愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

日大の宮川選手内田正人監督を忖度してやった行為は大喝!しかし正直に自ら出て証言したことには大アッパレ!アベ政治とリンクして論じるとどうなるか!国民は目を覚ました方が良い!

2018-05-22 | スポーツと民主主義

そもそもスポーツとは何か!

スポーツの理念とそれを具体化するためのルールは人間的・人類の知恵の最高の価値!

スポーツの理念・ルールは

国際法・日本国憲法の理念を具体化したもの!

スポーツ基本法(平成23年法律第78号)(条文):文部科学省

http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kihonhou/attach/1307658.htm

スポーツは、世界共通の人類の文化である。
 スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵(かん)養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠のものとなっている。スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければならない。
 スポーツは、次代を担う青少年の体力を向上させるとともに、他者を尊重しこれと協同する精神、公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培い、実践的な思考力や判断力を育む等人格の形成に大きな影響を及ぼすものである。
 また、スポーツは、人と人との交流及び地域と地域との交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成するものであり、人間関係の希薄化等の問題を抱える地域社会の再生に寄与するものである。さらに、スポーツは、心身の健康の保持増進にも重要な役割を果たすものであり、健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠である。
 スポーツ選手の不断の努力は、人間の可能性の極限を追求する有意義な営みであり、こうした努力に基づく国際競技大会における日本人選手の活躍は、国民に誇りと喜び、夢と感動を与え、国民のスポーツへの関心を高めるものである。これらを通じて、スポーツは、我が国社会に活力を生み出し、国民経済の発展に広く寄与するものである。また、スポーツの国際的な交流や貢献が、国際相互理解を促進し、国際平和に大きく貢献するなど、スポーツは、我が国の国際的地位の向上にも極めて重要な役割を果たすものである。
 そして、地域におけるスポーツを推進する中から優れたスポーツ選手が育まれ、そのスポーツ選手が地域におけるスポーツの推進に寄与することは、スポーツに係る多様な主体の連携と協働による我が国のスポーツの発展を支える好循環をもたらすものである。
  このような国民生活における多面にわたるスポーツの果たす役割の重要性に鑑み、スポーツ立国を実現することは、二十一世紀の我が国の発展のために不可欠な重要課題である。
 ここに、スポーツ立国の実現を目指し、国家戦略として、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、この法律を制定する。(引用ここまで

スポーツ基本法 - Wikipedia

オリンピック憲章 Olympic Charter 2016年版・英和対訳(2016年8月2日から有効)

オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である。オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである。その生き方は努力する喜び、良い模範であることの教育的価値、社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする。

オリンピズムの目的は、人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることである

オリンピック・ムーブメントは、オリンピズムの価値に鼓舞された個人と団体による、協調の取れた組織的、普遍的、恒久的活動である。その活動を推し進めるのは最高機関のIOC である。活動は5 大陸にまたがり、偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会に世界中の選手を集めるとき、頂点に達する。そのシンボルは5 つの結び合う輪である。

スポーツをすることは人権の1 つである。すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。オリンピック精神においては友情、連帯、フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる。

スポーツ団体はオリンピック・ムーブメントにおいて、スポーツが社会の枠組みの中で営まれることを理解し、自律の権利と義務を持つ。自律には競技規則を自由に定め管理すること、自身の組織の構成と統治について決定すること、外部からのいかなる影響も受けずに選挙を実施する権利、および良好な統治の原則を確実に適用する責任が含まれる。

このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない。

オリンピック・ムーブメントの一員となるには、オリンピック憲章の遵守およびIOC による承認が必要である。(引用ここまで

日大のアメフトの侵した過ちはアベ政権と政府の誤ったスポーツ版だ!

そもそも政治家の失態はスポーツ界では、レッドカードだろう!

だが政界とスポーツ界は天と地ほど乖離していると言わざるを得ない!

日大アメフトは安倍政権と日本国政府の関係にソックリ!

宮川選手の侵した過ちは大喝だが、真実を証言したことは歴史的快挙だろう!

人権・民主主義を土台に平和主義を体現しているスポーツの民主的発展を願うのみ!

政界も同じだ!

