区)の役員を兼任している井ノ口忠男容疑者(64)と、関西を基盤とする医療法人「錦秀会」の前理事長・籔本雅巳容疑者(61)を逮捕した。

 背任容疑で逮捕された日大理事の井ノ口忠男容疑者(右)と医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳容疑者(日大ホームページより)

日大理事の井ノ口忠男容疑者(右)と医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳容疑者(左)

 9月15日の配信記事(「背任事件で揺れる日大と安倍元総理の接点」)で報じたように、藪本容疑者は安倍晋三元首相と親密な関係があるいわゆる「アベ友」。「首相動静」に度々出てくるゴルフ仲間の一人である。


 また、藪本容疑者の錦秀会グループは、安倍氏の出身派閥細田派の政治団体「清和政策研究会」に、多額の政治資金を提供していたことが分かっている。確認できたものだけで、次のような状況だ。

・平成16年:錦秀会から50万円、グループの医療法人「兵庫錦秀会」から100万円
・平成17年:錦秀会から74万円
・平成23年:兵庫錦秀会から30万円、グループの医療法人「睦会」から30万円、同「聖和錦秀会」から30万円
・平成24年:錦秀会から74万円、兵庫錦秀会から30万円、聖和錦秀会から30万円、睦会から30万円

 細田派の中で最も多額の政治献金を受けていたのは中山泰秀防衛副大臣で、同氏が代表を務める政党支部「自民党大阪府第4選挙区支部」には、平成24年から令和元年まで毎年、籔本氏名義で100万円が献金されていた。また、錦秀会グループからも政治資金とパーティ券代を受け取っていたことがわかっており、その額は平成17年から令和2年までで3,628万円に上る。

 錦秀会側はそのほか、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員長でもある橋本聖子元オリパラ大臣、石破茂元幹事長、医療を所管する厚生労働省の田村憲久大臣、木村義男元厚労副大臣、松川るい参院議員といった自民党の議員に加えて、無所属で二階派の細野豪志衆院議員にも献金していた。

 地検特捜部が次に狙うのは、田中英寿日大理事長の立件。総選挙後には、永田町に「政治とカネ」の問題が波及する可能性が出てきた。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2021年10月07日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【HUNTER2021.09.20】:日大疑惑で注目の医療法人グループ、細田派側へ多額の献金

2021-12-11 06:33:20 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【HUNTER2021.09.20】:日大疑惑で注目の医療法人グループ、細田派側へ多額の献金

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.09.20】:日大疑惑で注目の医療法人グループ、細田派側へ多額の献金 

 病院建設を巡って2億円の資金が日本大学から流出したとして、東京地検特捜部が強制捜査に踏み切った。今月8日に家宅捜索を受けたのは、日本大学本部(千代田区)や大学の関連会社「日本大学事業部」(世田谷区)、田中英寿理事長の自宅、田中氏が経営するちゃんこ料理店など。9日には、大阪を基盤とする医療法人「錦秀会」(本部・大阪市)の関連会社2社(X社=大阪市、Z社=東京都港区)も捜査対象となった。その錦秀会グループが、安倍晋三元首相の出身派閥である細田派と同派の議員に、多額の政治献金を行っていたことが分かった。

◇  ◇  ◇

 ある捜査関係者が、こう話す。

 「日大板橋病院の建て替え事業では、東京の会社が設計と監理を24億円で請け負った。日大本体から出たカネが、設計会社を通じて最終的にはZ社に入った模様だ。2億円のうち1億円は日大側に戻っているのではないか」

日大理事らを逮捕 病院建て替えめぐる背任容疑 東京地検特捜部

日大理事の井ノ口忠男容疑者(右)と医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳容疑者(左)

 事件のキーマンの一人として名前が上がっているのが、錦秀会CEOの籔本雅巳氏である。籔本氏が安倍晋三前首相とゴルフをともにする親しい間柄であることは既報の通り。「籔本氏は安倍氏だけでなく、細田派のタニマチという感じです」と話すのは、細田派の衆院議員だ。そこで、政治資金収支報告書を調べてみると、籔本氏や錦秀会グループから細田派の政治団体「清和政策研究会」に、多額の政治資金が渡っていたことがわかった。確認できたものだけで、次のような状況だ。

・平成16年:錦秀会から50万円、グループの医療法人「兵庫錦秀会」から100万円
・平成17年:錦秀会から74万円
・平成23年:兵庫錦秀会から30万円、グループの医療法人「睦会」から30万円、同「聖和錦秀会」から30万円
・平成24年:錦秀会から74万円、兵庫錦秀会から30万円、聖和錦秀会から30万円、睦会から30万円

