路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳・03.22】:トランプ商法阻むのは外交より裁判か

2024-03-29 07:40:10 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【政界地獄耳・03.22】:トランプ商法阻むのは外交より裁判か

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・03.22】:トランプ商法阻むのは外交より裁判か

 ★米トランプ前大統領や関連企業が所有する不動産の価値を不当に高く評価し、金融機関から有利な条件で融資を受けていたことをめぐる訴訟でニューヨーク州の裁判所が2月、金利を含め約4億5400万ドル(約681億円)の支払いを命じた。だが、約30社の保証会社への打診はすべて断られ、資産売却が現実的になっている。トランプはほかにも、25日に「口止め料」事件がニューヨーク地裁で初公判。5月20日には「機密文書」事件がマイアミ連邦地裁で初公判と4大刑事裁判が始まる。選挙資金は潤沢でも、裁判資金調達という金策が「もしトラ」を阻む可能性がある。

 ★その間を縫って5月7日、ロシアのプーチン大統領就任式に電撃出席するのではないかとの臆測がある。19日、トランプは英国メディアに「米国が北大西洋条約機構(NATO)の大部分を負担しているのに、なぜ大金を持っている国々を守らなければならないのか」とNATO加盟国が防衛費をさらに負担しない限り、米国はロシアによる将来の攻撃からNATO加盟国を防衛しないという持論を訴えた。この訪ロがNATOを緊張に陥れるのは明白だ。一方、在日・在韓米軍撤退が持論のトランプがそれをぶち上げなくとも、プーチンが日本から米軍が撤退すれば、日ロ平和条約や北方領土返還を口にしたり、北朝鮮が拉致被害者について国交樹立に言及した場合、どうなるだろう。

 ★本来は沖縄の米軍基地負担などが解決するわけだが、悲願達成と思うのは国民だけ。国体の護持は米国にありを体現してきた外務省や防衛省はその根幹を失いかねない。何が何でも在日米軍と日米安保条約維持をもくろむだろう。あからさまな現状維持工作になりふり構わぬ行動にも出かねない。保守政党のはずの自民党も劇的なパワーバランスの変化に思考停止になるだろう。で、結局NATOへの手法と同じで防衛費の増強、つまり米国兵器の購入を強いられる。トランプ外交はトランプ商法だと見抜き、それを逆手に取る官僚も政治家もいないか。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年03月22日  08:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【政局】:どんどん狂う岸田首相の「裏金処分」幕引きシナリオ…政倫審でのウソ発覚、森元首相「関与」証言も

2024-03-29 07:05:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【政局】:どんどん狂う岸田首相の「裏金処分」幕引きシナリオ…政倫審でのウソ発覚、森元首相「関与」証言も

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:どんどん狂う岸田首相の「裏金処分」幕引きシナリオ…政倫審でのウソ発覚、森元首相「関与」証言も

 自民党派閥の裏金事件をめぐり「私が先頭に立って」と、岸田首相(自民党総裁)自ら乗り出した安倍派幹部4人への追加聴取。26日は、安倍会長の下で会長代理を務めた塩谷立氏、下村博文氏の両元文科相、27日は事務総長だった西村康稔前経産相と世耕弘成前参院幹事長への聞き取りが行われた。

<picture>心は訪米でも…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

  心は訪米でも…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 この4人だけで聴取は終わらないということなのか、岸田首相は27日の参院予算委員会で、「必要な調査を追加で行うことも考えたい」「来週に向けて続けていくつもり」と答弁した。再聴取は「セレモニー」「パフォーマンス」との批判をかわす目的か。どうも当初からの予定が変わってきた。

 岸田首相が描いているのは、来週4月上旬にも処分にケリをつけて、9日からの国賓訪米前に裏金問題を幕引きするシナリオだ。しかし、雲行きは怪しい。

 27日は政治倫理審査会での世耕氏のウソが発覚。安倍派の裏金キックバックについては2022年8月の謀議が“焦点”になっているが、新たに安倍元首相が存命中の同年3月にもキックバックの扱いについての協議が行われていたことが分かったのだ。派閥の細田博之前会長、安倍、西村、世耕の4氏が参加していたという。

 この3月の協議の存在について、世耕は政倫審で野党議員に質問された際、「スケジュール表にも記憶にも残っていない」と答えていたが、やはりウソだった。

 「裏金事件の実態解明には、偽証罪に問われる証人喚問をやらなきゃ意味がないということです」(政治評論家・本澤二郎氏)

