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NHK 米軍ヘリ小学校上空飛行 沖縄県知事「とんでもない状況」 1月19日 18時26分 米軍ヘリ 窓落下
先月、アメリカ軍のヘリコプターからグラウンドに窓が落下した沖縄県宜野湾市の小学校の上空を18日、再びアメリカ軍のヘリコプターが飛行したとされることについて、沖縄県の翁長知事は「極めて残念で、とんでもない状況だ」と述べた上で、上空を飛行していないとするアメリカ軍の説明は信用できないという考えを示しました。
沖縄県議会が抗議決議を可決
沖縄県内では、去年12月、アメリカ軍の普天間基地に隣接する宜野湾市の小学校のグラウンドにアメリカ軍のヘリコプターの窓が落下したほか、今月6日と8日にアメリカ軍のヘリコプターがうるま市や読谷村に緊急着陸するなど、軍用機の事故やトラブルが相次いでいます。
これを受けて、沖縄県議会は19日、臨時の本会議を開き、「緊急着陸や事故が短期間に相次いで発生する極めて異常な事態が続き、強い憤りを禁じえない」などとする抗議決議を全会一致で可決しました。
決議では、普天間基地に配備された軍用機が民間地の上空で飛行や訓練を中止することや、事故やトラブルの原因の究明と公表を行うこと、それに、沖縄に駐留する海兵隊を国外・県外に早期移転することなどを求めています。
沖縄県議会は19日、可決した決議を駐日アメリカ大使や在日アメリカ軍、それに、普天間基地の司令官などに届けることにしています。
官房長官「上空飛行しないよう求めていく」
防衛相「あってはならないこと」
市民からは不安の声
先月、アメリカ軍のヘリコプターからグラウンドに窓が落下した普天間第二小学校がある沖縄県宜野湾市では、19日も普天間基地を離陸した軍用機が市街地の上空を繰り返し、旋回しました。
普天間第二小学校の上空では、18日、再びアメリカ軍のヘリコプターが飛行したのを沖縄防衛局が確認していますが、アメリカ軍は飛行していないと否定しています。
こうした状況について、宜野湾市民からはアメリカ軍に対する不信の声が聞かれました。このうち、70歳の男性は「アメリカ軍は訓練のことしか頭になく、沖縄のことは考えていない。飛行するのは当たり前だと思っているのではないか」と話していました。
また、41歳の女性は「事故が起きるたびに日米両政府は話し合いをしているが、実際には飛んでいる。何も変わらないのかと思うと悲しくなる」と話していました。
普天間第二小学校を視察に訪れた宜野湾市の佐喜真市長は、「小学校の上空の飛行は遺憾で、アメリカ軍は最大限配慮しているのか疑わざるをえない。小学校の上空を飛ばないことを着実に実施してほしい」と話していました。
予定ルート外れた可能性も
こうした中、先月、アメリカ軍のヘリコプターから窓が小学校に落下する事故が起きたことを受けて、防衛省と在日アメリカ軍は、「最大限、可能なかぎり」と表現を強めて、学校上空の飛行を避けるためのルールに合意しました。
その後、沖縄防衛局が普天間第二小学校に職員を派遣するなどして確認を続け、この1か月ほどはルールどおり小学校の上空の飛行は確認されていませんでした。
しかし、防衛省によりますと、18日午後1時25分にアメリカ軍のヘリコプター3機がルートを外れて小学校の上空を飛行したのが、設置したカメラの映像と職員の目視の双方で確認されたということです。
これに対し、沖縄に駐留するアメリカ軍はNHKの取材に対し、「パイロットは小学校上空での飛行を避けており、レーダーの航跡やパイロットへの聞き取りからそれを確認している」と上空の飛行を否定しています。
一方、防衛省は「普天間基地を離陸したアメリカ軍の軍用機は普天間第二小学校の手前で旋回するケースが多く、飛行コースが小学校の上空にかかっていないか注意深く見ているが、きのうは小学校の手前ではなく上空で旋回したのを確認した」としています。
日米の見解が分かれていることについて、自衛隊の複数のパイロットは「ヘリコプターは小学校の手前で旋回しようとしたものの、何らかの理由でルートを外れ、飛行コースが小学校の上空にかかった可能性も考えられる。当時の風の影響や管制官の指示の内容などを確認すれば、より詳しい状況がわかるのではないか」と話しています。