憲法を活かした政権と日本国政府を構築するキッカケとなるか!

主権者国民はスポーツ界に向けたこころを政界にも向ける必要がある!

さもないと

日本国民全体が宮川選手のように加害者であると同時に被害者となってしまうぞ!

戦前のように!

だからこそ、憲法=ルールをよくよく読み、使う・活かすべし!

時事通信  反則行為は監督らの指示=日大の宮川選手「深く反省」謝罪会見-アメフット   2018/05/22-18:11

アメリカンフットボールの悪質タックル問題で、謝罪する日大の宮川泰介選手=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

6日に東京都内で行われたアメリカンフットボールの日本大-関西学院大の定期戦で、関学大の選手がボールを投げ終えて無防備な状態にあったにもかかわらず、背後からタックルして腰や膝に全治3週間のけがをさせた日大の宮川泰介選手が22日、東京都内で記者会見を開き、井上奨コーチを介して当時監督の内田正人氏から指示を受け危険な反則行為に及んだと明らかにした。同選手は「大きな被害と多大な迷惑を掛けたことを深く反省している」と述べて謝罪した。

【詳報】悪質タックル問題 日大選手が会見

宮川選手によると、反則行為があった試合の3日前から練習を外されるなど精神的に追い詰められていたところ、井上コーチから「監督にお前をどうしたら試合に出せるか聞いたら、相手のQB(クオーターバック)を1プレー目でつぶせば出してやると言われた。『つぶしにいくので僕を使ってください』と監督に言いにいけ」と告げられた。その通りに6日の試合前、内田監督に直接伝えると、「やらなきゃ意味ないよ」と念を押されて送り出された
関学大が事情説明などを求めた抗議文に対して日大が15日に送った回答書では、指示の有無について「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質」としており、食い違いが明らかになった。
宮川選手は21日までに日大本部から2度の事情聴取を受けたが、代理人を務める弁護士は「部からは一度も(危険行為に及んだ)理由について確認がない」と述べた。同選手は18日に自分の両親とともに負傷した関学大選手らと面会し、謝罪したことも明らかにした。日大の内田氏らが関学大に謝罪に訪れたのは19日で、同氏は同日付で監督を辞任。しかし謝罪を受けてなお内田氏の説明が不十分なことから、関学大選手の父親、奥野康俊氏は21日、宮川選手を対象とする被害届を大阪府警に出していた。 
 ◇アメフット悪質タックル問題の経緯
 5月 6日 定期戦で日大選手の悪質な反則で関学大選手が負傷
    7日 関学大選手は右膝と腰を痛め全治3週間と診断
   10日 関東学連が日大選手に出場禁止、内田監督に厳重注意
       日大が監督の指導自粛申し入れ、公式サイトに謝罪文
       関学大が日大に抗議文送付
   11日 日大コーチから関学大に「謝罪に行きたい」と連絡
       関学大は文書での回答求める
   12日 関学大が記者会見し、回答次第で定期戦拒否の姿勢
   14日 法大、東大、立大が日大とのオープン戦中止
   15日 関学大が日大から回答書を受け取る
   16日 日大が内田監督の危険行為指示を否定
   17日 明大などが日大とのオープン戦中止
       関学大は日大の回答を不服とし、追加回答を求める
   19日 内田監督が関学大負傷選手と父親に謝罪し、辞意表明
   21日 負傷選手の父親が警察に被害届提出と公表
   22日 日大選手が会見して悪質なプレーに至った経緯を説明
       して謝罪し、監督とコーチの指示を受けての反則行為
       だったことを明かした(引用ここまで

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2015年2月25日の動静で判らないことがある!「念のためきのう官邸の記録を調べたが、確認できなかった」と釈明したが記録の何を確認したのか!因みに動静で不明な時間があるぞ!

2018-05-22 | 安倍語録

ウソの上書き安倍晋三首相は潔く議員辞職すべきだろう!

希代の信用失墜行為だろう!

重要法案があるというのであれば、リセットして仕切り直しだな!

憲法を活かす政治に向けて政治をリセットすべし!

スリカエ・ゴマカシ・デタラメ・嘘っぱちのトリック政治は、もう御免!

