民主主義は「多数決」だと勘違いしている!?
だから議会の多数党・多数会派が「横暴」になる!
しかし、「民主」「主義」とは
どれだけ国民を尊重したか!ということなのだ!
そもそも議会の多数会派は住民の多数を反映していない!
何故か!
投票率・得票率・絶対支持率を視れば明らかだ!
因みに
2015年4月県議会議員選挙結果
有権者595万9279人
投票者249万1811人
棄権者346万7468人
投票率41.81%
自由民主党獲得票
当選者34人 85万0113票(得票率35.59)
落選者09人 10万8047票(得票率35.17%)
合計 95万8160票(絶対支持率16.08%)
当選者34人+無投票当選者11人=45人
自由民主党議席占有率42.86%
選挙後の会派移動
会派離脱議員1人・会派参加議員5人
合計 自由民主党議員49人(議席占有率46.67%)
会派移動議員の選挙当選者37人
当選者獲得票89万3206票(得票率36.67%)
落選者獲得票10万8047票(得票率35.17%)
合計100万1253票(絶対支持率16.80%)
49選挙区の内訳と自由民主党当選者数(無投票当選者)(選挙当選者数)
1人区(15)(3人)(04人)=07人
2人区(17)(6人)(10人)=16人
3人区(14)(2人)(14人)=16人
4人区(01)(0人)(02人)=02人
5人区(02)(0人)(04人)=04人
合計49選挙区・105議席・11人・34人=45人
絶対支持率16.80%の自由民主党が
選挙制度のカラクリを使って
議席占有率46.67%を獲得し
議会内の多数会派の力をもって多数決で
少数会派の発言権を奪うことは許されるか!
これが民主主義と言えるか!
神奈川県議会報道と検証してみると・・・
憲法を活かす!課題が見えてくる!
“民主主義ないがしろに”/神奈川県議会 共産党が「猛省」決議に反対
【しんぶん赤旗】2016年05月17日
神奈川県議会で起きている これまでの経緯まとめ #神奈川県議会
更新日: 2016年05月13日
神奈川県議会5会派、共産に猛省求める決議案
「議会運営に混乱」本会議提案へ
2016.5.14 07:09更新
http://www.sankei.com/region/news/160514/rgn1605140053-n1.html
共産党県議団に所属する議員による不手際や問題発言が相次いだことをめぐり、県議会は12日夜、議会運営委員会を開き、共産党を除いた5会派(自民党、かながわ民進党、公明党、県政会、県進会)が共同で「共産党の議会運営に関する猛省を求める決議案」を本会議に提案する方針を決めた。
共産党は昨年4月の県議選で議席をゼロから6に増やし、代表質問ができる「交渉会派」となったものの、委員会で議員の海外調査を批判したり、発言内容を二転三転させるなど問題発言が相次いで他会派との溝が深まっていた。議会運営を混乱させた責任を取るとして今年の第1回定例会では代表質問を辞退した。
その後も本会議で請願の賛否を間違える不手際があったため、他会派が共産党の代表質問辞退を求めていた。11日から議運で共産党との協議が断続的に続けられていたが、共産党の代表質問を事実上制限する取り決めについては採決を見送った。
決議案では、「(共産党は)議会運営に携わる交渉団体としてはあまりにも未成熟と言わざるを得ない事態が引き続き生じている」と指摘。「議会運営を混乱させてきたことを重く受け止め、二度とこのような事態を招くことがないよう猛省を求める」とした。
共産党県議団の井坂新哉団長は12日の議運で、「ミスを無くすのが大切で、団で改善の(ための)論議をしている。今後の取り組みも見てほしい」と強調。一方、土井隆典議長は「交渉会派としての自覚を持って、こういう場では打開策を見つけるべく自らの門を閉めることのないようにしてほしい」と注文を付けた。(引用ここまで)
【神奈川県議会】自民「共産は未熟なので代表質問から外そう」とパージ
2016年5月12日 16:33
http://tanakaryusaku.jp/2016/05/00013615
【神奈川県議会】共産党県議が不適切発言やミス繰り返し、議会進行を著しく停滞させる ⇒ 自民や他会派、共産に『猛省促す決議案』提案へ
【神奈川新聞】 2016/05/12 20:30
≪トレンド1位≫神奈川県議会で共産党議員から質問権を奪おうとする大事件が発生中!傍聴人のいない深夜に議会を開催!
