路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政治資金問題】:参院政倫審、野党は参考人招致や証人喚問視野…与党も「疑惑深まった側面も」

2024-03-15 08:01:50 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政治資金問題】:参院政倫審、野党は参考人招致や証人喚問視野…与党も「疑惑深まった側面も」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政治資金問題】:参院政倫審、野党は参考人招致や証人喚問視野…与党も「疑惑深まった側面も」

 自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、野党は14日の参院政治倫理審査会を受け、国会への参考人招致や証人喚問の要求も視野に攻勢を強める構えだ。一方、与党からも「国民の理解を得られる説明がなかった」と安倍派元幹部らの姿勢に疑問を呈する声が上がっている。

 ■自民刷新本部急きょ開催、「スケジュールありきだ」反発受け…「森元首相ら聴取」求める意見も

 立憲民主党の泉代表は14日、衆参両院の政倫審に出席した安倍派元幹部らの説明について「国民は怒り心頭だ。こんな政倫審であれば何の解明にもならない」と記者団に語った。

 日本維新の会の馬場代表も党会合で「衆院政倫審と同じような繰り返しだ」と批判。2022年4月に安倍元首相がキックバック(還流)を取りやめるよう指示した後も、安倍派で還流が続いた経緯が明らかになっていないことなどを念頭に、「誰が(還流を)言い出したかわからない。肝心な所だけ記憶が抜け落ちている」と述べた。

 立民や共産、国民民主党は今後、国会への参考人招致や発言内容が偽証罪に問われる証人喚問の要求をちらつかせ、揺さぶりを強める考えだ。国民の玉木代表は党会合で「政倫審には限界がある」と指摘し、「参考人招致や証人喚問に移行していかざるをえない」と主張した。

 与党は要求されても拒否する方針だが、立民ベテランは「要求に応じなくても、『自民は真相解明に消極的だ』と国民に印象づけることができる」と語る。

 参院政倫審でのやりとりを巡っては、与党内からも不満の声が上がった。

 自民党の石井準一参院国会対策委員長は14日、記者団に「疑惑の解明には至らなかった」との認識を示した。参院政倫審で与党筆頭幹事を務める自民の佐藤正久参院議員も「残念ながら疑惑は深まった側面もあろうかと思う」と語った。

 衆院政倫審では18日に安倍派の事務総長を務めた下村博文・元文部科学相が出席するが、「実態解明につながらないだろう」(自民若手)との声も漏れる。

 公明党の北側一雄副代表は記者会見で「政倫審に限らず色々な場で説明する機会はある。国民の信頼を回復できるよう、説明責任を果たしてもらいたい」と求めた。

 ◆29人に出席促す文書送付を決定…参院政倫審幹事会

 参院政治倫理審査会は14日の幹事会で、審査会に出席しなかった自民参院議員ら29人に対し、野村哲郎会長(自民)名で出席を促す文書を送ることを決めた。

 政倫審は8日に32人の審査を全会一致で議決し、12日午前を回答期限として出席の意向確認をしていた。出席を希望したのは自民の世耕弘成・前参院幹事長ら3人にとどまり、29人は希望しなかった。

 ■「政治資金問題」最新ニュース

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・参院・政倫審・自民党派閥の政治資金規正法違反事件】  2024年03月15日  08:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政治資金問題】:自民刷新本部急きょ開催、「スケジュールありきだ」反発受け…「森元首相ら聴取」求める意見も

2024-03-15 08:01:40 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政治資金問題】:自民刷新本部急きょ開催、「スケジュールありきだ」反発受け…「森元首相ら聴取」求める意見も

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政治資金問題】:自民刷新本部急きょ開催、「スケジュールありきだ」反発受け…「森元首相ら聴取」求める意見も

 自民党は14日、党本部で政治刷新本部の会合を開き、派閥の政治資金規正法違反事件を受けた党改革案について改めて議論した。7日の会合で執行部は党則改正案などについて一任を取り付けていたが、「議論が不十分」との反発が収まらないことから急きょ開催した。党内では「幕引きを急ごうとするあまり、手続きがおろそかになっている」との指摘が出ている。

