川崎能楽堂で、「第91回 川崎市定期能」を観ました。
初めが和泉流(三宅家)狂言「宗八」。
殺生に嫌気がさして出家した元料理人の男が、事の成り行きで僧衣のまま再び包丁を握って魚を捌いて見せるシーンが見どころ、その裏に潜む風刺が感じられます。
能は観世流で「一角仙人」、私の大好きな「歌舞伎十八番の内 鳴神」の原典となった曲で、これもぜひ一度観ておきたいと願っていました。
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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