<picture>安倍派幹部の一部が森元首相の関与を証言(C)日刊ゲンダイ</picture>

 安倍派幹部の一部が森元首相の関与を証言(C)日刊ゲンダイ

 ■処分「選挙での非公認」浮上にも「大甘」だとの批判

 安倍派幹部らへの処分について「選挙での非公認」が浮上していることにも、「大甘」だとの批判が上がっている。

 27日の参院予算委で岸田首相は野党議員から「コロナ禍で銀座のクラブ通いをしていた銀座3兄弟は離党勧告。どっちが悪質なのか」と追及された。自民党内でも「『非公認』や『党員資格停止』では有権者は厳しいとは受け止めないだろう」(中堅議員)との声がある。

「『非公認』は裏を返せば、選挙までは普通に自民党にいるということ。少なくとも離党勧告や除名じゃなければ、国民は納得しないでしょう。大多数の裏金議員が『戒告』程度と言われているのもナンセンス。大甘処分は国民を愚弄している」(本澤二郎氏)

 そのうえ、岸田首相の聴取を受けた安倍派幹部の一部が「キックバック再開の判断には森元首相が関与していた」という新たな証言をしたと、27日に日本テレビが報じた。だとすると、森元首相も聴取対象になってくる。野党は森元首相の参考人招致や証人喚問をますます要求するだろう。

 いよいよ岸田首相の「幕引きシナリオ」は狂ってきた。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックス】  2024年03月29日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【疑惑】:岸田派から消えた「裏金558万円」…それでも首相は“お咎めナシ”でいいのか?

2024-03-29 07:05:40 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【疑惑】:岸田派から消えた「裏金558万円」…それでも首相は“お咎めナシ”でいいのか?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:岸田派から消えた「裏金558万円」…それでも首相は“お咎めナシ”でいいのか?

 自民党執行部は、来週にも裏金を受け取っていた安倍派と二階派の議員、約80人に処分を下す予定だ。安倍派の幹部は、最低でも「次の選挙は公認しない」という処分になると予想されている。

 ところが、派閥のパーティーを利用して裏金をつくり、事務方が立件されたのは岸田派も同じなのに、派閥会長だった岸田首相は“お咎めナシ”になりそうだという。岸田本人も処分を受ける気はサラサラないようだ。

<picture>岸田派にもキックバック疑惑が浮上(2023年都内で開催された宏池会と語る会)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 岸田派にもキックバック疑惑が浮上(2023年都内で開催された宏池会と語る会)/(C)日刊ゲンダイ

 25日の参院予算委員会。自身の処分について聞かれた岸田は「自民党の歴史のなかで現職の総裁が処分された例はない」と説明。「(岸田派は)支出については何ら問題はないとされている。議員への移転も生じていない」と開き直ってみせた。

 要するに、派閥として裏金はつくったが、議員にキックバックしていないから「処分は不要」という理屈らしい。

 しかし、この理屈に国民が納得するのかどうか。さらに「議員への移転も生じていない」という説明そのものに疑問が生じはじめている。「週刊ポスト」最新号が、<岸田首相が“宏池会のドン”に『裏金558万円』キックバック疑惑>と報じ、国会でも26日、この問題を野党議員が取り上げたのだ。

 岸田派は、派閥パーティーの収入「3059万円」を収支報告書に記載していなかったとして、会計責任者が略式起訴され、有罪が確定している。

 裏金が発覚した岸田派は、その後、収支報告書を訂正したが、なぜか訂正額を「3059万円」ではなく、「2501万円」としているのだ。差額の「558万円」が宙に浮いた形になっている。

 差額の「558万円」はどこに消えたのか。偶然なのか、岸田派が収支報告書を訂正した6日後の1月24日、宏池会(現岸田派)の前会長だった古賀誠・元幹事長が代表を務める政治団体「古賀誠筑後誠山会」が、過去3年分遡って、収入総額が「558万円」多かったと収支報告書を訂正しているのだ。

 ここまで金額がピタリと一致するものだろうか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。

「もし、岸田派の裏金3059万円から、古賀誠サイドに558万円が渡っていたとしたら、これまで岸田首相がしてきた説明と大きく食い違ってきます。なぜ、収支報告書の訂正額が3059万円でないのかも含めて、岸田首相は国会で説明すべきです」

 疑問をウヤムヤにしたままの幕引きは許されない。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックス】  2024年03月29日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日銀】:あるぞ追加値上げ…「次のタイミング」は7月か? 悩める植田総裁の“胸の内”