自民党の政治刷新本部であいさつする岸田首相(中央)。右は麻生副総裁、左は茂木幹事長(14日午後、自民党本部で)=源幸正倫撮影
自民党の政治刷新本部であいさつする岸田首相(中央)。右は麻生副総裁、左は茂木幹事長(14日午後、自民党本部で)=源幸正倫撮影

 ■安倍派3議員「秘書任せ」連発、不記載解明進まず…西田氏は「なぜ我々が巻き込まれたか」不満示す

 「多くの皆さんから声を聞いてもらいたいという強い声が出され、こういった場を持たせていただいた」

 岸田首相(党総裁)は会合の冒頭でこう述べ、党内の幅広い意見に耳を傾ける姿勢を強調した。

 「多くの皆さんから声を聞いてもらいたいという強い声が出され、こういった場を持たせていただいた」

 岸田首相(党総裁)は会合の冒頭でこう述べ、党内の幅広い意見に耳を傾ける姿勢を強調した。

 刷新本部がわずか1週間で再び会合を開いたのは、所属議員全体に関係する党則改正案などについて、性急に決定したとの批判があったためだ。

 刷新本部は改革案の検討を非公開の作業部会に委ね、議論が党全体に公開されたのは7日の会合が初めてだった。その日の会合は2時間弱で「大筋了承」を意味する一任取り付けへと進み、「納得できない」と不満が噴出。執行部からも「こんなやり方でいいのか」と疑問の声が出ていた。

 14日の会合では、安倍派元幹部らに対し「何らかの処分がなければ地元で説明できない」と責任の明確化を求める声が複数上がった。同派に影響力を維持する森喜朗・元首相らの聞き取りを求める意見も出た。首相は対象者を明言せず、「関係者にしっかり話を聞きたい」と語ったという。

 派閥規制を巡っては、政治資金パーティーは政治団体に開催が許可されていることから、派閥の政治団体化を禁止すべきだとの主張もあった。

 派閥から所属議員に還流し、裏金化されていた資金については、野党から「脱税ではないか」と批判されている。党内には還流資金について「政治活動に使わなかった分は雑所得として税務申告すべきだ」(後藤茂之・前経済再生相)との声があり、会合では納税案も浮上したという。党内では、還流資金の相当額を被災地などに寄付する案も取りざたされている。

 とはいえ、この日の会合で出た意見は、17日の党大会で正式決定される党則改正案などに盛り込まれない方向だ。党幹部は「既に手続きは進んでおり、今日の会合はそれをひっくり返すためのものではない」と語る。党内には不満がくすぶっており、中堅議員は「党大会で区切りをつけようと、スケジュールありきで結論を急いだ結果だろう」と嘆息した。

 ■「政治資金問題」最新ニュース

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・自民党・政治刷新本部・派閥の政治資金規正法違反事件】  2024年03月15日  07:52:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政治資金問題】:橋本氏、10年以上前から還流認識…一方で「裏金の認識なかった」「派閥の会計に関与はなし」

2024-03-15 08:01:30 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政治資金問題】:橋本氏、10年以上前から還流認識…一方で「裏金の認識なかった」「派閥の会計に関与はなし」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政治資金問題】:橋本氏、10年以上前から還流認識…一方で「裏金の認識なかった」「派閥の会計に関与はなし」

 自民党安倍派の政治資金規正法違反事件を巡り、党北海道連会長も務めた元五輪相の橋本聖子参院議員(比例)が14日、参院政治倫理審査会に出席した。派閥のパーティー券収入の一部が議員側にキックバック(還流)されることは「10年以上前から知っていた」と明かした。一方、還流分は寄付金ではなく、橋本氏からの借入金として政治団体の政治資金収支報告書に記載していたと説明。「裏金という認識はなかった」と釈明した。

参院政治倫理審査会に臨む自民党の橋本氏(14日午後、国会で)
 
参院政治倫理審査会に臨む自民党の橋本氏(14日午後、国会で)