 細田派の中で最も多額の政治献金を受けていたのは中山泰秀防衛副大臣で、同氏が代表を務める政党支部「自民党大阪府第4選挙区支部」には、平成24年から令和元年まで毎年、籔本氏名義で100万円が献金されていた。また、錦秀会グループからも政治資金とパーティ券代を受け取っていたことがわかっており、その額は平成17年から令和2年までで3,628万円に上る。

 錦秀会側はそのほか、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員長でもある橋本聖子元オリパラ大臣、石破茂元幹事長、医療を所管する厚生労働省の田村憲久大臣、木村義男元厚労副大臣、松川るい参院議員といった自民党の議員に加えて、無所属で二階派の細野豪志衆院議員にも献金していた。

 錦秀会を知る自民党幹部は、次のように話している。

 「錦秀会の籔本氏には、これまで他の事件でも大阪地検特捜部に狙われたりと、かねてからグレーな話があった。日大疑惑をやっているのは東京地検特捜部でしょう。“何も出ませんでした”という話にはならない。総裁選、衆院選があるのに、日大疑惑を気にしている議員は少なくない。それだけ、籔本氏が政界に食い込んでいる証拠であるとともに、首筋が寒い議員も多いってことでしょう。それにしても、森友学園、加計学園そして錦秀会と安倍氏の友人が絡む疑惑が多すぎる。東京地検特捜部のことだから、立件はそう遠くないはず。確実に衆院選に影響しますよ」

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2021年09月20日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER2021.09.17】:「日本大学事業部」代理人からの言いがかり

2021-12-11 06:33:10 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【HUNTER2021.09.17】:「日本大学事業部」代理人からの言いがかり

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.09.17】:「日本大学事業部」代理人からの言いがかり

 先週8日、東京地検特捜部が日本大学本部(千代田区)や関係先の家宅捜索に入った。日大医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の建て替え工事を巡り、2億円もの学内資金が不正に流出した疑いがあるという。

 この日捜索を受けたのは、日大本部の他、疑惑の核心をなすとみられている大学の関連会社「日本大学事業部」(世田谷区)、田中英寿理事長の自宅、田中氏が経営するちゃんこ料理店など。9日までに、大阪市の医療法人グループ「錦秀会」の関係先も事件に関与した疑いがあるとして捜索を受けている。

 キーマンは、日本大学事業部の役員を兼ねている同大学の井ノ口忠男理事。田中理事長の側近で、錦秀会とのブリッジ役を果たしているとみられている人物だ。その井ノ口氏が役員を兼任している「日本大学事業部」の代理人だと称する弁護士が、今年2月、ハンターに信じられない内容のメールを送り付けてきた。

■田中体制下で設立され急成長した「日本大学事業部」

田中氏は2008年に日大の理事長に就任。数年経った頃から、同氏の回りには黒い噂がつきまとうようになる。利権あさり、反社との交際、独裁的な学校運営――。2018年に起きたアメリカンフットボールのタックル問題を契機に日大の歪んだ体質が問題視されるようになったが、誰も田中氏の首に鈴をつけることができなかった。「あの時に退任させていたら」――そう嘆く大学職員やOBは少なくない。

大学で生まれる利権をコントロールする装置が日大事業部だ。同社は2010年設立。自販機、大学グッズ、映像・音声ソフトなどの販売から各種コンサル、不動産、冠婚葬祭、理美容院の経営といったものまで事業目的に列記されている。その数は、なんと74項目。日大に関係する全ての利権を網羅している形だ。現在5人いる取締役は全員同大の理事、学長もその中の一人というのだから呆れるしかない。16学部で学生数約70,000人、卒業生100万超というマンモス大学の物品購入は、ほとんど日大事業部を通すのが通例になっている。同社の年間売り上げは70億円に上る。(*下は、日本大学事業部の商業登記の一部)

■日大事業部代理人からお粗末な“削除要請”

その日本大学事業部の代理人だという弁護士が今年2月、ハンターにとんでもない言いがかりをつけてきた。記事の削除申立てなのだが、あまりの内容の酷さに笑いが起きるほど。手っ取り早く済ませようという魂胆だったのか、申立ては内容証明などではなくただのメールで、しかも合理性のない理不尽な主張だった。以下、その文面である。(*太字加工はハンタ―編集部)

当職は、株式会社日本大学事業部より委任を受けた代理人弁護士です。
依頼会社を代理して、URLで示される投稿(以下、「本件投稿」といいます。)について削除の申し立てを致します。

URL:http://hunter-investigate.jp/news/2018/05/post-1202.html

本件投稿は、依頼会社の出資元である学校法人日本大学の大学名及び当該大学の理事長である田中英壽氏の実名が示されていることから同定可能性を有しています。

本件投稿には、田中氏について「黒い噂が絶えない田中体制」「反社勢力との関係が取り沙汰され、利権に関する話も絶えない」等の記載がされております。

当該記載は、田中氏が反社会的勢力と関係があるとの事実を摘示するものであり、一般の閲覧者に対し依頼会社も反社会的勢力との関係があるかのような誤解や不信感を与えるものであることから、依頼会社の社会的評価を低下させるものとして依頼会社に対する名誉毀損に該当します。依頼会社及び田中氏は暴力団との関係はなく、当該記載は事実と異なるものであることから、違法性阻却事由は存在しません。