2024-03-29 07:05:10 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀】:あるぞ追加値上げ…「次のタイミング」は7月か? 悩める植田総裁の“胸の内”

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀】:あるぞ追加値上げ…「次のタイミング」は7月か? 悩める植田総裁の“胸の内”

 日銀がマイナス金利を解除して「利上げ」したのに1ドル=151円台の円安に進んでしまった。想定外の事態になり、物価高加速で家計を圧迫する懸念が強まっている。

<picture>物価高抑制のために「次の利上げ」を…(参院財政金融委員会での植田和男日銀総裁)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 物価高抑制のために「次の利上げ」を…(参院財政金融委員会での植田和男日銀総裁)/(C)日刊ゲンダイ

 そんな中、日銀の植田総裁は21日、参院財政金融委員会に出席。19日にマイナス金利解除に踏み切ったことについて、自民党議員から「物価安定目標の達成を見極める前に正常化を焦ってはいないか」などと問われた。これに対し植田総裁は、政策転換のタイミングが遅れた場合に「物価が2%の上昇率できちんと止まるかどうか、はっきりしない。アップサイド(上昇方向)のリスクも上がってくることを考え、判断した」と説明した。

 ■11月の大統領選までに

 「利上げが4月ではなく3月だったのは、日銀が11月の米大統領選を意識しているからのようです。大統領選の結果次第で状況が不安定になる前に、次の追加利上げを実施したいと考えている。次回4月の金融政策決定会合は25、26日ですから、4月では遅い。3月なら11月まで半年以上の期間があります。次は短期金利の誘導目標である政策金利を、現状の0~0.1%から0.25%へ引き上げることになるでしょう」(金融ジャーナリスト・森岡英樹氏)

  日銀の政策変更後、円相場が一気に2円も円安方向に進んだのには、「次の利上げ」を求める市場の催促相場の意味合いもあるという。投機的な動きも絡む急激な円安に、21日は鈴木財務相も「高い緊張感を持って注視したい」と牽制していた。

 日銀は物価高抑制のために、追加利上げで早めに動かざるを得なくなるのではないか。

 「21日の国会での植田総裁の答弁でわかるように、日銀はインフレ対策が後手に回っているという意識をかなり持っていますよ」と言うのは経済評論家の斎藤満氏だ。さらにこう続ける。

 「中央銀行は本来、インフレを未然に抑えなきゃいけない。学者の植田総裁はよくわかっていると思います。日銀は本音ではもっと早いタイミングで利上げしたかった。もっとも、植田総裁が『緩和的な金融環境を継続』と言ってしまったこともあり、次の利上げは緩やかなタイミングにならざるを得ない。四半期に1度なら許容範囲。次の利上げは7月と、日銀は考えているでしょう。順調に行けば、年内12月に、もう一度利上げして0.5%まで戻したいのではないか」

 利上げでも円安基調を受け、東証は21日、4日につけた史上最高値を更新した。植田総裁には悩ましい日々が続く。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックス】  2024年03月22日  13:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年03月27日 今日は?】:東京市が米国に贈呈したサクラの苗木がワシントンD・Cのポトマック川に植樹される

2024-03-29 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2024年03月27日 今日は?】:東京市が米国に贈呈したサクラの苗木がワシントンD・Cのポトマック川に植樹される

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年03月27日 今日は?】: 東京市が米国に贈呈したサクラの苗木がワシントンD・Cのポトマック川に植樹される

 ◆3月27日=今日はどんな日

  一粒万倍日(開運日)

 ◆出来事

  ▼日露戦争の第2回旅順口閉塞(へいそく)作戦が行われ、広瀬武夫海軍中佐が戦死(1904)▼東京市がアメリカに贈呈したサクラの苗木がワシントンD・Cのポトマック川ほとりに植樹される(1912)▼日本が国際連盟に脱退を正式通告(1933)

2010年の全米桜祭り中のジェファーソン記念館

ポトマック河畔に桜の木を植えることを提案したエリザ・シドモア

 ◆誕生日

  ▼宮本信子(45年=女優)▼山口良一(55年=俳優)▼松本孝弘(61年=B’z)▼青木さやか(73年=タレント)▼塙宣之(78年=ナイツ)▼知花くらら(82年=タレント)▼悠木碧(92年=タレント)▼永野芹佳(01年=AKB48)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年03月27日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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