野党と国民は安倍政権よりよりましの憲法を活かす政権を受け皿として提起すべき!

とにかく酷いだろう!違うか!?

世界の恥だな!

NHK 加計新文書 安倍首相 文書内容を否定「聞いたことない」 5月22日 8時29分 加計学園問題

加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が国会に提出した新たな内部文書について、安倍総理大臣は記者団に対し、文書に記載された平成27年2月25日に加計理事長とは面会しておらず、事前に話を聞いたこともないと述べ、文書の内容を否定しました

加計学園の獣医学部新設をめぐって、愛媛県は21日、新たな内部文書を国会に提出し、この中には、学園側からの報告として、愛媛県今治市が国家戦略特区に提案する以前の平成27年2月25日に、加計理事長が安倍総理大臣と面談し、獣医学部の構想を説明したなどと記載されています。
これについて、安倍総理大臣は22日午前、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはない。念のためきのう官邸の記録を調べたが、確認できなかった」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「獣医学部新設について、今まで国会等で話してきたように、加計氏から話をされたこともないし、私から話をしたこともない」と述べ、文書に記載された平成27年2月25日に加計理事長とは面会しておらず、事前に話を聞いたこともないとして、文書の内容を否定しました。

官房長官「総理の説明がすべて」

菅官房長官は記者会見で「総理大臣官邸への入邸記録は業務終了後に廃棄される取り扱いとなっており、残っているか調査したが確認できず、残っていなかった。安倍総理大臣が説明しているので、それがすべてだ」と述べました。そのうえで、記者団が「安倍総理大臣自身にも面会の記憶はないと確認したのか」と質問したのに対し、菅官房長官は「確認している」と述べました。さらに菅官房長官は今後の説明責任の果たし方について「質問されたら丁寧に答えていくということに尽きる」と述べました。

林文部科学相「プロセス適切と認識」

林文部科学大臣は記者会見で「総理と加計学園の理事長が面会したとされているが、事実関係は承知していないのでお答えは差し控える。国家戦略特区のプロセス、それを受けての文部科学省の審議会のプロセスは適切に進められてきたものと認識している」と述べました。

梶山地方創生相「関係者の聞き取り調査する」

国家戦略特区を担当する梶山地方創生担当大臣は記者会見で「けさ文書を確認し、いま事実関係の調査をしているところだ。内閣府や地方創生に関することについて関係者の聞き取り調査をしていくことになると思う。調査したうえで国会などで答弁していくことになる」と述べました。

野田総務相「国民にうそつかず説明責任果たすこと大事」

野田総務大臣は記者団に対し「報道は承知しているが詳細については存じていない。これからは国会の場において、しっかりと当事者が国民に対してうそをつかずに説明責任を果たしていくことが一番大事だと思う」と述べました。

公明党 山口代表「説明責任を尽くしてほしい」

公明党の山口代表は記者会見で、「面談の事実があったかどうかは当事者である加計学園も、安倍総理大臣も否定している。一方で、文書の内容は、また聞きのまた聞きのような、伝聞を重ねている要素もあり、今後、国会でどう議論するのか国会対策委員会などで冷静に対応してもらいたい。安倍総理大臣も、みずからのことについて疑問が投げかけられるならば、堂々と説明責任を尽くしてほしい」と述べました。そのうえで、山口氏は、野党側が、愛媛県の中村知事の国会招致を求めていることについて、「中村知事は当事者ではなく、伝聞の伝聞を言うしかなく、事実解明が大きく進むことは期待できない」と述べました。(引用ここまで
 
愛国者の邪論 安倍首相は明恵夫人に代わって発言していたのは、どうなんでしょうか!国民にしてみれば、「夫の伝聞」なんですけね!

当日の時事通信の「動静」を点検してみると・・・!

15分の面会?会食?

