《ひと・01.11》:ヤン・トゥーレさん=日本の陶芸の魅力をフランスに紹介
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《ひと・01.11》:ヤン・トゥーレさん=日本の陶芸の魅力をフランスに紹介
◆ヤン・トゥーレ(Yann Touret)さん(43)
2024年11月12日から約1カ月間、日本に滞在し、三重県以西の陶芸家約30人を訪ね歩いた。自分の店舗で作品を扱う陶芸家との再会や新規開拓が目的の「セラミックツアー」は、東日本中心だった23年に続き、今回で2回目だ。各地で作陶に使う土や釉薬(ゆうやく)、技法も異なるなど、日本の陶芸の多様さに改めて驚き、興味は尽きないという。
フランス北西部ブルターニュ地方で生まれた。無印良品のパリの店舗に就職した後、源氏物語を通じて日本の文化に興味を抱き、08年に旅行で初めて日本を訪れた。滞在した京都の民宿では、提供する料理や和菓子に合わせて多種多様な陶磁器を使いわけており、手作りの素朴さ、繊細さに引かれた。
■この記事は有料記事です。残り317文字(全文644文字)
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【ひと】 2025年01月11日 02:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます