【話題】:安全保障枠組み「オーカス」米、英、豪の3カ国首脳が極超音速兵器の開発で連携を表明
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:安全保障枠組み「オーカス」米、英、豪の3カ国首脳が極超音速兵器の開発で連携を表明
米国、英国、オーストラリアの安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の3カ国首脳は5日の声明で、音速の5倍以上の速度で飛行し迎撃困難とされる極超音速兵器の開発で新たに連携すると発表した。ウクライナに侵攻するロシアに対峙(たいじ)する姿勢を示し、中国をにらみ自由で開かれたインド太平洋への関与も再確認。国際秩序維持に揺るがぬ決意を表明した。
極超音速兵器は米中ロなどが開発競争を進めており、ロシアは3月、ウクライナで極超音速ミサイルを実戦に初投入したと発表した。オーカスはオーストラリアへの原子力潜水艦導入方針が柱の一つで、協力の幅を拡大した。
バイデン米大統領と英国のジョンソン、オーストラリアのモリソン両首相は声明で、ロシアによる理不尽で不当なウクライナ侵攻を踏まえ、人権や法の支配、紛争の平和的解決などを尊重する国際体制を堅持していく考えを強調した。
極超音速兵器を巡る開発に加え、電子戦においても電磁波領域の競争が激しくなっているとして、3カ国は技術面などの認識を共有するために連携。サイバーや人工知能(AI)、量子技術の分野などでの協力も深める。
米英がオーストラリアを技術面で支援する原子力潜水艦導入を巡っては、世界の核不拡散体制を強化すると強調。導入計画が進んでいるとして歓迎し、オーストラリアと技術を共有する方法を確立すると約束した。
米国は昨年9月、英豪とオーカスの創設を発表。日豪印との協力枠組み「クアッド」も重視して、中国包囲網を強化している。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・米国、英国、オーストラリアの安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の3カ国首脳・音速の5倍以上の速度で飛行し迎撃困難とされる極超音速兵器の開発で新たに連携すると発表】 2022年04月06日 09:23:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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