午前7時48分、公邸発。同49分、官邸着。
午前7時50分から同8時13分まで、加藤勝信官房副長官。
午前8時52分、官邸発。
同53分、国会着。
同55分、衆院第1委員室へ。
同9時、衆院予算委員会開会。
午後0時2分、衆院予算委休憩。
同3分、同室を出て、
同5分、国会発。
同6分、官邸着。
午後0時54分、官邸発。
   午後0時6分~54分まで昼食の時に「会食」? 48分間=会食!?
同55分、国会着。
同57分、衆院第1委員室へ。
同1時、衆院予算委再開。
午後2時、衆院予算委を途中退席し、
同3分、国会発。
同5分、官邸着。
午後2時33分から同52分まで、米シンクタンク外交問題評議会のハース会長。
午後3時から同33分まで、毎日新聞のインタビュー。
   午後2時52分から午後3時まで不明! 8分間=難しいか!?
午後4時9分から同43分まで、谷垣禎一自民党幹事長。
   午後3時33分から午後4時9分まで不明 36分間=会食?面会!
午後5時30分から同6時24分まで、戦後70年談話に関する有識者会議。
   午後4時33分から5時30分まで不明 57分間=長いな!
同27分、官邸発。
同28分、公邸着。各府省庁の副大臣と会食。菅義偉官房長官ら同席。
午後8時1分、公邸発。
   午後6時28分から午後8時1分まで不 1時間33分間=同席者が不明!「ら」となっている!!
午後8時18分、東京・富ケ谷の私邸着。
26日午前0時現在、私邸。来客なし。(2015/02/26-00:05)
   私邸で会っていたか? 「腹心の友」と言われている!イヤイヤそれ以上の関係ではないか!とも・・・・。

 

 

コメント (1)
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2015年2月25日安倍首相と加計孝太郎氏は面会した!らしい・・・。単なる面会か?会食か?またまた記録がないらしい!全国紙・政党・国会は徹底して調査を!

2018-05-22 | 安倍語録

安倍語録工房、いよいよ本丸陥落か!

たたかいは詰の段階に!

首相指示は文書の場合と口頭の場合アリ!

記録なしでは済まされない!

首相周辺の記録は残っているはずだ!全ての記録(膿)は全て針で出せ!

日本の民主主義をこれ以上劣化させるな!

朝日 野党「総理答弁ウソなら総辞職を」 加計氏の喚問要求も  2018年5月22日05時01分

https://www.asahi.com/articles/ASL5P7HX0L5PUTFK013.html?iref=comtop_8_02

朝日 新文書、首相ら答弁との食い違い検証 浮かぶ官邸主導  2018年5月22日05時00分

https://www.asahi.com/articles/ASL5P5VJGL5PUTIL05B.html?iref=comtop_8_03

毎日 獣医学部に首相「いいね」 15年、加計理事長に 5月22日 01時23分

「面会」記載の新文書 愛媛県が参院に提出 答弁揺らぐ

学校法人「加計学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設を巡り、愛媛県は21日、安倍晋三首相が2015年2月に学園理事長と面会し、獣医学部新設の構想について説明を受けたなどと記載された県作成の文書を参院に提出した。文書には、面会は15分程度行われたとし、説明に対して首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたなどと記されていた。安倍首相は昨年7月の国会で「(理事長が)私に獣医学部を作りたいと話したことは一切ない」と答弁しているが、事実と異なる答弁をしていた可能性がある。

獣医学部新設を巡っては、今月10日の衆参予算委員会に参考人として出席した柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が15年4月2日、首相官邸で学園関係者と面会したと認め、愛媛県や同県今治市の関係者が同席していた可能性も認めている。文書は、面会直前の15年3月、愛媛県職員が加計学園関係者らと交わしたやりとりを記録したもの。学園関係者が県に、学園の加計孝太郎理事長が安倍首相と15年2月25日に15分程度、面会したと報告したと記されていた。同じ内容は今治市長にも伝えられたとの記述もあった。

公表された文書はほかにもあった。文書には、4月2日の面会時の柳瀬氏の発言を詳しくまとめたとする「概要メモ」もあり、柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えている」と語ったと記述。概要メモにはさらに、学園側が柳瀬氏との面会で話した内容として、「懸案として、安倍総理が文科省からの宿題を返せていないという話があり、そのことを心配されていたと聞いたが」との記載もあった。

また、別の文書には、加計学園が今治市を通じて県に報告した内容として、学園関係者が獣医学部新設について、当時官房副長官だった加藤勝信厚生労働相と面会していたとも記されていた。

安倍首相は昨年7月24日の衆院予算委で、学園の獣医学部新設の計画を知った時期について問われ、計画が国家戦略特区諮問会議で認定された「今年(17年)1月20日」と答弁している。文書の記述が事実であれば、首相答弁は誤りだったことになる。

愛媛県作成の新たな文書について、中村時広・同県知事は21日、文書は5月に入り、国会から関連資料の提出を求められ、調べたところ見つかった関係書類だと説明。報道陣に「国権の最高機関である国会による要請が来たので提出した。国会に判断していただけたら」と語った。【杉本修作】

加計学園「理事長が15年2月に総理とお会いしていません」

加計学園は同日、「理事長が15年2月に総理とお会いしたことはございません」などとするコメントを出した。(引用ここまで)

毎日 首相、問われる「矛盾」 愛媛新文書 2018年5月22日 東京朝刊

答弁では再三否定

愛媛県が21日に国会へ提出した新文書は、安倍晋三首相の親友である加計学園の加計孝太郎理事長が2015年2月、同県今治市での獣医学部新設計画を首相に直接説明していたという内容だ。計画を知ったのは17年1月、としてきた首相の説明とは大きく食い違う。文書は15年の政権幹部と学園側、県や市との会合や発言も詳細に記され、政権は過去の答弁との「矛盾」を問われる深刻な事態に陥りかねない。注目の文書は、県地域政策課が15年3月付で作成した「獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との…(略)

東京 首相「獣医大学いいね」加計理事長と15年2月面会 愛媛県が新文書 (07:06

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画について、安倍晋三首相が加計孝太郎・学園理事長と二〇一五年二月に面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べていた、という記録が、愛媛県が作成した文書に残されていたことが分かった。首相はこれまで一貫して、学園の計画を知ったのは一七年一月二十日と主張してきたが、答弁が虚偽だったとの批判が高まるのは必至だ。 (中沢誠)

県は二十一日、これらの記録を含め獣医学部開設に関する新たな文書を参院予算委員会に提出。本紙も文書を入手した。柳瀬唯夫首相秘書官(当時)は、首相と加計氏の面会を受け、一五年四月二日に学園関係者らと面会するなど、学部開設に向けた動きを活発化させていた。首相は同日以前に学部開設計画を知っていただけでなく、首相の意向が開設のプロセスに影響を与えていた可能性が出てきた。

県が新たに提出した文書によると、学園は一五年三月の県との打ち合わせで、同年二月二十五日に加計氏が首相と十五分程度面会したことを報告。加計氏は愛媛県今治市に設置予定の獣医学部で国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明し、首相から「新しい獣医大学の考えはいいね」と評価するコメントがあったと伝えていた。

一五年三月の今治市との打ち合わせの文書には、学園からの報告として「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出た」という記述もあった。

一連の文書からは、柳瀬氏が一五年二月の首相と加計氏との面会後、獣医学部開設に動いていたことがうかがえる。

文書によると、「学園理事長と総理との面会を受け、(柳瀬)秘書官から資料提出の指示あり」として、学園側は一五年三月二十四日に柳瀬氏と官邸で面会。柳瀬氏が学園に対し、獣医師会の反対を乗り越えるため地方創生特区(国家戦略特区)の活用を指示し、担当する藤原豊・内閣府地方創生推進室次長(当時)に相談するよう持ち掛けたという

今月十日の衆参両院の予算委員会で野党議員の追及に、柳瀬氏は「首相に報告したことも、指示を受けたことも一切ない」と答弁。安倍首相も十四日の国会審議で、柳瀬氏から「報告を受けていない」とし、「誰一人として私から何らの指示も受けていないことが明らかになっている」と自身の関与も否定している。

県が提出したのは一五年二~四月に作成した文書二十七枚と回答書など二枚。参院予算委が県と今治市に面会記録の提出を求めていた。今治市は情報公開条例を理由に提出していない。

安倍首相は二十一日夕、官邸で記者団から質問を受けたが、無言だった。

加計学園は二十一日、「理事長が二〇一五年二月に総理と会ったことはない」とコメントした。(東京新聞)