 ■参院政倫審、野党は参考人招致や証人喚問視野…与党も「疑惑深まった側面も」

 橋本氏が派閥から還流を受けた金額は2018~22年で計2057万円に上る。このうち政治資金規正法に定められた保存期間にあたる20~22年分について、自身の政治団体と資金管理団体の収支報告書を今月1日付で訂正した。

 冒頭、橋本氏は「政治不信を招き、誠に申し訳ない」と陳謝。還流について10年以上前から知っていたが「派閥の会計や経理への関与はない」と述べた。

 還流された資金の取り扱いは、派閥側から領収書は不要とされたため寄付金で報告書には計上できず、便宜的に政治団体が橋本氏個人から借り入れた資金として計上したと説明。「使途は明らかにしており、政治資金として適正処理されたと考える。私的な流用や報告書以外の支出は一切なかった」と強調した。

 橋本氏は「一度は国会議員を辞めるべきと心に決めたこともあった」と振り返った上で、「議席をいただいた以上、議員としての責任や役割を果たすべきという思いとなった」と話した。

 ■「政治資金問題」最新ニュース

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・参院・政倫審・自民党派閥の政治資金規正法違反事件】  2024年03月15日  07:18:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政治資金問題】:安倍派3議員「秘書任せ」連発、不記載解明進まず…西田氏は「なぜ我々が巻き込まれたか」不満示す

2024-03-15 08:01:20 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政治資金問題】:安倍派3議員「秘書任せ」連発、不記載解明進まず…西田氏は「なぜ我々が巻き込まれたか」不満示す

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政治資金問題】:安倍派3議員「秘書任せ」連発、不記載解明進まず…西田氏は「なぜ我々が巻き込まれたか」不満示す

 「秘書から報告なかった」「事務所で簿外処理していた」――。14日の参院政治倫理審査会では、自民党安倍派から政治資金パーティー収入のキックバック(還流)を受けていた所属議員3人が出席したが、いずれも政治資金収支報告書の不記載への関与を否定した。3氏は監督責任を認めて陳謝したものの、事務所の会計処理を秘書任せにしていたと釈明する姿勢が目立ち、「受け手側」の疑惑解明も進まなかった。

(左から)西田昌司氏、橋本聖子氏、世耕弘成氏(左から)西田昌司氏、橋本聖子氏、世耕弘成氏

 トップバッターの世耕弘成・前参院幹事長は2018~22年の5年間に、還流分1542万円を政治団体の収支報告書に記載していなかった。同派で「5人衆」と呼ばれる幹部だった世耕氏は、「自分の団体が還付金を受け取っている意識がなかった」と釈明。「収支報告書は外部の法律事務所も入れてチェックしていた」と強調したが、還流分は事務所スタッフが現金で簿外管理していたために把握できなかった、とした。

 続いて登場した西田昌司・元参院国会対策委員長代行は、5年間に411万円の不記載が判明した。説明によると、「西田氏が還流を把握すれば派閥に抗議してトラブルになる」と懸念した秘書が、議員本人に相談しないまま還流分を受け取っていたという。西田氏は「なぜ我々が巻き込まれたか。幹部たちは説明責任を果たしていない」と不満もあらわにした。

 不記載額が2057万円にも上った橋本聖子・前参院議員会長は、10年以上前から還流に気づいていたと認めたが、自身の団体の処理について問われると、「秘書から報告があるときと、ないときがあった」などと曖昧な答弁に終始した。

                   ◇

 「5人衆」に名を連ねた世耕氏が出席した参院政倫審。おひざ元の党和歌山県連では昨年11月の懇親会に露出度が高い衣装の女性ダンサーが招かれていた問題も浮上し、有権者からは一層厳しい視線が注がれた。

 和歌山市の果物店主(58)は「『知らなかった』ばかりで残念。しっかりとした説明を聞きたかった」と話し、懇親会の問題には「今は物価高などで生活は厳しい。市民の視点で政治を進めてほしい」と注文をつけた。

 ■「政治資金問題」最新ニュース

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・参院・政倫審・自民党派閥の政治資金規正法違反事件】  2024年03月15日  06:54:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【深層NEWS】:世耕氏の政倫審説明「お金について、蚊帳の外というのは想像つかない」…野田聖子氏

2024-03-15 08:01:10 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【深層NEWS】:世耕氏の政倫審説明「お金について、蚊帳の外というのは想像つかない」…野田聖子氏

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【深層NEWS】:世耕氏の政倫審説明「お金について、蚊帳の外というのは想像つかない」…野田聖子氏

 自民党の野田聖子・元総務相、日本維新の会の藤田幹事長が14日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、同日開かれた参院政治倫理審査会について議論した。

 ■世耕氏、安倍派幹部で還流分「手当て必要」と共有…参院政倫審

 野田氏は、政倫審に出席した世耕弘成・前参院幹事長の説明を巡って、「参院幹事長は相当な権力があり、肝心要のお金について、(自身が)蚊帳の外だったというのは想像がつかない」と指摘。藤田氏は、政倫審について「出席者が責任をかぶらないよう、なんとかやり過ごせるよう頑張ろうという会になっている」と批判した。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・参院・政倫審・自民党派閥の政治資金規正法違反事件】  2024年03月15日  00:24:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政治資金問題】:世耕氏、安倍派幹部で還流分「手当て必要」と共有…参院政倫審

2024-03-15 08:01:00 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政治資金問題】:世耕氏、安倍派幹部で還流分「手当て必要」と共有…参院政倫審

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政治資金問題】:世耕氏、安倍派幹部で還流分「手当て必要」と共有…参院政倫審

 参院政治倫理審査会は14日、自民党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、安倍派(清和政策研究会)幹部だった世耕弘成・前参院幹事長ら3人の審査を全面公開で行った。安倍元首相がキックバック(還流)の中止を指示した後も還流が続いた経緯に関し、世耕氏は2022年8月の同派幹部らの協議で議員らに対する何らかの資金的な手当てが必要だとの方向性が決まったと明らかにした。

 ■[深層NEWS]世耕氏の政倫審説明「お金について、蚊帳の外というのは想像つかない」…野田聖子氏

 政倫審に出席したのは、参院安倍派会長を務めた世耕氏のほか、いずれも同派に所属した西田昌司・元参院国会対策委員長代行、橋本聖子・前参院議員会長。

 同派を巡っては、22年4月に当時会長だった安倍元首相が還流の取りやめを指示し、安倍氏の死去後に世耕氏、塩谷立・元文部科学相、下村博文・元文部科学相、西村康稔・前経済産業相らが還流の是非を協議した経緯がある。

参院政倫審で答弁する自民党の世耕弘成・前参院幹事長(14日午前、国会で)=川口正峰撮影参院政倫審で答弁する自民党の世耕弘成・前参院幹事長(14日午前、国会で)=川口正峰撮影

 世耕氏は協議が8月5日に行われたことを明らかにし、「意見交換の場であった」と語った。パーティー券の販売ノルマを超過した議員らに対し「(現金還付以外の方法で)手当てしなければならないという方向性は決まった」と説明する一方、還流に対する「違法性の認識は全くなかった」と強調した。

 還流の継続が決まったことについては自身の関与を否定し、「誰が決めたか私も知りたい」と語った。西田氏は「安倍氏が『やめろ』と言ったのに続けていた派閥幹部は責任重大だ」と批判した。

 参院安倍派では、参院選の年に改選を迎えた議員の政治資金パーティー券の販売ノルマを免除し、販売分を全額還流していた疑惑も浮上している。世耕氏は全額還流を認めた上で「報道されるようになって初めて知った」と説明。「ノルマがないというルールがどこからか始まって運用されていた」とした。橋本氏は「全く存じ上げなかった」と語った。

 還流が始まった時期に関しては、世耕氏は「分からない。少なくとも十数年前には始まっていたと思う」と述べた。

 ◆下村氏、18日審査で合意

 衆院政治倫理審査会は14日の幹事懇談会で、自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、18日午後に安倍派事務総長を務めた下村博文・元文部科学相の審査を実施することで合意した。下村氏は、12日に政倫審への出席を田中和徳会長宛てに申し出ていた。

 ■「政治資金問題」最新ニュース

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・参院・政倫審・自民党派閥の政治資金規正法違反事件】  2024年03月14日  21:53:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・03.08】:求心力衰えるばかりの茂木派 「取り扱いマニュアル」今でも?