また、田中氏や過去に依頼会社の取締役を務めた内田正人氏について、「本当に守ろうとしているのは、学生でなはく”体制”」「大学組織がマヒしているのは確か」「組織が腐った」等の記載がされております。

当該記載は、あたかも田中氏や内田氏が学生よりも自身の立場を守ろうとし、田中氏や内田氏の経営により組織が弱体化しているとの事実を摘示するものであり、一般の閲覧者に依頼会社や田中氏、内田氏に対する誤解や不信感を与えるものであることから、依頼会社の社会的評価を低下させるものとして依頼会社に対する名誉毀損に該当します。田中氏や内田氏が学生よりも自身の立場を守ろうとし、田中氏や内田氏の経営により組織が弱体化した事実は存在しないことから、当該記載は真実性がなく、違法性阻却事由は存在しません。

以上により、本件投稿について削除を申し立てますのでご検討の程よろしくお願い申し上げます。

 

 まず、このメールでは、日本大学事業部が田中理事長の名誉に関する事項についてどのような法律上の関係を有しているのかさっぱり分からない。「一般の閲覧者に依頼会社や田中氏、内田氏に対する誤解や不信感を与えるものであることから、依頼会社の社会的評価を低下させるものとして依頼会社に対する名誉棄損に該当します」と記載されているが、田中氏の社会的評価が低下することと、同社の社会的評価が低下することの間に関連性は認められない。

 代理人弁護士の削除申立ては、田中氏と日本大学事業部が“一体”であることを前提とした論理構成となっているが、田中氏と同社に法的なつながりはない。田中氏は2012年からから14年までの間、同社の役員だったが、その後は役員から外れている。田中氏と日本大学事業部は、まったく別の存在なのだ。

 “田中氏は暴力団とは関係がなく、従って「田中氏が反社会的勢力と関係があるとの事実を摘示」した記事は、日本大学事業部に対する名誉棄損だ”と、この弁護士は主張している。しかし、ハンターの記事では「日本大学事業部」について一切言及しておらず、田中氏と同社を結びつけることは困難。牽強付会も度が過ぎている。

 そもそも、反則タックル事件が起きた2018年当時、日大関係者以外で「日本大学事業部」なる会社の存在を知っていた一般人はどれほどいたのか。確かに田中氏は一躍時の人になったが、日本大学事業部が報道の主役になったことは一度もないはずだ。今年2月になって、日本大学事業部が名誉棄損だ、以前の記事を削除しろ、と言い出した真意がどこにあるのか、まるで見当がつかない。

 合理性を欠いた「言いがかり」に、当方も代理人を立てて反論したが、日本大学事業部の弁護士からはその後何の連絡もない。当然である。記事の内容は、すべて裏付けがあるものばかりだからだ。特に、田中氏と暴力団組長のツーショット写真は複数のメディアによって報じられており、「田中氏が反社会的勢力と関係があるとの事実を摘示」という記事内容は妥当性を欠くものではない。田中氏が「名誉棄損」だと騒ぎ立てるには無理があるし、法的には別個の存在である日本大学事業部には、なおさら名誉棄損を前提とした削除要請をする資格などあるまい。法的な脅しともとれる日本大学事業部代理人の行為に、改めて抗議しておきたい。

 日本大学事業部の代理人が削除を申し立ててきた記事は、リニューアル前のHUNTERが、2018年5月21日に配信したものだ。念のため、再掲しておきたい。

日大反則タックル問題 監督辞任で済まない理由

2018年5月21日

 来年、創立130年を迎える伝統ある大学の誇りが、たった一人の指導者の暴走に汚された。
 日本大学アメリカンフットボール部(通称:フェニックス)の選手が、関西学院大学との定期戦で危険なタックルなどの反則行為をした問題を巡り、同部の内田正人監督が辞任を表明した。「責任は私一人にある」と格好をつけた内田氏だが、事態は収まるどころか悪化する一方だ。
 当然だろう。反則を指示したのは、どう見ても監督自身。その点についての明言を避けたまま、アメフト部の監督だけ辞めるというのは、ただの責任回避に過ぎないからだ。さらに問題を深刻化させているのは、内田氏がオール日大の競技部を統括する保健体育審議会の局長で、常務理事という大学ナンバー2の立場にもあること。日大の経営陣や内田氏が本当に守ろうとしているのは、学生ではなく“体制”なのである。