読売 加計氏の学部新設説明に首相「いいね」…県文書 (23:33

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180521-OYT1T50083.html?from=ytop_main1

愛媛県は21日、国家戦略特区を活用した学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設を巡り、同学園の加計孝太郎理事長が2015年2月25日に安倍首相と面会して学部新設の計画を説明していたとする内部文書を参院予算委員会に提出した。

首相は国会で、計画を「17年1月に初めて知った」と答弁している。

一方、加計学園は21日、「理事長が15年2月に総理とお会いしたことはございません」とするコメントを発表した。読売新聞など報道各社の首相動静の記事では、首相と加計氏の15年2月の面会は報じられていない。首相は21日夜、首相官邸で、文書の内容について記者団からの問いかけに答えなかった。

文書は、県と学園関係者が行った15年3月3日の打ち合わせの報告書として同月中に県が作成した。文書によると、首相と加計氏との面会について学園側から報告があり、加計氏は15分程度の面会の中で同県今治市に設置予定の獣医学部で国際水準の教育を目指すことなどを説明。首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたと記載されている。(ここまで461文字 / 残り271文字)2018年05月21日 23時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

読売 加計氏、獣医学部新設を首相に説明…愛媛県文書 2018年05月21日 23時33分

愛媛県は21日、国家戦略特区を活用した学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設を巡り、同学園の加計孝太郎理事長が2015年2月25日に安倍首相と面会して学部新設の計画を説明していたとする内部文書を参院予算委員会に提出した。

首相は国会で、計画を「17年1月に初めて知った」と答弁している。

一方、加計学園は21日、「理事長が15年2月に総理とお会いしたことはございません」とするコメントを発表した。読売新聞など報道各社の首相動静の記事では、首相と加計氏の15年2月の面会は報じられていない。首相は21日夜、首相官邸で、文書の内容について記者団からの問いかけに答えなかった。

文書は、県と学園関係者が行った15年3月3日の打ち合わせの報告書として同月中に県が作成した。文書によると、首相と加計氏との面会について学園側から報告があり、加計氏は15分程度の面会の中で同県今治市に設置予定の獣医学部で国際水準の教育を目指すことなどを説明。首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたと記載されている。(ここまで461文字 / 残り271文字)2018年05月21日 23時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 日経 加計新文書、首相「獣医大学、いいね」 目立つ矛盾 2018/5/21 23:58

学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、愛媛県が21日に国会に提出した文書。安倍晋三首相や側近の国会答弁と食い違う記録が新たに示された。何が真実なのか。矛盾がまた広がった。

 愛媛県が国会に提出した文書コピーの一部。「理事長が首相と面談」などの記載がある

 愛媛県が国会に提出した文書コピーの一部。「理事長が首相と面談」などの記載がある

愛媛県の新文書は政府関係者らとの面談のため、東京出張を命じる「旅行命令(依頼)簿」4枚、出張を報告する「復命書」3枚、「面談結果概要メモ」2枚、首相秘書官だった柳瀬唯夫・経済産業審議官への「説明内容を書き起こしたメモ」1枚、「個人メモ」6枚など。加計学園、愛媛県の動きが詳しく書かれている。

これまでの政府側説明と最も食い違うのは、安倍首相が同学園の獣医学部新設計画を知った時期。首相は「2017年1月20日」との国会答弁を繰り返してきた。これに対し、新文書は加計学園関係者からの報告内容として、「15年2月25日」に同学園理事長と安倍首相が面談。首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したとしている。

新文書の内容が事実なら、国会答弁より2年近く前に計画を把握していたことになる。

柳瀬氏は「(計画は)首相案件」と発言したことを再三にわたって否定。今月10日の参考人招致でも、同県職員が作成した文書に記載されていた「本件は、首相案件」との発言について「伝えたかった趣旨と違っている」「『首相』という言葉を使わないので、私の発言として、やや違和感がある」と説明していた。