2024-03-15 07:40:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【政界地獄耳・03.08】:求心力衰えるばかりの茂木派 「取り扱いマニュアル」今でも?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・03.08】:求心力衰えるばかりの茂木派 「取り扱いマニュアル」今でも? 

 ★「官僚も舌を巻く頭脳明晰(めいせき)」と言われながら、「部下や後輩議員への面倒見の悪さ」や「厳しい対応」がたびたび報じられ「瞬間湯沸かし器」とまで言われる自民党幹事長・茂木敏充。主要閣僚をこなしている時はポスト安倍の筆頭と呼ばれ、昨年秋口まではポスト岸田のひとりと言われた。ところが、一連の政治とカネや裏金問題で茂木派からの離脱が相次ぎ、派閥を維持しているものの求心力は衰えるばかり。

Photo by gettyimagesPhoto by gettyimages
 
 ★国会では4日の参院予算委で「茂木敏充政策研究会」から「茂木敏充後援会総連合会」に10年間で合わせて約3億2000万円が移動していることを、立憲民主党参院議員・蓮舫が指摘。同派の他の議員も同じことをしており「茂木派方式」ではないかという手口である。共同通信によれば幹事長の「政策研究会」が、使途公開基準の緩い政治団体「後援会総連合会」に毎年多額の資金を寄付して支出の具体的な内容が不透明になっている仕組みで、資金移動が09~22年の14年で4億4000万円に上った。幹事長の事務所は「政治資金を法令に従い適切に処理し、収支を適正に報告している」とするが旧安倍派同様、法の抜け道を頭脳明晰に処理したのだろうか。

 ★そこで思い出すのが21年11月、幹事長に就任した直後に出回ったA4サイズ22枚にわたる14年の経産相時代に同省が作成したといわれる「大臣出張等メモ」と呼ばれる茂木取り扱いマニュアル。飲食の好みはともかくも、「移動」の項目では「大臣は気が短く無駄が大嫌いで、自分の思ったとおりでのスケジュールじゃないと機嫌を損ねる可能性が高い」とあり、「タバコ」に関しては「プライオリティ最優先、何よりもまずタバコ。タバコが吸えるか吸えないかで大臣の機嫌が大きく変わる。ありとあらゆる場所で吸える環境を最大限整えることが必要」など、もう嗜好(しこう)のレベルを超え、わがままかパワハラの域といえる。どうかその頭脳明晰さを蓄財に役立てず、国民のために生かしていただきたい。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年03月08日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年03月13日 今日は?】:青函トンネル開業

2024-03-15 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2024年03月13日 今日は?】:青函トンネル開業

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年03月13日 今日は?】:青函トンネル開業

 ◆3月13日=今日はどんな日

  新選組の日

 ◆出来事

  ▼東北大学医学部で日本初の体外受精による妊娠に成功。10月に女児誕生(1983)▼青函トンネル開業(1988)▼無罪を主張しながら死刑判決が確定した袴田巌さんについて、東京高裁が再審開始を認める決定(2023)

イメージ
 青函トンネルを抜けて本州に躍り出た特急「スーパー白鳥」789系0番台。新幹線八戸開業を機に登場した。
イメージ
 新幹線と貨物列車が同じ線路を走るようになった津軽海峡線。上はJR北海道のH5系、下はJR貨物のEH800形。

 ◆誕生日

  ▼吉永小百合(45年=女優)


©文藝春秋

吉永小百合(1961年8月撮影)

          吉永小百合(1961年8月撮影)

 ▼田中義剛(58年=タレント)▼コロッケ(60年=タレント)▼今田耕司(66年=タレント)▼戸田菜穂(74年=女優)▼小渕健太郎(77年=コブクロ)▼大東駿介(86年=俳優)▼中島健人(94年=Sexy Zone)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年03月13日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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