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/864.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 12 日 10:15:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
神奈川県議会・日本共産党県議員団の代表質問制限に対する抗議行動と神奈川県議会議員・君嶋ちか子氏、大山奈々子氏インタビュー 2016/05/12
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/301375
神奈川県議会、共産に代表質問させない? 不手際で混乱
2016年5月12日20時22分
http://www.asahi.com/articles/ASJ5D3FX1J5DULOB00N.html
神奈川県議会 共産党代表質問 制限できず
県民の抗議のなか見送り
赤旗 2016年5月14日(土)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-05-14/2016051401_04_1.html
神奈川県議会の議会運営委員会は12日、日本共産党県議団(6人、井坂新哉団長)の代表質問をさせないための内規の見直しを見送りました。多くの人が傍聴にかけつけるなど、県民の抗議のひろがりが大きな力になりました。
議運は、11、12の両日、共産党県議団に代表質問をさせなくすることについての協議をしていました。傍聴席には定員16を超える市民がつめかけました。
11日の議運で、井坂議員が「議員の発言に制限をかけることは、少数意見や多様な意見を反映するという議会制民主主義と相いれず、制限は認められない」と主張しましたが、共産党以外の各党・会派は、代表質問に関する内規を見直すための採決を求めました。これに対し、土井隆典議長が再度の議論を提案。各党・会派は、翌日に議論を持ち越すことになりました。
翌12日の議運では、各党・会派が議長提案を受けて、内規の見直しを見送りました。
同時に、自民党議員が「共産党議員団は交渉会派としてあまりに未成熟」だと主張し、猛省を求める決議案を提案、賛成多数で決めました。
共産党の井坂新哉団長の話 議長の提案を他の委員も受け止め、結果的に代表質問を制限しない結論を得られたことは当然のこととはいえ良かったです。多くの市民のみなさんに声を上げていただきました。今回の問題は、共産党議員団のミスへの指摘から始まったことも事実です。今後、このようなことがないように努めます。(引用ここまで)
住民の身近な生活決定する条例を制定する地方議会で
民主主義=住民尊重のシステムが崩壊している!
これが憲法の保障する地方自治と言えるか!
共産党排除のため、交渉会派要件を恣意的に変更 これこそ猛省すべきこと 神奈川県議会
前回の神奈川県議会での共産党の躍進(2名から6名)は1999年、16年前の選挙でした。訂正します。
この時の選挙後、交渉会派の要件を「自民、民主、公明、県政が、5人以上から、8人以上に強引に引き上げました。「与党ペースの『共産排除』とも受け取られる動き」と新聞報道されました。全国の都道府県議会で見ても、交渉団体として認める最低所属議員数は、2007年7月時点で3から5が多くなっており、8人以上となっているのは神奈川県のみでした。」(しんぶん赤旗2011年5月24日)
そしてその後、2011年の選挙後、共産党が議席を空白にすると「神奈川県議会で代表質問などが行える交渉会派の資格要件について、現行の8人以上から、4人以上に引き下げることが、自民党、民主党、みんなの党、公明党の主要会派団長協議会で、このほど決定されました。その結果、自民、民主、みんな、公明のほか、8人から6人に減らした保守会派の県政会も交渉会派となりました。
交渉会派制度は、合理的な根拠はありません。
少数会派は団長協議会に参加できず、議会運営委員会に委員を出せないなど議会運営から排除されます。
代表質問もできないなど多くの問題を持っています。
日本共産党は、「全会派合意に基づく民主的な議会運営こそ、県民の願いにこたえられる」と改善を求めてきました。」(同)
余りにも露骨な共産党排除の神奈川県議会の歴史的な経過。 これこそ猛省を促すべきこと!(引用ここまで)