ところが、新文書では形式の異なる複数のメモに柳瀬氏の発言として「獣医学部新設の話は総理案件」「本件は、首相案件」などと記載がある。

また柳瀬氏は15年4月2日の面会で加計学園関係者が主に話しており、約10人の随行者に愛媛県や今治市の職員が含まれていた可能性があるなどとしていた。ただ、新文書には部屋の大きさの都合で6人しか入れなかったとの記載があり、やりとりを記したメモは愛媛県職員の発言内容も記録している。(引用ここまで)

日経 加計氏、15年に獣医学部を首相へ説明 愛媛県が新文書 政治 21日 22:16更新

愛媛県の中村時広知事は21日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、新たな文書を参院事務局に提出したと発表した。日本経済新聞が入手した文書には、2015年2月に同学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面談し、獣医学部新設について説明したとの記述がある。首相はこれまで国家戦略特区の事業者が決まった17年1月20日まで学部新設計画を知らなかったと国会で答弁していた。

 

 

記者団の取材に応じ、国会に加計学園問題を巡る新たな文書を提出したことを明らかにした愛媛県の中村時広知事(21日)=共同

記者団の取材に応じ、国会に加計学園問題を巡る新たな文書を提出したことを明らかにした愛媛県の中村時広知事(21日)=共同

 

同県が作成した15年3月付の文書によると、加計理事長と首相が同年2月25日に15分程度面談した。「理事長から国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明」「首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」と記載している。

 

この時、首相秘書官の柳瀬唯夫氏(現・経済産業審議官)から、学園側に資料を提出するよう指示があったとも明記。15年4月2日に首相官邸で柳瀬氏らと面談した結果を報告した文書では、柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えている」と発言したことが書かれている

 

15年4月2日の面談は出席者名を記録した文書もある。瀬氏は今月10日の国会での答弁で、同学園が運営する岡山理科大獣医学部の吉川泰弘学部長が居たと説明したが、21日に愛媛県が示した文書には吉川氏の名前はなかった。

 

文書には「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出た」との記述もある。

 

愛媛県の中村知事は21日、伊予市内で記者団の取材に応じ「参院の与野党合意で国会から関連する文書やメモをすべて出してほしいと要請があった」と説明。その上で「関連部署や個人ファイルを含めて探し、出てきたものを国会の要請に基づいて21日午後に提出した」と語った。文書内容には言及しなかった。

 

政府高官は21日夜「事実関係を調べている」と述べた。加計学園は、15年2月に首相と理事長が面会したとの愛媛県の文書の内容を否定するコメントを発表した。(引用ここまで)

産経 【加計学園問題】「27年2月に首相に獣医学部新設計画説明」 愛媛県が新文書を国会提出 2018.5.22 05:00更新

愛媛県は21日、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり、安倍晋三首相が3年前の平成27年2月、学園の加計孝太郎理事長と面談し、獣医学部新設構想の説明を受けていたとする新たな内部文書を国会に提出した。野党は29年1月20日に学園の計画を初めて知ったとする首相答弁と矛盾するとして追及を強めている。ただ、政府関係者によると、首相官邸での首相と加計氏の面談は確認できなかった。学園も面談の事実を否定した。

文書によると、県職員が27年3月3日に学園関係者と打ち合わせを行った際に、学園側から「2月25日に理事長が首相と15分程度面談した」との報告を受けた。加計氏は「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」などと説明し、首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたと記されている。

また、柳瀬(やなせ)唯夫(ただお)元首相秘書官(現経済産業審議官)から「改めて資料を提出するよう指示があった」との記載もある。さらに、27年2月には学園と県、今治市が加藤勝信内閣官房副長官(当時)と面会したことも記されていた。

文書には「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出た」とも記されていた。会食の時期は書かれていない。

首相はこれまでの国会答弁で、学園の獣医学部構想を知った時期は「29年1月20日」と説明。昨年7月の衆院予算委員会では「『時代のニーズにあわせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたい』という話は聞いたことがある」「『獣医学部をつくりたい』、さらには『今治市に』といった話は一切なかった」と答弁していた。

一方、首相は文書にある27年2月の加計氏との面談を否定しているという。加計学園も21日、「理事長が27年2月に総理とお会いしたことはございません」とのコメントを出した。(引用ここまで

産経 【加計学園問題】加計学園問題で愛媛県が国会提出した文書概要 2018.5.21 22:54

 

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