迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

オトコ最大の弱点。

2010-12-11 22:32:48 | 浮世見聞記
川崎能楽堂で、「第91回 川崎市定期能」を観ました。 初めが和泉流(三宅家)狂言「宗八」。 殺生に嫌気がさして出家した元料理人の男が、事の成り行きで僧衣のまま再び包丁を握って魚を捌いて見せるシーンが見どころ、その裏に潜む風刺が感じられます。 能は観世流で「一角仙人」、私の大好きな「歌舞伎十八番の内 鳴神」の原典となった曲で、これもぜひ一度観ておきたいと願っていました。 “雲の絶間姫”にあた . . . 本文を読む
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