◆日大の「保健体育審議会」とは

 アメフト部の監督である内田正人氏は、日大の人事担当常務理事。事実上のナンバー2である上に、同大学を代表する体育競技部を統括する「保健体育審議会」のトップである局長を兼任している。監督辞任は当然だが、それだけで事を済まそうとする日大の組織自体に、OBはもちろん、学内からも批判の声が上がる状況だ。

 日大は、17学部に75,000人の学生を抱えるマンモス大学である。学部ごとに、スポーツ系と学術系のサークル(同好会)がある一方、全学から優秀なスポーツ選手を集めて組織されているのが大学本部が統括する「保健体育審議会」だ。学内で「保体審」と呼ばれる保健体育審議会には、現在次の34の競技部が所属している。

 保健体育審議会には、特定のスポーツ種目に優秀な競技記録を有する者のなかから、将来日本を代表するアスリートへの成長が期待できる者を選抜する推薦入学試験制度がある。合格した学生は、保体審各部に所属し、選手として自己研鑽に励むと共に学業に励むこととなる。保体審所属の学生は、“日大生の範”となることが要求される立場なのだ。

 その保体審の選手が前代未聞の悪質な反則を行い、指示を出したのが監督だったとすれば、どうなるか――。アメフト部は保体審に所属する資格を失うはずで、これは「廃部」を意味する。しかも、内田氏は保体審のトップである局長。「伝統あるオール日大の競技部を守る意思があるのなら、内田さんは保体審の局長も辞めるべき」(同大水泳部OB)といった声が上がるのは、当然のことだろう。だが、それだけでは済まない事情がある。

◆元凶は「田中体制」

 「内田氏は、監督、保体審の局長だけでなく、常務理事も辞任すべき」。そう断言するのは、日大OBの国会議員だ。日大は、1889年(明治22年)に、吉田松陰門下生の司法大臣(当時)山田顕義らが創設した「日本法律学校」が前身。1903年(明治36年)に日本大学へと名称変更して以来、総合大学として発展し、卒業生は100万人ともいわれる。マンモス大学だけに組織も巨大。腐敗の温床となりがちだ。現在の経営トップは相撲部の総監督を兼任する田中英壽理事長だが、黒い噂が絶えない田中体制に不満を持つ職員やOBは少なくない。

 日大理事長の下には、総務、人事、財務、企画広報、管財をそれぞれ担当する5人の常務理事がいる。アメフトの内田正人氏は、人事担当だ。理事は5人の常務理事を入れて34人。その下にはさらに、全国から選ばれた126人の評議員がいる。相次ぐ粛清で、田中体制に逆らう役員は少数となっており、組織の正常化は難しい状況だ。

 日大の内情に詳しい現役の評議員はこう話す。
 「来年は、創立130年という記念すべき年だ。国内企業の社長の出身大学トップは、長年日大。校友同士の絆も強く、OBは日大出身ということに誇りを持っている。それが連日、テレビの報道番組やワイドショーで日大、日大……。問題を起こしたアメフトの監督は、追い込まれてようやく取材陣の前に出てくるという始末だ。日大の恥。そいつが常務理事だというのだから、話にならない。監督辞任は当然。大学としては、保健体育審議会の役職も、常務理事の肩書も、さっさと取り上げるべきだろう。できないのは、内田が田中理事長の側近だから。内田は、話されたらまずいことを知る立場なんだ。これでは、130周年を祝うことなんかできない」

 たしかに、内田氏は、田中理事長の側近中の側近。常務理事である内田氏を辞めさせた場合、同氏を重用してきた田中体制が揺らぐのは必至だ。田中理事長としては、内田氏を守らざるを得ない。今月18日に開かれた同大の理事会では、これだけ世間を騒がせているにもかかわらず、アメフト部の問題は議題にすら上らなかったという。大学組織がマヒしているのは確かで、すべての対応が世間の常識から外れていくのには、こうした背景がある。

 日大は、田中氏が理事長に就任してから、おかしくなった。理事長自身の反社勢力との関係が取り沙汰され、利権に関する話も絶えない。反則タックルの学生が在籍するスポーツ科学部は田中理事長が強引に作った学部だが、英語講師の雇い止めや、学習塾に授業を任せるという不適切な実態が明らかになっており、「スポーツ科学部と危機管理学部は失敗。教員不足で授業内容も大学レベルに追い付いていない」(日大職員)といった状況だ。かつての日大では、理事長の独断でムダな学部を作るなどという愚行は起き得なかった。それだけ組織が腐ったという証左だろう。学生不在の歪んだ権力を守るために内田氏を庇うというのなら、日大に“最高学府”としての資格はあるまい。

 ちなみに、記者も日大OB。内田氏だけでなく、田中理事長にも辞任勧告を出しておきたい。日大の歴史を汚したのは、間違いなくこの連中だからだ。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2021年09月17日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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